JP2603036Y2 - キュー・レビュー機能付きテープレコーダ - Google Patents
キュー・レビュー機能付きテープレコーダInfo
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- JP2603036Y2 JP2603036Y2 JP1993070688U JP7068893U JP2603036Y2 JP 2603036 Y2 JP2603036 Y2 JP 2603036Y2 JP 1993070688 U JP1993070688 U JP 1993070688U JP 7068893 U JP7068893 U JP 7068893U JP 2603036 Y2 JP2603036 Y2 JP 2603036Y2
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- Japan
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- lever
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- gear
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、キュー・レビューモ
ード設定時又は解除時の操作性及び感触が良好なキュー
・レビュー機能付きテープレコーダに関する。
ード設定時又は解除時の操作性及び感触が良好なキュー
・レビュー機能付きテープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダには、キュー(CUE)
・レビュー(REVIEW)機能を有するものがある。
キュー機能とは、通常再生モード又はリバース(逆転再
生)モード時に磁気テープを同一の搬送方向に早送りし
ながら再生する機能であり、録音されている音声が前の
モードと同じ順序で高速再生される。また、レビュー機
能とは通常再生モード又はリバースモード時にテープを
逆の方向に高速で巻き戻しながら再生する機能であり、
録音されている音声が前のモードと逆の順序で高速再生
される。したがって、キュー・レビュー状態では音声の
内容を正確に理解することは困難であるが、おおよその
内容は判断できるので目的の位置を探索するような場合
に利用される。
・レビュー(REVIEW)機能を有するものがある。
キュー機能とは、通常再生モード又はリバース(逆転再
生)モード時に磁気テープを同一の搬送方向に早送りし
ながら再生する機能であり、録音されている音声が前の
モードと同じ順序で高速再生される。また、レビュー機
能とは通常再生モード又はリバースモード時にテープを
逆の方向に高速で巻き戻しながら再生する機能であり、
録音されている音声が前のモードと逆の順序で高速再生
される。したがって、キュー・レビュー状態では音声の
内容を正確に理解することは困難であるが、おおよその
内容は判断できるので目的の位置を探索するような場合
に利用される。
【0003】キューモードは、通常再生モードが設定さ
れているときに早送り釦を操作することによって設定さ
れる。すなわち、この場合は早送り釦がキューモード設
定釦となる。又、リバースモードを有する場合は、リバ
ースモードが設定されているときに巻き戻し釦を操作す
ることによってキューモードが設定される。この場合は
巻き戻し釦がキューモード設定釦となる。
れているときに早送り釦を操作することによって設定さ
れる。すなわち、この場合は早送り釦がキューモード設
定釦となる。又、リバースモードを有する場合は、リバ
ースモードが設定されているときに巻き戻し釦を操作す
ることによってキューモードが設定される。この場合は
巻き戻し釦がキューモード設定釦となる。
【0004】レビューモードは、通常再生モードが設定
されているときに巻き戻し釦を操作するか、又は、リバ
ースモードが設定されているときに早送り釦を操作する
ことによって設定される。したがって、レビューモード
が設定される前のモードによって、早送り釦又は巻き戻
し釦がレビューモード設定釦となる。
されているときに巻き戻し釦を操作するか、又は、リバ
ースモードが設定されているときに早送り釦を操作する
ことによって設定される。したがって、レビューモード
が設定される前のモードによって、早送り釦又は巻き戻
し釦がレビューモード設定釦となる。
【0005】ところで、上述のように同じキューモード
或いはレビューモードでも、通常再生モード時に設定さ
れるか、又はリバースモード時に設定されるかでテープ
の搬送方向が異なる。ここでは、これらを明確に区別す
るため、通常再生モード時にキューモードが設定された
とき、これをフォワード・キューモードといい、リバー
スモード時にキューモードが設定されたとき、これをリ
バース・キューモードという。また、通常再生モード時
にレビューモードが設定されたときはフォワード・レビ
ューモードといい、リバースモード時にレビューモード
が設定されたときはリバース・レビューモードという。
或いはレビューモードでも、通常再生モード時に設定さ
れるか、又はリバースモード時に設定されるかでテープ
の搬送方向が異なる。ここでは、これらを明確に区別す
るため、通常再生モード時にキューモードが設定された
とき、これをフォワード・キューモードといい、リバー
スモード時にキューモードが設定されたとき、これをリ
バース・キューモードという。また、通常再生モード時
にレビューモードが設定されたときはフォワード・レビ
ューモードといい、リバースモード時にレビューモード
が設定されたときはリバース・レビューモードという。
【0006】一般的なキュー・レビュー機能付きテープ
レコーダでは、上述のようにフォワード・レビューモー
ド又はリバース・レビューモードを設定する場合、通常
再生モード時に巻き戻し釦を操作するか、又はリバース
モード時に早送り釦を操作することによって、直前のモ
ードで回転駆動していたリールとは反対側のリールを回
転させるようになっている。すなわち、通常再生モード
又はリバースモードで所定の位置に配置されたギヤなど
の部品のうち一部が、巻き戻し釦又は早送り釦を押した
ときだけ所定の位置まで移動し、巻取りリール又は巻き
戻しリールを高速で回転させて磁気テープを高速で搬送
しながら再生処理を行なうようになっている。
レコーダでは、上述のようにフォワード・レビューモー
ド又はリバース・レビューモードを設定する場合、通常
再生モード時に巻き戻し釦を操作するか、又はリバース
モード時に早送り釦を操作することによって、直前のモ
ードで回転駆動していたリールとは反対側のリールを回
転させるようになっている。すなわち、通常再生モード
又はリバースモードで所定の位置に配置されたギヤなど
の部品のうち一部が、巻き戻し釦又は早送り釦を押した
ときだけ所定の位置まで移動し、巻取りリール又は巻き
戻しリールを高速で回転させて磁気テープを高速で搬送
しながら再生処理を行なうようになっている。
【0007】また、レビューモードを解除して元の通常
再生モード又はリバースモードに復帰させる場合は、巻
