JP2599927Y2 - 計量カップ付き容器 - Google Patents

計量カップ付き容器

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JP2599927Y2
JP2599927Y2 JP1993037288U JP3728893U JP2599927Y2 JP 2599927 Y2 JP2599927 Y2 JP 2599927Y2 JP 1993037288 U JP1993037288 U JP 1993037288U JP 3728893 U JP3728893 U JP 3728893U JP 2599927 Y2 JP2599927 Y2 JP 2599927Y2
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博 水島
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、計量カップ付き容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種容器として、例えば、図3が示す
実開平2-90257号(実願昭63−169407号)記載の考案が
ある。該容器は、容器体と、該容器体の口頸部に下半を
螺合させた中栓30と、該中栓上半の取付け周壁31に、内
外両周壁41, 42を上下摺動可能に嵌合させた計量カップ
40とからなり、図示状態から容器を倒立させると、所定
量の収納液体が、中栓30後部の第1流出路32を通って計
量カップ後部の計量室43内へ流入し、かつ正立状態に戻
すと、計量室内液体が、第2流出路34を通って中栓30前
部の前方室33内へ移動し、かつ該状態から容器を前方へ
傾けると、前方室内液体がノズル35から注出されるよう
形成されている。又図示容器は、図3が示す状態から、
計量カップ40を中栓30に対して上昇させることで、計量
室43の容量を拡大して計量される液体量を増大できるよ
う形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例では、容器
を倒立させねば計量できないし、又容器全体を持ち上げ
て傾けないと、計量液体を注出できないから、容器が大
形である場合は、液体を計量し、かつ注出することが面
倒となった。
【0004】本案は、容器を倒立状態にしたままで胴部
を弾性圧搾したり、胴部を解放したりすることで、液体
を計量できるようにし、又中栓に計量カップを着脱自在
に装着させることで、計量済み液体入りの計量カップを
中栓から取り外して容易に注出できるよう設け、更に、
計量カップの構造が複雑となることを回避して廉価に形
成できるよう設けた。
【0005】
【課題を解決するための手段】弾性圧搾可能な胴部18上
端から口頸部5を起立した容器体1と、上記口頸部5の
外面に嵌合させた取付け周壁6の上端から内向きフラン
ジ状壁を介してパイプ嵌合筒8を起立し、又上記取付け
周壁6の外面に縦突条22を付設した中栓2と、上記パイ
プ嵌合筒8の下部内面に上部を嵌着させて容器体底部に
垂下させた注出パイプ21と、上記中栓2に装着させた計
量カップとからなり、該計量カップを、上記中栓2の取
付け周壁6外面に嵌合させた内周壁12の下部内面に係合
溝部23を縦設して、該係合溝部内に上記縦突条22を係合
させ、又その内周壁12の中間部から内向きフランジ状の
底壁9を介して起立した注出筒10の下部内に上記パイプ
嵌合筒8の上部を水密に嵌合させて、中栓2に対して抜
き出しおよび再嵌合が可能に設けた内部材3と、上記内
周壁12の外面に螺合させた外周壁13を上方へ延長形成し
て、該外周壁の上部内面から突設した複数の支持板部25
によって上面閉塞の液量調節筒15を吊り下げ、該調節筒
を上記注出筒10の上部外面に遊嵌させた外部材4とで形
成し、上記内部材3に対して外部材4を螺昇降させるこ
とで、注出筒10上端から液量調節筒15下端までの距離を
可変とした。
【0006】
【実施例】本案容器は、容器体1, 中栓2, 注出パイプ
21および計量カップからなり、容器体1は、弾性圧搾可
