JP2601616Y2 - アタッチメント及び電機機器ユニット - Google Patents

アタッチメント及び電機機器ユニット

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JP2601616Y2
JP2601616Y2 JP1990020107U JP2010790U JP2601616Y2 JP 2601616 Y2 JP2601616 Y2 JP 2601616Y2 JP 1990020107 U JP1990020107 U JP 1990020107U JP 2010790 U JP2010790 U JP 2010790U JP 2601616 Y2 JP2601616 Y2 JP 2601616Y2
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electronic device
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switch
rail
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真也 民野
幸雄 山口
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、光電スイッチ、圧力スイッチ等の電子機
器のアタッチメント、並びにそのアタッチメントを備え
る電機機器ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 例えば光電スイッチ等の電子スイッチは、電子部品を
実装した回路基板と発光素子及び受光素子とを本体ケー
スに内蔵したものである。この電子スイッチは、本体ケ
ースの適所に取付用(直付け用)ネジ穴を設け、検出物
体の検出領域(例えばフレーム)に直接、ビス止着する
もの(図示せず)と、第3図に示すように、本体ケース
41の下部にDIN規格レール3に対し嵌合するガイド溝部4
2を一体に備えたものとがある。この第3図に示す電子
スイッチは、前者のように物体検出領域(例えばフレー
ム等)へ直接取付けるタイプではなく、光ファイバ形光
電スイッチや圧力スイッチ等のように、本体ケース(ガ
イド溝部42)41をDIN規格レール3に移動可能に配備
し、従って本体ケース41は検出物体の近くに配置せず、
本体ケース41の検出信号導入部43と物体検出領域を光フ
ァイバ(電子スイッチによって、ケーブル或いは圧力パ
イプ等)で結んで使用するものである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記、前者(物体検出領域に直付けするタイプ)の電
子スイッチでは、ガイド溝部を備えていない。従って、
DIN規格レール方式には使用し得ない。一方、後者(ガ
イド溝部を備えたタイプ)の電子スイッチでは、DIN規
格レール用のガイド溝部を備えているためDIN規格レー
ル方式に使用し得る。又、この後者の電子スイッチは、
第3図に示すように本体ケース41の適所に前者と同様な
フレーム止着用のネジ穴44を設けることで、直付け用と
して兼用し得る。
ところが、この電子スイッチでは、本体ケースにDIN
規格レール用のガイド溝部を一体に配備しているため、
電子スイッチ自体が大型化するばかりでなく、形状が複
雑であり、直付け用として用いる場合は、取付け難い等
の不利があった。
この考案は、以上のような課題を解消し、直付け用と
DIN規格レール用に兼用的に使用し得ると共に、簡易に
直付けできる便宜なアタッチメントを提供することを目
的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この目的を達成するために、この考案のアタッチメン
トでは、次のような構成としている。
本考案の請求項1記載のアタッチメントは、電子機器
を支えるための本体部と、本体部の底面に設けられ、レ
ールに嵌合する溝部と、本体部の上面に立設され、電子
機器に係合する一対の係合部とからなり、電子機器をレ
ールに取付けるためのものであって、前記本体部に上方
バネ付勢する板バネ部を配備したことを特徴とする。
このアタッチメントは、電子機器本体に脱着自在に取
付けられるように構成してある。従って、電子機器を検
出領域(例えばフレーム等)へ直付けする場合は、アタ
ッチメントと電子機器本体とを分離し、電子機器本体の
みをフレームにビス止着する。つまり、電子機器本体の
ネジ穴にビスをネジ込むことでフレームに取付ける。電
子機器自体は、単純な形態であり小型であるため、極め
て容易に直付けし得る。一方、電子機器本体をDIN規格
レールに配備する場合は、電子機器本体に対しアタッチ
メントを止着し、一体に連結した状態とする。そして、
このアタッチメントの溝部をDIN規格レールに嵌合配備
する。これにより、直付け方式とDIN規格レール方式と
の両方に使用でき、且つ電子機器自体を単純な小型の形
態に設定し得、直付け作業が簡易となる。
又、係合部によりアタッチメントを電子機器に取付け
ると、板バネ部が電子機器を上方にバネ付勢するため、
電子機器にアタッチメントをガタツキなく取付けること
ができる。
(ホ)実施例 第1図は、この考案に係るアタッチメントの具体的な
一実施例を示す分解斜視図である。
この実施例は光電スイッチであり、スイッチ本体1
(ケース体11)と、このスイッチ本体1に対し脱着可能
に取付けられ、DIN規格レール3に対応するガイド溝部
(溝部)23,22bを備えたアタッチメント2とから成る。
スイッチ本体1は、ケース体11の内部に、電子部品を
実装した回路基板と発光素子及び受光素子とを内蔵して
いる。このケース体11の一側面に、直付け用(検出領域
内のフレーム取付け用)のネジ穴12を設けると共に、一
端面に検出信号導入用の筒部13を設けている。
上記アタッチメント2は、前記スイッチ本体1(ケー
ス体11)の底面積とほぼ同様の大きさを有する矩形平板
部(本体部)22と、平板部22の下部に設けたガイド溝部
23,22bとから構成されている。ガイド溝部23は、DIN規
格レール3のレール部31に対応し嵌合するように設定し
てある。
又、平板部22の一端部側には貫通孔を形成し、この貫
通孔に対しガイド溝部23の一方を受持ち、且つストッパ
となる板状の溝兼用ストッパ22aが嵌挿配備してある。
この溝兼用ストッパ22aは、外方向へは脱落せず内方向
への移動のみが許容されるようにバネ設定してあり、嵌
