JP2601206Y2 - 電池等の収納装置 - Google Patents

電池等の収納装置

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JP2601206Y2
JP2601206Y2 JP1992068292U JP6829292U JP2601206Y2 JP 2601206 Y2 JP2601206 Y2 JP 2601206Y2 JP 1992068292 U JP1992068292 U JP 1992068292U JP 6829292 U JP6829292 U JP 6829292U JP 2601206 Y2 JP2601206 Y2 JP 2601206Y2
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敏幸 吉田
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばラジオやテー
プレコーダ等に適用して好適な電池等の収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラジオやテープレコーダ等の消費電力が
比較的小さく携帯可能な電気機器では、乾電池または2
次電池が使用できるようになっているのが普通である。
そのため、これらの電気機器には、電池または電池が収
納される電池収納ケースを収納する収納室が形成されて
いる。
【0003】図3は従来例の電池収納ケースTの収納装
置の要部を示す図である。同図において、1は電気機器
に形成された収納室であり、その収納室1の一端には電
池収納ケースTを挿入する挿入口Pが形成されている。
なお、電池収納ケースTには、図示しない電気機器に電
流を供給する電極部(図示せず)が配されている。ま
た、電池収納ケースTには、電池収納ケースTが収納室
1に収納された場合に後述する係止部材6と対応する部
位に係止部材6と係合する係入部T1が形成されている
(図5の破線参照)。
【0004】また、収納室1には、図3に示すように、
後述する電池蓋2の逃げ部1aが形成されている。この
逃げ部1aは、図5Aに示すように、電池収納ケースT
が収納室1に収納された場合に電池蓋2を収納室1の上
方に逃がすためのものである。
【0005】図4A,Bはそれぞれ上記従来例の係止部
材6および解除部材7の構成を示す図である。係止部材
6は、図4Aに示すように、収納室1の下面に後述する
スリット1bを介して弾性変形して昇降可能に配されて
いる。係止部材6には、その側面に係合部6aが形成さ
れている。
【0006】解除部材7は、係止部材6を昇降させるも
のである。つまり、解除部材7には、図3および図4B
に示すように、係止部材6の係合部6aと係合する係合
部7aが形成されている。また、解除部材7には、その
下面後側に指を引っ掛ける引掛部7bが突設されてい
る。
【0007】さらに、解除部材7には図示しないバネ手
段が解除部材7と収納室1との間に配されており、解除
部材7は常に挿入口P側に付勢されて図3に示す位置に
保持されている。つまり、係止部材6の係合部6aが解
除部材7の係合部7aの後側と当接する状態で保持され
る。
【0008】収納室1には、図4に示すように、その下
面にスリット1bが収納室1の長手方向に沿って2列並
列状に形成されている。このスリット1b、1bの前側
には、連接部1cが形成されている。そして、スリット
1bには、図3に示すように、解除部材7の係合部7a
が嵌入される。なお、係止部材6は、連接部1c側に位
置する。
【0009】図3において、2は電池蓋であり、この電
池蓋2は収納室1の挿入口P側の上方に軸3によって回
転可能に配されている。軸3は、収納室1の逃げ部1a
の挿入口P側に配されている。また、軸3と電池蓋2に
は、図3に示すように、バネ4が掛装されている。そし
て、このバネ4によって電池蓋2を常に反時計方向に付
勢して閉状態にしている。
【0010】5はバネであり、このバネ5は収納室1の
他端側の側面(挿入口Pに対向する面)に配されてい
る。
【0011】図3の例において、電池収納ケースTを収
納室1に収納するには、図3の2点鎖線に示すように、
電池収納ケースTを挿入口Pに対向させた状態で挿入す
ると、電池蓋2と電池収納ケースTとが当接して電池蓋
2がバネ4の付勢力に抗して時計方向に傾動する。
【0012】電池収納ケースTをさらに挿入していく
と、電池収納ケースTと図3の状態にある係止部材6と
が当接するので、図5Bに示すように、係止部材6をそ
の弾性力に抗して下方に押し下げられる。これによっ
て、電池収納ケースTをさらに収納室1に挿入すること
ができる。
【0013】そして、電池収納ケースTの係入部T1と
係止部材6とが対応する位置まで電池収納ケースTを挿
入すると、係止部材6はその弾性力により復帰する(図
5A参照)。これによって、係止部材6が電池収納ケー
スTの係入部T1と係合して電池収納ケースTが収納室
1に保持される。
【0014】なお、この収納状態では、図3の2点鎖線
