JPH01115792A

JPH01115792A - 自動二輪車

Info

Publication number: JPH01115792A
Application number: JP27396087A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Muramatsu; 村松　昭彦; Kazuyuki Takagaki; 高垣　和之; Chiaki Hirata; 千秋平田; Tatsuya Shinkai; 達也新海; Hiroshi Kitagawa; 浩北川; Yukihiro Takasaki; 高崎　行博; Harumi Oba; 大場　晴美; Shigenobu Kageyama; 影山　重信
Original assignee: Suzuki Motor Corp; Asahi Denso Co Ltd
Current assignee: Suzuki Motor Corp; Asahi Denso Co Ltd
Priority date: 1987-10-29
Filing date: 1987-10-29
Publication date: 1989-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は自動二輪車に関するものであり、詳しくはステ
アリングハンドルのグリップに関する。

〔従来技術〕

自動二輪車には、左右フラッシャ−スイッチやホーンス
イッチ等、走行中に搭乗者がステアリンググリップから
手を離すことなく操作すべきスイッチが数多くある。

そこで通常の自動二輪車では、ステアリングハンドルバ
一端部に設けたステアリンググリップの基端側、すなわ
ち上記ハンドルバーと結合している側の端部にスイッチ
ホルダを設け、このスイッ、チホルダ上に各種の操作ス
イッチを配置している。

ところで上記スイッチホルダは、ハンドルバーとグリッ
プとの間に位置しているため、スイッチの操作ボタンを
配設することができるのは上記ホルダの外周面しかない
。このように限られた範囲内に多数の操作ボタンを設置
することは設計上難しく、また、１つ、１つの操作ボタ
ンが小さくなってしまうため、操作性が良いとは言えな
かった。

〔発明の目的〕

本発明は上記実状に鑑みて、操作スイッチに関わる設計
が容易で、しかも、操作ボタンの操作性を向上させるこ
との可能なグリップを備えた自動二輪車を提供すること
を目的とする。

〔発明の構成〕

そこで本発明では、グリップの先端部にスイッチを配設
し、グリップの周面だけではなく、端面をもスイッチの
設置場所として利用することによって、上記目的を達成
したのである。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第１２図は、本発明に関わる自動二輪車お
よびそのグリップを示すものである。第６図に示すよう
に、本発明に関わる自動二輪車１は、エンジン２の上部
にステアリングフレーム３が固設されており、このフレ
ーム３には、右ステアリンググリップ１００（以下、右
グリップ１００と称する）と左ステアリンググリップ２
００（以下、左グリップ２００と称する）とが、それぞ
れ車体の前後方向（図中左右方向）に摺動自在に設置さ
れている。なお、上記グリップの運動は、油圧システム
４を介して、ハブセンター機構５により支承されている
前輪６に伝えられ、この前輪６が揺動されることによっ
て゛自動二輪車１の操舵が行なわれる。

第１図に示す如く、右グリップ１００は、上記ステアリ
ングフレーム３に摺動自在に支持される右ステアリング
アーム１０に立設されており、上記右グリップ１００と
上記アーム１０とによってステアリングハンドル１１０
が構成されている。

右グリップ１００の基端部１００ａは上記アーム１０に
設置されている一方、先端部１００ｂは上方に開放され
ている。なお、第１図（ａ）、（ｂ）において、図中左
方が自動二輪車１の前進方向である。

上記右グリップ１００の先端部１００ｂには、その前方
部に外周面に沿って拡がる操作ボタン１２０を有するブ
レーキスイッチ１２１が設置されている。まな、上記先
端部１００ｂには、その上端面手前に突出する操作ボタ
ン１３０を有するスタータスイッチ１３１が設置されて
いる。

ざらに上記先端部１００ｂには、その手前側左右隅部に
それぞれ拡がる操作ボタン１４０、および操作ボタン１
５０を宵する、パッシングスイッチ１４１、および右フ
ラッシャ−スイッチ１５１が設けられている。

