JP4345087B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路を内蔵する電子機器の筐体に関するものである。
従来の電子機器において、その筐体内の電子回路基板に表示手段(発光ダイオードなど)を設けたものがあった。筐体の一部(蓋など)を開放して内部の表示手段が見えるようにしておき、その表示手段に表示される情報を見ながらパラメータ設定スイッチ等を操作し、パラメータ設定を行った後には、開放箇所を塞いでパラメータが容易に変更されないようにしていた。
しかしながら、パラメータ設定作業時には、筐体内部の電子回路が露出するため、電子回路の導通部分に作業者が誤って手を触れる可能性があった。それによって、作業者の衣服に帯電していた静電気が電子回路に流れて電子部品を破壊したり、作業者が感電したりするおそれが無いとはいえなかった。
本発明の目的は、筐体の一部を開放してパラメータ設定作業を行う形式の電子機器において、筐体の一部を開放した際に筐体内部の表示手段を見ることができ、かつ筐体内部の電子回路に手を触れ難くすることにある。
課題を解決するための手段は、電子回路を内蔵する電子機器の筐体構造において、筐体の壁面に開けられた開口と、この開口を塞ぐカバーと、開口から目視可能な位置に設けられた表示器と、開口のほぼ全面を塞ぐ絶縁シートとを有し、この絶縁シートは可撓性および透光性を有する合成樹脂からなり、その一端のみを筐体に固定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、透光性を有する絶縁シートが開口を塞いで筐体内部を保護しつつ目視観察を許容しており、作業者が意図した場合のみ絶縁シートをめくって開口から筐体内部を操作できる。絶縁シートの一端が固定されているので、作業後に元の状態へ戻し忘れることもない。
本発明の実施例の構成をカバーを開けた状態の斜視図(図1)および図1中A−A’で示す位置で切断した断面図(図2)を用いて説明する。図1および図2において、同一の構成要素には同一の符号を付す。筐体2は金属薄板を折り曲げ加工して形成したものであり、中空で有底の直方体形状をなす。筐体2の六面のうち一面に長方形の開口3が設けられており、この開口3付近の二辺に段部2aが形成されている。そして、開口3を塞ぐカバー4が段部2aに嵌め合わされ、図示しない止めネジで着脱可能に固定される。なお、図1はカバー4を筐体2から取り外した状態を示す。筐体2の底面には電子回路基板1が固定されており、この電子回路基板1の上に表示器5が設けられている。この表示器5は複数の発光ダイオードを並べたもので、それらの点灯・滅灯の組み合わせによって電子回路の動作状態を表示するものである。筐体2の外部の側壁には、電子回路基板1との電気信号のやりとりを行うためのコネクタや、電子回路基板1に電力を供給するための電源線等が設けられている(図示せず)。筐体2の底面には二本の柱状のスタッド8のそれぞれの一端が固定され、これらのスタッド8のそれぞれの他端に絶縁シート6の一端6aが止めネジ7で固定されている。これにより、開口3付近に絶縁シート6が配置される。図3に絶縁シート6の形状を示す。絶縁シート6は透光性・可撓性・電気絶縁性を併せ持つ合成樹脂製の薄板であり、開口3とほぼ同じ長方形状で、ほぼ同じ面積に形成されている。絶縁シート6の他端6bは自由端になっており、筐体2の内部の部品の上に載っている。このように、通常の状態では絶縁シート6が筐体2の内部のほとんどを覆っている。絶縁シート6の他端6b付近の両側には、やや突出した張り出し部6cが形成されている。この張り出し部6cは筐体2の内部において段部2cの下側に嵌め込まれている。筐体2が立てて設置される場合、絶縁シート6が垂直の姿勢をとるので、絶縁シート6の材質としては垂直に自立できる程度の強さ(厚み)を有するものが用いられている。そして、張り出し部6cが段部2cの内側に引っ掛かり、絶縁シート6の他端6bが重力によってめくれてしまうことを防ぐ。
次に、本発明の実施例の使用方法を説明する。例えば、この実施例の電子機器が外部機器の位置決めを制御するためのコントローラであるとすると、コネクタを介して電子回路基板1と外部機器とが電気的に接続され、外部機器の位置に関する信号の授受が行われる。このシステムの運転に先立って、初期設定を行っておく必要がある。そのために、カバー4を取り外すと、筐体2の内部の表示器5が絶縁シート6を介して目視可能な状態になる。次に、別のコネクタを介して電子回路基板1と接続されている設定器(図示せず)を操作して、電子回路基板1の動作状態を設定モードに切り替える。この動作状態の切り替えは表示器5の表示によって確認できる。そして、外部機器を初期位置にセットし、設定器の操作により電子回路基板1に初期位置データを記憶させる。このときの初期位置データは表示器5の表示によって確認できる。また、このシステムの運転に必要な初期データ、例えばPIDパラメータ等も表示器5の表示を確認しながら設定器の操作を行って電子回路基板1に記憶させる。この間、電子回路基板1は、その上部を絶縁シート6によって全面的に覆われて保護されており、作業者が誤って内部の回路基板1等に手を触れたり、金属部品が筐体2の内部に落下して電子回路が短絡したりすることを防ぐ。そして、作業者が電子回路基板1に対して操作をしようとする場合は、絶縁シート6を撓めて張り出し部6cを筐体2の段部2aから外し、他端6bをめくって電子回路基板1を露出した状態にすることができる。
本発明の筐体2はどのような姿勢で設置されても構わない。また、絶縁シート6の材質は完全な透明体である必要はなく、半透明であっても絶縁シート6を通して表示器5の表示内容が認識できるものであれば良い。その他、様々な変形例が考えられるが、特許請求の範囲に記した構成を採るものであれば、いずれも本発明の技術的範囲に属する。
本発明の実施例を示す斜視図 本発明の実施例を示す断面図 本発明の絶縁シートの形状を示す図
符号の説明
1 電子回路基板
2 筐体
2a 段部
3 開口
4 カバー
5 表示器
6 絶縁シート
6a 一端
6b 他端
6c 張り出し部
7 止めねじ
8 スタッド

Claims (1)

  1. 電子回路を内蔵する電子機器の筐体構造において、筐体の壁面に開けられた開口と、この開口を塞ぐカバーと、開口から目視可能な位置に設けられた表示器と、開口のほぼ全面を塞ぐ絶縁シートとを有し、この絶縁シートは可撓性および透光性を有する合成樹脂からなり、その一端のみを筐体に固定されていることを特徴とする電子機器の筐体構造。
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