き戻し釦又は早送り釦を元に戻すことによって各部品が
例えばバネの付勢力で元の位置に戻されて、前のモード
で回転駆動されていた方のリールが低速で回転するよう
になっている。
再生モード又はリバースモードに復帰させる場合は、巻
き戻し釦又は早送り釦を元に戻すことによって各部品が
例えばバネの付勢力で元の位置に戻されて、前のモード
で回転駆動されていた方のリールが低速で回転するよう
になっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のテー
プレコーダではレビューモード時には、これ以外のモー
ド、例えば通常再生モード、リバースモード、早送りモ
ード、巻き戻しモードを設定する場合に比べて、設定釦
の操作性及び感触が悪くなるという問題があった。
プレコーダではレビューモード時には、これ以外のモー
ド、例えば通常再生モード、リバースモード、早送りモ
ード、巻き戻しモードを設定する場合に比べて、設定釦
の操作性及び感触が悪くなるという問題があった。
【0009】つまり、キュー・レビューモード以外のモ
ード、例えば早送りモードでは、各リールを回転駆動す
るための部品が直前のモードと同じ位置にあり、単にリ
ールが低速で回転するか又は高速で回転するかの違いだ
けである。しかし、レビューモードでは、直前のモード
とは反対側のリールを回転駆動させるために一部の部品
だけを反対のリール側に移動させなければならず、ま
た、キュー・レビューモードが解除されたときに、その
一部の部品を再度元の状態に戻さなければならないの
で、その戻し力を担うバネの影響がレビューモード設定
釦、すなわち、早送り釦又は巻き戻し釦にかかるからで
ある。
ード、例えば早送りモードでは、各リールを回転駆動す
るための部品が直前のモードと同じ位置にあり、単にリ
ールが低速で回転するか又は高速で回転するかの違いだ
けである。しかし、レビューモードでは、直前のモード
とは反対側のリールを回転駆動させるために一部の部品
だけを反対のリール側に移動させなければならず、ま
た、キュー・レビューモードが解除されたときに、その
一部の部品を再度元の状態に戻さなければならないの
で、その戻し力を担うバネの影響がレビューモード設定
釦、すなわち、早送り釦又は巻き戻し釦にかかるからで
ある。
【0010】そこで本考案は、上述のような課題を解決
したものであって、キュー・レビューモード設定時の設
定釦の操作性及び感触を向上させることが可能なキュー
・レビュー機能付きテープレコーダを提案するものであ
る。
したものであって、キュー・レビューモード設定時の設
定釦の操作性及び感触を向上させることが可能なキュー
・レビュー機能付きテープレコーダを提案するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本考案においては、キュー・レビューモード設定用レ
バーと、設定用レバーと連動して移動する切換えレバー
と、切換えレバーと連動してアイドラギヤをテープの巻
取りリール側又は巻き戻しリール側に移動させる方向変
換レバーと、切換えレバーに追従して移動されて、アイ
ドラギヤがフォワードリール側又はリワインドリール側
に配置されたときには、方向変換レバーをアイドラギヤ
がフォワードリール側又はリワインドリール側に配置さ
れた状態に規制するトーションバネと、トーションバネ
を、切換えレバーに追従して移動させると共に移動後の
位置に規制する位置規制部とを備えたことを特徴とする
ものである。
め本考案においては、キュー・レビューモード設定用レ
バーと、設定用レバーと連動して移動する切換えレバー
と、切換えレバーと連動してアイドラギヤをテープの巻
取りリール側又は巻き戻しリール側に移動させる方向変
換レバーと、切換えレバーに追従して移動されて、アイ
ドラギヤがフォワードリール側又はリワインドリール側
に配置されたときには、方向変換レバーをアイドラギヤ
がフォワードリール側又はリワインドリール側に配置さ
れた状態に規制するトーションバネと、トーションバネ
を、切換えレバーに追従して移動させると共に移動後の
位置に規制する位置規制部とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】図1において、通常再生モード時にはモード設
定レバー21及びFR切換えレバー22が左移動限界位
置にある。そして、フォワード・レビューモード設定時
には、図4に示すようにREW釦24Aの操作によって
REWレバー24が押し込まれる。これによって、RE
Wレバー24の突片27でFR切換えレバー22の突部
25が右側に押圧されて、FR切換えレバー22が右側
に移動する。これに伴って、方向変換レバー15が反時
計方向に回転し、アイドラギヤ13がリワインドリール
12のギヤ12Aに歯合する。そして、リワインドリー
ル12が高速回転して磁気テープが高速で巻き戻されな
がら再生処理が行なわれる。
定レバー21及びFR切換えレバー22が左移動限界位
置にある。そして、フォワード・レビューモード設定時
には、図4に示すようにREW釦24Aの操作によって
REWレバー24が押し込まれる。これによって、RE
Wレバー24の突片27でFR切換えレバー22の突部
25が右側に押圧されて、FR切換えレバー22が右側
に移動する。これに伴って、方向変換レバー15が反時
計方向に回転し、アイドラギヤ13がリワインドリール
12のギヤ12Aに歯合する。そして、リワインドリー
ル12が高速回転して磁気テープが高速で巻き戻されな
がら再生処理が行なわれる。
【0013】このときには、モード設定レバー21の位
置規制部37がFR切換えレバー22の係止部38で右
側に押されて、根元部から右側に弾性変位する。これ
で、方向変換レバー15の係止部29を位置規制するた
めのトーションバネ34が支持部35を中心に時計方向
に回転する。したがって、トーションバネ34は係止部
29に何ら影響しないから、FR切換えレバー22に
は、右側の圧縮バネ22Bの付勢力だけが作用する。こ
の圧縮バネ22Aの付勢力は予め設定された大きさであ
りそれ程大きくはない。したがって、REWレバー24
Aを移動させるための力もそれ程大きい力を必要としな
いから、レビューモード設定時のREW釦24Aの操作
性及び感触が良好になる。
置規制部37がFR切換えレバー22の係止部38で右
側に押されて、根元部から右側に弾性変位する。これ
で、方向変換レバー15の係止部29を位置規制するた
めのトーションバネ34が支持部35を中心に時計方向
に回転する。したがって、トーションバネ34は係止部
29に何ら影響しないから、FR切換えレバー22に
は、右側の圧縮バネ22Bの付勢力だけが作用する。こ
の圧縮バネ22Aの付勢力は予め設定された大きさであ
りそれ程大きくはない。したがって、REWレバー24
Aを移動させるための力もそれ程大きい力を必要としな
いから、レビューモード設定時のREW釦24Aの操作
性及び感触が良好になる。
【0014】同様に、リワインド・レビューモード時に
は、位置規制部37が左側に弾性変位してトーションバ
ネ34が反時計方向に回転するから、トーションバネ3
4はFR切換えレバー22に何ら影響を与えない。した
