JP2001327725A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001327725A
JP2001327725A JP2000146791A JP2000146791A JP2001327725A JP 2001327725 A JP2001327725 A JP 2001327725A JP 2000146791 A JP2000146791 A JP 2000146791A JP 2000146791 A JP2000146791 A JP 2000146791A JP 2001327725 A JP2001327725 A JP 2001327725A
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JP
Japan
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board
box
cover body
identification means
gaming machine
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Pending
Application number
JP2000146791A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakagaki
健一 中垣
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技機に複数個、備えてある基板
箱に対する故障等に容易に対処するものである。 【解決手段】 本発明は、遊技機の裏面に備えてある回
路基板を収納の基板箱に、その回路基板の機能に対応し
て、識別手段を設けて識別可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機(パチンコ
機等)に複数個、備えてある基板箱の識別に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機(パチンコ機等)は、電子化が進
んで、遊技機の裏側には回路基板を内蔵の基板箱が取り
付けてあり、各基板や基板箱には基板名称のシールが貼
着してあったり印刷してある。そして、遊技機を点検し
たり、故障したときには新たな部品に交換したり、新た
な遊技内容にするために前記基板箱内の部品を交換した
りすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各基板や制御箱の
名称シール等は小さな文字等であり、専門知識を有する
担当者は、点検する該当部品や、故障に対する該当部品
等を容易に見つけることができるが、熟知していない担
当者は間違った部品に交換したり、指示を仰いでもよく
判らない等、作業ロスを招来している。そこで、本発明
は、遊技機の点検や故障に、迅速且つ正確に対処可能な
遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、遊
技機の裏面に回路基板を収納の基板箱を備えてあり、そ
の回路基板の機能に対応して、識別手段を基板箱に設け
て識別可能にしてあるので、その識別手段を頼りに、熟
知していない者であっても、故障等に対処する回路基板
が容易に判る。又、請求項2の遊技機は、基板箱の取付
け位置やその近傍に、基板箱に設けた識別手段と同じ識
別手段を設けてあるので、複数の基板箱を取り外した後
に、組み立てるときに有用である。請求項3の遊技機
は、複数個の基板箱が遊技機の裏面に備えてあり、それ
らの回路基板の機能に対応して識別可能な識別手段を基
板箱に設け、且つ、前記識別手段のうちで電気接続的に
関連ある識別手段を区別可能に、例えば、その区別をマ
ニュアル等に表示したり、或いは、基板箱に設ける識別
手段を2色以上で関連性を表示することによって、作業
者はそれらの関連ある識別手段を頼りに、故障等に迅
速、容易に対処できる。
【0005】
【発明の実施の形態】遊技機としてパチンコ機を例にと
って説明すると、図1はパチンコ機の裏面図であり、よ
く知られているように、このパチンコ機は、遊技球が特
定箇所に入賞すると遊技球排出装置を介して賞品球の払
出しを行ったり、図柄表示器を介して可変表示ゲームを
行い、その結果、遊技者に有利な大当たりが生起すると
多量の賞品球を遊技球排出装置を介して払出す。この様
