JP2600889Y2 - リモートコントローラー - Google Patents

リモートコントローラー

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JP2600889Y2
JP2600889Y2 JP1993047391U JP4739193U JP2600889Y2 JP 2600889 Y2 JP2600889 Y2 JP 2600889Y2 JP 1993047391 U JP1993047391 U JP 1993047391U JP 4739193 U JP4739193 U JP 4739193U JP 2600889 Y2 JP2600889 Y2 JP 2600889Y2
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JP
Japan
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case
circuit board
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remote controller
cover
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JP1993047391U
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English (en)
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JPH0716489U (ja
Inventor
義英 椛沢
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、空調機や扇風機等の
電気機器を遠隔操作するためのリモートコントローラー
に関する。
【0002】
【従来の技術】空調機や扇風機等の電気機器において
は、その仕様内容が異なる種々の機種が製造されるのが
一般的である。そしてその電気機器がリモートコントロ
ーラーで遠隔操作する形式のものである場合には、その
機種ごとに対応するリモートコントローラーが付設され
る。
【0003】リモートコントローラーは、ケース内に遠
隔操作用の制御回路基板を組み込んでなるが、近年にお
いては製造コスト等の観点からそのケースとして形状や
外観が同一のものを用い、その内部に電気機器の機種に
応じる回路構成の制御回路基板を組み込むことが行なわ
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この場合、リモートコ
ントローラーのケースの形状、外観が同一であるため、
例えばその製造現場において出荷用の包装箱内に電気機
器と共にリモートコントローラーを詰め込む際に、誤っ
てその電気機器の機種と異なるリモートコントローラー
を箱詰めしてしまうことがある。
【0005】この考案はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、ケースの形状、外
観が同一でありながら、その機種を目視により容易に判
別して誤った箱詰めの発生を防止することができるリモ
ートコントローラーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案はこのような目
的を達成するために、ケースと、このケースの外面の一
部に形成された電池収納用の凹部と、この凹部の開放面
部に着脱可能に装着されたカバーと、前記ケースの内部
に組み込まれた制御回路基板とを具備し、前記凹部の一
部には係合口が形成され、前記カバーには前記係合口の
縁部に係脱可能な係合爪が設けられ、前記係合爪を前記
係合口の縁部に係合させることにより前記カバーを前記
凹部の開放面部に装着保持してなるリモートコントロー
ラーにおいて、前記制御回路基板には、この制御回路基
板の回路構成を表示する表示部を設け、この表示部を前
記係合口に対応して配置し、前記カバーを前記凹部の開
放面部から取り外した状態のもとで、ケースの外部から
前記係合口を通して前記制御回路基板の表示部を目視で
きるようにしたものである。
【0007】
【作用】このような構成のリモートコントローラーにお
いては、その機種ごとのケースの形状や外観が同一であ
っても、出荷用の包装箱内に詰め込むときに、カバーを
外し、係合口を通して制御回路基板の表示部を目視する
ことにより、リモートコントローラーの機種を容易に判
別でき、したがって包装箱内に誤った機種のリモートコ
ントローラーを収納するような誤った箱詰めが行なわれ
ることがない。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して説明する。図2には、空調機用のリモートコント
ローラーの平面図を、図3にはその下面図を、図4には
その断面図を示してあり、符号1が合成樹脂製のケース
で、このケース1は上下に分割された上ケース1aと下
