JP2602831B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2602831B2
JP2602831B2 JP62136170A JP13617087A JP2602831B2 JP 2602831 B2 JP2602831 B2 JP 2602831B2 JP 62136170 A JP62136170 A JP 62136170A JP 13617087 A JP13617087 A JP 13617087A JP 2602831 B2 JP2602831 B2 JP 2602831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的」 (産業上の利用分野) この発明は画像形成装置、たとえば帯電された像担持
体へのレーザビームの照射によって形成された静電潜像
を現像して可視像を作像する行程を複数有し、多数本の
レーザビームを用いて像担持体上に多色の可視像を作像
し得るレーザビームプリンタなどに関する。
(従来の技術) 現在、帯電された像担持体上にレーザビームを照射し
て静電潜像を形成し、この静電潜像を現像することによ
って多色あるいは単色の可視像を作像し得るレーザビー
ムプリンタが開発されている。この種のレーザビームプ
リンタの場合、たとえば第6図に示すように、感光体10
0の表面を第1帯電器101によって均一に帯電し、第1レ
ーザビーム102によって第1露光部で第1の静電潜像を
形成し、第1現像器103で現像することによって上記第
1の静電潜像が第1色目のトナーにより可視像化され
る。次いで、第2帯電器104によって感光体100の表面を
再び帯電し、第2レーザビーム105によって第2露光部
で第2の静電潜像を形成し、第2現像器106で現像する
ことによって上記第2の静電潜像が第2色目のトナーに
よって可視像化される。そして、転写前帯電器107によ
って2色画像のトナーの帯電量が均一化された後、転写
および剥離用帯電器108の作用で2色のトナー像が転写
材P上に転写されることにより、第7図に示す多色画像
の作像プロセスが終了される。
一方、転写後の感光体100は、クリーナ109によって残
留するトナーが除去され、さらに除電器110によって潜
像が消去されることにより、初期状態が復帰されるよう
に構成されている。
ところで、上述した2つの反転現像モードにおいて
は、それぞれ第1色目の作像条件と第2色目の作像条件
とが異なったものとされている。すなわち、第1色目の
作像時には、前記第1帯電器101によって感光体100の表
面を約600V(ボルト)に帯電し、これにパワーが3mWの
第1レーザビーム102を照射することによって第1の静
電潜像を形成し、第1色目の反転現像が第1現像器103
により正極性トナーを用いて行われる。この第1の現像
器103の現像バイアスは、現像感度を高くする、つまり
トナーの飛翔特性を良くするためにDC成分とAC成分とが
重畳された電圧とされており、上記DCの成分が+250V、
AC成分が実行値600Vで、周波数が3KHzとされている。
一方、第2色目の作像時には、前記第2帯電器104に
よって感光体100の表面を均一に約1000Vに帯電し、これ
にパワーが3mWの第2レーザビーム105を照射することに
よって第2の静電潜像を形成し、第2色目の反転現像が
第2現像器106により正極性トナーを用いて行われる。
この第2現像器106の現像バイアスは、第1色目のトナ
ーの飛散を防止するために、DC成分のみで、+1000Vと
されている。
ここで、第2帯電器104で感光体100の表面電位を1000
Vに帯電した理由は、DC成分のみの現像バイアスでは現
像感度が低いために第2現像器106における現像バイア
スとしては+1000Vを必要とするので、この第2現像に
よる現像剤の重なり(カブリ)の発生を抑えるためであ
る。
しかしながら、感光体100の表面電位を1000Vに帯電す
る第2帯電の場合と600Vに帯電する第1帯電の場合とで
は、第8図に示すように、同じ露光量でも、露光量が40
erg/cm2より少ない際には露光後の表面電位(露光残
量)が大きく異なり、露光量が十分に大きなところでも
潜像の電位が異なったものとなる。これは、露光に用い
るレーザビームの光強度がガウス分布をしているため
で、表面電位が高い(1000V)方が潜像幅が狭いことを
示している。
また、現像特性についても、第9図に示すように、AC
成分を重畳する第1現像の場合とDC成分のみの第2現像
の場合とでは、得られる画像の濃度に差異が生じる。こ
れは、現像のガンマが、ACバイアスを用いる第1現像よ
りDCバイアスのみを用いる第2現像の方が低いためであ
る。
上記の点から、第2色目の作像時にあっては、感光体
100の表面電位が第1帯電による電位よりも高く、また
現像特性から分かるように、表面電位がかなり低下され
ないと画像濃度の飽和が生じない。このため、第1露光
