JPH0731430Y2 - エスカッション部材 - Google Patents

エスカッション部材

Info

Publication number
JPH0731430Y2
JPH0731430Y2 JP1989070750U JP7075089U JPH0731430Y2 JP H0731430 Y2 JPH0731430 Y2 JP H0731430Y2 JP 1989070750 U JP1989070750 U JP 1989070750U JP 7075089 U JP7075089 U JP 7075089U JP H0731430 Y2 JPH0731430 Y2 JP H0731430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front panel
plate body
plate
escutcheon member
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989070750U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0310393U (ja
Inventor
力 浅賀
勉 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP1989070750U priority Critical patent/JPH0731430Y2/ja
Publication of JPH0310393U publication Critical patent/JPH0310393U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0731430Y2 publication Critical patent/JPH0731430Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車載用音響機器等に用いられるエスカッション
部材に関するものである。
[従来の技術] 一般に、車載用音響機器等に用いられているエスカッシ
ョン部材としては、第4図乃至第6図に示したようなも
のが知られている。即ち、エスカッション部材を構成す
る前面パネル1には、内側に傾斜したガイド部2を有す
るカセット挿入口3及びボタン取付孔4が開口されてお
り、カセット挿入口3には防塵ドア5が配設されてい
る。また、この防塵ドア5には、下方両側にドアシャフ
ト6a,6bが設けられ、その一方のドアシャフト6aの上部
には切欠き部8が形成されている。そして、このドアシ
ャフト6a及び切欠き部8内にドアスプリング9が挿入さ
れ、第5図に示した様に、前記前面パネル1に設けられ
たカセット挿入口3の背面側に近接して形成された穴10
内に取付けられている。一方、ドアシャフト6bは、カセ
ット挿入口3の背面側の、前記穴10と対向する位置に設
けられた溝11に嵌合され、熱溶着によって固定されてい
る。さらに、上記の様に構成された前面パネル1の背面
側には、プレートスイッチ12、アクリル製のイルミパー
ツ13、光源を配設したプリント基板14及びバック板15が
順次重ね合わされ、前面パネル1にねじ止めされ、ま
た、前面パネル1の背面から、各種操作ボタン16がボタ
ン取付孔4に装着されている。
[考案が解決しようとする課題] この様に構成された従来のエスカッション部材において
は、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、
各種操作ボタン16は前面パネルの後方より装着され、防
塵ドア5は前面パネル1の背面の傾斜面にドアスプリン
グを用いて取付けられた後、熱溶着によって固定され、
その他の部材も前面パネルの背面側から順次取付けられ
た後、ねじ止めされるが、前面パネル1が傾斜面を有す
るため、作業性が非常に悪く、エスカッション部材の組
立工程が複雑化していた。
また、車両のコンソールの設置条件によっては、防水対
策を施す必要があるが、上記の様な構成を有する従来の
エスカッション部材では、前面パネル1に形成されたカ
セット挿入口3及びボタン取付孔4などから内部に水が
侵入してしまい、ボタン16の背面側に形成されたスイッ
チ押圧部16a、プレートスイッチ12及びプリント基板14
などが作動しなくなるといった欠点もあった。
本考案の目的は、上記のような従来のエスカッション部
材の問題点を解消し、取付け作業における安定性及び作
業性の向上を図り、高品質で信頼性に優れたエスカッシ
ョン部材を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のエスカッション部材は、電子機器の前面に設け
られた前面パネルと、この前面パネルの背面に取り付け
られた剛性のある合成樹脂成型品からなる中空のモール
ドシャーシと、電子機器操作用の回路部品とを備えた電
子機器のエスカッション部材において、前記モールドシ
ャーシが前面パネルの背面に沿って設けられた第1の板
体と、この第1の板体に対して折り曲げ可能に、かつ第
1の板体に対して所定の角度を保って一体に取り付けら
れた第2の板体とを備え、これら角度を保って折り曲げ
られた第1の板体と第2の板体との間の中空部に、回路
部品が挟持されていることを特徴とする。