な遊技内容を制御するために、木枠60内には、着脱可
能に、遊技を制御する制御基板12を収納してある制御
箱1、図柄表示器を制御する液晶基板を収納してある液
晶箱32、ランプ等を制御する電飾基板を収納の電飾カ
バー体34、他の機器等に接続する信号接続基板を収納
の接続箱70、賞品球の払出を制御する払出基板を収納
の払出箱71、その他の部品等を配置して組み立ててあ
る。尚、前記制御基板、液晶基板、電飾基板、信号接続
基板等を回路基板と称し、それらの回路基板の防護箱を
基板箱と称する。
【0006】前記回路基板等について詳細に説明する
と、木枠60の右上部には、外部との信号の授受を行う
回路基板(信号接続基板)69が取り付けてあり、左上
部には、遊技球を貯留しておく貯留タンク63が設けて
ある。又、前記制御箱1の右側には入賞球を1球毎排出
する入賞球排出装置62が収納してある。そして、この
貯留タンク63から遊技球を二列に整列させて遊技球排
出装置65まで誘導する整列樋64が設置してあると共
に、前記整列樋64には、遊技球の重なりを防止する球
ならし66が揺動自在に垂設してあり、前記入賞球排出
装置62からの信号によって、遊技球排出装置65が作
動し、この計数排出された遊技球は流下樋67を経て上
皿(図示略)に流出する。
【0007】又、木枠60の中央には、図2に示す遊技
盤30が取り付けてあり、この遊技盤30の上部には遊
技球集合樋(基板箱)31が配置してあると共に、左右
側部にはサイドランプを取り付けた茶色(識別手段)の
サイドランプ体37が配置してある。又、遊技盤30の
中央には図柄表示器(図示略)が取り付けてあり、図柄
表示器の上には、図柄表示器の制御を行う液晶基板を収
納の半透明の黄色(識別手段)の合成樹脂で製作の液晶
箱(基板箱)32が固定されている。そして、この液晶
箱32は木枠60に取り付けた後に、透明な裏面カバー
68で覆われている。
【0008】又、前記液晶箱32の下部には、他の機器
とケーブル39を介して信号の授受を行う中継基板を覆
う半透明の緑色(識別手段)の合成樹脂で製作の中継カ
バー体(基板箱)33が配置してあり、更に、その下に
は半透明の青色(識別手段)の合成樹脂で製作の電飾基
板を覆う電飾カバー体(基板箱)34が取り付けてあ
る。そして、遊技盤30の裏面の上部余白には、各基板
箱32、33、34に設けてある識別手段(色彩)と同
じである「黄:液晶基板、緑:中継基板、青:電飾基
板、茶:サイドランプ」なる識別表示35をして、それ
らの回路基板が基板箱に内蔵してあることが判ると共
に、前記裏面カバー68を通して読むことができる。
尚、この識別表示35は、遊技機の裏面において、作業
者が視認しやすい何れかの空白部に記載しておけばよい
し、或いは、マニュアルにより判りやすく図面等を添付
して記載しておいてもよい。
【0009】従って、作業者は、前記識別表示35を読
むことによって、機能に対応して設けてある色彩による
識別手段で、黄色の基板箱32に内蔵の液晶基板、緑色
の基板箱33に内蔵の中継基板、青色に基板箱34に内
蔵の電飾基板の位置が容易に判り、特に、部品位置を熟
知していない作業者にとって、保守のために取り外して
も、再度、間違いなく取り付けることができる。更に、
作業者が現在の状況を伝達する場合や、指示を仰ぐ場合
において、双方の意志疎通を確実に図ることができる。
【0010】又、マニュアルや遊技機の空白部等に、故
障や点検等に対応するために、作業者が迅速、容易に判
るように、前記基板箱に設けた識別手段を電気接続的に
関連ある識別手段毎に区別表示することは有用である。
例えば、マニュアル(又は遊技機の空白部)に、「サイ
ドランプが点灯しない」故障に対して、識別手段である
「青、茶」と文字で記載、又は色彩で表示しておくこと
によって、作業者は、青色の電飾カバー体34に内蔵の
電飾基板と、茶色(識別手段)のサイドランプ体37に
内蔵のサイドランプが、故障に関連あることが判り、容
易、迅速に故障に対処できる。
【0011】尚、前記電気接続的に関連ある基板箱に区
別可能に設ける他の手段として、前記識別手段を1色で
はなく2色以上で、その関連性を区別表示することによ
って、作業者は容易に関連性を理解できる。例えば、前
記例に於て、電飾カバー体34には「青い丸印」、サイ
ドランプ体37にも「青い丸印」を表示すると共に、電
飾カバー体34には他の基板箱と関連性を示す「赤の丸
