JP2599814B2 - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

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JP2599814B2
JP2599814B2 JP2230028A JP23002890A JP2599814B2 JP 2599814 B2 JP2599814 B2 JP 2599814B2 JP 2230028 A JP2230028 A JP 2230028A JP 23002890 A JP23002890 A JP 23002890A JP 2599814 B2 JP2599814 B2 JP 2599814B2
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重則 木村
泰弘 山本
直明 佐藤
次郎 倉本
川端  権四郎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として歩行不自由者又は老齢者を対象と
した小型電動車に関する。
〔従来の技術〕
上記小型電動車において、従来では、左右の操縦用の
ハンドルグリップの近傍にこのハンドルグリップと共握
り操作可能な一対の変速レバーを配設し、左右いずれか
の変速レバーを操作しても走行速度の変更調節を行える
よう構成し、各変速レバーは左右同形状であって、か
つ、一体的に揺動する構造となっていた(例えば本出願
人による実願平1−106495号参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来構造は、走行状況の変化に応じて、左右いず
れからでも共握り操作自在に使い分けを可能にして、操
縦操作性を向上させたものである。
ところが、通常の操縦操作に当たっては、変速レバー
の操作は片手だけで行うのが一般的であるが、ハンドル
グリップは左右両方共に握り操作するものであるから、
変速レバーの非操作側においては、ハンドルグリップの
みを握り操作している箇所に反対側変速レバーの操作に
伴って当該ハンドルグリップ側の変速レバーがそのハン
ドルグリップに近接してハンドルグリップとの間で指が
挾まれたり、あるいは、操縦操作の妨げとなったりする
等の弊害が生じていた。
本発明の目的は、上記不具合を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項1にかかる小型電動車は、ステアリン
グ軸の左右両側位置に振り分けられた状態で左右一対の
ハンドルグリップ部分を備える操向用操縦ハンドルを、
前記ハンドルグリップと、その前方側に対向位置するガ
ードフレーム部分とが一体に形成され、かつ、これらハ
ンドルグリップ部分とガードフレーム部分との間に操作
具配設空間が設けられたほぼループ状に形成し、前記左
右一対のハンドルグリップのうちのいずれか一方のハン
ドルグリップと前記ガードフレームとの間の操作具配設
空間に、その一方のハンドルグリップと共握り操作自在
な走行速度設定用の主操作レバーを配設するとともに、
他方のハンドルグリップとガードフレームとの間の操作
具配設空間に、握り操作の為の余裕空間を有する状態
で、前記他方のハンドルグリップと共握り操作可能な速
度設定用の副操作レバーを配設してあることを特徴構成
とする。
又、本発明の請求項2にかかる小型電動車は、請求項
1に記載のものにおいて、前記主操作レバーに対して前
記副操作レバーを相対回動自在に設けてあることを特徴
構成とする。
又、本発明の請求項3にかかる小型電動車は、請求項
1に記載のものにおいて、前記副操作レバーの共握り長
さを前記主操作レバーより短く構成してあることを特徴
構成とする。
〔作 用〕
通常の走行においては、主操作レバーを主に操作する
ことで、操縦者が左右のハンドルグリップを握りながら
操縦している場合であっても、反対側の副操作レバーは
ハンドルグリップ握り操作の為の余裕空間を有する状態
に設けられるので、操縦操作の妨げとならない。しか
も、走行状況の変化によって、副操作レバーを操作する
必要がある場合は、副操作レバーがわのハンドルグリッ
プと共握り操作することが可能であるので、操作上の不
都合はない。
さらに、操向用操縦ハンドルが平面視ループ状を成す
ように構成されているとともに、そのループ内の操作具
配設空間に前記各操作レバーが配設されている。このた
め、走行中に操縦者が共握りしていない側の操作レバー
に、木の枝や操縦者の身体の一部等の他物が触れて、不
測に操作されてしまうような虞が少ない。
そして、請求項2の構成によれば、主操作レバーと副
操作レバーとが相対回転自在に設けられているから、主
操作レバーの操作により適宜な車速設定ができるととも
に、その主操作レバーの操作に連れて副操作レバーが一
体に回動することなく、副操作レバーが他側のハンドル
グリップを握っている手に対して挟み込むようなことが
回避できるものとなっている。
又、請求項3の構成によれば、副操作レバーの操作部
の長さが主操作レバーより短いものであるから、主操作
レバーを操作したときに副操作レバーが連動してハンド
ルグリップ寄りに変位しても、他側でハンドルグリップ
を握っている手を副操作レバーの無いがわに退避しやす
いものとなっている。
〔発明の効果〕
従って、本発明の請求項1乃至3の構成によれば、主
操作レバーを操作する際に、副操作レバー側でハンドル
グリップを握っている手に副操作レバーが不当に強く接
当したりする等の不具合が生じるのを容易に回避できる
ものとなっている。
また、各操作レバーをほぼループ状の操縦ハンドルの
操作具配設空間内に配置して、他物との接触による不測
な操作の発生を抑制している。
これによって、操縦操作性が向上し、歩行不自由者や
老齢者であっても操作が楽に行えるものとなった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に本発明に係る小型電動車を示している。この
電動車は、機体フレーム(1)に対してステアリング揺
動自在な1個の前輪(2)及び左右一対の駆動後輪
(3),(3)を設けるとともに、後輪(3),(3)
の上方に運転座席(4)を配設し、前輪(2)の操向操
作用のステアリング軸(5)の上部に操縦部(6)を設
け、左右後輪(3),(3)の中間位置に走行駆動用電
動モータ(7)及び伝動ケース(8)を配設して構成し
てある。
第4図に示すように、前記機体フレーム(1)は板金
材の打抜きプレス成型による一体成形で構成され、後部
