JP7159982B2 - 筐体構造 - Google Patents

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本発明は電子部品の交換が可能な電子機器の筐体構造に関する。
電子機器の筐体は電気機器のプリント基板に着脱される電子部品として例えばメモリを出し入れするための開口部が形成されている。この開口部は樹脂製の蓋体により密閉が可能である(特許文献1,2等)。
多くの電子機器は底面部にてメモリが交換される構造を採る。この場合、前記蓋体は前記開口部から取り外された状態で前記メモリの交換作業が行われる。
特開2009-141057号公報 特開2012-089833号公報
電子機器の筐体は絶縁処理が施されていないことが多いので、電子機器の基板と筐体との間には電気的な短絡を防ぐため何らかの電気的な絶縁処置が必要となる。これは、メモリ交換用の開口部についても同様である。
メモリ交換用の開口部が電子機器の底面部に形成されている場合、当該開口部から蓋体を外す際に蓋体を落下させ、意図せぬ活線への接触等による短絡故障のリスクがある。また、メモリの交換作業過程で蓋体を紛失するリスクもある。
前記課題の解決策としては、電子機器の基板と筐体との間に絶縁部材を介在させることが考えられるが、この絶縁部材はメモリを交換する際の障害物となることがある。
本発明は、電子部品が装着されるプリント基板とこのプリント基板を収容する筐体との間に絶縁性を確保すると共に電子部品の交換に供される筐体の蓋体の紛失を防止することを課題とする。
そこで、本発明の一態様は、筐体構造であって、電子部品が装着可能なプリント基板が収納される筐体と、前記電子部品が出し入れされる前記筐体の開口部を開閉する蓋体と、この蓋体と互いに一方向に往復動可能に当該蓋体の裏面に保持されて当該蓋体と前記プリント基板とを絶縁する絶縁部材とを有する。
本発明の一態様は、前記筐体構造において、前記蓋体の裏面には、前記絶縁部材の一部分を前記往復動可能に保持する保持部が備えられ、前記一部分には、前記保持部が挿通される挿通口と、この挿通口にて対向して前記保持部に挿入可能な一対の保持片とが形成されている。
本発明の一態様は、前記筐体構造において、前記開口部は矩形を成し、前記絶縁部材には、前記開口部の三辺に沿う切れ込みと、前記三辺以外の当該開口部の一辺に沿う折り目とが形成されている。
本発明の一態様は、前記筐体構造において、前記筐体の表面には、前記蓋体と磁気接触可能な磁石部が備えられている。
本発明の一態様は、前記筐体構造において、前記筐体には、前記蓋体の一端部が挿入されて当該蓋体を当該筐体の表面にて支持する支持溝が前記開口部の一辺に沿って形成されている。
以上の本発明によれば、電子部品が装着されるプリント基板とこのプリント基板を収容する筐体との間に絶縁性を確保すると共に電子部品の交換に供される筐体の蓋体の紛失を防止できる。
本発明の第一実施形態の筐体におけるメモリ交換用の開口部付近の縦断面図。 第一実施形態の筐体において蓋体が90度起立した状態の前記開口部付近の縦断面図。 第一実施形態の筐体の磁石部に蓋体が接触した状態の前記開口部付近の縦断面図。 本発明の第二実施形態の筐体におけるメモリ交換用の開口部付近の縦断面図。 第二実施形態の筐体の支持溝に蓋体が支持された状態を示す前記開口部付近の縦断面図。 (a)は第一実施形態及び第二実施形態の蓋体の裏面を示した平面図、(b)は当該蓋体の側面図。 第一実施形態及び第二実施形態における絶縁シートの態様例を示した平面図。 前記絶縁シートの取り付け説明図。 (a)は前記絶縁シートの挿通口の一方の縁部側に蓋体の保持部が位置する状態を示した平面図、(b)は当該保持部が当該挿通口の一方の縁部側から他方の縁部側に移動する過程を示した平面図。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1に示された本発明の第一実施形態である筐体構造1は、電子機器5の筐体構造であって、筐体2、蓋体3及び絶縁シート4を有する。