印」、サイドランプ体37には他の基板箱と関連性を示
す「茶の丸印」を表示しておく。従って、前記「青い丸
印」、「茶の丸印」、「赤の丸印」は、各々関連性ある
基板箱であり、この識別マークを頼りに、容易に故障等
に対処できる。
【0012】又、前記裏面カバー68の下には、外部接
続基板(回路基板)を内蔵の接続箱(基板箱)70が設
置してあり、他の機器との接続をし、その右側には、前
記遊技球排出装置65を制御する払出基板(回路基板)
を内蔵の払出箱(基板箱)71が取り付けてある。そし
て、前記外部接続基板と払出基板の下部には、遊技内容
を制御する制御箱(基板箱)1が取り付けてあり、この
制御箱1について説明する。図3は、制御箱1の部品分
解図であって、箱状の表カバー体10と裏カバー体11
及び制御素子を取付の制御基板(回路基板)12とで構
成する。
【0013】表カバー体10は、半透明の赤色(識別手
段)の合成樹脂等で裏カバー体11に装着可能に製作さ
れ、この表カバー体10の両端部には上固着体13が突
出して、その上固着体13には4個のネジ保持孔14が
形成してある。このネジ保持孔14には、環状のリング
体15が、他端部を上固着体13に固定され、逆U字状
の切断可能な切取片16で支持されている。また、表カ
バー体10の片側の2隅には、後述の係止爪21を挿入
可能な係止孔18が穿設してあると共に、係止爪押体1
9が形成してある。
【0014】一方、裏カバー体11も半透明の赤色(識
別手段)の合成樹脂等で製作してあり、両端部には前記
表カバー体10に対応する下固着体22が突出して形成
してあると共に、その下固着体22には前記4個のネジ
保持孔14に対応してネジボス23が形成してある。そ
して、前記上カバー体10と下カバー体11とは、ネジ
保持孔14に切取片16で支持のリング体15からネジ
ボス孔23に、所謂、ワンウエーネジを装着して閉鎖さ
れる。尚、このワンウエーネジは、ドライバー等によっ
て締めることは可能であるが、反対方向の回転が不可能
に頭部が形成してあるので、表カバー体10と裏カバー
体11をワンウエーネジで閉鎖すると、ワンウエーネジ
を緩めての解放はできず、前記切取片16を切断するこ
とによって、表カバー体10と裏カバー体11が分離可
能になって解放することになる。
【0015】又、裏カバー体11の片側の2隅には、前
記表カバー体10に形成の係止孔18に対応して、表カ
バー体10を係止する係止爪21が形成してある。又、
この裏カバー体11には、ROM等の各種部品が配置し
てある制御基板12を固定するネジ孔24が形成してあ
り、ネジによって制御基板12に形成の基板ネジ孔25
を介して前記裏カバー体11に装着して固定する。
【0016】前記制御箱1を閉鎖するために、先ず、ネ
ジを基板ネジ孔25とネジ孔24に挿入して締めること
によって制御基板12を裏カバー体11に固定する。そ
して、表カバー体10と裏カバー体11を係止爪21で
結合し、その後、ワンウエーネジで、リング体15を介
して閉鎖するので、この制御箱1は、制御基板12を収
納した状態で赤色(識別手段)であり容易に識別でき
る。従って、種々ある制御基板12の機能を熟知してい
ない作業者であっても、赤色(識別手段)の制御箱(基
板箱)1をもとに、内蔵の制御基板12の機能がマニュ
アル等で簡便に判るので、容易に対処できる。
【0017】即ち、制御箱1の色彩(識別手段)を、収
納している制御基板12の種類(機能)によって異なる
色彩で構成することによって、対応する遊技機に間違え
て取り付けることの減少を図ることができると共に、故
障等に容易に対処できる。又、表カバー体10と裏カバ
ー体11は、半透明の合成樹脂で製作してあるので、内
部がよく見えて、不正行為の発見が容易である。
【0018】尚、前記制御箱1は、表カバー体10と裏
カバー体11が共に赤色の識別手段であるが、表カバー
体10だけが赤色で、裏カバー体11は従来と同様の透
明白色で構成することによって、裏カバー体11を別機
能を有する同形状の基板箱に使用することが可能であ
る。又、前記のように、遊技機に取り付けの各種の部品
に、異なる色彩(識別手段)を附すことによって、機種
毎に間違えない部品の取り付けが可能である。又、前記
基板箱の色彩による識別手段は、材料の色で行っている
が、色彩テープ等を貼着する等で構成してもよい。
【0019】次に、部品の識別手段50として、図4
(A)(B)に示すように、同じ構成部品(表カバー体
