JP2602948Y2 - グラスランチャンネル - Google Patents
グラスランチャンネルInfo
- Publication number
- JP2602948Y2 JP2602948Y2 JP1992035586U JP3558692U JP2602948Y2 JP 2602948 Y2 JP2602948 Y2 JP 2602948Y2 JP 1992035586 U JP1992035586 U JP 1992035586U JP 3558692 U JP3558692 U JP 3558692U JP 2602948 Y2 JP2602948 Y2 JP 2602948Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window frame
- glass
- door
- door glass
- run channel
- Prior art date
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、4ドアセダンの窓枠の
内側に沿って取付ける通常タイプのグラスランチャンネ
ルに関するものである。
内側に沿って取付ける通常タイプのグラスランチャンネ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付ける通
常タイプのグラスランチャンネル20として、断面をコ
の字状に形成し、向かい合う開口端21,21から中心
に向かってリップ22,22を延設し、そのリップ2
2,22間にドアガラス30を摺動させて、進入させる
ことにより窓枠10・ドアガラス30間をシールするも
のが使用されている。
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付ける通
常タイプのグラスランチャンネル20として、断面をコ
の字状に形成し、向かい合う開口端21,21から中心
に向かってリップ22,22を延設し、そのリップ2
2,22間にドアガラス30を摺動させて、進入させる
ことにより窓枠10・ドアガラス30間をシールするも
のが使用されている。
【0003】しかしながら、ドアガラス30を図示され
ないレギュレーターにより持上げ、最上部に上げ切った
時、ドスンと言う異音が発生し、運転者・同乗者を驚か
せることがある。これは、ドアガラス30がグラスラン
ランチャンネルのベース部23を突き上げ、窓枠10を
打つことによるものである。この問題を解決するため
に、図4に示すように、ベース部23に中空部分24を
形成し、ドアガラス30の衝撃を緩和する試みもある
が、音の低減度合いは期待された程ではなく、押出成
形、型成形共に難しく、コストが増大すると言う問題点
がある。
ないレギュレーターにより持上げ、最上部に上げ切った
時、ドスンと言う異音が発生し、運転者・同乗者を驚か
せることがある。これは、ドアガラス30がグラスラン
ランチャンネルのベース部23を突き上げ、窓枠10を
打つことによるものである。この問題を解決するため
に、図4に示すように、ベース部23に中空部分24を
形成し、ドアガラス30の衝撃を緩和する試みもある
が、音の低減度合いは期待された程ではなく、押出成
形、型成形共に難しく、コストが増大すると言う問題点
がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のものは、ドアガラス30がグラスランラン
チャンネルのベース部23を突き上げ、窓枠10を打
ち、ドスンと言う異音を発生し、車に乗っている人を驚
かせることである。
点は、従来のものは、ドアガラス30がグラスランラン
チャンネルのベース部23を突き上げ、窓枠10を打
ち、ドスンと言う異音を発生し、車に乗っている人を驚
かせることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図5乃至図9を参
考にして説明する。第1の考案に係わるグラスランチャ
ンネルは4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付け
るところの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端
21、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40のベース部43にのみ、進入するドア
ガラス30を受止める板状ブロック44を設けると共
に、ベース部43と窓枠10との間に空隙部47を設け
たものである。
考にして説明する。第1の考案に係わるグラスランチャ
ンネルは4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付け
るところの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端
21、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40のベース部43にのみ、進入するドア
ガラス30を受止める板状ブロック44を設けると共
に、ベース部43と窓枠10との間に空隙部47を設け
たものである。
【0006】第2の考案に係わるグラスランチャンネル
は、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付けると
ころの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端2
1、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40のベース部43にのみ、進入するドア
ガラス30を受止めるベース部3を嵩上げて窓枠10と
の間に間隙45を設ける如く構成したものてある。
