JP2549389Y2 - 携帯用の電気機器 - Google Patents

携帯用の電気機器

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JP2549389Y2
JP2549389Y2 JP1991105702U JP10570291U JP2549389Y2 JP 2549389 Y2 JP2549389 Y2 JP 2549389Y2 JP 1991105702 U JP1991105702 U JP 1991105702U JP 10570291 U JP10570291 U JP 10570291U JP 2549389 Y2 JP2549389 Y2 JP 2549389Y2
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JP
Japan
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storage case
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JPH0548388U (ja
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仁 伊世
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日本マランツ株式会社
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は機器本体とその電池収納
ケースの結合構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4で示されるように、従来の携帯用の
電気機器において機器本体とその電池収納ケースの結合
は、本体側のレール溝に対して電池収納ケースに設けら
れたレールをスライド嵌合させることによって行われて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、この製品の成形条件等により、その寸法精度を出す
ことがなかなか困難で、よって機器本体側と電池収納ケ
ースの結合部で隙間等によるガタが生じ、その嵌合には
不具合があった。また、この電池収納ケースのスライド
着脱時の感触も寸法精度に頼っているため、各製品毎に
バラツキがあり、その調整も難しいといった状況にあ
る。
【0004】本考案は、上記事情を鑑み成されたもの
で、機器本体側と電池収納ケースの結合部内にばね部材
を採用し、効果的な結合構成を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、互いに並行
な係止用の二つのレールを有する係止部材を機器本体の
底面に付設し、且つ、電池収納ケースの上面に前記係止
部材を嵌合する二つの溝部を設け、更に、前記係止部材
をそれぞれ下方から機器本体側に付勢するための二つの
板ばねを備えてなる携帯用の電気機器である。その詳細
な構成は、機器本体の底面と電池収納ケースの上面がそ
れぞれ着脱係合面となって、機器本体に対して電池収納
ケースが着脱可能に装着され、前記機器本体側に、その
突出方向が共に水平方向で且つ互いに背向し、更に、そ
の着脱係合面に沿って互いに並行に伸びる二つのレール
を有する係止部材が付設され、前記電池収納ケースに、
その凹みの方向が共に水平方向で且つ互いに背向し、更
に、その着脱係合面に沿って並行に伸びて前記係止部材
の二つのレールを対応して嵌合し得る二つの溝部が設け
られ、上記係止部材は、下方に位置する押え具によって
上記機器本体に付設され、且つ、押え具と係止部材の間
に係止部材を下方から機器本体側に付勢する二つの板ば
ねがレールの伸びる方向に並行に介在されてなる携帯用
の電気機器。
【0006】
【作用】機器本体側の二つレールが電池収納ケースの溝
部に嵌合することで機器本体と電池収納ケースは装着し
合うが、互いに並行な二つの板ばねによって形成される
面全体において付勢力が働き、機器本体と電池収納ケー
スは前記付勢力の働く面全体に密接若くはより近接した
状態で装着し合うことになる。
【0007】
【実施例】以下において、この考案の携帯用の電気機器
の実施例を図面に基づいて詳述する。しかし、この実施
例によって、この考案が限定されるものではない。この
考案の携帯用の電気機器は、図1に要部を示すように、
機器本体6の底面と電池収納ケース5の上面がそれぞれ
着脱係合面(図示省略)となって、機器本体6に対して
電池収納ケース5が矢印で示す方向にスライドすること
によって着脱可能な構成になっている。尚、機器本体6
と電池収納ケース5の間に、機器本体6に電池収納ケー
ス5が装着した際にその状態を保持するためのロック機