筐体2は、電子機器5のプリント基板50を収納する。プリント基板50のコネクタ51には、電子部品の一態様である揮発性または不揮発性のメモリ6が装着可能である。
筐体2の底面部には、メモリ6が出し入れされる矩形の開口部20が形成されている。また、開口部20の周縁における筐体2の内面には、蓋体3を水平支持するための支持部21が付帯される。さらに、前記底面部の表面には、蓋体3と磁気接触可能な磁石部22が備えられる。磁石部22は図示省略のねじ等の固定具により必要に応じて任意に取り付け可能であるとなお良い。
蓋体3は、筐体2の開口部20を開閉する蓋体であり、蓋体3と同材料の鋼材から成る。蓋体3の裏面には、絶縁シート4の一部分を蓋体3と互いに一方向に往復動可能に保持する保持部31が備えられている。
保持部31は、例えば、図6(a)(b)に示したように、蓋体3の成形過程でNCタレットパンチプレス等の板金加工によりアーチ状に形成され、蓋体3と一体的に突設されている。尚、保持部31の高さは、蓋体3の裏面に絶縁シート4が配置されなくてもプリント基板60との絶縁性が確保される程度に設定されると、なお良い。
絶縁シート4は、蓋体3とプリント基板60とを絶縁するシート状の絶縁部材からなる。絶縁シート4は蓋体3の裏面において保持部31により保持される。
絶縁シート4には、図7に例示したように、筐体2の開口部20の三辺に沿う切れ込み41と、当該三辺以外の開口部20の一辺に沿う折り目42とが形成されている。
そして、この絶縁シート4の一部分には、図8に示したように、蓋体3の保持部31が挿通される挿通口40と、この挿通口40にて対向して保持部31に挿入可能な一対の保持片43とが形成されている。尚、挿通口40の長さ及び幅は、絶縁シート4と蓋体3とが互いに一方向に往復動可能、例えば図9(a)(b)に示した蓋体3の保持部31が挿通口40に沿って保持部31の長手方向に往復動可能となるように設定される。
図1~3を参照しながら本実施形態の筐体構造1の動作例について説明する。
図1に示したように、筐体2の開口部20周縁の支持部21に支持された蓋体3が図示省略のネジにより支持部21に固定されると、筐体2の開口部20は蓋体3により閉じた状態となる。このとき、筐体2内においては、絶縁シート4の一対の保持片43が蓋体3の裏面の保持部31に挿通されて、絶縁シート4の一部分が当該裏面にて保持された状態となっている。これにより、蓋体3とプリント基板50上のメモリ6との間に電気的な絶縁性が確保される。
メモリ6の交換の際には、先ず、前記ネジが取り外される。次いで、蓋体3が筐体2の開口部20から取り外される。筐体2内の絶縁シート4の一対の保持片43は蓋体3の保持部31に挿通された状態となっているので、図2に示したように、筐体2の開口部20から蓋体3が取り外されると同時に絶縁シート4の一部分が蓋体3に付随した状態で蓋体3が引き起こされる。絶縁シート4には、開口部20の一辺に沿って折り目42が形成されているので、蓋体3は開口部20に対して90度の位置に容易に移動する。さらに、この蓋体3を筐体2上の磁石部22に向けて倒すと、蓋体3の保持部31が図9(a)(b)に示したように絶縁シート4の挿通口40の一方の縁部側から他方の縁部側に向かって挿通口40に沿って案内されながら、蓋体3は絶縁シート4の面に沿って移動する。そして、蓋体3が筐体2の開口部20に対して180度の位置に達すると、図3に示したように磁石部22に磁気接触する。これにより、筐体2の開口部20が開状態となる一方で蓋体3は筐体2上に係止された状態となる。その後、プリント基板50のコネクタ51に装着された既存のメモリ6が新たなメモリ6に交換される。