がって、FR切換えレバー22には左側の圧縮バネ22
Aの付勢力がかかるだけであり、リワインド・レビュー
モード設定のFF釦23Aの操作性及び感触が良好にな
る。
は、位置規制部37が左側に弾性変位してトーションバ
ネ34が反時計方向に回転するから、トーションバネ3
4はFR切換えレバー22に何ら影響を与えない。した
がって、FR切換えレバー22には左側の圧縮バネ22
Aの付勢力がかかるだけであり、リワインド・レビュー
モード設定のFF釦23Aの操作性及び感触が良好にな
る。
【0015】
【実施例】続いて、本考案に係わるキュー・レビュー機
能付きテープレコーダの一実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
能付きテープレコーダの一実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】図1は本考案によるキュー・レビュー機能
付きテープレコーダの構成であり、ここでは通常再生モ
ードが設定されている状態を示している。同図に示すよ
うに、このテープレコーダにはフォワードリール11と
リワインドリール12とが適宜な間隔で回転可能に配置
され、各リール11,12には同一の中心軸上にギヤ1
1A,12Aが設けられている。これらのリール11,
12の間にアイドラギヤ13が移動可能に配置されてい
る。
付きテープレコーダの構成であり、ここでは通常再生モ
ードが設定されている状態を示している。同図に示すよ
うに、このテープレコーダにはフォワードリール11と
リワインドリール12とが適宜な間隔で回転可能に配置
され、各リール11,12には同一の中心軸上にギヤ1
1A,12Aが設けられている。これらのリール11,
12の間にアイドラギヤ13が移動可能に配置されてい
る。
【0017】また、アイドラギヤ13と常時歯合してい
る中間ギヤ14の回転軸14Aに方向変換レバー15が
回転可能に取付けられ、この方向変換レバー15の片端
側にアイドラギヤ13が回転軸13Aで回転自在に取付
けられている。アイドラギヤ13は、中間ギヤ14に歯
合したままその周囲を旋回移動する。フォワードリール
11のギヤ11Aには回転変換ギヤ16が歯合されてい
る。これによって、フォワードリール11とリワインド
リール12の回転方向が互いに反対になる。中間ギヤ1
4には駆動ギヤ17が歯合され、駆動ギヤ17にプーリ
18が取付けられている。そして、モータ19のプーリ
20と駆動ギヤ17のプーリ18にベルト21が掛けら
れており、モータ19の回転力が各リール11,12に
伝達される。
る中間ギヤ14の回転軸14Aに方向変換レバー15が
回転可能に取付けられ、この方向変換レバー15の片端
側にアイドラギヤ13が回転軸13Aで回転自在に取付
けられている。アイドラギヤ13は、中間ギヤ14に歯
合したままその周囲を旋回移動する。フォワードリール
11のギヤ11Aには回転変換ギヤ16が歯合されてい
る。これによって、フォワードリール11とリワインド
リール12の回転方向が互いに反対になる。中間ギヤ1
4には駆動ギヤ17が歯合され、駆動ギヤ17にプーリ
18が取付けられている。そして、モータ19のプーリ
20と駆動ギヤ17のプーリ18にベルト21が掛けら
れており、モータ19の回転力が各リール11,12に
伝達される。
【0018】再生モード若しくは早送りモードにおいて
は、アイドラギヤ13がフォワードリール11側に移動
し、アイドラギヤ13が回転変換ギヤ16を介してフォ
ワードリール11のギヤ11Aに歯合する。これで、モ
ータ19の回転力がギヤ11Aに伝達され、フォワード
リール11が図中の時計方向に回転する。また、リバー
スモード(逆転再生モード)若しくは巻き戻しモードに
おいては、アイドラギヤ13がリワインドリール12側
に移動してギヤ12Aに歯合する。これによって、モー
タ19の回転力がギヤ12Aに伝達され、リワインドリ
ール12が反時計方向に回転する。
は、アイドラギヤ13がフォワードリール11側に移動
し、アイドラギヤ13が回転変換ギヤ16を介してフォ
ワードリール11のギヤ11Aに歯合する。これで、モ
ータ19の回転力がギヤ11Aに伝達され、フォワード
リール11が図中の時計方向に回転する。また、リバー
スモード(逆転再生モード)若しくは巻き戻しモードに
おいては、アイドラギヤ13がリワインドリール12側
に移動してギヤ12Aに歯合する。これによって、モー
タ19の回転力がギヤ12Aに伝達され、リワインドリ
ール12が反時計方向に回転する。
【0019】各モードに応じたアイドラギヤ13の移
動、すなわち、方向変換レバー15の移動はモード設定
レバー21又はFR(フォワード・リワインド)切換え
レバー22によって行なわれる。モード設定レバー21
は樹脂で成形され、通常再生モード又はリバースモード
を設定するものであり、再生釦(図示せず)を操作した
ときに図中の左移動限界位置に配置される。そして、こ
のモード設定レバー21の移動によって各部が操作され
て通常再生モードが設定される。また、リバース釦(図
示せず)を操作したときには、モード設定レバー21が
右移動限界位置に配置されて、リバースモードが設定さ
れる。
動、すなわち、方向変換レバー15の移動はモード設定
レバー21又はFR(フォワード・リワインド)切換え
レバー22によって行なわれる。モード設定レバー21
は樹脂で成形され、通常再生モード又はリバースモード
を設定するものであり、再生釦(図示せず)を操作した
ときに図中の左移動限界位置に配置される。そして、こ
のモード設定レバー21の移動によって各部が操作され
て通常再生モードが設定される。また、リバース釦(図
示せず)を操作したときには、モード設定レバー21が
右移動限界位置に配置されて、リバースモードが設定さ
れる。
【0020】モード設定レバー21の右端部には、シャ
ーシとの間にロックバネ21Aが介装されている。モー
ド設定レバー21が右移動限界位置にあるときには、ロ
ックバネ21Aの付勢力Fがモード設定レバー21を右
側に付勢するように作用し、モード設定レバー21が左
移動限界位置にあるときには、ロックバネ21Aの付勢
力Fがモード設定レバー21を左側に付勢するように作
用する。これによって、通常再生釦又はリバース釦が押
されたときモード設定レバー21が、左移動限界位置又
は右移動限界位置に固定される。
ーシとの間にロックバネ21Aが介装されている。モー
ド設定レバー21が右移動限界位置にあるときには、ロ
ックバネ21Aの付勢力Fがモード設定レバー21を右
側に付勢するように作用し、モード設定レバー21が左
移動限界位置にあるときには、ロックバネ21Aの付勢
力Fがモード設定レバー21を左側に付勢するように作
用する。これによって、通常再生釦又はリバース釦が押
されたときモード設定レバー21が、左移動限界位置又
は右移動限界位置に固定される。
【0021】FR切換えレバー22はアイドラギヤ13
をフォワードリール11側又はリワインドリール12側
に移動させるものであり、通常再生モード又は早送りモ
ード時には左移動限界位置に配置される。これで、方向