に示すように、電池蓋2が逃げ部1aに逃げて電池収納
ケースTと略平行状態で保持され、さらにバネ5が電池
収納ケースTによって圧縮された状態で保持されている
(図5A参照)。
【0015】電池収納ケースTを収納室1より取り出す
には、解除部材7を図示しないバネ手段の付勢力に抗し
て後側に移動させると、図5Bに示すように、係止部材
6が下降するので、係止部材6と電池収納ケースTの係
入部T1との係合が解除される。そのため、電池収納ケ
ースTは、バネ5の付勢力によって挿入口Pより突出す
るので、電池収納ケースTを収納室1より取り出すこと
ができる。
【0016】なお、電池収納ケースTを収納室1より取
り出すと、電池蓋2はバネ4の付勢力によって反時計方
向に回転して閉状態(図3の実線に示す状態)となる。
つまり、電池蓋2は、電池蓋2の基部と収納室1の逃げ
部1aの挿入口P側の側面とが当接することによって図
3に示す垂直状態に保持されている。これによって、電
池収納ケースTが収納室1に収納されていない状態でも
ゴミ等が収納室1に入ることがない。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】図3の例においては、
電池収納ケースTと係止部材6との係合の解除を解除部
材7の移動によって行なうようにしているので、例えば
電気機器のテープレコーダ等をカバン等に入れた状態で
音楽等を聞いている場合に、解除部材7の引掛部7bが
何かに引っ掛かることによって解除部材7が移動して電
池収納ケースTと係止部材6との係合の解除されること
がある。この場合には、電池収納ケースTが不用意に飛
び出してしまいテープレコーダ等の電源が途中で切れて
しまうという問題がある。
【0018】そこで、この考案は、電池等が収納室より
不用意に飛び出さないようにするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この考案においては、電
池等を収納室に係止する係止部材と、上記係止部材と上
記電池等との係止を解除するよう操作可能な解除部材
と、上記収納室に設けられ、上記解除部材を上記電池等
が上記係止部材で係止される係止位置で保持するための
保持部材と、上記解除部材に設けられ、上記保持部材に
よる上記係止位置での上記解除部材の保持を解除するた
めの保持解除部材とを備え、上記保持解除部材を操作し
て上記保持部材による上記係止位置での上記解除部材の
保持を解除した場合にのみ、上記解除部材を操作して上
記係止部材と上記電池等との係止を解除できるようにし
たことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】図1に示すように、保持部材11による解除部
材7の位置保持を解除すると、解除部材7の移動が自由
になる。この解除部材7を例えば後方向に移動させる
と、係止部材6と電池等Tとの係止が解除される。その
ため、電池等Tを収納室1より取り出すことができる。
保持解除部材9で保持部材11による解除部材7の位置
保持を解除しない場合には、解除部材7を介して係止部
材6と電池等Tとの係止を解除することができない。そ
のため、解除部材7が何かに引っ掛かっても位置保持を
解除されることはなく、電池等Tが不用意に飛び出すこ
とがなくなり、電源が途中で切れるのを防止することが
できる。
【0021】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら、この考
案の一実施例について説明する。図1において、図3と
対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は省略
する。なお、本例は、収納室1に電池収納ケースTを収
納する例を示す。図1Aは実施例の要部を示す図であ
り、図1Bは解除部材の位置保持状態を示す図である。
解除部材7には保持解除部材としての解除釦9が配さ
れ、収納室1の所定位置には弾性変形する保持部材とし
ての係入部11が設けられている。
【0022】図1Bにおいて、9は解除釦であり、この
解除釦9は本例においては解除部材7の引掛部7bの前
側に配される。解除釦9は、その上面に係入部9aとス
トッパ部9bとが形成される。ストッパ部9bが解除部
材7と係合することにより解除釦9が解除部材7より外
れることがない。
【0023】なお、ストッパ部9bは解除釦9の上面の
前後両端に形成されている。従って、ストッパ部9bと
後述する収納室1に形成された係入部11とは当接する
ことがない。
【0024】係入部9aは、図1に示すように、解除部
材7に形成された係入孔7cに係入する。この係入部9
aの高さは、解除部材7の厚さと略同じに設定されてい
る。なお、係入部9aは、解除釦9の上面の中央に形成
されている。
【0025】10はバネであり、このバネ10は解除釦
9の係入部9aに嵌入されて解除釦9と解除部材7との
間に弾装されている。解除釦9は、バネ10によって常
に下側に付勢されている。そして、この状態では、係入
孔7cの上方が開放されている。
【0026】11は収納室1に形成された係入部であ