[作用] 本考案のエスカッション部材によれば、一体に形成した
2枚の板体に、プレートスイッチ、イルミネーションパ
ーツ、ボタン照明用の部品などの回路部品を挟み込んで
折り曲げ、これを一つの剛性のある一体化したユニット
品として前面パネルに装着することにより、エスカッシ
ョン部材の組立工程を大幅に簡略化することができる。
すなわち、この種のエスカッション部材に組み込む電子
機器操作用の回路部品としては、単なる回路シートやプ
リント基板だけでなく、操作用のボタンや照明用の導光
部材(イルミパーツと呼ばれる)、さらには照明用のLE
Dなど、前面パネルの肉厚に比較するとかなりの容積を
持つ立体的な部材である。本考案は、この第1の板体と
第2の板体とを2つ折り可能な一体化部材とし、しかも
これを単に2つ折りにするのではなく、間に中空部がで
きるように所定の角度を持って配置したところに特徴が
ある。その結果、本考案では、第1および第2の板体か
ら構成された剛性のあるモールドパーツの内部に立体的
な回路部品を一まとめに収納して取り扱うことができ、
回路部品を前面パネルの所定の位置に正確かつ簡単にセ
ットすることができる。
[実施例] 以下、本考案のエスカッション部材の一実施例を第1図
乃至第3図を用いて説明する。なお、第4図乃至第6図
に示した従来型と同一部材については同一符号を付し
て、説明は省略する。
本実施例においては、第1図及び第2図に示した様に、
前面パネル21の上下面に係合孔22a,22bが形成され、そ
の背面側からモールドシャーシ23が取付けられている。
また、このモールドシャーシ23は、その名称から明らか
なように、剛性のある合成樹脂成型品からなる第1と第
2の板体23a,23bの2部品を一体に成形して構成され、
組立て時に図中矢印方向に折り曲げて取付けるように構
成されている。即ち、前面パネル21側に配設される第1
の板体23aには、前面パネル21に形成されたカセット挿
入口3に連通する開口部24が形成され、この開口部24の
下方及び横には各種操作ボタン25が配設され、上端には
係合突起26が形成されている。なお、操作ボタン25の取
付部には、スイッチ押圧部25aが挿入される挿入孔25bの
周縁にリブ25cが形成されている。
一方、第1の板体23aの上側に一体に形成された第2の
板体23bには、その上端及び下端に係合突起27a,27bが形
成され、また、前面パネル21に形成されたカセット挿入
口3に連通する開口部28が形成されている。なお、この
開口部28の近傍には、組立て完了状態において、カセッ
ト挿入口に配設される防塵ドア30のストッパとなる突起
29が設けられている。また、防塵ドア30は、リンク部材
31及びスプリング32によって、モールドシャーシ23の開
口部24に、その前方から開閉自在に取付けられている。
さらに、所定の角度におり曲げられた第1の板体23aと
第2の板体23bとの間に形成された中空部内には、プレ
ートスイッチ33、イルミパーツ34、ボタン照明用部品35
が順次重ね合わされて収納され、全体が一体化されて、
モールドシャーシ固定用の取付けビス36によって前面パ
ネル21の背面側に取付けられる。
上記の様に構成された本実施例のエスカッション部材に
おいては、以下に述べる様にして各種構成部品が組立て
られる。即ち、モールドシャーシ23を構成する第1の板
体23aの前面から、各種操作ボタン25及び防塵ドア30が
取付けられ、背面側からプレートスイッチ33、イルミパ
ーツ34、ボタン照明用部品35が順次取付けられ、その
後、第1の板体23aと一体に形成された第2の板体23bを
背面側に折り曲げることにより、前記プレートスイッチ
33、イルミパーツ34、ボタン照明用部品35が両板体23a,
23b間に挟持される。この様にしてモールドシャーシ23
と一体化された各構成部品が、前面パネル21の背面側か
ら取付けビス36によって取付けられる。
この様に本実施例のエスカッション部材によれば、傾斜
面への背面からの装着作業が困難であった防塵ドアの取
付け作業が、モールドシャーシの前面から行えるので、
作業性が大幅に向上される。また、第3図に示した様
に、ボタン挿入孔25bの周縁にリブ25cを形成したことに
より、ボタン挿入孔25b内に水が侵入することを防止で
き、さらに、前面パネル21の内側に、第1の板体23aが
配設されるため、カセット挿入口3よりの水の侵入も防
止でき、信頼性が向上される。また、モールドシャーシ
を構成する第1の板体23a及び第2の板体23bの間に構成
部品をすべて収納し、一体化した状態で前面パネル21に
装着することができるので、組立工程が大幅に簡略化さ
れる。
[考案の効果] 以上述べた様に、本考案によれば、第1の板体と第2の
板体の間に各構成部品を収納して一体化し、それを前面
パネルに取付けることにより、取付け作業における安定
性及び作業性の向上を図り、高品質で信頼性に優れたエ
スカッション部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエスカッション部材の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は本考案のエスカッション部材の組
立て状態を示す断面図、第3図は本考案のエスカッショ
ン部材を用いた場合の防水効果を示す斜視図、第4図は
従来のエスカッション部材の一例を示す分解斜視図、第