変換レバー15が時計方向に回転してアイドラギヤ13
がフォワードリール11側に配置される。また、リバー
スモード又は巻き戻しモード時にはFR切換えレバー2
2が右移動限界位置に配置され、これで方向変換レバー
15が反時計方向に回転してアイドラギヤ13がリワイ
ンドリール12側に配置される。
をフォワードリール11側又はリワインドリール12側
に移動させるものであり、通常再生モード又は早送りモ
ード時には左移動限界位置に配置される。これで、方向
変換レバー15が時計方向に回転してアイドラギヤ13
がフォワードリール11側に配置される。また、リバー
スモード又は巻き戻しモード時にはFR切換えレバー2
2が右移動限界位置に配置され、これで方向変換レバー
15が反時計方向に回転してアイドラギヤ13がリワイ
ンドリール12側に配置される。
【0022】また、FR切換えレバー22は、次に説明
するように、レビューモードが設定されたときにモード
設定レバー21と逆方向に移動する。これによって、フ
ォワード・レビューモード、すなわち、通常再生モード
時にレビューモードが設定されるとアイドラギヤ13が
リワインドリール12側に移動し、リバース・レビュー
モード、すなわち、リバースモード時にレビューモード
が設定されるとアイドラギヤ13がフォワードリール1
1側に移動する。
するように、レビューモードが設定されたときにモード
設定レバー21と逆方向に移動する。これによって、フ
ォワード・レビューモード、すなわち、通常再生モード
時にレビューモードが設定されるとアイドラギヤ13が
リワインドリール12側に移動し、リバース・レビュー
モード、すなわち、リバースモード時にレビューモード
が設定されるとアイドラギヤ13がフォワードリール1
1側に移動する。
【0023】このFR切換えレバー22の左右両側には
シャーシに固定された圧縮バネ22A,22Bが配置さ
れている。そして、FR切換えレバー22が左移動限界
位置にあるときは、左側の圧縮バネ22Aが圧縮されて
その付勢力がFR切換えレバー22を右側に押圧するよ
うに作用する。また、FR切換えレバー22が右移動限
界位置にあるときは、右側の圧縮バネ22Bが圧縮され
てその付勢力がFR切換えレバー22を左側に押圧する
ように作用する。
シャーシに固定された圧縮バネ22A,22Bが配置さ
れている。そして、FR切換えレバー22が左移動限界
位置にあるときは、左側の圧縮バネ22Aが圧縮されて
その付勢力がFR切換えレバー22を右側に押圧するよ
うに作用する。また、FR切換えレバー22が右移動限
界位置にあるときは、右側の圧縮バネ22Bが圧縮され
てその付勢力がFR切換えレバー22を左側に押圧する
ように作用する。
【0024】さて、FR切換えレバー22の紙面に対し
て上側にはFFレバー(早送りレバー)23及びREW
レバー(巻き戻しレバー)24が配置されている。各レ
バー23,24の片端部には操作用のFF釦23AとR
EW釦24Aが設けられている。また、FR切換えレバ
ー22には、FFレバー23及びREWレバー24に対
向する位置に突部25が設けられている。突部25の下
側には互いに反対側に傾斜する傾斜面25A,25Bが
設けられている。そして、FFレバー23には突部25
の右側の傾斜面25Aに当接可能な突片26が設けら
れ、REWレバー24には左側の傾斜面25Bに当接可
能な突片27が設けられている。
て上側にはFFレバー(早送りレバー)23及びREW
レバー(巻き戻しレバー)24が配置されている。各レ
バー23,24の片端部には操作用のFF釦23AとR
EW釦24Aが設けられている。また、FR切換えレバ
ー22には、FFレバー23及びREWレバー24に対
向する位置に突部25が設けられている。突部25の下
側には互いに反対側に傾斜する傾斜面25A,25Bが
設けられている。そして、FFレバー23には突部25
の右側の傾斜面25Aに当接可能な突片26が設けら
れ、REWレバー24には左側の傾斜面25Bに当接可
能な突片27が設けられている。
【0025】また、FR切換えレバー22の中央部には
矩形の抜き孔28が設けられている。この抜き孔28に
は、上述の方向変換レバー15の下端部に設けられた係
止部29が挿入されている。これで、上述のようにFR
切換えレバー22が左側に移動すると方向変換レバー1
5が時計方向に回転し、FR切換えレバー22が右側に
移動すると、方向変換レバー15が反時計方向に回転す
る。ここで、FR切換えレバー22が左右に移動したと
きに係止部29が左右及び上下に移動して方向変換レバ
ー15が回転可能になるように、抜き孔28と係止部2
9との間には比較的広い隙間が設けられている。
矩形の抜き孔28が設けられている。この抜き孔28に
は、上述の方向変換レバー15の下端部に設けられた係
止部29が挿入されている。これで、上述のようにFR
切換えレバー22が左側に移動すると方向変換レバー1
5が時計方向に回転し、FR切換えレバー22が右側に
移動すると、方向変換レバー15が反時計方向に回転す
る。ここで、FR切換えレバー22が左右に移動したと
きに係止部29が左右及び上下に移動して方向変換レバ
ー15が回転可能になるように、抜き孔28と係止部2
9との間には比較的広い隙間が設けられている。
【0026】FR切換えレバー22の右側には横長の開
口30が設けられ、その上部側が突出形成されて上下方
向に弾性を有する三角形状のストッパー31が設けられ
ている。FR切換えレバー22が右側に移動したときに
は、シャーシに固定された2箇所の係止溝32A,32
Bのうち右側の係止溝32Aにストッパー31が挿入さ
れ、これによって、FR切換えレバー22が右移動限界
位置に固定される。この状態でFR切換えレバー22が
左側に押されると、ストッパー31が係止溝32Aの壁
面で開口30内に押し下げられてFR切換えレバー22
が左側に移動する。そして、FR切換えレバー22が左
移動限界位置に達すると、ストッパー31が左側の係止
溝32Bに挿入されてFR切換えレバー22が固定され
る。
口30が設けられ、その上部側が突出形成されて上下方
向に弾性を有する三角形状のストッパー31が設けられ
ている。FR切換えレバー22が右側に移動したときに
は、シャーシに固定された2箇所の係止溝32A,32
Bのうち右側の係止溝32Aにストッパー31が挿入さ
れ、これによって、FR切換えレバー22が右移動限界
位置に固定される。この状態でFR切換えレバー22が
左側に押されると、ストッパー31が係止溝32Aの壁
面で開口30内に押し下げられてFR切換えレバー22
が左側に移動する。そして、FR切換えレバー22が左
移動限界位置に達すると、ストッパー31が左側の係止
溝32Bに挿入されてFR切換えレバー22が固定され
る。
【0027】さて、モード設定レバー21の中央部には
柱状の突起33が設けられ、ここにトーションバネ34
の円形の支持部35がはめ込まれて抜け外れないように
なっている。トーションバネ34は2本の作用片36
A,36Bを有し、これが方向変換レバー15の係止部
29の左右両側に当接するか又は僅かな隙間をあけて配
置されている。これによって、係止部29の左右の位置
