JPH0548388U - 携帯用の電気機器 - Google Patents

携帯用の電気機器

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JPH0548388U
JPH0548388U JP10570291U JP10570291U JPH0548388U JP H0548388 U JPH0548388 U JP H0548388U JP 10570291 U JP10570291 U JP 10570291U JP 10570291 U JP10570291 U JP 10570291U JP H0548388 U JPH0548388 U JP H0548388U
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JP10570291U
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仁 伊世
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日本マランツ株式会社
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    • Y02E60/12—

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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器本体側と電池収納ケースの結合構成にお
いて、レール嵌合に弾性部材を付加して効果的な両者の
着脱関係につき改善する。 【構成】 機器本体６に板ばね２を介してレール１を押
え具３によって取り付け、該レールを電池収納ケース５
の溝部５ｂに押し込んでなる携帯用の電気機器。 【効果】 板ばねによる結合であるので、ガタがなくそ
の着脱もスムーズであり、特に従来のような精度が要求
されずコスト的にも効果的である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は機器本体とその電池収納ケースの結合構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図４で示されるように、従来の携帯用の電気機器において機器本体とその電池 収納ケースの結合は、本体側のレール溝に対して電池収納ケースに設けられたレ ールをスライド嵌合させることによって行われていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、この製品の成形条件等により、その寸法精度を出す ことがなかなか困難で、よって機器本体側と電池収納ケースの結合部で隙間等に よるガタが生じ、その嵌合には不具合があった。また、この電池収納ケースのス ライド着脱時の感触も寸法精度に頼っているため、各製品毎にバラツキがあり、 その調整も難しいといった状況にある。
【０００４】 本考案は、上記事情を鑑み成されたもので、機器本体側と電池収納ケースの結 合部内にばね部材を採用し、効果的な結合構成を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、携帯用の電気機器において、その本体側と電池収納ケース側間のレ ール結合部内に押圧用の板ばねを構成したことを特徴としている。
【０００６】
【作用】
機器本体側には押圧板ばねにより上下動可能なレールを有し、本体側の底面と レール面間の隙間寸法に対し、そこへ嵌合する電池収納ケース溝部の上部係合部 の厚さ寸法を大とし、よって前記本体側の底面とレール面の隙間を押圧されてい るレールを引き下げて大とし、前記電池収納ケース溝部の上部係合部をそこへ押 し込んで係合させる。
【０００７】
【実施例】
以下、本考案にかかる携帯用電気機器の実施例について図面を参照しながら説 明する。 図１は本考案の携帯用の電気機器に係わる関係外観図で、機器本体側６と電池 収納ケース５が矢印で示されるように、スライド着脱可能な構成を示している。 ９は前記本体側６及び電池収納ケース５のロックに関する操作部、１０はロック のための突起部である。
【０００８】 図２は本考案の機器本体側６と電池収納ケース５の結合関係を示す関係断面部 分図である。６’，６’は機器本体側の底面部、４は本体シャーシ、１，１は一 体的に形成された金属レール、３は板ばね２，２を介して金属レール１をビス７ でシャーシ４に取り付けられる押え具である。また、電池収納ケース側において は、５ａ，５ａは係合部、５ｂ，５ｂは前記金属レール１を嵌合する溝部、８は 放電端子部である。
【０００９】 なお、図示される電池収納ケース側の係合部５ａの厚さｔは機器本体側の底面 部６’と金属レール１までの間隔ｔ’より若干大きく設定されている。 よって、金属レール１と電池収納ケース側の溝部５ｂとの嵌合は板ばね２で押 圧されている金属レールを引き下げて、前記係合部５ａを前記該当部へ押し込む ようにして行われる。 図３は、押え具３、板ばね２、及び金属レール等の組立て構成を示す分解図で ある。
【００１０】 なお、上述の実施例においてその各部の構成は、本考案を逸脱しない範囲で種 々変更が可能である。
【００１１】
【考案の効果】 以上の説明で明らかなように、本考案の携帯用の電気機器は、機器本体側に金 属レールが板ばねを介して取り付けられ、その金属レールへ電池収納ケースの溝 部が嵌合して結合構成されるので、従来のように寸法精度が要求されず、ガタ等 の不具合もなくスムーズな着脱が行え、且つ、コストにも低減が図られたトータ ル的に効果のあるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の携帯用電気機器に係わる関係外観図を
示す。
【図２】本考案の関係断面部分図を示す。
【図３】本考案の関係分解図を示す。
【図４】従来の携帯用電気機器における機器本体と電池
収納ケースの結合関係を示す簡略図である。
【符号の説明】
１ 金属レール ２ 板ばね ３ 押え具 ４ 本体シャーシ ５ 電池収納ケース ５ａ 係合部 ５ｂ 溝部 ６ 機器本体 ６’ 機器本体側の底面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 機器の本体側に板ばねによって押圧して
    取り付けた一対のレールを有する部材を設け、該レール
    へ着脱自在に嵌合する嵌合溝を有した電池収納ケースを
    構成したことを特徴とする携帯用の電気機器。
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