ケース1bとで構成されている。
【0009】ケース1の上面には空調機の運転/停止用
の操作キー2、および温度設定用の操作キー3a,3b
が設けられ、またケース1の先端面から下面に亘る部分
に赤外線出射用のフィルタ4が嵌着されている。
【0010】下ケース1bの後端部には、図4に示すよ
うに上ケース1aの内部側に凹む電池収納用の凹部5が
形成され、この凹部5の開放面部にカバー6が着脱可能
に装着されている。なお、図4はケース1が上下反転し
たときの状態を示してある。
【0011】前記凹部5の内底面には断面ほぼ半円形の
一対の収納溝7,7が並列して形成され、これら収納溝
7,7内に電池8,8を収納して保持するものである。
前記カバー6には、一端側の縁部に係合片10が、他端
側の縁部に弾性変形可能な係合爪11がそれぞれ一体に
形成されている。そして前記凹部5に、ケース1の後端
縁に位置して前記係合片10と嵌合可能な係合溝12が
形成され、さらに凹部5の起立周壁5aの一部に前記係
合爪11と係合可能な比較的大きな開口からなる係合口
13が形成されている。
【0012】図1にはカバー6が凹部5から分離した状
態を示してあり、このカバー6を凹部5の開放面部に装
着する際には、まずカバー6を凹部5の開放面部に配置
する。そしてカバー6をケース1の先端側に押し込んで
スライドさせると、前記係合片10が前記係合溝12内
に係合するとともに、前記係合爪11が弾性的に変形し
ながら係合口13の縁部を乗り越えてその縁部に係合
し、これによりカバー6が凹部5の開放面部に装着保持
され、このカバー6により凹部5の開放面部が閉塞され
る。
【0013】また前記カバー6をケース1の後方側に押
し戻すと、前記係合爪11と前記係合口13との係合、
および前記係合片10と係合溝12との係合が外れてカ
バー6が凹部5の開放面部から離脱する。
【0014】ケース1の内部には、所定の回路構成の制
御回路基板18が組み込まれており、この制御回路基板
18は上ケース1aと下ケース1bとで挾持されてい
る。図5には制御基板基板18の平面図を示してあり、
この制御回路基板18はその上面にIC19、発振子2
0、コンデンサ21,22、赤外線出射用のLED23
および多数の電子チップ部品24…を備えている。
【0015】さらにこの制御回路基板18の一端側の上
面には、例えば第1、第2、第3、第4の4つのランド
25a,25b,25c,25dを並列させた表示部2
5が設けられている。そして前記制御基板回路18の回
路構成に応じて、前記ランド25a〜25dのうちの所
定ランドにその回路構成を表示するマークとしての半田
付けHが施され、この半田付けHにより制御基板回路1
8の回路構成を判別することができるようになってい
る。
【0016】すなわち、例えば、制御回路基板18の回
路構成が空調機のAの仕様の機種に対応するものであれ
ば、図6(a)に示すように、第1のランド25aに半
田付けHを施し、Bの仕様の機種に対応するものであれ
ば、図6(b)に示すように第2のランド25bに半田
付けHを施し、Xの仕様の機種に対応するものであれ
ば、図6(x)に示すように第2、第3、第4の3つの
ランド25b,25c,25dに半田付けHを施し、Y
の仕様の機種に対応するものであれば、図6(y)に示
すように第1、第2、第3、第4の4つのランド25
a,25b,25c,25dのすべてに半田付けHを施
し、さらにZの仕様の機種に対応するものであれば、図
6(z)に示すようにいずれのランド25a,25b,
25c,25dにも半田付けを施さないようにしてその
各態様に基づいて制御回路基板18の回路構成を判別で
きるようにする。
【0017】制御回路基板18の表示部25に4つのラ
ンド25a,25b,25c,25dを設けて上述のよ
うな方式に従って区別する場合には、その区別の態様と
して16通りを選ぶことができる。
【0018】ランド25a,25b,25c,25dに
対する半田付けは、制御回路基板18に電子部品を半田
付けをする工程と同時に行なうことが可能で、また制御
回路基板18の組立にはその回路構成ごとの半田付け用
印刷マスクが用いられるから、この印刷マスクを利用し
て制御回路基板18の回路構成に応じた所定のランド2
5a,25b,25c,25dに誤りなくそのマークと
しての半田付けを施すことができる。
【0019】このように構成された制御回路基板18は
ケース1内に組み込まれ、上ケース1aと下ケース1b
との間に挾持されている。そしてこの制御回路基板18
に設けられた表示部25が下ケース1bの凹部5に形成
された係合口13に対応して配置し、これにより凹部5
の開放面部からカバー6を取り外した状態のときに、ケ
ース1の外部から前記係合口13を通して制御回路基板
18の表示部25を目視することができるようになって
いる。
【0020】このような構成のリモートコントローラー
においては、その機種ごとのケース1の形状や外観が同
一であっても、出荷用の包装箱内に詰め込むときに、カ
バー6を外し、係合口13を通して制御回路基板18の