におけるレーザビームと第2露光におけるレーザビーム
とが同一のパワーでは、600Vの場合と同じ潜像幅および
表面電位にすることができず、鮮明で十分な濃度を有す
る2色画像を得ることができないものであった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、第1帯電と第2帯電とによる感光体の表
面電位が異なっていたり、また第1現像と第2現像との
現像バイアスが異なっている条件下では、第1露光と第
2露光とに用いられるレーザビームのパワーが同一の場
合、鮮明で十分な濃度を有する2色画像が得られないと
いう問題点を除去するもので、鮮明で、かつ十分な濃度
を有する2色画像を得ることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の画像形成装置は、上記目的を達成するため
に、像担持体を第1の電位に帯電する第1の帯電手段
と、前記第1の帯電手段によって帯電された前記像担持
体を第1の強度を有する光にて露光することにより、第
1の静電潜像を形成する第1の露光手段と、前記第1の
露光手段によって形成された前記第1の静電潜像に、第
1の色の1成分現像剤を供給する第1の供給手段と、こ
の第1の供給手段に直流電圧と交流電圧とを重畳してな
る現像バイアス電圧を印加する第1の電圧印加手段とを
有し、前記第1の静電潜像を前記第1の色の1成分現像
剤にて現像する第1の現像手段と、前記第1の現像手段
によって現像された像を担持する前記像担持体を第1の
電位よりも高い第2の電位に帯電する第2の帯電手段
と、前記第2の帯電手段によって帯電された前記像担持
体を前記第1の強度よりも強度の大きい第2の強度を有
する光にて露光することにより第2の静電潜像を形成す
る第2の露光手段と、前記第2の露光手段によって形成
された前記第2の静電潜像に、第1の色と異なる第2の
色の1成分現像剤を供給する第2の供給手段と、この第
2の供給手段に直流電圧のみからなる現像バイアス電圧
を印加する第2の電圧印加手段とを有し、前記第2の静
電潜像を第2の色の1成分現像剤にて現像する第2の現
像手段と、前記第1の現像手段および第2の現像手段に
よって現像された像を被画像形成媒体上に転写する転写
手段とを具備している。
(作用) この発明は、像担持体を第1の電位に帯電し、帯電さ
れた前記像担持体を第1の強度を有する光にて露光する
ことにより、第1の静電潜像を形成し、形成された前記
第1の静電潜像に、第1の色の1成分現像剤を第1の供
給手段で供給し、この第1の供給手段に直流電圧と交流
電圧とを重畳してなる現像バイアス電圧を印加して前記
第1の静電潜像を前記第1の色の1成分現像剤にて第1
の現像手段で現像し、現像された像を担持する前記像担
持体を第1の電位よりも高い第2の電位に帯電し、帯電
された前記像担持体を前記第1の強度よりも大きい第2
の強度を有する光にて露光することにより第2の静電潜
像を形成し、この形成された前記第2の静電潜像に、第
1の色と異なる第2の色の1成分現像剤を第2の供給手
段で供給し、この第2の供給手段に直流電圧のみからな
る現像バイアス電圧を印加して前記第2の静電潜像を第
2の色の1成分現像剤にて第2の現像手段で現像し、前
記第1の現像手段および第2の現像手段によって現像さ
れた像を被画像形成媒体上に転写するようにしたもので
ある。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第2図はこの発明の画像形成装置が適用される2色レ
ーザビームプリンタの1例を示すシステムの概略構成図
である。すなわち、2色レーザビームプリンタ199は、
ホストシステム500(コンピュータ,ワードプロセッサ
などの外部機器)と図示しないインターフェイス回路な
どの伝送コントローラを介して結合され、上記ホストシ
ステム500からの2種類のドットイメージデータ(画像
情報)を受付けて2本のレーザビームを個々に変調して
感光体(像担持体)上へ照射し、この2本のレーザビー
ムの照射によって形成された2種類のドットイメージデ
ータをそれぞれ独立に現像して転写材としての用紙上に
転写する構成とされている。
上記2色レーザビームプリンタ199には、第3図に示
すように、ドラム状の感光体200が設けられ、図示しな
い駆動源によって図示矢印方向に回転されるようになっ
ている。感光体200の周囲部には、その回転方向に沿っ
て、順次、第1帯電器201、第1表面電位センサ202、第
1現像器203、第2帯電器(スコロトロンチャージャ)2
04、第2表面電位センサ205、第2現像器206、転写前帯
電器207、転写用帯電器208、剥離用帯電器209、クリー
ナ210および除電器211が配設されている。なお、第1現
像器203では第1色トナー(非磁性一成分現像剤)によ
る第1色現像が行われ、第2現像器206では第2色トナ
ー(非磁性一成分現像剤)による第2色現像が行われる