構が設けられており、9はこのロック機構を解除するた
めの操作部であり、10はロック機構を構成する突起部
である。
【0008】機器本体6に対する電池収納ケース5の着
脱機構は、図2に示すように構成されている。つまり、
機器本体6の着脱係合面である底面6aにおいて、金属
材料からなる係止部材11が機器本体6の本体機器シャ
ーシ4に押え具3を介してビス7によって取付け固定さ
れている。係止部材11は、突出方向が共に水平方向で
且つ互いに背向し、更に、底面6aに沿って互いに並行
に伸びる二つのレール1が備えられている。他方、電池
収納ケース5は着脱係合面である上面において、凹みの
方向が共に水平方向で且つ互いに背向し、更に、その着
脱係合面に沿って並行に伸びて係止部材11の二つのレ
ール1を対応して嵌合し得る二つの溝部5bが設けられ
ている。ここで、5aは、係止部である。又、8は放電
端子部である。
【0009】なお、電池収納ケース5の係合部5aの上
面から溝部までの距離、つまり、係合部5aの厚さTは
機器本体6の底面6aとレール1までの距離Taより若
干大きくなるように構成されている。従って、本考案の
携帯用の電気機器では、機器本体6に電池収納ケース5
を装着する際には、係止部材11の二つのレール1を板
ばね2の付勢力に抗して下方に引き下げるようにして二
つの溝部5bに対応して嵌合させることになり、機器本
体6と電池収納ケース5は密着若くはより近接した状態
で装着し合うことになり、各部材の寸法精度上によるガ
タつきの問題は解決されている。しかも、この係合装着
は、係合面に沿って伸びる互いに並行な二つの嵌合によ
って構成されており、且つ、その二つの嵌合する部分に
はそれぞれ板ばね2の付勢力が働くことから、互いに並
行な二つの板ばね2によって形成される面全体において
付勢力が働くことになり、従って、機器本体6と電池収
納ケース5は付勢力の働く面全体に密着若くは近接した
状態で装着し合うことになる。よって、機器本体6に対
する電池収納ケース5の装着において、どの方向におい
ても等しくガタつきは生じ難くなっている。
【0010】なお、上述の実施例においてその各部の構
成は、本考案を逸脱しない範囲で種々変更が可能であ
る。
【0011】
【考案の効果】この考案は、互いに並行な係止用の二つ
のレールを有する係止部材を機器本体の底面に付設し、
且つ、電池収納ケースの上面に前記係止部材を嵌合する
二つの溝部を設け、更に、前記係止部材をそれぞれ下方
から機器本体側に付勢する互いに並行な二つの板ばねを
備えて構成したことにより、二つの板ばねによって形成
される面全体に働く付勢力によって機器本体と電池収納
ケースは密接若くは近接した状態で装着し合い、各部材
の寸法精度によるガタの問題が生じ難くく、しかも、機
器本体に対する電池収納ケースの装着においてどの方向
においても等しくガタつきの生じ難い携帯用の電気機器
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用電気機器に係わる関係外観図を
示す。
【図2】本考案の関係断面部分図を示す。
【図3】本考案の関係分解図を示す。
【図4】従来の携帯用電気機器における機器本体と電池
収納ケースの結合関係を示す簡略図である。
【符号の説明】
1 レール 2 板ばね 3 押え具 4 本体シャーシ 5 電池収納ケース 6 機器本体 5a 係合部 5b 溝部 6a 機器本体の底面 11 係止部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体の底面と電池収納ケースの上面
    がそれぞれ着脱係合面となって、機器本体に対して電池
    収納ケースが着脱可能に装着され、 前記機器本体側に、その突出方向が共に水平方向で且つ
    互いに背向し、更に、その着脱係合面に沿って互いに並
    行に伸びる二つのレールを有する係止部材が付設され、 前記電池収納ケースに、その凹みの方向が共に水平方向
    で且つ互いに背向し、更に、その着脱係合面に沿って並
    行に伸びて前記係止部材の二つのレールを対応して嵌合
    し得る二つの溝部が設けられ、 上記係止部材は、下方に位置する押え具によって上記機
    器本体に付設され、且つ、押え具と係止部材の間に係止
    部材を下方から機器本体側に付勢する二つの板ばねがレ
    ールの伸びる方向に並行に介在されてなる携帯用の電気
    機器。
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JP5188168B2 (ja) * 2007-12-20 2013-04-24 キヤノン株式会社 画像形成装置
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