10と裏カバー体11)に対して、同じ番号を付した
り、或いは、1−1(1−a)、1−2(1−b)のよ
うに、例えば、表カバー体10には「1−1」、裏カバ
ー体11には「1−2」の番号を持って、左の番号(符
号)をもって関連ある部品である旨、として表示しても
よい。又、この番号(符号)は、遊技機(木枠60)に
組み付ける順番を示すように構成することによって、多
くの部品を取り外して点検等をした後、再度、組み立て
るとき、その番号の順位に従って組み立てることがで
き、有効な情報であると共に、部品交換に際しても、表
記した番号で同じ部品を取り寄せることができる。
【0020】尚、識別手段は、前記数字の他に、abc
…、イロハ…、或いは、図柄等であってもよいことはい
うまでもない。以上のように、基板箱や回路基板に識別
手段を付すことによって故障等に容易に対処できるし、
更に、その識別手段と同じ表示を取り付けた位置やその
近傍に表示しておくことによって、複数個の基板箱を取
り外した後に取り付ける作業に於て、基板箱等の配置に
熟知していない者であっても、間違いなく対処すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、回路基板の機能に
対応して、識別手段を基板箱に設けて識別可能にしてあ
るので、その識別手段を頼りに、熟知していない者であ
っても、故障等に対処する回路基板が容易に判る。又、
請求項2の遊技機は、基板箱の取付け位置やその近傍
に、基板箱に設けた識別手段と同じ識別手段を設けてあ
るので、複数の基板箱を取り外した後に、組み立てると
きに有用である。請求項3の遊技機は、電気接続的に関
連ある識別手段を区別可能に設けてあるので、作業者は
それらの関連ある識別手段を頼りに、故障等に迅速、容
易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機(パチンコ機)の裏面図である。
【図2】遊技盤の裏面図である。
【図3】基板箱の構成部品の斜視図である。
【図4】他の識別手段の例示である。
【符号の説明】
1 制御箱(基板箱) 10 表カバー体 11 裏カバー体 12 制御基板 32 液晶箱(基板箱) 33 中継カバー体(基板箱) 34 電飾カバー体(基板箱) 35 識別表示 36 遊技球集合樋(基板箱)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の裏面に回路基板を収納の基板箱
    を備える遊技機であって、 前記回路基板の機能に対応して、識別可能な識別手段を
    基板箱に設けることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 基板箱の取付け位置やその近傍に、基板
    箱に設けた識別手段と同じ識別手段を設けることを特徴
    とする請求項1の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技機の裏面に回路基板を収納の基板箱
    を複数個、備える遊技機であって、 前記回路基板の機能に対応して識別可能な識別手段を基
    板箱に設け、且つ、前記識別手段のうちで電気接続的に
    関連ある識別手段を区別可能に設けることを特徴とする
    遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178998A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケース、及び遊技機
JP2014041006A (ja) * 2013-12-04 2014-03-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2015116441A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社三共 遊技機
JP2022024759A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 山佐株式会社 遊技機
JP2022024758A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 山佐株式会社 遊技機

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