が規制され、上述のように係止部29と抜き孔28との
隙間が比較的大きいにも拘らず、方向変換レバー15、
すなわち、アイドラギヤ13が所定の位置に固定され
る。つまり、アイドラギヤ13と各リール11,12の
ギヤ11A,12Aとの歯合が確実に保持される。
柱状の突起33が設けられ、ここにトーションバネ34
の円形の支持部35がはめ込まれて抜け外れないように
なっている。トーションバネ34は2本の作用片36
A,36Bを有し、これが方向変換レバー15の係止部
29の左右両側に当接するか又は僅かな隙間をあけて配
置されている。これによって、係止部29の左右の位置
が規制され、上述のように係止部29と抜き孔28との
隙間が比較的大きいにも拘らず、方向変換レバー15、
すなわち、アイドラギヤ13が所定の位置に固定され
る。つまり、アイドラギヤ13と各リール11,12の
ギヤ11A,12Aとの歯合が確実に保持される。
【0028】トーションバネ34の作用片36A,36
Bの間には、モード設定レバー21の上部側に一体成形
された位置規制部37が配置されている。この位置規制
部37はY字状であり、根元部で左右に弾性変位するよ
うになっている。また、位置規制部37の上端部には紙
面に対して上方に突出した当接部37Aが設けられてお
り、これがトーションバネ34の作用片36A,36B
の間に配置されている。
Bの間には、モード設定レバー21の上部側に一体成形
された位置規制部37が配置されている。この位置規制
部37はY字状であり、根元部で左右に弾性変位するよ
うになっている。また、位置規制部37の上端部には紙
面に対して上方に突出した当接部37Aが設けられてお
り、これがトーションバネ34の作用片36A,36B
の間に配置されている。
【0029】更に、位置規制部37の当接部37Aの凹
溝37Bには、FR切換えレバー22の下側に設けられ
た三角形状の係止部38がはめ込まれている。そして、
FR切換えレバー22の左右への移動によってその係止
部38で当接部37Aが押圧され、位置規制部37が根
元部から左右に弾性変位して当接部37Aが左右に移動
するようになっている。
溝37Bには、FR切換えレバー22の下側に設けられ
た三角形状の係止部38がはめ込まれている。そして、
FR切換えレバー22の左右への移動によってその係止
部38で当接部37Aが押圧され、位置規制部37が根
元部から左右に弾性変位して当接部37Aが左右に移動
するようになっている。
【0030】このテープレコーダにおいては、通常再生
モード時には図1に示すようにモード設定レバー21が
左移動限界位置に配置される。このとき、トーションバ
ネ34も全体的に左側に移動し、その右側の作用片36
Aによって方向変換レバー15の係止部29が左側に押
圧される。これで、方向変換レバー15が中間ギヤ14
の回転軸14Aを中心にして時計方向に回転し、アイド
ラギヤ13がフォワードリール11側に移動して回転変
換ギヤ16に歯合する。これにょってフォワードリール
11が回転駆動される。
モード時には図1に示すようにモード設定レバー21が
左移動限界位置に配置される。このとき、トーションバ
ネ34も全体的に左側に移動し、その右側の作用片36
Aによって方向変換レバー15の係止部29が左側に押
圧される。これで、方向変換レバー15が中間ギヤ14
の回転軸14Aを中心にして時計方向に回転し、アイド
ラギヤ13がフォワードリール11側に移動して回転変
換ギヤ16に歯合する。これにょってフォワードリール
11が回転駆動される。
【0031】また、このときは方向変換レバー15の係
止部29によってFR切換えレバー22が左側に押され
て左移動限界位置に配置される。すなわち、通常再生モ
ード時にはモード設定レバー21の左側への移動に伴っ
て、FR切換えレバー22も左側に移動する。
止部29によってFR切換えレバー22が左側に押され
て左移動限界位置に配置される。すなわち、通常再生モ
ード時にはモード設定レバー21の左側への移動に伴っ
て、FR切換えレバー22も左側に移動する。
【0032】これに対してリバースモード時には、同図
に二点鎖線で示すごとくモード設定レバー21が右移動
限界位置に配置される。このとき、トーションバネ34
も全体的に右側に移動し、その左側の作用片36Bで係
止部29が右側に押されて方向変換レバー15が反時計
方向に回転する。これによって、アイドラギヤ13がリ
ワインドリール12側に移動してリワインドリール12
が回転する。また、このときは係止部29に押されてF
R切換えレバー22も右移動限界位置に移動する。
に二点鎖線で示すごとくモード設定レバー21が右移動
限界位置に配置される。このとき、トーションバネ34
も全体的に右側に移動し、その左側の作用片36Bで係
止部29が右側に押されて方向変換レバー15が反時計
方向に回転する。これによって、アイドラギヤ13がリ
ワインドリール12側に移動してリワインドリール12
が回転する。また、このときは係止部29に押されてF
R切換えレバー22も右移動限界位置に移動する。
【0033】さて、このテープレコーダでは、次に説明
するようにアイドラギヤ13の紙面に対する上下方向の
移動によって各リール11,12の回転速度が変化す
る。すなわち、通常再生モード又はリバースモード時に
は各リール11,12が低速で回転し、早送りモード、
巻き戻しモード、キューモード又はレビューモード時に
は各リール11,12が高速で回転する。なお、ここで
は説明の都合上、低速回転の場合としてリバースモード
について説明し、高速回転の場合として巻き戻しモード
時について説明する。
するようにアイドラギヤ13の紙面に対する上下方向の
移動によって各リール11,12の回転速度が変化す
る。すなわち、通常再生モード又はリバースモード時に
は各リール11,12が低速で回転し、早送りモード、
巻き戻しモード、キューモード又はレビューモード時に
は各リール11,12が高速で回転する。なお、ここで
は説明の都合上、低速回転の場合としてリバースモード
について説明し、高速回転の場合として巻き戻しモード
時について説明する。
【0034】図2はリバースモード時の各部の展開図を
示す。同図から分かるように、アイドラギヤ13は高速
ギヤ41とこれより大径の低速ギヤ42とが同一中心軸
上に一体化され、方向変換レバー15に植設された回転
軸13Aに回転可能及び上下動可能に取付けられてい
る。また、アイドラギヤ13は、方向変換レバー15と
の間に介装された圧縮バネ45で上方に付勢されてい
る。そして、リバースモード又は巻き戻しモード時に
は、アイドラギヤ13の高速ギヤ41がリワインドリー
ル12のギヤ12Aに歯合するようになっている。ま
た、通常再生モード又は巻き戻しモード時には、アイド
ラギヤ13の高速ギヤ41が回転変換ギヤ16を介して
フォワードリール11のギヤ11Aに歯合するようにな
っている。
示す。同図から分かるように、アイドラギヤ13は高速
ギヤ41とこれより大径の低速ギヤ42とが同一中心軸
上に一体化され、方向変換レバー15に植設された回転
軸13Aに回転可能及び上下動可能に取付けられてい
る。また、アイドラギヤ13は、方向変換レバー15と