ものとする。この場合、上記現像は感光体200に対して
単色で行われ、現像剤を重ねては行わないものとする。
一方、感光体200下方の一側方部には、転写材として
の用紙Pを転写部へ給紙する給紙装置213が設けられて
いる。給紙装置213は、着脱自在であってその内部に複
数枚の用紙Pが収納された上下2段の給紙カセット214,
215から用紙Pを1枚ずつ取出す給紙ローラ216,217と、
上段給紙カセット214の上方に形成された手差し給紙口2
18に装着された手差し給紙台219から供給される用紙P
を搬送する一対の給紙ローラ220と、これら給紙ローラ2
16,217,220で搬送される用紙Pの先端を整位して感光体
200上のトナー像とタイミングを取って送出する一対の
レジストローラ221などから構成されている。
また、感光体200下方の他側面部には、トナー像が転
写された用紙Pを搬送する吸着搬送ベルト222、この吸
着搬送ベルト222にて搬送された用紙P上に転写像を加
熱定着する定着器としてのヒートローラ対223、定着後
の用紙Pを排紙トレイ225上に排出する排紙ローラ対224
などが設けられている。
次に、光学系について詳細に説明する。まず、第3図
において、唯一のベース318に対して、回転ミラー走査
ユニット(ポリゴンスキャナユニット)212、回転ミラ
ー走査ユニット212で走査された第1レーザビーム309を
所定の位置、つまり第1露光部へ導くための反射ミラー
311,312、第2レーザビーム310を所定の位置、つまり第
2露光部へ導くための反射ミラー314,315,316、光学系
の防塵用の透過ガラス313,317、および水平同期信号を
得るためのPINダイオードなどにより構成されるビーム
光検出器308(第4図参照)へ第1,第2レーザビーム30
9,310を導くための反射ミラー307などが固定されてい
る。
上記回転ミラー走査ユニット212は、第4図に示すよ
うに、主要素として8面の回転ミラー(ポリゴンミラ
ー)300、回転ミラー300を回転駆動する走査モータ32
9、fθレンズ301、第1,第2半導体レーザ発振器(以
下、単にレーザ発振器と称する)302,303、コリメータ
レンズ304,305およびプリズム306などから構成されてい
る。この場合、第1レーザ発振器302からの第1レーザ
ビーム309は、コリメータレンズ305を介して入射面およ
び出射面に反射防止コーティングが施されたプリンズ30
6に導かれ、このプリズム306により直角に曲げられて第
2レーザビーム310と水平面空間で平行になるように調
整されて回転ミラー300に入射され、fθレンズ301を通
った後、第3図に示す如く、反射ミラー311,312および
透過ガラス313を通って感光体200上の第1露光部へ導か
れ、感光体200の軸方向に沿って走査開始点S1から終了
点E1へと露光走査される。
また、第2レーザ発振器303からの第2レーザビーム3
10は、コリメータレンズ304を介して直接回転ミラー300
に入射され、第3図に示す如く、反射ミラー314,315,31
6および透過ガラス317を通って感光体200上の第2露光
部に導かれ、感光体200の軸方向に沿って走査開始点S2
から終了点E2へと露光走査される。なお、両走査開始点
S1,S2におけるずれ(誤差)d、および第1,第2レーザ
ビーム309,310の主走査方向に対する走査長のずれに対
しては、電気的な対策などが施されている。
第5図は上記のように構成された2色レーザビームプ
リンタ199の制御部を示すものである。第5図におい
て、501は全体的な制御を司る主制御部としてのCPU(セ
ントラル・プロセッシング・ユニット)、502は制御用
のプログラムが格納されるROM(リード・オンリ・メモ
リ)である。503はデータテーブルが格納されるROMであ
り、各種のマージン制御用データ、粗調整用データ、微
調整用データおよび補正用データや、現像バイアス制御
用のセットデータ、各種のデータテーブルなどがアドレ
スごとに格納される。また、504はRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)、505は汎用タイマ、506は入出力ポート
で、操作表示部507への表示データの出力、各種検出器
(マイクロスイッチ、センサなど)508からの入力、駆
動系(モータ、クラッチ、ソレノイドなど)510を駆動
する駆動回路509への出力、走査モータ329を駆動するモ
ータ駆動回路511の出力、各種センサおよび高圧電源な
ど523に対する入出力を制御するプロセス制御回路522へ
の入出力が行われる。
514は第1レーザ発振器302を制御する第1レーザ変調
回路、515は第2レーザ発振器303を制御する第2レーザ
変調回路、517はビーム光検出回路であり、ビーム光検
出器308からのアナログ信号を高速コンパレータでディ
ジタル化することにより水平同期信号HSYOが生成され
る。513は印字データ書込み制御回路であり、ホストシ