第２図ないし第４図に示すように、上記ブレーキスイッ
チ１２１は、操作ボタン１２０と、該ボタン１２０とグ
リップ本体１０１との間に介装された加圧導電ゴム１２
２とを備えている。そして加圧導電ゴム１２２を挾んで
いる電極１２３ａ。

１２３ｂから延びるリード線１２４は、グリップ本体１
０１内に設けられた通路１０１ａを通ってアーム１０内
に導かれ、さらに該アーム１０内から、図示していない
ブレーキ系へ配線されている。また、スタータスイッチ
１３１、パッシングスイッチ１４１、および右フラッシ
ャ−スイッチ１５１は、それぞれ操作ボタン１３０，１
４０゜１５０と、スイッチ本体１３２，１４２，１５２
とから成る通常の押しボタンスイッチであり、各スイッ
チ１３１，１４１．１５１から延びるリード線（図示せ
ず）は、上記通路１０１ａを通り、アーム１０を介して
、それぞれ所定部所まで配線されている。このように各
スイッチ１２１゜１３１．１４１、および１５１の各リ
ード線が右グリップ１００の内部を通っているため、グ
リップ周りの外観がすっきりとしており、またグリップ
の操作も行ない易い。なお、上記アーム１０には軸部材
１０２が固設されており、この軸部材１０２には上記右
グリップ１００が回動可能に支承されている。さらに上
記右グリップ１００には、スロットルワイヤ１０３を巻
き掛けたリール１０４が固定されており、上記右グリッ
プ１００を回動させることにより、スロットルの開度が
調整される。すなわち右グリップ１００はスロットルグ
リップを兼ねている。

一方、第５図に示す如く、左グリップ２００は、上記ス
テアリングフレーム３に摺動自在に支持される左ステア
リングアーム２０に立設されており、上記左グリップ２
００と上記アーム２０とによってステアリングハンドル
２１０が構成されている。

上記左グリップ２００の基端部２００ａは上記アーム２
０に設置されている一方、先端部２００ｂは上方に開放
されている。なお、図中左方が自動二輪車１の前進方向
である。

上記左グリップ２００の先端部２００ｂには、その前方
部に操作ボタン２２０を有するシフトアップスイッチ２
２１が設けられており、また手前側布隅部に拡がる操作
ボタン２３０を有するシフトダウンスイッチ２３１が設
けられている。さらに上記先端部２００ｂには；その手
前側左隅部に拡がる操作ボタン２４０を有する左フラッ
シャ−スイッチ２４１と、手前側中央部に突出する操作
ボタン２５０を有するホーンスイッチ２５１とが設けら
れている。上記各スイッチ２２１，２３１゜２４１、お
よび２５１は、それぞれ操作ボタン２２０．２３０，２
４０、および２５０と、スイッチ本体２２２，２５２等
から成る押しボタンスイッチであり、各スイッチから延
びるリード線２２３．２５３等はグリップ本体２０１に
形成された通路２０２を通り、アーム２０を介して、そ
れぞれ所定の部所まで配線されている。なお、左グリッ
プ２００は、アーム２０に回動不能に固設されている。

自動二輪車１の運転時、搭乗者が各種スイッチを操作す
る際、ブレーキスイッチ１２１、あるいはシフトアップ
スイッチ２２１を操作する場合には、人差し指で操作ボ
タン１２０、あるいは２２０を操作すればよい。また、
これ以外の各スイッチを操作する場合には、操作ボタン
１３０゜１４０．１５０、あるいは操作ボタン２３０゜
２４０．２５０を親指で押下すればよい。このように各
種スイッチの操作ボタンが、グリップの先端部に位置し
ているため、スイッチの操作性が良い。

第７図ないし第１０図に示す他の実施例では、アーム３
００の側方にワイヤハウジング３０１が突設され、ここ
にスロットルケーブル３０２のアウタケーブル３０２ａ
が取付けられている。そしてインナーケーブル３０２ｂ
は、リール３０３に係留されている。なお、図中符号３
０４はアーム３００に固設された軸部材、３０５はグリ
ップであり、このグリップ３０５とリール３０３とは、
共に軸部材３０４に回動自在に支承されているとともに
、第１０図に示す如く、互いにドグ結合されて一体とな
っている。またリール３０３には第９図に示す如く、回
動方向に沿って延びるストッパ溝３０３ａ、３０３ｂが
形成されており、この溝３０３ａ、３０３ｂと、アーム
３００内に突設され上記溝３０３ａ、３０３ｂに嵌入す
るストッパ突片３００ａ、３００ｂとによって、グリッ
プ３０５の回動角の規制が行なわれる。

第１１図および第１２図に示す他の実施例では、アーム
４００に、ボルト４０１、およびカラー４０２を介して
クラッチレバ−４０３が揺動自在に支承されている。上
記レバー４０３の下端はアーム４００に形成されたレバ
ーハウジング４０４内に収容され、レバー４０３の上端
部はアーム４００に固定されたグリップ４０５の前方（
図中左方）で実線で示す位置から鎖線で示す位置までの
間で揺動する。クラッチケーブルのインナーケーブル（
図示せず）は、レバーハウジング４０４に形成された孔
４０４ａを介してレバー４０３のワイヤ係留溝４０３ａ
に係留されている。なお、実線および鎖線は４本の指を
掛けて操作する場合に適したレバーの形状であり、破線
は２本の指で操作する場合に適したレバーの形状を示し
ている。

なお、グリップ上に配設されるスイッチの数、およびそ
の機能は、本例に限定されるものではなく、自動二輪車
の仕様の違いに対応して適宜個数、様々な機能を有する
スイッチを配設することが可能である。また、スイッチ
の種類も、本例の押しボタンスイッチ以外に各種のスイ
ッチ、例えばスライドスイッチ等を配設できることは言
うまでもない。

（発明の効果）以上、詳述した如く、本発明に関わる自動二輪車によれ
ば、ステアリングハンドルにおけるグリップの先端部に
スイッチを配設したので、スイッチの操作ボタンをグリ
ップの周面だけではなく、端面にまでも設置することが
できる。この結果、グリップにスイッチを配設する際の
設計自由度が大幅に増大し、設計が楽になるばかりでな
く、１つ１つの操作ボタンを大形化することも可能とな
り、スイッチの操作性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に関わる自動二輪車における右グリップ
の外観３面図であり、第２図は第１図の■−■線断面図
、第３図は第１図の■−■線断面図、第４図は第１図の
ＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図（ａ）、（ｂ）は左グリッ
プの平面図および縦断面図であり、第６図は自動二輪車
の主構成要素を示す側面図、第７図（ａ）、（ｂ）は他
の実施例を示す要部縦断面図および背面図、第８図は第
７図の■−■線断面図、第９図は第７図のＩＸ−ＩＸ線
断面図、第１０図（ａ）、（ｂ）はグリップの取付は態
様を示す要部断面平面図および要部縦断面図、ｔｔｉ１
１図および第１２図はさらに他の実施例を示す要部断面
正面図と要部断面側面図である。１・・・自動二輪車、１０．２０・・・ステアリングアーム、１００・・・右
ステアリンググリップ、１００ｂ・・・先端部、１１０．２１０・・・ステアリングハンドル、１２０．
１３０，１４０，１５０，２２０゜２３０．２４０，２
５０・・・操作ボタン、１２１・・・ブレーキスイッチ
、１３１・・・スタータスイッチ、１４１・・・パッシングスイッチ、１５１・・・右フラッシャ−スイッチ、２００ｂ・・・
先端部、２２１・・・シフトアップスイッチ、２３１・・・シフトダウンスイッチ、２４１・・・左フラッジ−スイッチ、２５１・・・ホーンスイッチ。出願人　鈴木自動車工業株式会社第５図第４図第８図第９図第１０図

Claims

【特許請求の範囲】

ステアリングハンドルにおけるグリップの先端部にスイ
ッチを配設したことを特徴とする自動二輪車。