能な胴部18上端から肩部を介して口頸部5を起立してい
る。
【0007】中栓2は、容器体口頸部の外面に螺合させ
た取付け周壁6を有し、該取付け周壁の外面に縦突条22
を複数付設し、又その取付け周壁6の上端から内向きフ
ランジ状壁を介して内筒部19を垂設すると共に、該内筒
部の下端から内向きフランジ状の底壁7を介してパイプ
嵌合筒8を起立し、又底壁7に穿設した小孔の周縁から
吸気筒部20を垂設している。
【0008】注出パイプ21は、上部を上記パイプ嵌合筒
8の下部内面に嵌着させて容器体内底部まで垂設させて
いる。
【0009】計量カップは、内部材3と外部材4とで形
成され、内部材3は、上記中栓2の取付け周壁6外面に
内周壁12の下部を着脱自在に嵌合させて、該内周壁の外
面に複数縦設した係合溝部23内に上記中栓の縦突条22を
係合させると共に、その内周壁12の中間から内向きフラ
ンジ状の底壁9を介して起立した注出筒10の下部を上記
パイプ嵌合筒8の上部外面に水密かつ着脱自在に嵌合さ
せたものであり、当該内部材は、図1bが示すように、
上記中栓2に対して抜き出し可能であると共に、該状態
から図1aが示すように中栓2へ再装着できるよう形成
している。
【0010】外部材4は、上記内部材の内周壁12下部外
面に螺合させた外周壁13を上記内周壁12よりも高く上方
へ延長形成し、かつ該外周壁の上部内面から突設した複
数の支持板部25によって上面閉塞の液量調節筒15を吊り
下げ、かつ該液量調節筒を上記注出筒10の上部外面に遊
嵌させている。図示例では、その調節筒15の頂壁中央部
を有底の筒状凹陥部14に形成して、該凹陥部の周壁上部
を注出筒10の上部内面へ、かつその凹陥部14の周壁下部
を上記パイプ嵌合筒8の上部内面へ、それぞれ遊嵌させ
たいるが、その凹陥部14は、必ずしも必要としない。又
上記外周壁13の上面を開閉自在に閉塞する蓋板27の周縁
一部をヒンジ部26を介して外周壁13の上端後部へ結合さ
せている。又当該外部材は、上記内部材3に対して螺昇
降させることで、注出筒10上端から液量調節筒15下端ま
での距離を、つまり計量する液体量を変更できるよう形
成している。これについては後述する。
【0011】液体を計量する場合は、図1aが示す状態
から容器体胴部を弾性圧搾させる。すると、胴部内液体
が加圧されて、加圧液体が、注出パイプ21, 注出筒10お
よび該注出筒外面と液量調節筒15内面との間の間隙を通
って、内部材底壁9, 該底壁上方の内周壁12部分および
該内周壁上方の外周壁13部分で形成される計量室11内へ
注出され、水位が調節筒15の下端を越えたならば、容器
体胴部を解放する。すると、容器体胴部が弾性復元し
て、該胴部内が負圧化するため、調節筒15下端と注出筒
10の外面との間の隙間16が吸い戻し口となって、該吸い
戻し口より上方の計量室11内液体が胴部内へ吸い戻さ
れ、計量室11内の水位が調節筒15下端よりも下方まで下
がると、外気が調節筒15内へ入り、よって、吸い戻しが
停止して計量が終了する。計量した液体を注出させるに
は、図1bが示すように、計量カップを中栓2から取り
外し、図1cのように、蓋板27を開蓋させ、かつ計量カ
ップを傾けて計量室内液体を注出させる。又使用後、計
量カップは、蓋板27を閉蓋させて中栓2へ再装着させ
る。計量する液体量を変更する場合には、内部材3に対
して外部材4を螺昇降させるものとし、図1aが示す状
態から図2aのように、内部材3に対して外部材4を螺
上昇させると、調節筒15下端と注出筒10外面との間の隙
間16、つまり吸い戻し口が上方へ移動するため、計量さ
れる液体の量が増大し、又該状態から外部材4を内部材
3に対して螺下降させると、吸い戻し口が下方へ移動し
て、計量される液体量が減少する。
【0012】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、中栓
2のパイプ嵌合筒8から容器体内底部まで注出パイプ21
を垂下し、又内部材3の注出筒10の下部内に、中栓2か
ら起立するパイプ嵌合筒8上部を嵌合させ、かつ内部材
