JP2600930Y2 - モール入りバイザー - Google Patents

モール入りバイザー

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JP2600930Y2
JP2600930Y2 JP1993059768U JP5976893U JP2600930Y2 JP 2600930 Y2 JP2600930 Y2 JP 2600930Y2 JP 1993059768 U JP1993059768 U JP 1993059768U JP 5976893 U JP5976893 U JP 5976893U JP 2600930 Y2 JP2600930 Y2 JP 2600930Y2
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Japan
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visor
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visors
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Inventor
陽一 永田
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ナガタコーギョウ株式会社
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等に用いるモー
ル入りバイザー。詳しくは前後のバイザーと共にモール
にも一連感を呈させることができるモール入りバイザー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように自動車の前後の
ドアー8,9の上部に対応端が接近するようにバイザー
10を取り付け、これらバイザー10の上縁側にモール
溝11に嵌め付けてモール12を取り付けたモール入り
バイバー10は公知であり、モール12の取り付けによ
りバイザーの賞品価値を高めることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記したモー
ル入りバイザーは、本体はその対応端が接近するため一
連感を呈するが、これに取り付けたモール12は対応す
る端末をバイザー10に取り付けたポケット13へ挿入
するため、モール12より構成されるラインが前記ポケ
ット13に分断されて一連感を呈することができない現
状である。
【0004】本考案は、この現状に即してなされたもの
で、前後のバイザーとこれに取付けたモールとの対応端
を接近させると共に、モールの対応端を上下縁を除いて
露出させることにより、バイザーとモールが一連感を呈
するようにすることができるモール入りバイザーを提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前後のドアの
上部に、対応端が接近して一連感を呈するように前後の
バイザーを取付け、前後のバイザーの上部には、上縁と
平行するようにモール溝を形成し、これらモール溝にそ
れぞれ対応端を接近させたモールを嵌合接着して、各モ
ールの対応端部を、前後のバイザーに付設した上下の抑
え縁により浅く抑えさせて、前後のモールも一連感を呈
するようにした構成により課題の解決を行なうものであ
る。
【0006】
【作用】前記のように構成される本考案のモール入りバ
イザーは、前後のバイザーに取り付けたモールの対応端
を、図1及び図2に示すようにバイザーに設けた上下の
抑え縁の間へ挿し込むと、モール端は抑え縁によりその
上下を抑えられて剥離等を起こさないように安定する
が、抑え縁の間は図1、図2に示すように露出して、端
末の接近により前後に分離するモールがあたかも連続し
ているような一連感を呈し、バイザーの化粧価値を一段
と高めるものである。
【0007】
【実施例】以下に本考案に係るモール入りバイザーの実
施例を図面に基いて説明する。
【0008】図1は本考案に係るモール入りバイザーの
前後のものと、これらに取り付けたモールの対応端とが
一連感を呈する状態を示す一部分の正面図。図2は同上
バイザーの抑え縁によるモール端の係止状態と、モール
端の露出状態を示す縦断側面図。図3は同上バイザーの
全体を示す正面図である。
【0009】図1〜図3に於て1は、自動車用のバイザ
ーで、アクリル等の合成樹脂により形成するもので、図
3に示すように前ドア2用と、後ドア3用とがあり、こ
れら両ドア2、3の上部へ対応端が接近するように取り
付けられて、前後に分割形成されていても、対応端の接
近により両者があたかも連続しているような一連感を呈
させる。
【0010】4は前後のバイザー1の上部に上縁と平行
させて設けたモール溝で、これらモール溝4内には、
成樹脂により形成してその表面に光輝きのある金属材料
の被覆5を施したモール6を対応端が接近するように
合接着する。
【0011】7は前後のバイザー1に設けたモール溝4
の対応端側の上下にモール5の上縁と下縁とを浅く抑え
るように設けた抑え縁で、これら抑え縁7とモール溝4
との間へモール6の対応端部を挿入する。この挿入は、
周知の通り、モール6の接合面に取付けた剥離紙を、端
部よりも内側の部分から剥がして、先端がモール6の端
部よりも出っ張るように折返し、この折返しにモール6
を重ねてモール溝4と抑え縁7との間へ挿入し、剥離紙
をその先端を引っ張って剥がし、モール6をモール溝4
へ押し付けて接着する。こうすれば、モール6の端部が
抑え縁7による係止と接着との併用によって、剥離等を
起こさせない安定した取付が行われると共に、上下の
え縁7の間には図1及び図2に示すようにモール6の端
部が露出するから、分離しているモール6があたかも連
続しているよう一連感を呈するものである。
【0012】
【考案の効果】前述した通り本考案に係るモール入りバ
イザーは、前後のバイザーとこれに取付けたモールとの
対応端を近接させる共に、モールの対応端を上下から縁
部だけを浅く抑えて、他の部分は露出させるようにした
から、前後に分離するバイザーとモールとが一連感を呈
するようになって、バイザーの化粧価値を著しく向上
せるだけでなく、剥離し易いモールの端部を抑え縁によ
り抑えて剥離を防止する効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るモール入りバイザーの前後のもの
と、これらに取り付けたモールの対応端とが一連感を呈
する状態を示す一部分の正面図である。
【図2】同上バイザーの抑え縁によるモール端の係止状
態と、モール端の露出状態を示す縦断側面図である。
【図3】同上バイザーの全体を示す正面図である。
【図4】従来のモール入りバイザーのモール端をポケッ
トへ挿入するため、モールが前後に分断されて一連感を
呈しない状態を示す一部分の正面図である。
【符号の説明】
1 バイザー 2、3 前後のドア 4 モール溝 6 モール 7 上下の抑え縁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後のドアの上部に、対応端が接近して
    一連感を呈するように前後のバイザーを取付け、 前後のバイザーの上部には、上縁と平行するようにモー
    ル溝を形成しこれらモール溝にそれぞれ対応端を接近させたモールを
    嵌合接着して、 各モールの対応端部を、前後のバイザーに付設した上下
    の抑え縁により浅く抑えさせて、前後のモールも一連感
    を呈するようにした ことを特徴とするモール入りバイザ
    ー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123947A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Tamura Plastic Mfg Co Ltd 装飾モール付き自動車外装品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013123947A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Tamura Plastic Mfg Co Ltd 装飾モール付き自動車外装品

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