以上のように本実施形態の筐体構造1によれば、電子機器5のプリント基板50と筐体2との間に絶縁性が確保されると共に、電子部品交換用の開口部20を開閉させる蓋体3の紛失を防止できる。特に、本実施形態においては、蓋体3が絶縁シート4と一体となって筐体2の開口部20を開閉できるので、メモリ6の交換等において、絶縁シート4をめくる作業が不要となる。また、蓋体3が筐体2において係止される態様となっており、蓋体3の意図せぬ落下や紛失が防止される。そして、この効果は筐体2の表面において蓋体3と磁気接触される磁石部22が具備されるによりさらに顕著なものとなる。また、絶縁シート4の位置を蓋体3に対してある一定の方向に可動させることにより、蓋体3を動かす際に絶縁シート4に過剰な引っ張り力が低減する。そして、蓋体3は上述のように紛失が防止できるので、蓋体3の小型化が可能となり、筐体2における開口部20が相対的に小径に設定できる。
(第二実施形態)
図4に示された本発明の第二実施形態の筐体2には、蓋体3の一端部が挿入されて蓋体3を筐体2の表面にて支持する支持溝23が形成されている。具体的には、絶縁シート4の折り目42に対応する筐体2の開口部20の一辺に沿って支持溝23が形成される。
図4、5を参照しながら本実施形態の筐体構造1の動作例について説明する。
筐体2の開口部20が蓋体3により閉じられる際の動作は実施形態1と同様である。そして、メモリ6の交換の際には、先ず、前記ネジが取り外され、次いで、図5に示したように、蓋体3の一端部が筐体2における支持溝23に挿入される。このとき、蓋体3は、蓋体3の一端付近が支持溝23の長手方向の両縁部に当接するので、筐体2の表面に対して傾斜した状態で支持される。
以上の本実施形態の筐体構造1によれば、第一実施形態の同様の効果が奏される。特に、本実施形態においては、筐体2の開口部20が開状態の際には蓋体3が筐体2の支持溝23により支持されるので、磁石部22を筐体2に具備させる必要がなくなり、部品点数の削減につながる。
1…筐体構造
2…筐体、20…開口部、21…支持部、22…磁石部、23…支持溝
3…蓋体、31…保持部
4…絶縁シート(絶縁部材)、40…挿通口、41…切れ込み、42…折り目、43…一対の保持片
5…電子機器、50…プリント基板、51…コネクタ、
6…メモリ(電子部品)

Claims (4)

  1. 電子部品が装着可能なプリント基板が収納される筐体と、
    前記電子部品が出し入れされる前記筐体の開口部を開閉する蓋体と、
    この蓋体と互いに一方向に往復動可能に当該蓋体の裏面に保持されて当該蓋体と前記プリント基板とを絶縁する絶縁部材と、
    を有し、
    前記蓋体の裏面には、前記絶縁部材の一部分を前記往復動可能に保持する保持部が備えられ、
    前記一部分には、前記保持部が挿通される挿通口と、この挿通口にて対向して前記保持部に挿入可能な一対の保持片とが形成されたこと
    を特徴とする筐体構造。
  2. 前記開口部は、矩形を成し、
    前記絶縁部材には、前記開口部の三辺に沿う切れ込みと、前記三辺以外の当該開口部の一辺に沿う折り目とが形成されたこと
    を特徴とする請求項に記載の筐体構造。
  3. 前記筐体の表面には、前記蓋体と磁気接触可能な磁石部が備えられたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の筐体構造。
  4. 前記筐体には、前記蓋体の一端部が挿入されて当該蓋体を当該筐体の表面にて支持する支持溝が前記開口部の一辺に沿って形成されたこと
    を特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の筐体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003076439A (ja) 2001-08-30 2003-03-14 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2006237102A (ja) 2005-02-23 2006-09-07 Yamatake Corp 電子機器の筐体構造
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