の間に介装された圧縮バネ45で上方に付勢されてい
る。そして、リバースモード又は巻き戻しモード時に
は、アイドラギヤ13の高速ギヤ41がリワインドリー
ル12のギヤ12Aに歯合するようになっている。ま
た、通常再生モード又は巻き戻しモード時には、アイド
ラギヤ13の高速ギヤ41が回転変換ギヤ16を介して
フォワードリール11のギヤ11Aに歯合するようにな
っている。
【0035】中間ギヤ14は上ギヤ46とこれより小径
の下ギヤ47を有し、これらのギヤ46,47がフェル
トなどの滑りクラッチ48を介して上下に配置され、シ
ャーシに取付けられた回転軸14Aに回転自在に挿入さ
れている。下ギヤ47は常時駆動ギヤ17に歯合されて
いる。
の下ギヤ47を有し、これらのギヤ46,47がフェル
トなどの滑りクラッチ48を介して上下に配置され、シ
ャーシに取付けられた回転軸14Aに回転自在に挿入さ
れている。下ギヤ47は常時駆動ギヤ17に歯合されて
いる。
【0036】リバースモード時にはアイドラギヤ13が
上限位置に配置され、アイドラギヤ13の低速ギヤ42
が中間ギヤ14の下ギヤ47に歯合される。これによっ
て、モータ19の回転力が滑りクラッチ48を介してリ
ワインドリール12に伝達される。このときは、磁気テ
ープ(図示せず)がピンチローラによって定常速度で搬
送されて逆転再生処理が行なわれ、磁気テープはリワイ
ンドリール12に巻取られる。通常再生モードにおいて
もアイドラギヤ13が上限位置に配置され、この場合は
モータ19の回転力が滑りクラッチ28を介してアイド
ラギヤ13の低速ギヤ42に伝達され、更に回転変換ギ
ヤ16を介してフォワードリール11に伝達される。そ
して、磁気テープがリバースモードとは反対方向に定常
速度で搬送されて通常再生処理が行なわれる。
上限位置に配置され、アイドラギヤ13の低速ギヤ42
が中間ギヤ14の下ギヤ47に歯合される。これによっ
て、モータ19の回転力が滑りクラッチ48を介してリ
ワインドリール12に伝達される。このときは、磁気テ
ープ(図示せず)がピンチローラによって定常速度で搬
送されて逆転再生処理が行なわれ、磁気テープはリワイ
ンドリール12に巻取られる。通常再生モードにおいて
もアイドラギヤ13が上限位置に配置され、この場合は
モータ19の回転力が滑りクラッチ28を介してアイド
ラギヤ13の低速ギヤ42に伝達され、更に回転変換ギ
ヤ16を介してフォワードリール11に伝達される。そ
して、磁気テープがリバースモードとは反対方向に定常
速度で搬送されて通常再生処理が行なわれる。
【0037】また、巻き戻しモード時には、リバースモ
ードと同様にアイドラギヤ13がリワインドリール12
側にある。そして、REW釦24A(図1)が押し込ま
れてREWレバー24がアイドラギヤ13側に移動し、
図3に示すようにその先端がアイドラギヤ13の低速ギ
ヤ42の上部側にある段部49に乗り上げる。これによ
って、アイドラギヤ13が降下して高速ギヤ41が中間
ギヤ14の上ギヤ46に歯合し、リワインドリール12
が高速で反時計方向に回転する。これで、磁気テープが
高速で巻き戻される。
ードと同様にアイドラギヤ13がリワインドリール12
側にある。そして、REW釦24A(図1)が押し込ま
れてREWレバー24がアイドラギヤ13側に移動し、
図3に示すようにその先端がアイドラギヤ13の低速ギ
ヤ42の上部側にある段部49に乗り上げる。これによ
って、アイドラギヤ13が降下して高速ギヤ41が中間
ギヤ14の上ギヤ46に歯合し、リワインドリール12
が高速で反時計方向に回転する。これで、磁気テープが
高速で巻き戻される。
【0038】早送りモード時には、通常再生モード時と
同様にアイドラギヤ13がフォワードリール11側にあ
り、この状態でFF釦23Aの操作によってFFレバー
23がアイドラギヤ13の段部49に乗り上げ、高速ギ
ヤ41が回転変換ギヤ16を介してフォワードリール1
1のギヤ11Aに歯合される。これで、フォワードリー
ル11が時計方向に高速で回転し、磁気テープが高速で
巻取られる。
同様にアイドラギヤ13がフォワードリール11側にあ
り、この状態でFF釦23Aの操作によってFFレバー
23がアイドラギヤ13の段部49に乗り上げ、高速ギ
ヤ41が回転変換ギヤ16を介してフォワードリール1
1のギヤ11Aに歯合される。これで、フォワードリー
ル11が時計方向に高速で回転し、磁気テープが高速で
巻取られる。
【0039】さて、キューモード又はレビューモード
は、通常再生モード又はリバースモード時にFF釦23
A又はREW釦24Aを操作することによって設定され
る。すなわち、FF釦23A又はREW釦24Aがキュ
ーモード設定釦又はレビューモード設定釦となる。そし
て、フォワード・キューモードは通常再生モード時にF
F釦23Aを操作することで設定される。この場合は、
磁気テープがフォワードリール11によって高速で巻き
取られながら再生処理が行なわれる。また、リバース・
キューモードはリバースモード時にREW釦24Aを操
作することによって設定される。この場合は磁気テープ
がリワインドリール12に高速で巻き取られながら再生
処理が行なわれる。
は、通常再生モード又はリバースモード時にFF釦23
A又はREW釦24Aを操作することによって設定され
る。すなわち、FF釦23A又はREW釦24Aがキュ
ーモード設定釦又はレビューモード設定釦となる。そし
て、フォワード・キューモードは通常再生モード時にF
F釦23Aを操作することで設定される。この場合は、
磁気テープがフォワードリール11によって高速で巻き
取られながら再生処理が行なわれる。また、リバース・
キューモードはリバースモード時にREW釦24Aを操
作することによって設定される。この場合は磁気テープ
がリワインドリール12に高速で巻き取られながら再生
処理が行なわれる。
【0040】上述のフォワード・キューモード又はリバ
ース・キューモードでは、アイドラギヤ13が通常再生
モード又はリバースモードと同じ位置で上下移動され
る。したがって、FR切換えレバー22は直前のモード
と同じ位置に保持される。これに対して、フォワード・
レビューモード及びリバース・レビューモードでは、ア
イドラギヤ13がその直前のモードとは反対のリール1
1,12側に移動される。
ース・キューモードでは、アイドラギヤ13が通常再生
モード又はリバースモードと同じ位置で上下移動され
る。したがって、FR切換えレバー22は直前のモード
と同じ位置に保持される。これに対して、フォワード・
レビューモード及びリバース・レビューモードでは、ア
イドラギヤ13がその直前のモードとは反対のリール1
1,12側に移動される。
【0041】つまり、フォワード・レビューモードで
は、レビューモード設定釦となるREW釦24Aを操作
する前にはモード設定レバー21とFR切換えレバー2
2が左移動限界位置に配置されている。ここで、REW
釦24Aが押されると、図4に示すようにREWレバー
24の突片27が図中上側に移動する。このとき、FR
切換えレバー22に設けられた突部25の左側の傾斜面
25Aが突片27で右側に押されて、FR切換えレバー