は、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付けると
ころの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端2
1、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40のベース部43にのみ、進入するドア
ガラス30を受止めるベース部3を嵩上げて窓枠10と
の間に間隙45を設ける如く構成したものてある。
【0007】第3の考案に係わるグラスランチャンネル
は、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付けると
ころの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端2
1、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40に、ドアガラス30を受止めるベース
部43を2段にして中空状46に形成すると共に、中空
状46の外表面下面を型成形部分40以外のベース部よ
りドアガラス側に位置させたものである。
は、4ドアセダンの窓枠10の内側に沿って取付けると
ころの断面をコの字状に形成し、向かい合う開口端2
1、21から中心に向かってリップ22、22を延設
し、そのリップ22、22間にドアガラス30を摺動さ
せて、進入させることにより窓枠10・ドアガラス30
間をシールするグラスランチャンネル20において、そ
の型成形部分40に、ドアガラス30を受止めるベース
部43を2段にして中空状46に形成すると共に、中空
状46の外表面下面を型成形部分40以外のベース部よ
りドアガラス側に位置させたものである。
【0008】
【実施例】一実施例について図1・図5乃至図7を参考
にして説明すると、10は4ドアセダンの窓枠、20は
その窓枠10の内側に沿って取付ける通常タイプのグラ
スランチャンネルであって、断面をコの字状に形成し、
向かい合う開口端21,21から中心に向かってリップ
22,22を延設し、そのリップ22,22間にドアガ
ラス30を摺動させて、進入させることにより窓枠10
・ドアガラス30間をシールするようにしてあり、さら
にその型成形部分40のベース部43に進入するドアガ
ラス30を受止める厚さ約2mmの板状ブロック44を
設けると共に、ベース部43と窓枠10との間に空隙部
47を設けてある。
にして説明すると、10は4ドアセダンの窓枠、20は
その窓枠10の内側に沿って取付ける通常タイプのグラ
スランチャンネルであって、断面をコの字状に形成し、
向かい合う開口端21,21から中心に向かってリップ
22,22を延設し、そのリップ22,22間にドアガ
ラス30を摺動させて、進入させることにより窓枠10
・ドアガラス30間をシールするようにしてあり、さら
にその型成形部分40のベース部43に進入するドアガ
ラス30を受止める厚さ約2mmの板状ブロック44を
設けると共に、ベース部43と窓枠10との間に空隙部
47を設けてある。
【0009】作用について説明すると、ドアガラス30
を図示されないレギュレーターにより持上げると、ドア
ガラス30はグラスランチャンネル20,40内に進入
し、板状ブロック44に突当たり、止まり、その端縁の
大部分はベース部23との間、板状ブロック44の厚さ
に等しい間隙が生じ、ベース部23に突当たらず、窓枠
10を打つことはなく、ドスンと言う異音は大幅に低減
され、車に乗っている人にシヨツクや不快感を与えるこ
とはない。又、空隙部47を設けたことにより異音はさ
らに軽減される。
を図示されないレギュレーターにより持上げると、ドア
ガラス30はグラスランチャンネル20,40内に進入
し、板状ブロック44に突当たり、止まり、その端縁の
大部分はベース部23との間、板状ブロック44の厚さ
に等しい間隙が生じ、ベース部23に突当たらず、窓枠
10を打つことはなく、ドスンと言う異音は大幅に低減
され、車に乗っている人にシヨツクや不快感を与えるこ
とはない。又、空隙部47を設けたことにより異音はさ
らに軽減される。
【0010】なお、同様の効果を与えるものとして、図
8に示すようにベース部43を嵩上げし、窓枠10との
間に間隙45を設けたり、図9に示すように中空状46
にしたりしたものがある。
8に示すようにベース部43を嵩上げし、窓枠10との
間に間隙45を設けたり、図9に示すように中空状46
にしたりしたものがある。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
ドアガラス30のベース部への衝撃が直接窓枠10に伝
わらず、異音の大きさは、従来のものに比して、大幅に
低減され、車に乗っている人にショックや不快感を与え
ることはない。また、板状ブロツク44は型成形部分4
0の一部に設けるだけで、殆どコストは変化しない。
ドアガラス30のベース部への衝撃が直接窓枠10に伝
わらず、異音の大きさは、従来のものに比して、大幅に
低減され、車に乗っている人にショックや不快感を与え
ることはない。また、板状ブロツク44は型成形部分4
0の一部に設けるだけで、殆どコストは変化しない。
【図1】4ドアセダン車の側面図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】従来例の図1のA−A断面図である。
【図4】図1のA−A相当断面図である。
【図5】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】図5のC−C断面図である。
【図8】本考案の第2の実施例を示す図5のC−C相当
断面図である。
断面図である。
【図9】本考案の第3の実施例を示す図5のC−C相当
断面図である。
断面図である。