には、電動モータ(7)の駆動用制御装置(9)を収納
するための入り込み凹部(10)及びバッテリ(11)搭載
用スペースを形成してある。前記凹部(10)の底部には
制御装置(9)を載置するための4個の凸部(12)を形
成するとともに、他の底面には複数の水抜き孔(13)を
形成してある。そして、ステアリング軸(5)の下方
側、制御装置(9)の上方側及びバッテリ(11)の前部
側を夫々、機体カバー(14)で覆ってある。
前記機体カバー(14)の円弧状の前端縁には接触した
ことを感知する接触センサ(16)を接着剤により接着固
定してある。尚、前記接触センサ(16)の感知作動に伴
って前記制御装置(9)が電動モータ(7)の回転駆動
を停止させるよう構成してある。
次に機体の操縦操作構造について説明する。
第1図に示すように、前輪(2)の操向用操縦ハンド
ル(17)は、その中央部のガードフレーム(17c)部分
をステアリング軸(5)の上端に固定した操縦部フレー
ム(18)に固定するとともに、左右両側部U字状に屈曲
成形して平面視でほぼループ状に構成してある。
つまり、この操向用操縦ハンドル(17)は、ステアリ
ング軸(5)の左右両側位置に振り分けられた状態で左
右一対のハンドルグリップ(17a),(17b)部分を備
え、前記ハンドルグリップ(17a),(17b)と、その前
方側に対向位置するガードフレーム(17c)部分とが一
体に形成され、かつ、これらハンドルグリップ(17
a),(17b)部分とガードフレーム(17c)部分との間
に操作具配設空間が設けられたほぼループ状に形成され
ている。
そして、右側のハンドルグリップ(17a)の近傍位置
における前記操作具配設空間に、このハンドルグリップ
(17a)と共握り操作自在な操向速度設定用の主操作レ
バー(19)を配設するとともに、左側のハンドルグリッ
プ(17b)握り操作の為の余裕空間を有するよう離間し
た箇所の前記操作具配設空間に共握り操作可能な副操作
レバー(20)を配設してある。
詳述すると、前記操縦部フレーム(18)における操縦
ハンドル(17)連結箇所の後方側に、前記各操作レバー
(19),(20)の回動支軸部(21)を枢支し、この回動
支軸部(21)の途中部に一体回動自在に駆動アーム(2
2)を取付け、この駆動アーム(22)と速度設定用ポテ
ンショメータ(PM)とをロッド(23)を介して連動連結
してある。前記駆動アーム(22)には変速上限位置を機
械的に規制するための接当ボルト(24)を取付け、この
接当ボルト(24)を出退調節することで変速上限位置を
変更できるように構成してある(第3図参照)。
そして、右側の主操作レバー(19)を前記回動支軸部
(21)と一体回動自在に設けるとともに、ハンドルグリ
ップ(17a)を共握りし易いように近い箇所に位置させ
てある。又、副操作レバー(20)は、第1図に示すよう
に、前記回動支軸部(21)に対してピン(25)と長孔
(26)との係合により一定範囲に亘り相対回動自在に取
付け、かつ、つる巻きバネ(27)によりハンドルグリッ
プ(17b)から遠ざかる方向に相対回動付勢してある。
従って、非操作自由状態では、副操作レバー(20)はハ
ンドルグリップ(17b)から離間し、操縦操作の妨げと
なることがなく、操作が必要な場合には、長孔(26)に
よる融通分近づけた後、更に共握り操作することで変速
操作が行える。
〔別実施例〕
第6図に示すように、前記主操作レバー(19)と副操
作レバー(20)とを一体回動自在に設けるとともに、主
操作レバー(19)を共握りし易いように長く形成し、副
操作レバー(20)を操縦操作の妨げとならないよう短か
く形成するものでもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る小型電動車の実施例を示し、第1図
は操縦部の平面図、第2図、第3図は操縦部の切欠側面
図、第4図は機体の分解斜視図、第5図は全体側面図、
第6図は別実施例の操縦部の平面図である。 (5)……ステアリング軸、(17)……操縦ハンドル、
(17a),(17b)……ハンドルグリップ、(17c)……
ガードフレーム、(19)……主操作レバー、(20)……
副操作レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 直明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (72)発明者 倉本 次郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (72)発明者 川端 権四郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭61−5295(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリング軸(5)の左右両側位置に振
    り分けられた状態で左右一対のハンドルグリップ(17
    a),(17b)部分を備える操向用操縦ハンドル(17)
    を、前記ハンドルグリップ(17a),(17b)と、その前
    方側に対向位置するガードフレーム(17c)部分とが一
    体に形成され、かつ、これらハンドルグリップ(17
    a),(17b)部分とガードフレーム(17c)部分との間
    に操作具配設空間が設けられたほぼループ状に形成し、 前記左右一対のハンドルグリップ(17a),(17b)のう
    ちのいずれか一方のハンドルグリップ(17aまたは17b)
    と前記ガードフレーム(17c)との間の操作具配設空間
    に、その一方のハンドルグリップ(17aまたは17b)と共
    握り操作自在な走行速度設定用の主操作レバー(19)を
    配設するとともに、 他方のハンドルグリップ(17bまたは17a)とガードフレ
    ーム(17c)との間の操作具配設空間に、握り操作の為
    の余裕空間を有する状態で、前記他方のハンドルグリッ
    プ(17b)と共握り操作可能な速度設定用の副操作レバ
    ー(20)を配設してある小型電動車。
  2. 【請求項2】前記主操作レバー(19)に対して前記副操
    作レバー(20)を相対回動自在に設けてある請求項1記
    載の小型電動車。
  3. 【請求項3】前記副操作レバー(20)の共握り長さを前
    記主操作レバー(19)より短く構成してある請求項1記
    載の小型電動車。
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