JP2602884Y2 - 副変速機付トランスミッションのハイ・ロー切換装置 - Google Patents

副変速機付トランスミッションのハイ・ロー切換装置

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JP2602884Y2
JP2602884Y2 JP1993036476U JP3647693U JP2602884Y2 JP 2602884 Y2 JP2602884 Y2 JP 2602884Y2 JP 1993036476 U JP1993036476 U JP 1993036476U JP 3647693 U JP3647693 U JP 3647693U JP 2602884 Y2 JP2602884 Y2 JP 2602884Y2
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JP
Japan
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transmission
low
speed
clutch
shift
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JP1993036476U
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JPH078656U (ja
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保光 永井
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主変速機と副変速機と
を有し、シフトレバーをセレクト方向に移動する事で作
動する高低速切換シリンダにより高速シフトレンジと低
速シフトレンジとに切換える事ができ、副変速機の変速
中は主変速機の変速ができないようインターロック装置
を有する副変速機付トランスミッションのハイ・ロー切
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図2および図3を参照して、主
変速機Aと副変速機Bとを有し、図示しないシフトレバ
ーをセレクト方向に移動する事でエアコントロールレバ
ー2を作動させ高速シフトレンジと低速シフトレンジと
に高低速切換エアシリンダ5を切換える事ができ、副変
速機の変速中は主変速機の変速ができないようインター
ロック装置7を有する副変速機付トランスミッションは
知られている(例えば、実開昭63−82850号公
報、実開昭63−150142号公報等参照)。
【0003】しかしながら、上記の技術は車両停止状態
で副変速機の切換えを行う場合、クラッチギヤの先端同
志が一致し、シフトが不完全となる場合がある。その場
合、インターロック装置7があるため、主変速機のシフ
トも入らなくなる。それを避けるため、例えば車速5K
m/h以下ではインターロックを解除するインターロッ
ク解除用回路12が設けられているが、この解除用回路
12のためにマグネチックバルブ12aやコントロール
ユニット12b等の部品が追加されている。
【0004】また、本出願人に係る実開昭64−329
67号公報に記載されている副変速機付トランスミッシ
ョンの変速操作装置は、停車あるいは低速において副変
速機ローシフト不完全時にインターロックを解除し、主
変速機がシフトしてからクラッチを接とするものであ
り、作動がかならずしも円滑ではない。さらに実開平4
−114171号公報には高速走行時のローシフト誤操
作防止技術が開示されているが、停車あるいは低速での
副変速機の不完全シフトを防止することはできない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】したがって、本考案の
目的は、上記のようなインタロック解除の特別の部品を
用いず、少ない部品点数で主変速機のシフト不具合を解
消出来る副変速機付トランスミッションのハイ・ロー切
換装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、主変速
機と副変速機とを有し、シフトレバーをセレクト方向に
移動する事で作動する高低速切換シリンダにより高速シ
フトレンジと低速シフトレンジとに切換える事ができ、
該高低速切換シリンダにへの低速側のエア供給途中にオ
ーバーラン防止用マグネチックバルブを有し、副変速機
の変速中は主変速機の変速ができないようインターロッ
ク装置を有する副変速機付トランスミッションのハイ・
ロー切換装置において、前記オーバーラン防止用マグネ
ッチックバルブを制御するコントロールユニットに、低
速時且つクラッチ接時、前記オーバーラン防止用マグネ
チックバルブに低速側のエア供給を遮断させる信号を発
するクラッチスイッチを接続していることを特徴として
いる。
【0007】
【作用】上記のように構成された副変速機付トランスミ
ッションのハイ・ロー切換装置において、副変速機のロ
ー側クラッチギヤの先端同志が一致しシフトが不完全で