5図は第4図の防塵ドアの取付け部分を示す拡大斜視
図、第6図は第4図の断面図である。 1……前面パネル、2……ガイド部、3……カセット挿
入口、4……ボタン取付孔、5……防塵ドア、6……ド
アシャフト、8……切欠き部、9……ドアスプリング、
10……穴、11……溝、12……プレートスイッチ、13……
イルミパーツ、14……プリント基板、15……バック板、
16……ボタン、16a……スイッチ押圧部、21……前面パ
ネル、22……係合孔、23……モールドシャーシ、23a…
…第1の板体、23b……第2の板体、24……開口部、25
……ボタン、26,27a,27b……係合突起、28……開口部、
29……突起、30……防塵ドア、31……リンク部材、32…
…ドアスプリング、33……プレートスイッチ、34……イ
ルミパーツ、35……ボタン照明用部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の前面に設けられた前面パネル
    と、この前面パネルの背面に取り付けられた剛性のある
    合成樹脂成型品からなる中空のモールドシャーシと、電
    子機器操作用の回路部品とを備えた電子機器のエスカッ
    ション部材において、 前記モールドシャーシが前面パネルの背面に沿って設け
    られた第1の板体と、この第1の板体に対して折り曲げ
    可能に、かつ第1の板体に対して所定の角度を保って一
    体に取り付けられた第2の板体とを備え、 これら角度を保って折り曲げられた第1の板体と第2の
    板体との間の中空部に、回路部品が挟持されていること
    を特徴とするエスカッション部材。
JP1989070750U 1989-06-19 1989-06-19 エスカッション部材 Expired - Lifetime JPH0731430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989070750U JPH0731430Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 エスカッション部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989070750U JPH0731430Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 エスカッション部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310393U JPH0310393U (ja) 1991-01-31
JPH0731430Y2 true JPH0731430Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31607170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989070750U Expired - Lifetime JPH0731430Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 エスカッション部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731430Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6185030U (ja) * 1984-11-09 1986-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0310393U (ja) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0731430Y2 (ja) エスカッション部材
JPH0621140Y2 (ja) 防水式パネルスイッチ
JPH1139989A (ja) プッシュ式スイッチ装置
JP2506707Y2 (ja) 計器装置
JPS6327395Y2 (ja)
JPS5927099Y2 (ja) プリント基板取付装置
JP2544567Y2 (ja) フロントパネルの位置出し機構
JP2003242860A (ja) スイッチ装置
JPH0744057Y2 (ja) 車両用操作装置におけるプリント基板組付け構造
JPH0760940B2 (ja) 電子機器用プリント基板のケーシング装置
JP3012028U (ja) 車載用オーディオ機器
JP2521420Y2 (ja) 操作ユニット取付構造
JP2504842Y2 (ja) 火災報知受信機
KR920006106Y1 (ko) 카오디오용 고무 스위치판 조립구조
JPH039344Y2 (ja)
JP2586237Y2 (ja) パネルの取付構造
JP3011213U (ja) 車載用機器
JPH0442957Y2 (ja)
JPH0617555Y2 (ja) ハウジング体に対する内蔵部品の取付構造
JPH0639486Y2 (ja) 筐体構造
JPH0123169Y2 (ja)
JP2512360Y2 (ja) 板状物の係合具
JP2587629Y2 (ja) 押釦スイッチの取付装置
JPS6130369Y2 (ja)
JPH0426496U (ja)