22が右側に移動する。
は、レビューモード設定釦となるREW釦24Aを操作
する前にはモード設定レバー21とFR切換えレバー2
2が左移動限界位置に配置されている。ここで、REW
釦24Aが押されると、図4に示すようにREWレバー
24の突片27が図中上側に移動する。このとき、FR
切換えレバー22に設けられた突部25の左側の傾斜面
25Aが突片27で右側に押されて、FR切換えレバー
22が右側に移動する。
【0042】FR切換えレバー22が右側に移動する
と、方向変換レバー15が反時計方向に回転し、アイド
ラギヤ13がリワインドリール12のギヤ12Aに歯合
する。この状態でFR切換えレバー22のストッパ31
が右側の係止溝32Aに挿入され、FR切換えレバー2
2が固定される。また、この場合はREWレバー24が
アイドラギヤ13側に移動しており、その先端がアイド
ラギヤ13の段部49に乗り上げている。したがって、
この場合は、通常再生モードが設定された状態でアイド
ラギヤ13の高速ギヤ41がリワインドリール12のギ
ヤ12Aに歯合する。これによって、磁気テープが高速
で巻き戻されながら再生処理が行なわれる。
と、方向変換レバー15が反時計方向に回転し、アイド
ラギヤ13がリワインドリール12のギヤ12Aに歯合
する。この状態でFR切換えレバー22のストッパ31
が右側の係止溝32Aに挿入され、FR切換えレバー2
2が固定される。また、この場合はREWレバー24が
アイドラギヤ13側に移動しており、その先端がアイド
ラギヤ13の段部49に乗り上げている。したがって、
この場合は、通常再生モードが設定された状態でアイド
ラギヤ13の高速ギヤ41がリワインドリール12のギ
ヤ12Aに歯合する。これによって、磁気テープが高速
で巻き戻されながら再生処理が行なわれる。
【0043】上述のようにモード設定レバー21が左移
動限界位置に配置された状態でFR切換えレバー22が
右側に移動すると、モード設定レバー21の位置規制部
37の当接部37AがFR切換えレバー22の下側にあ
る係止部38によって右側に押圧され、位置規制部37
が根元から右側に弾性変位して当接部37Aが右側に移
動する。そして、当接部37Aの右側に当接可能に配置
されているトーションバネ34の作用辺36Aが当接部
37Aによって右側に押され、トーションバネ34全体
が突起33を中心に時計方向に回転して移動する。これ
で、方向変換レバー15の係止部29が作用辺36A,
36Bによって位置規制され、アイドラギヤ13がリワ
インドリール12のギヤ12Aから外れるようなことが
防止される。このときには、FR切換えレバー22は右
側の圧縮バネ22Bの付勢力によって左側に押圧されて
いる。
動限界位置に配置された状態でFR切換えレバー22が
右側に移動すると、モード設定レバー21の位置規制部
37の当接部37AがFR切換えレバー22の下側にあ
る係止部38によって右側に押圧され、位置規制部37
が根元から右側に弾性変位して当接部37Aが右側に移
動する。そして、当接部37Aの右側に当接可能に配置
されているトーションバネ34の作用辺36Aが当接部
37Aによって右側に押され、トーションバネ34全体
が突起33を中心に時計方向に回転して移動する。これ
で、方向変換レバー15の係止部29が作用辺36A,
36Bによって位置規制され、アイドラギヤ13がリワ
インドリール12のギヤ12Aから外れるようなことが
防止される。このときには、FR切換えレバー22は右
側の圧縮バネ22Bの付勢力によって左側に押圧されて
いる。
【0044】このように、フォワード・レビューモード
を設定するためにREW釦24Aを押したとき、REW
レバー24が移動終了位置に近付いても、トーションバ
ネ34が方向変換レバー15の係止部29を介してFR
切換えレバー22に影響を与えることがない。したがっ
て、REW釦24Aは圧縮バネ22Bの付勢力に対抗す
る力で押し込むことが可能であり、この圧縮バネ22B
の付勢力はそれ程大きくする必要がないから、REW釦
24の操作の最後のほうで急に押し込み力が強くなるよ
うなことがなくて、操作性及び感触が良好になる。
を設定するためにREW釦24Aを押したとき、REW
レバー24が移動終了位置に近付いても、トーションバ
ネ34が方向変換レバー15の係止部29を介してFR
切換えレバー22に影響を与えることがない。したがっ
て、REW釦24Aは圧縮バネ22Bの付勢力に対抗す
る力で押し込むことが可能であり、この圧縮バネ22B
の付勢力はそれ程大きくする必要がないから、REW釦
24の操作の最後のほうで急に押し込み力が強くなるよ
うなことがなくて、操作性及び感触が良好になる。
【0045】フォワード・レビューモードを解除する場
合は、REW釦24Aの押し込み力を除去することによ
って、REWレバー24が圧縮バネ24Bの付勢力で元
の位置に戻される。これで、FR切換えレバー22の突
部25の左側に当接していたREWレバー24の突片2
7が下側に移動し、FR切換えレバー22が左側に移動
可能になる。そして、右側の圧縮バネ22Bの付勢力で
FR切換えレバー22が左側に移動する。
合は、REW釦24Aの押し込み力を除去することによ
って、REWレバー24が圧縮バネ24Bの付勢力で元
の位置に戻される。これで、FR切換えレバー22の突
部25の左側に当接していたREWレバー24の突片2
7が下側に移動し、FR切換えレバー22が左側に移動
可能になる。そして、右側の圧縮バネ22Bの付勢力で
FR切換えレバー22が左側に移動する。
【0046】REW釦24Aが押し込まれた状態では、
REWレバー24の突片27に圧縮バネ22Bの付勢力
だけが作用しており、トーションバネ34の影響がない
から、REWレバー24Aを元に戻すための圧縮バネ2
4Bも付勢力が弱くて小さなバネを使用することが可能
になる。
REWレバー24の突片27に圧縮バネ22Bの付勢力
だけが作用しており、トーションバネ34の影響がない
から、REWレバー24Aを元に戻すための圧縮バネ2
4Bも付勢力が弱くて小さなバネを使用することが可能
になる。
【0047】リバース・レビューモードにおいては、上
述と反対にモード設定レバー21が右移動限界位置に配
置された状態で、FF釦23Aが押し込まれてFR切換
えレバー22が左移動限界位置に配置される。したがっ
て、モード設定レバー21の位置規制部37が左側に弾
性変位し、アイドラギヤ13が回転変換ギヤ16を介し
てフォワードリール11のギヤ11Aに確実に歯合され
る。この場合には、FFレバー23にかかる力は左側の
圧縮バネ22Aの付勢力だけであり、FF釦23Aは必
要以上の操作力を必要としないので、操作性及び感触が
良くなる。FF釦レバー23を元に戻すための圧縮バネ
23Bも、上述と同様に小さなバネを使用することが可
能である。
述と反対にモード設定レバー21が右移動限界位置に配
置された状態で、FF釦23Aが押し込まれてFR切換
えレバー22が左移動限界位置に配置される。したがっ
て、モード設定レバー21の位置規制部37が左側に弾
性変位し、アイドラギヤ13が回転変換ギヤ16を介し
てフォワードリール11のギヤ11Aに確実に歯合され