り、この係入部11は解除部材7の係入孔7cに対応す
る部位に形成されている。係入部11は、L字状で可撓
可能に形成されている。そして、係入部11の先端は、
解除部材7の係入孔7cに係入する。つまり、係入部1
1の先端と解除釦9の係入部9aとが対向する状態で保
持され、係止部材6は上方に突出して電池収納ケースT
の係入部T1と係合可能な状態にある。
【0027】解除部材7の位置保持を解除するには、図
1Bの状態にある解除釦9をバネ10の付勢力に抗して
上方に移動する。すると、図2Aに示すように、解除釦
9の係入部9aが解除部材7の係入孔7cより若干突出
するので、収納室1の係入部11が弾性変形して係入部
11と解除部材7の係入孔7cとの係合が解除される。
従って、この状態では、図2Bに示すように、解除部材
7を後方向に移動させることができ、それに伴って係止
部材6がその弾性力に抗して下方に押し下げられ、電池
収納ケースTが挿脱可能となる。
【0028】引き続き、解除部材7の位置を保持する動
作について説明する。例えば、図2Bに示す状態にある
解除部材7は、図示しないバネ手段の付勢力によって自
動的に前側に移動する。そして、収納室1の係入部11
と解除部材7の係入孔7cとが対応する位置にまで移動
すると、係入部11の弾性力によって係入部11と係入
孔7cとが係合する。そのため、解除部材7は、図1に
示す位置に保持される。
【0029】なお、その他の作用は図3の例と同様であ
る。つまり、係止部材6と電池収納ケースTの係入部T
1との係合が解除されると、電池収納ケースTはバネ5
の付勢力によって挿入口Pより飛び出すので、電池収納
ケースTを収納室1より引き抜くことができる。
【0030】本例によれば、保持解除部材である解除釦
9により保持部材としての係入部11による解除部材7
の位置保持を解除しない場合には、係止部材6と電池収
納ケースTとの係止を解除することができないので、解
除部材7が何かに引っ掛かってもスライドすることはな
く、電池収納ケースTが不用意に収納室1より飛び出す
ことがなくなり、電気機器の電源が途中で切れるのを防
止することができる。また、解除釦9を押した状態でそ
のまま解除部材7をスライドさせるだけで係入部11の
解除と係止部材6の解除ができるので、電池等の取り出
し操作を簡単にすることができる。
【0031】なお、上述実施例においては、収納室1に
収納するものを電池収納ケースTとした例を示したが、
収納室に収納するものはこれに限定されるものではな
い。
【0032】
【考案の効果】この考案によれば、解除部材に解除部材
の位置を保持する保持部材を配し、保持部材による解除
部材の位置保持を解除した場合にのみ係止部材と電池等
との係止を解除部材により解除できるように構成したの
で、保持部材による解除部材の位置保持を解除すると、
係止部材と電池等との係止が解除可能となり、電池等を
収納室より取り出すことができる。この場合、保持解除
部材を押した状態でそのまま解除部材をスライドさせる
だけで保持部材の解除と係止部材の解除ができるので、
電池等の取り出し操作を簡単にすることができる。ま
た、この考案によれば、保持解除部材で保持部材による
解除部材の位置保持を解除しない場合には、係止部材と
電池等との係止を解除することができないので、解除部
材が何かに引っ掛かっても位置保持を解除されることは
なく、電池等が不用意に飛び出すことがなくなり、電源
が途中で切れるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは実施例の要部を示す図、図1Bは解除
部材の位置保持状態を示す図である。
【図2】実施例の使用状態を示す図である。
【図3】従来例の要部を示す図である。
【図4】従来例の係止部材および解除部材の構成を示す
図である。
【図5】従来例の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 収納室 4,5,10 バネ 6 係止部材 7 解除部材 7c 係入孔 9 解除釦 9a,11,T1 係入部 T 電池収納ケース P 挿入口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池等を収納室に係止する係止部材と、 上記係止部材と上記電池等との係止を解除するよう操作
    可能な解除部材と、 上記収納室に設けられ、上記解除部材を上記電池等が上
    記係止部材で係止される係止位置で保持するための保持
    部材と、 上記解除部材に設けられ、上記保持部材による上記係止
    位置での上記解除部材の保持を解除するための保持解除
    部材とを備え、 上記保持解除部材を操作して上記保持部材による上記係
    止位置での上記解除部材の保持を解除した場合にのみ、
    上記解除部材を操作して上記係止部材と上記電池等との
    係止を解除できるようにしたことを特徴とする電池等の
    収納装置。
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