表示部25を目視して、ランド25a〜25dに施され
ている半田付けHの配置態様やその半田付けHの有無を
確認することにより、そのリモートコントローラーの機
種を容易に判別でき、したがって包装箱内に誤った機種
のリモートコントローラーを収納するようなことがな
く、誤った箱詰めの発生を確実に防止することができ
る。
【0021】制御回路基板18の表示部25の目視は、
そのカバー6の係合爪11を係合させるための係合口1
3を利用しているものであり、したがってケース1にそ
の専用の開口窓などを形成するような必要がなく、既存
のケース1をそのまま用いることができる利点がある。
そして凹部5の開放面部にカバー6を装着すれば制御回
路基板18の表示部25が隠されて外部に露出せず、し
たがって外観を低下させるようなこともない。
【0022】なお、制御回路基板18の回路構成を区別
する手段としては、図7に示すように、制御回路基板1
8の上に比較的大きなランドによる表示部25を設け、
この表示部25の4隅に選択的に半田付けHを施し、そ
の半田付けHの配置態様により制御回路基板18の回路
構成を区別するようなことも可能である。
【0023】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案によれば、
リモートコントローラーのケースの形状や外観が同一で
あっても、カバーを外し、係合口を通して制御回路基板
の表示部を目視することにより、リモートコントローラ
ーの機種を判別して包装箱内に誤った機種のリモートコ
ントローラーを収納するよう誤った箱詰めの発生を確実
に防止することができる。そして制御回路基板の表示部
は、カバーの係合爪を係合させるための係合口を通して
目視できるから、ケースにその専用の開口窓などを形成
する必要がなく、既存のケースをそのまま用いることが
でき、またケースにカバーを装着すれば制御回路基板の
表示部を隠して良好な外観を保つことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るリモートコントロー
ラーであって、そのケースとカバーとが分離した状態の
断面図。
【図2】そのリモートコントローラーの平面図。
【図3】そのリモートコントローラーの下面図。
【図4】図3中のA−A線に沿う断面図。
【図5】そのリモートコントローラー内に組み込まれた
制御回路基板の平面図。
【図6】制御回路基板の回路構成を区別する手段の一例
を示す説明図。
【図7】制御回路基板の回路構成を区別する手段の他の
一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…ケース 5…電池収納用の凹部 6…カバー 11…係合爪 13…係合口 18…制御回路基板 25…表示部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、このケースの外面の一部に形成
    された電池収納用の凹部と、この凹部の開放面部に着脱
    可能に装着されたカバーと、前記ケースの内部に組み込
    まれた制御回路基板とを具備し、前記凹部の一部には係
    合口が形成され、前記カバーには前記係合口の縁部に係
    脱可能な係合爪が設けられ、前記係合爪を前記係合口の
    縁部に係合させることにより前記カバーを前記凹部の開
    放面部に装着保持してなるリモートコントローラーにお
    いて、 前記制御回路基板には、この制御回路基板の回路構成を
    表示する表示部が設けられ、この表示部が前記係合口に
    対応して配置し、前記カバーを前記凹部の開放面部から
    取り外した状態のもとで、ケースの外部から前記係合口
    を通して前記制御回路基板の表示部の目視が可能なこと
    を特徴とするリモートコントローラー。
JP1993047391U 1993-08-31 1993-08-31 リモートコントローラー Expired - Lifetime JP2600889Y2 (ja)

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JPH0716489U JPH0716489U (ja) 1995-03-17
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JPS5112737Y1 (ja) * 1970-08-18 1976-04-06
JPS5054616U (ja) * 1973-09-14 1975-05-24
JP6487744B2 (ja) * 2015-02-25 2019-03-20 文化シヤッター株式会社 電気的操作装置用保持体の止着構造

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JPH0716489U (ja) 1995-03-17

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