も、クラッチを踏み直すとクラッチスイッチがオフし、
マグネチックバルブが閉じ、ロー側シリンダへのエア圧
が下がり、クラッチギヤの先端同志を押す力がなくなる
と共に、クラッチを踏み直す事で主変速機のギヤが回転
し、副変速機のギヤも連れ回りするのでクラッチギヤの
先端同志の位置関係がずれ、副変速機のシフトが完了
し、主変速機のシフトも可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0009】図において、同じ機能の部材には同じ符号
を付して、その都度の説明は省略する。
【0010】図1において、エアコントロールバルブ1
はエアコントロールレバー2と係合し、エアリザーバ1
1と空気回路aで連結されている。
【0011】そのエアコントロールバルブ1はリレーバ
ルブ3を介して、一端はエアシリンダ5のハイ側とダブ
ルチェックバルブ13を介して、主変速機と副変速機と
の間をインターロックするインターロック装置であるイ
ンターロックシリンダ7に連結され、他端は、オーバラ
ン防止用マグネチックバルブ6を介してエアシリンダ5
のロー側とダブルチェックバルブ13を介して、インタ
ーロックシリンダ7に連結されている。
【0012】また、ハイ・ローを切換えるエアシリンダ
5のロッドと係合しているコントロールバルブ4は空気
回路b、b´でリレーバルブ3と連結されている。
【0013】そして、マグネチックバルブ6は電気回路
cで図示しないクラッチの接でオフするクラッチスイッ
チ9を介して、コントロールユニット10に接続され、
車速センサ8はそのコントロールユニット10に接続さ
れている。
【0014】したがって、副変速機のロー側クラッチギ
ヤの先端同志が一致し、エアシリンダ5がロー側(図示
の位置)にシフトが不完全な状態となった場合、クラッ
チを踏みなおすとクラッチスイッチ9がオフしマグネチ
ックバルブ6を閉とするので、エアシリンダ5のロー側
の空気圧が下がり、クラッチギヤの先端同志が押合って
いる力が無くなる。同時にクラッチを踏直した事で主変
速機のギヤが回転し、それで副変速機のギヤも連れ回り
するのでクラッチギヤの先端同志の位置関係がずれてロ
ー側への切換が完了し、主変速機のシフトが可能とな
る。
【0015】
【考案の効果】以上の通り本考案によれば下記のすぐれ
た効果を奏する。 (a) マグネチックバルブを操作するクラッチスイッ
チを設ければよく、従来技術のようにインターロック解
除装置を必要とせず、少ない部品点数で簡単に構成でき
る。 (b) 副変速機のシフトが不完全な場合に、クラッチ
を踏み直すだけでローギヤへのシフトができ、従来のよ
うに主変速機をシフトし直して変速操作をやり直すよう
なことが不要である。また、従来技術のようにインター
ロックを解除したために変速時にショックを発生するよ
うなことがない。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すハイ・ロー切換装置の
回路図。
【図2】従来の技術の例を示すハイ・ロー切換装置の回
路図。
【図3】従来の技術のトランスミッションの例を示す側
断面図。
【符号の説明】 1、4…エアコントロールバルブ 2…エアコントロールレバー 3…リレーバルブ 5…エアシリンダ 6…オーバラン防止用マグネチックバルブ 7…インタロックシリンダ 8…回転センサ 9…クラッチスイッチ 10…コントロールユニット A…主変速機 B…副変速機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主変速機(A)と副変速機(B)とを有
    し、シフトレバーをセレクト方向に移動する事で作動す
    る高低速切換シリンダ(5)により高速シフトレンジと
    低速シフトレンジとに切換える事ができ、該高低速切換
    シリンダ(5)への低速側のエア供給途中にオーバーラ
    ン防止用マグネチックバルブ(6)を有し、副変速機
    (B)の変速中は主変速機(A)の変速ができないよう
    インターロック装置(7)を有する副変速機付トランス
    ミッションのハイ・ロー切換装置において、前記オーバ
    ーラン防止用マグネッチックバルブ(6)を制御するコ
    ントロールユニット(10)に、低速時且つクラッチ接
    時、前記オーバーラン防止用マグネチックバルブ(6)
    に低速側のエア供給を遮断させる信号を発するクラッチ
    スイッチ(9)を接続したことを特徴とする副変速機付
    トランスミッションのハイ・ロー切換装置。
JP1993036476U 1993-07-02 1993-07-02 副変速機付トランスミッションのハイ・ロー切換装置 Expired - Lifetime JP2602884Y2 (ja)

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JPH078656U JPH078656U (ja) 1995-02-07
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