挿状態において内側に位置する溝用板部22bは、厚みが
先端側から後端にかけて上昇傾斜する勾配状に設定して
ある。従って、溝兼用ストッパ22aの外方へ突出する突
出片部22cを内方向へ押すと、溝用板部22bが内方向へ移
動し、嵌合するレール部31を押圧することで、アタッチ
メント2(スイッチ本体1)がレール部31に対し所望位
置で固定される。
更に、平板部22の上面両端にそれぞれ一対の係合爪部
(係合部)21を上方へ対向状に立設すると共に、ケース
体11の両端面下部にそれぞれ一対の係合受け溝部14を設
け、係合爪部21を係止するように設定してある。
又、平板部22の面内にコ字状の切り溝26を設け、この
切り溝26にっ囲まれた部分を上方へバネ付勢する板バネ
部27としている。板バネ部27を設けない場合、第2図
(A)に示すように、係合爪部21と係合受け溝部14とを
係合させると、係合間に僅かな隙間が生じ、アタッチメ
ント2とスイッチ本体1との止着が「ガタ」つく。しか
しながら、板バネ部27を設けると、第2図(B)に示す
ように、係合爪部21と係合受け溝部14とを係合させたと
き、板バネ部27がスイッチ本体1の底部を上方へ押し上
げる。従って、係合爪部21と係合受け溝部14との隙間が
無くなり、スイッチ本体1とアタッチメント2との止着
が完全となる。
上記の構成を有する光電スイッチでは、スイッチ本体
1とDIN規格レール用のガイド溝部23を備えたアタッチ
メント2とを分離形成し、脱着自在に取付けられるよう
に設定してある。従って、スイッチ本体1を検出領域
(例えばフレーム等)へ直付けする場合は、アタッチメ
ント2とスイッチ本体1とを分離し、スイッチ本体1の
みをフレームへビス止着する。つまり、スイッチ本体1
のネジ穴12にビスをネジ込むことでフレームに取付け
る。スイッチ本体1自体は、単純な形態であり小型であ
るため、極めて容易に直付けし得る。
一方、スイッチ本体1をDIN規格レール3に配備する
場合は、スイッチ本体1にアタッチメント2を止着し、
一体に連結した状態とする。そして、このアタッチメン
ト2のガイド溝部23をDIN規格レール3に嵌合配備す
る。これにより、直付け方式とDIN規格レール方式との
両方に適正使用でき、且つスイッチ本体1自体を単純な
小型の形態に設定することができる。
なお、上記実施例は、主として光電スイッチを例に取
り上げて説明したが、この考案は圧力スイッチ、近接ス
イッチ等、他の電子スイッチにも広く適用できる。
(ヘ)考案の効果 この考案では、以上のように、アタッチメントがその
本体部に係合部と板バネ部を有するため、電子機器への
アタッチメントの取付けは、本体部の係合部を電子機器
に係合させるだけでよく、取り外すときは、係合部と電
子機器との係合を外せば済み、電子機器に対するアタッ
チメントの着脱が非常に簡単である。
又、アタッチメントを電子機器に取付けると、電子機
器が板バネ部により上方にバネ付勢されるので、アタッ
チメントのガタツキ問題が起こらず、電子機器とアタッ
チメントとの止着が完全となる。
勿論、電子機器本体に対し、所定のレール用の溝部を
備えたアタッチメントを脱着可能に取付けることとした
から、物体検出領域のフレームに電子機器本体を直付け
する場合には、電子機器本体とアタッチメントとを分離
し、電子機器本体のみをフレームにビス止着する。これ
により、単純な形態で且つ小型の電子機器本体を直付け
することとなり、取付け作業が極めて簡便となる。
一方、電子機器本体を所定の例えばDIN規格レールに
取付ける場合には、電子機器本体にアタッチメントを連
結し、アタッチメントの溝部をDIN規格レールに嵌合配
備する。これにより、直付け方式とDIN規格レール方式
の両方に適正に兼用できると共に、電子機器自体は単純
な形態で且つ小型化が実現できる。しかも、板バネ部に
より、部品点数を増やさずに簡単な構成で電子機器本体
にアタッチメントを取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のアタッチメントに係る実施例の光電
スイッチを示す分解斜視図、第2図(A)は、第1図の
実施例において板バネ部を設けない場合のアタッチメン
トとスイッチ本体とを止着した状態を示す要部断面図、
第2図(B)は、第1図のアタッチメントとスイッチ本
体とを止着した状態を示す要部断面図、第3図は、従来
の光電スイッチを示す斜視図である。 1:スイッチ本体 2:アタッチメント 3:DIN規格レール 21:係合爪部(係合部) 22:平板部(本体部) 22b,23:ガイド溝部(溝部) 27:板バネ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−72816(JP,U) 特許庁編、社団法人発明協会発行「技 術動向シリーズ特許からみた機械要素便 覧「固着」」昭和55年9月25日 p408 〜p410における1−31−23,摺動あご をもつクランプの項

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器を支えるための本体部と、本体部
    の底面に設けられ、レールに嵌合する溝部と、本体部の
    上面に立設され、電子機器に係合する一対の係合部とか
    らなり、電子機器をレールに取付けるためのアタッチメ
    ントであって、 前記本体部に上方へバネ付勢する板バネ部を配備したこ
    とを特徴とするアタッチメント。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアタッチメントと、このア
    タッチメントに着脱可能に取付けられた電子機器本体と
    からなることを特徴とする電機機器ユニット。
JP1990020107U 1990-02-27 1990-02-27 アタッチメント及び電機機器ユニット Expired - Lifetime JP2601616Y2 (ja)

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US7882755B2 (en) 2007-07-23 2011-02-08 Keyence Corporation Sensor attachment device, a sensor and a light emitting device for a photo-electrical sensor

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