ステム500からのビデオイメージの印字データを感光体2
00上の所定の位置へ書込むための制御が行われる。519
はインターフェイス回路であり、ホストシステム500へ
のステータスデータの出力、ホストシステム500からの
コマンドデータおよび印字データの受取りなどの制御が
行われる。
また、上述した各部において、感光体200はSe−Te層
にて外周面を形成している。そのため、第1帯電器201
は正極性の帯電チャージャとされている。この第1帯電
器201は、感光体200の帯電電位が約600Vとされている。
第1現像器203は、DC成分が+250V、AC成分が実行値6
00Vで周波数が3KHzである重畳電圧の現像バイアスとさ
れている。
第2帯電器204はスコロトロンチャージャであり、感
光体200上の現像部(第1色現像)と非現像部との帯電
電位が約1000Vとされている。
第2現像器206は、現像バイアスがDC成分のみの+100
0Vとされている。
これらの点から、第2現像条件においては、感光体20
0の表面電位が1000Vと高いため、第1現像条件下におけ
る潜像幅と同じ潜像幅を得るには第1レーザビーム309
のパワーよりも強いパワーのレーザビームが必要であ
る。そのため、第1レーザ発振器302からの第1レーザ
ビーム309のパワーが約3mW、第2レーザ発振器303から
の第2レーザビーム310のパワーが約5mWとされている。
次に、上記の構成による多色画像の作像プロセスにつ
いて、第1図を参照して説明する。すなわち、まず第1
帯電器201による第1帯電によって回転する感光体20の
表面電位が約600Vに帯電される。そして、ホストシステ
ム500からの第1のドットイメージデータ(画像情報)
に応じて変調された約3mWの第1レーザビーム309が、第
1表面電位センサ202および第1現像器203の間の第1露
光部に照射されて第1露光が行われ、感光体200の表面
が露光されて情報域のみが低電位とされることにより第
1の静電潜像が形成される。次いで、第1現像器203で
の重畳電圧の現像バイアスによる第1現像により、プラ
ス帯電の第1色トナーで現像されることによって第1色
目のトナー像が作像される。
この状態において、第2帯電器204によって第1色目
のトナー像が形成された感光体200の表面が再帯電さ
れ、表面電位が約1000Vに均一に帯電される。そして、
ホストシステム500からの第2のドットイメージデータ
(画像情報)に応じて変調された約5mWの第2レーザビ
ーム310が、第2表面電位センサ205および第2現像器20
6の間の第2露光部に照射されて第2露光が行われ、感
光体200の表面が露光されて情報域のみが低電位とされ
ることにより第2の静電潜像が形成される。次いで、第
2現像器206のDCバイアスによる第2現像により、プラ
ス帯電の第2色トナーで現像されることによって第2色
目のトナー像が作像される。
こうして、2つの反転現像モードで作像された2色の
トナー像は、転写前帯電器207によって第1色目のトナ
ー像と第2色目のトナー像との帯電量、およびトナー像
面の感光体電位の違いによる転写効率の差が均一化され
て転写の条件が一致される。
一方、用紙Pは、レジストローラ対221によって転写
用帯電器208と感光体200との相互間(転写部)へ搬送さ
れ、この部分で感光体200の表面と密着することによ
り、転写用帯電器208の作用で感光体200上の2色のトナ
ー像がそれぞれ転写される。
こうして、各トナー像が転写された用紙Pは、剥離用
帯電器209の作用で感光体200から静電的に剥離された
後、吸着搬送ベルト222によってヒートローラ対223へ搬
送され、ここを通過することにより転写像が加熱定着さ
れ、定着後の用紙Pは排紙ローラ対224によって排紙ト
レイ225へ排出される。この結果、第1現像による第1
色のトナー像および第2現像による第2色のトナー像の
双方について、鮮明で、画像濃度が十分で均一な2色画
像が得られる。
また、転写後の感光体200は、クリーナ210によって表
面の残留トナーが除去された後、除電器211によって除
電されて初期状態に戻るようになっている。
上記したように、各組の画像形成手段における帯電手
段の電位差、および現像手段の現像バイアスの差異によ
る現像特性の差を考慮して、後段における照射手段から
のレーザビームの強度を前段における照射手段のレーザ
ビームより強くするようにしている。
すなわち、感光体200の帯電電位が約600Vとされてい
る第1帯電器201と約1000Vとされている第2帯電器204
との電位差(400V)、およびDC成分とAC成分との重畳電
圧の現像バイアスによる第1現像器203とDC成分のみの
現像バイアスによる第2現像器206との現像特性の差か
ら、第2現像条件における第2レーザビーム310のパワ
ーを約5mWととし、第1レーザビーム309のパワー(約3m
W)よりも強いパワーとするようにしている。これによ
り、2色のトナー像を作像するプロセスにおいて、第1