る。この場合には、FFレバー23にかかる力は左側の
圧縮バネ22Aの付勢力だけであり、FF釦23Aは必
要以上の操作力を必要としないので、操作性及び感触が
良くなる。FF釦レバー23を元に戻すための圧縮バネ
23Bも、上述と同様に小さなバネを使用することが可
能である。
【0048】なお、上述の実施例では位置規制部37を
モード設定レバー21と一体成形した場合について説明
したが、位置規制部37はFR切換えレバー22に追従
すると共に、方向変換レバー15の係止部29を位置規
制するものであれば、モード設定レバー21と別体でも
よい。また、この実施例では、キュー状態に設定する
際、FR切換えレバー22は動かないが、機構上キュー
状態に設定する場合でも、このFR切換えレバー22を
利用することも可能である。その場合、本考案による位
置規制部37や係止部38等の構造をそのまま利用でき
る。
モード設定レバー21と一体成形した場合について説明
したが、位置規制部37はFR切換えレバー22に追従
すると共に、方向変換レバー15の係止部29を位置規
制するものであれば、モード設定レバー21と別体でも
よい。また、この実施例では、キュー状態に設定する
際、FR切換えレバー22は動かないが、機構上キュー
状態に設定する場合でも、このFR切換えレバー22を
利用することも可能である。その場合、本考案による位
置規制部37や係止部38等の構造をそのまま利用でき
る。
【0049】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、アイド
ラギヤの方向変換レバーを位置規制すると共に、レビュ
ーモード終了時に切換えレバーを通常再生モード又は逆
転再生モードの位置に復帰させるためにモード設定レバ
ーと方向変換レバー間に介装されたトーションバネと、
FR切換えレバーに追従して移動すると共にトーション
バネの位置規制をするための位置規制部とを備えたもの
である。
ラギヤの方向変換レバーを位置規制すると共に、レビュ
ーモード終了時に切換えレバーを通常再生モード又は逆
転再生モードの位置に復帰させるためにモード設定レバ
ーと方向変換レバー間に介装されたトーションバネと、
FR切換えレバーに追従して移動すると共にトーション
バネの位置規制をするための位置規制部とを備えたもの
である。
【0050】したがって本考案によれば、レビューモー
ド時にFR切換えレバーに追従してトーションバネも移
動するから、トーションバネがFR切換えレバーに影響
を与えることが防止でき、これによって、レビューモー
ド設定のための操作釦などの操作性及び感触が向上し、
また、操作釦を元に戻すための付勢力が小さくて済むか
ら、各部の肉厚を薄くして重量を軽減することが可能に
なるなどの効果がある。
ド時にFR切換えレバーに追従してトーションバネも移
動するから、トーションバネがFR切換えレバーに影響
を与えることが防止でき、これによって、レビューモー
ド設定のための操作釦などの操作性及び感触が向上し、
また、操作釦を元に戻すための付勢力が小さくて済むか
ら、各部の肉厚を薄くして重量を軽減することが可能に
なるなどの効果がある。
【図1】本考案に係わるキュー・レビュー機能付きテー
プレコーダの構成図で、通常再生モード時の状態を示す
図である。
プレコーダの構成図で、通常再生モード時の状態を示す
図である。
【図2】リバースモード時の各部の展開図である。
【図3】巻き戻しモード時の各部の展開図である。
【図4】フォワード・レビューモード時の状態を示す図
である。
である。
11 フォワードリール 12 リワインドリール 13 アイドラギヤ 21 モード設定レバー 22 FR(フォワード・リワインド)切換えレバー 23 FFレバー 23A FF釦 24 REWレバー 24A REW釦 34 トーションバネ 36A,36B 作用辺 37 位置規制部 37A 当接部
Claims (3)
- 【請求項1】 キュー・レビューモード設定用レバー
と、 上記設定用レバーと連動して移動する切換えレバーと、 上記切換えレバーと連動してアイドラギヤをテープの巻
取りリール側又は巻き戻しリール側に移動させる方向変
換レバーと、 上記切換えレバーに追従して移動されて、上記アイドラ
ギヤがフォワードリール側又はリワインドリール側に配
置されたときには、上記方向変換レバーを上記アイドラ
ギヤがフォワードリール側又はリワインドリール側に配
置された状態に規制するトーションバネと、 上記トーションバネを、上記切換えレバーに追従して移
動させると共に移動後の位置に規制する位置規制部とを
備えたことを特徴とするキュー・レビュー機能付きテー
プレコーダ。 - 【請求項2】 上記位置規制部は、上記切換えレバーの
移動方向に弾性変位することを特徴とする請求項1記載
のキュー・レビュー機能付きテープレコーダ。 - 【請求項3】 上記トーションバネが2本の作用辺を有
し、上記作用辺が上記方向変換レバーの両側に配置さ
れ、上記位置規制部が上記作用辺内に配置されているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキュー・レ
ビュー機能付きテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070688U JP2603036Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キュー・レビュー機能付きテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070688U JP2603036Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キュー・レビュー機能付きテープレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741721U JPH0741721U (ja) | 1995-07-21 |
JP2603036Y2 true JP2603036Y2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13438839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070688U Expired - Fee Related JP2603036Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | キュー・レビュー機能付きテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603036Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070688U patent/JP2603036Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741721U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |