JP2601301Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2601301Y2
JP2601301Y2 JP1992049924U JP4992492U JP2601301Y2 JP 2601301 Y2 JP2601301 Y2 JP 2601301Y2 JP 1992049924 U JP1992049924 U JP 1992049924U JP 4992492 U JP4992492 U JP 4992492U JP 2601301 Y2 JP2601301 Y2 JP 2601301Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、機器本体の内部にプ
リンタを配置し、その機器本体に対して回動可能となる
表示部を設けた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レジスタは、図3および図4
に示すように構成されている。すなわち、機器ケース1
は、上ケース2と下ケース3とを接合してなり、上ケー
ス2の上面が手前側から後端部に向けて緩やかに高くな
る傾斜面に形成されている。この上ケース2の手前側の
上面にはキー入力部4が設けられている。また、上ケー
ス2の後部側におけるほぼ左側半分程度の個所には図4
に示すようにプリンタ収納部5が設けられている。この
プリンタ収納部5内にはプリンタ6およびロール紙7が
配置されているとともに、プリンタ収納部5の後端部に
はプリンタ収納部5を開閉可能に覆うプリンタカバー8
がヒンジ9により回動可能に取り付けられている。この
プリンタカバー8にはプリンタ6で印字されたロール紙
7をレシートとして発行するレシート発行口10が設け
られている。さらに、プリンタ収納部5の右側における
上ケース2上には表示器11が左右方向にスライド可能
に設けられている。この表示器11は、表示ケース12
内の前面側に表示部13を設けたのものであり、表示を
見やすくするために表示部13を大きく形成する必要
上、表示器11全体が横方向に大きく形成されている。
このため、図3に示す通常状態では表示器11の一部が
プリンタカバー8の上方に位置することになる。そし
て、ロール紙7の交換やプリンタ6の点検などの際に
は、図4に示すようにプリンタカバー8を開くために、
表示器11を右側にスライドさせてプリンタカバー8の
上方から側方に離間させるようになっている。このよう
な電子レジスタでは、通常、表示器11の一部がプリン
タカバー8の上方に位置しているので、表示器11をス
ライドさせてプリンタカバー8の側方に離間させなけれ
ば、プリンタカバー8を開閉することができない。この
ため、プリンタカバー8によって表示器11の大きさが
制約を受けることになり、表示器11をある程度以上大
きくすることができない。また、この電子レジスタで
は、常に機器ケース1上に表示器11が配置されている
ので、機器全体の高さが高くなり、機器全体が大型にな
ってしまうという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで最近では、上記
のような問題を解消するために、機器ケース上に表示器
をヒンジにより回動可能に取り付けて、非使用時には表
示器を機器ケース上にキー入力部を覆うように寝かして
配置し、使用時には表示器を機器ケース上に起立させる
ようにしたラップトップ型の電子レジスタが考えられて
いる。しかし、このようなラップトップ型の電子レジス
タでは、プリンタが表示器の後方に設けられているた
め、レシートが表示器の後方に送り出されることにな
り、レシートが取りにくくなるという問題が生じる。
【0004】また、表示器後方の上面を開口した記録紙
開口部からその上方向に向かってレシートを送り出す
と、レシートが丸まったりして送り出しがスムーズにで
きず紙詰まりなどをまねく恐れもあった。
【0005】さらに、表示器後方の上面を開口した記録
紙開口部は、表示器を回動して寝かした状態にしても常
に露出している。
【0006】この考案の課題は、記録紙開口部からの記
録紙の送りがスムーズに行えるようにすると共に、表示
部ケースを閉じた状態では記録紙開口部が閉じるように
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の手段は次の通
りである。前方の一段低い位置に入力部が配置され、後
方の一段高い位置においてその内部にプリンタが配置さ
れた機器本体と、前記機器本体の段差部の一部において
その機器本体に対して回動可能に設けられた表示部付き
のケースであって、そのケースを前記機器本体に対して
閉じた状態では前記入力部を上面より覆い且つ前記機器
本体の上面がほぼフラットになるように形成され、その
ケースを前記機器本体に対して起立させて開いた状態で
は前記プリンタ部の上方に起立位置される表示部ケース
と、からなる電子機器であって、前記段差部の他の一部
において、その段差部の後方に配置される前記プリンタ
部から送出される記録紙を、前記表示部ケースを前記機
器本体に対して起立させて開いた状態において、その段
差部の前方の入力部に向かって排紙する記録紙排出口部
を形成したことを特徴とする電子機器である。
【0008】
【作用】この考案の手段の作用は次の通りである。電子
機器は、機器本体と表示部ケースとからなり、機器本体
は、前方の一段低い位置に入力部が配置され、後方の一
段高い位置においてその内部にプリンタが配置される。
表示部ケースは、前記機器本体の段差部の一部において
その機器本体に対して回動可能に設けられた表示部付き
のケースであって、そのケースを前記機器本体に対して
閉じた状態では前記入力部を上面より覆い且つ前記機器
本体の上面がほぼフラットになるように形成され、その
ケースを前記機器本体に対して起立させて開いた状態で
は前記プリンタ部の上方に起立位置される。そして、電
子機器は、前記段差部の他の一部において、その段差部
の後方に配置される前記プリンタ部から送出される記録
紙を、前記表示部ケースを前記機器本体に対して起立さ
せて開いた状態において、その段差部の前方の入力部に
向かって排紙する記録紙排出口部を形成したことを特徴
とするものである。したがって、記録紙開口部からの記
録紙の送りがスムーズに行えるようになり、また、表示
部ケースを閉じた状態では記録紙開口部を閉じることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、第1実施例を図1および図2を参照し
ながら説明する。図1および図2はラップトップ型の電
子レジスタを示す。この電子レジスタの機器ケース20
は、手前側のほぼ半分程度が手前側に向けて緩やかに低
くなる傾斜部21に形成されているとともに、後部側の
ほぼ半分程度が一段高い平坦部22に形成されている。
機器ケース20の傾斜部21には、図2に示すように、
数値キー、四則演算キーなどの各種のキーが配列された
キー入力部23が設けられている。また、機器ケース2
0の一段高い平坦部22の立上り部24におけるほぼ右
側半分程度の個所には、表示部構成体25の蓋ケース2
6がヒンジ部27により回動可能に取り付けられてい
る。表示部構成体25は、蓋ケース26内に液晶表示パ
ネルや蛍光表示パネルなどの表示部28が組み込まれ、
ヒンジ部27を中心に回動することにより、図1に示す
ように機器ケース20の手前側の一段低い傾斜部21上
に配置されるとともに、図2に示すように機器ケース2
0の一段高い平坦部22上に所定角度傾斜して起立する
構造になっている。この場合、蓋ケース26は、前端面
が図1に示すように傾斜しており、この傾斜した前端面
に顧客用の表示部29が設けられている。この顧客用の
表示部29は表示部構成体25が所定角度傾斜して起立
したときに機器ケース20の後部側を向くようになって
いる。なお、蓋ケース26の大きさは傾斜部21上に配
置されたときにキー入力部23を覆うようおおきさにな
っており、その厚さは一段高い平坦部22の立上り部2
4の高さとほぼ同じになっている。さらに、機器ケース
20の一段高い平坦部22のほぼ左側半分程度の個所に
は、図1に示すように、その内部に収納されたプリンタ
(ここでは図示しないが、従来例と同じ構造のものであ
る。)を覆うプリンタカバー30が配置されている。こ
のプリンタカバー30は、後端部が機器ケース20の一
段高い平坦部22の後端部に回動可能に取り付けられ、
プリンタを覆って閉じられたときにその上面が一段高い
平坦部22の上面と面一になように形成されており、か
つ前端部が一段高い平坦部22の立上り部24のほぼ左
側半分程度の個所に位置して立上り部24の一部を構成
している。このプリンタカバー30の前端面つまり一段
高い平坦部22の立上り部24を構成する部分には、プ
リンタで印字されたロール紙(用紙)31を送り出すレ
シート発行口(記録紙排出口)32が設けられている。
【0010】このような電子レジスタでは、使用しない
ときには、表示部構成体25をヒンジ部27を中心に機
器ケース20の手前側に向けて回動させると、図1に示
すように、表示部構成体25の表示部28がほぼ水平な
状態となって表示部構成体25がキー入力部23を覆っ
て機器ケース20の手前側の一段低い傾斜部21上に配
置される。この状態では、表示部構成体25がプリンタ
カバー30上から離れているので、表示部構成体25が
プリンタカバー30によって制約を受けることがない。
このため、表示部構成体25を大きく形成でき、これに
より表示部28を大きく形成することができるととも
に、プリンタカバー30を自由に開閉させることができ
るので、ロール紙31の交換やプリンタの点検などをす
ることができる。また、表示部構成体25は蓋ケース2
6の厚さが一段高い平坦部22の立上り部24の高とほ
ぼ同じに形成されているので、表示部構成体25がほぼ
一段高い平坦部22とほぼ同じ高さになり、このため機
器全体の高さが低くなり、機器全体がコンパクトにな
る。また、使用するときには、表示部構成体25をヒン
ジ部27を中心に機器ケース20の後部側に向けて回動
させると、図2に示すように、表示部構成体25が機器
ケース20の一段高い平坦部22上に所定角度傾斜して
起立することになる。このため、表示部構成体25の表
示部28が表示部構成体と25と同じ傾斜で前面側を向
いて露出することになり、表示部28がオペレータにと
って見やすくなるとともに、表示部構成体25の前端面
に設けられた顧客用の表示部29が機器ケース20の後
部側を向くので、顧客等が表示部29を見ることができ
る。また、表示部構成体25が機器ケース20の一段高
い平坦部22上に所定角度傾斜して起立すると、プリン
タカバー30の前端面に設けられたレシート発行口32
が機器ケース20の立上り部24において表示部構成体
25よりも前方に露出することになるので、プリンタで
印字されたロール紙31がレシートとして機器ケース2
0の手前側の一段低い傾斜部21上に送り出されること
になり、印字されたロール紙31が取り易くなる。
【0011】
【考案の効果】この考案によれば、前方の一段低い位置
に入力部が配置され、後方の一段高い位置においてその
内部にプリンタが配置された機器本体と、前記機器本体
の段差部の一部においてその機器本体に対して回動可能
に設けられた表示部付きのケースであって、そのケース
を前記機器本体に対して閉じた状態では前記入力部を上
面より覆い且つ前記機器本体の上面がほぼフラットにな
るように形成され、そのケースを前記機器本体に対して
起立させて開いた状態では前記プリンタ部の上方に起立
位置される表示部ケースとからなる電子機器において、
前記段差部の他の一部において、その段差部の後方に配
置される前記プリンタ部から送出される記録紙を、前記
表示部ケースを前記機器本体に対して起立させて開いた
状態において、その段差部の前方の入力部に向かって排
紙する記録紙排出口部を形成している。したがって、表
示部ケースを機器本体に対して起立させて開いた状態で
は、段差部の前方の入力部に向かって記録紙を排紙する
ことができ、記録紙開口部からの記録紙の送りがスムー
ズに行えるようになり紙詰まりを防止できる。また、表
示部ケースを機器本体に対して閉じた状態では、入力部
を上面より覆い且つ機器本体の上面がほぼフラットにな
るため、表示部ケースを閉じた状態では段差部の他の一
部に設けられた記録紙開口部も閉じるようになり、表示
部ケースを閉じている際に異物が進入することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子レジスタの実施例を示し、その非使用時に
おける外観斜視図。
【図2】図1の電子レジスタの使用時における外観斜視
図。
【図3】従来の電子レジスタの使用時における外観斜視
図。
【図4】図3の電子レジスタのロール紙の交換およびプ
リンタの点検時などにおける外観斜視図。
【符号の説明】
20 機器ケース 21 傾斜部 22 平坦部 23 キー入力部 24 立上り部 25 表示部構成体 27 ヒンジ部 28 表示部 31 ロール紙 32 レシート発行口(記録紙排出口)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方の一段低い位置に入力部が配置さ
    れ、後方の一段高い位置においてその内部にプリンタが
    配置された機器本体と、 前記機器本体の段差部の一部においてその機器本体に対
    して回動可能に設けられた表示部付きのケースであっ
    て、そのケースを前記機器本体に対して閉じた状態では
    前記入力部を上面より覆い且つ前記機器本体の上面がほ
    ぼフラットになるように形成され、そのケースを前記機
    器本体に対して起立させて開いた状態では前記プリンタ
    部の上方に起立位置される表示部ケースと、 からなる電子機器であって、前記段差部の他の一部において、その段差部の後方に配
    置される前記プリンタ部から送出される記録紙を、前記
    表示部ケースを前記機器本体に対して起立させて開いた
    状態において、その段差部の前方の入力部に向かって排
    紙する記録紙排出口部を形成した ことを特徴とする電子
    機器。
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