現像条件下における潜像幅と同じ潜像幅を得ることが可
能となるとともに、感光体200の表面電位を低下させる
ことが可能となる。このため、第1色目のトナー像のト
ナー飛散を防止し、しかも第2色トナーの飛翔特性を向
上できる。したがって、第1帯電による電位と第2帯電
による電位とが異なっていたり、第1現像と第2現像と
の現像バイアスとが異なっている条件下であっても、鮮
明で、かつ第1色目のトナー像と第2色目のトナー像と
の間に、均一で濃度むらのない十分な画像濃度を有する
2色画像を得ることができるものである。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施
可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、鮮明で、か
つ十分な濃度を有する2色画像を得ることができる画像
形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である多色画像の作像プロ
セスを模式的に示す遷移図、第2図は2色レーザビーム
プリンタの適用例を示すシステムの概略構成図、第3図
はこの発明の画像形成装置が適用される2色レーザビー
ムプリンタの概略構成図、第4図は2本のレーザビーム
による感光体への露光走査を概略的に示す斜視図、第5
図は制御部の構成を概略的に示すブロック図、第6図は
2色レーザビームプリンタの概略を示す説明図、第7図
は従来の多色画像の作像プロセスを模式的に示す遷移
図、第8図および第9図は従来の問題点を示すもので、
第8図は感光体の表面電位と露光量との関係を説明する
ために示す図、第9図は画像濃度と感光体表面電位との
関係を説明するために示す図である。 199……2色レーザビームプリンタ、200……感光体(像
担持体)、201……第1帯電器(帯電手段)、202……第
1表面電位センサ、203……第1現像器(現像手段)、2
04……第2帯電器(帯電手段)、205……第2表面電位
センサ、206……第2現像器(現像手段)、207……転写
前帯電器、208……転写用帯電器、209……剥離用帯電
器、210……クリーナ、211……除電器、212……回転ミ
ラー走査ユニット、302……第1レーザ発振器、303……
第2レーザ発振器、309……第1レーザビーム、310……
第2レーザビーム、501……CPU、514……第1レーザ変
調回路、515……第2レーザ変調回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−124353(JP,A) 特開 昭62−81667(JP,A) 特開 昭63−273881(JP,A) 特開 昭63−274972(JP,A) 特開 昭63−296063(JP,A) 特開 昭61−67874(JP,A) 特開 昭60−113272(JP,A) 特開 昭62−165673(JP,A) 特開 昭58−108557(JP,A) 特開 昭56−144452(JP,A) 特開 昭61−117572(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を第1の電位に帯電する第1の帯
    電手段と、 前記第1の帯電手段によって帯電された前記像担持体を
    第1の強度を有する光にて露光することにより、第1の
    静電潜像を形成する第1の露光手段と、 前記第1の露光手段によって形成された前記第1の静電
    潜像に、第1の色の1成分現像剤を供給する第1の供給
    手段と、この第1の供給手段に直流電圧と交流電圧とを
    重畳してなる現像バイアス電圧を印加する第1の電圧印
    加手段とを有し、前記第1の静電潜像を前記第1の色の
    1成分現像剤にて現像する第1の現像手段と、 前記第1の現像手段によって現像された像を担持する前
    記像担持体を第1の電位よりも高い第2の電位に帯電す
    る第2の帯電手段と、 前記第2の帯電手段によって帯電された前記像担持体を
    前記第1の強度よりも強度の大きい第2の強度を有する
    光にて露光することにより第2の静電潜像を形成する第
    2の露光手段と、 前記第2の露光手段によって形成された前記第2の静電
    潜像に、第1の色と異なる第2の色の1成分現像剤を供
    給する第2の供給手段と、この第2の供給手段に直流電
    圧のみからなる現像バイアス電圧を印加する第2の電圧
    印加手段とを有し、前記第2の静電潜像を第2の色の1
    成分現像剤にて現像する第2の現像手段と、 前記第1の現像手段および第2の現像手段によって現像
    された像を被画像形成媒体上に転写する転写手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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