3の内周壁12外面に螺合させた外周壁13を上方へ延長形
成して、該外周壁の上部内面から突設した複数の支持板
部25によって吊り下げた上面閉塞の液量調節筒15を注出
筒10上部外面に遊嵌させたから、図1aが示す状態か
ら、容器体胴部を弾性圧搾させると、内部材底壁9, 該
底壁上方の内周壁12部分および該内周壁上方の外周壁13
部分で形成される計量室11内へ収納液体が流入し、かつ
該計量室内の水位が所定以上まで上昇した時点で、胴部
を解放すると、液量調節筒15下端より上方の液体が胴部
内へ吸い戻されて、液体が計量されることとなり、容器
を正立状態としたままで液体を計量できるので、従来例
に比して容易に計量でき、又中栓2に対して内部材3を
抜き出しおよび再嵌合可能に設けたので、図1b又は図
2bが示すように、中栓2から内部材3を取り外して計
量液体を注出でき、従来例のように容器全体を持ち上げ
ること要せず、更に、内部材3に対して外部材4を螺昇
降させることで、注出筒10上端から、該筒上部外面に遊
嵌させた液量調節筒15下端までの距離を可変としたか
ら、内部材3に対して外部材4を螺上昇させて、調節筒
15下端と注出筒10外面との間の隙間16、つまり吸い戻し
口を上方に移動させ、又内部材3に対して外部材4を螺
下降させて、吸い戻し口を下方へ移動させることで、計
量する液体量を簡単に変更でき、かつそのように注出筒
10上端から液量調節筒15下端までの距離を可変として、
計量する液体量を変更できるよう形成したから、内部材
3と、該内部材に螺昇降可能に装着させた外部材4の二
部材で計量カップを形成でき、計量カップの構造が複雑
となることが回避されて廉価に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 a図は、本案容器の一実施例を示す縦断面
図、b図,c図は、同実施例の計量カップを中栓から取
り外した状態で示す縦断面図である。
【図2】 a図は、同実施例の容器を、外部材を内部材
に対して螺上昇させた状態で示す縦断面図、b図、計量
カップを中栓から取り外した状態で示す縦断面図であ
る。
【図3】 従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2…中栓 3…内部材 4…外部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 39/00 - 55/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性圧搾可能な胴部18上端から口頸部5
    を起立した容器体1と、 上記口頸部5の外面に嵌合させた取付け周壁6の上端か
    ら内向きフランジ状壁を介してパイプ嵌合筒8を起立
    し、又上記取付け周壁6の外面に縦突条22を付設した中
    栓2と、 上記パイプ嵌合筒8の下部内面に上部を嵌着させて容器
    体底部に垂下させた注出パイプ21と、 上記中栓2に装着させた計量カップとからなり、 該計量カップを、 上記中栓2の取付け周壁6外面に嵌合させた内周壁12の
    下部内面に係合溝部23を縦設して、該係合溝部内に上記
    縦突条22を係合させ、又その内周壁12の中間部から内向
    きフランジ状の底壁9を介して起立した注出筒10の下部
    内に上記パイプ嵌合筒8の上部を水密に嵌合させて、中
    栓2に対して抜き出しおよび再嵌合が可能に設けた内部
    材3と、 上記内周壁12の外面に螺合させた外周壁13を上方へ延長
    形成して、該外周壁の上部内面から突設した複数の支持
    板部25によって上面閉塞の液量調節筒15を吊り下げ、該
    調節筒を上記注出筒10の上部外面に遊嵌させた外部材4
    とで形成し、 上記内部材3に対して外部材4を螺昇降させることで、
    注出筒10上端から液量調節筒15下端までの距離を可変と
    したことを特徴とする計量カップ付き容器。
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