10 窓枠 20 グラスランチャンネル 21 開口端 22 リップ 23 ベース部 24 中空部分 30 ドアガラス 40 型成形部分 43 ベース部 44 板状ブロック 45 間隙 46 中空状 47 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−66325(JP,A) 実開 昭63−81712(JP,U) 実開 平2−30725(JP,U) 実開 平4−76522(JP,U) 実開 平4−95519(JP,U) 実開 昭60−150121(JP,U) 実開 平1−178122(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04 B60J 10/08
Claims (3)
- 【請求項1】 4ドアセダンの窓枠(10)の内側に沿
って取付けるところの断面をコの字状に形成し、向かい
合う開口端(21、21)から中心に向かってリップ
(22、22)を延設し、そのリップ(22、22)間
にドアガラス(30)を摺動させて、進入させることに
より窓枠(10)・ドアガラス(30)間をシールする
グラスランチャンネル(20)において、その型成形部
分(40)のベース部(43)にのみ、進入するドアガ
ラス(30)を受止める板状ブロック(44)を設ける
と共に、ベース部(43)と窓枠(10)との間に空隙
部(47)を設けてなるグラスランチャンネル。 - 【請求項2】 4ドアセダンの窓枠(10)の内側に沿
って取付けるところの断面をコの字状に形成し、向かい
合う開口端(2L21)から中心に向かってリップ(2
2、22)を延設し、そのリップ(22、22)間にド
アガラス(30)を摺動させて、進入させることにより
窓枠(10)・ドアガラス(30)間をシールするグラ
スランチャンネル(20)において、その型成形部分
(40)のベース部(43)にのみ、進入するドアガラ
ス(30)を受止めるベース部(3)を嵩上げて窓枠
(10)との間に間隙(45)を設ける如く構成してな
るグラスランチャンネル。 - 【請求項3】 4ドアセダンの窓枠(10)の内側に沿
って取付けるところの断面をコの字状に形成し、向かい
合う開口端(21、21)から中心に向かってリップ
(22、22)を延設し、そのリップ(22、22)間
にドアガラス(30)を摺動させて、進入させることに
より窓枠(10)・ドアガラス(30)間をシールする
グラスランチャンネル(20)において、その型成形部
分(40)に、ドアガラス(30)を受止めるベース部
(43)を2段にして中空状(46)に形成すると共
に、中空状(46)の外表面下面を型成形部分(40)
以外のベース部よりドアガラス側に位置させてなるグラ
スランチャンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992035586U JP2602948Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | グラスランチャンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992035586U JP2602948Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | グラスランチャンネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586641U JPH0586641U (ja) | 1993-11-22 |
JP2602948Y2 true JP2602948Y2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=12445889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992035586U Expired - Fee Related JP2602948Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | グラスランチャンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602948Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7269014B2 (ja) * | 2019-01-10 | 2023-05-08 | 西川ゴム工業株式会社 | タッチセンサーの取付構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521462Y2 (ja) * | 1986-11-18 | 1993-06-02 | ||
JPH0230725U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | ||
JPH0466325A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-02 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車ドアガラスのコーナ部シール構造 |
JPH0476522U (ja) * | 1990-11-19 | 1992-07-03 | ||
JP2528310Y2 (ja) * | 1991-01-10 | 1997-03-12 | 盟和産業株式会社 | ガラスランのコーナ部構造 |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP1992035586U patent/JP2602948Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586641U (ja) | 1993-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |