JP2718149B2 - 船外機のティラーハンドル - Google Patents
船外機のティラーハンドルInfo
- Publication number
- JP2718149B2 JP2718149B2 JP1050093A JP5009389A JP2718149B2 JP 2718149 B2 JP2718149 B2 JP 2718149B2 JP 1050093 A JP1050093 A JP 1050093A JP 5009389 A JP5009389 A JP 5009389A JP 2718149 B2 JP2718149 B2 JP 2718149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- throttle
- grip
- tiller handle
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は船外機のティラーハンドルに関する。
(従来の技術) 第2図に示すように、一般に船外機1のティラーハン
ドルには、ハンドルバー3の先端部にスロットルグリッ
プ4が設置され、このスロットルグリップ4の操作によ
りキャブレタのスロットルバルブが制御される。
ドルには、ハンドルバー3の先端部にスロットルグリッ
プ4が設置され、このスロットルグリップ4の操作によ
りキャブレタのスロットルバルブが制御される。
つまり、第3図に示すように、ハンドルバー3の先端
部にスロットルグリップ4が回転可能に配設される。こ
のスロットルグリップ4は、止めねじ5によってスロッ
トルロッド6と連結される。このスロットルロッド6に
は、スロットルドラム7が圧入され、このスロットルド
ラム7がスロットルケーブル8を介してキャブレタのス
ロットルバルブに連結される。従って、スロットルグリ
ップ4の操作によりスロットルロッド6,スロットルドラ
ム7およびスロットルケーブル8を介してスロットルバ
ルブが制御される。
部にスロットルグリップ4が回転可能に配設される。こ
のスロットルグリップ4は、止めねじ5によってスロッ
トルロッド6と連結される。このスロットルロッド6に
は、スロットルドラム7が圧入され、このスロットルド
ラム7がスロットルケーブル8を介してキャブレタのス
ロットルバルブに連結される。従って、スロットルグリ
ップ4の操作によりスロットルロッド6,スロットルドラ
ム7およびスロットルケーブル8を介してスロットルバ
ルブが制御される。
一方、第2図に示すように、クラッチレバー9は、一
般にエンジン(図示せず)を覆うエンジンカバー10のア
ンダカバー11側面に回動可能に装着される。このクラッ
チレバー9の回動操作により、クラッチ機構のシフトド
ッグ(図示せず)が操作され、プロペラ12の正転,逆転
あるいはニュートラル位置の選択がなされる。
般にエンジン(図示せず)を覆うエンジンカバー10のア
ンダカバー11側面に回動可能に装着される。このクラッ
チレバー9の回動操作により、クラッチ機構のシフトド
ッグ(図示せず)が操作され、プロペラ12の正転,逆転
あるいはニュートラル位置の選択がなされる。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、クラッチレバー9がアンダカバー11の
側面に装着されているので、運転員はこのクラッチレバ
ー9を操作する際に船体の進行方向に対し、後向きにな
らなければならない。そのため、クラッチ操作が安全に
実施できるとは言い難い。
側面に装着されているので、運転員はこのクラッチレバ
ー9を操作する際に船体の進行方向に対し、後向きにな
らなければならない。そのため、クラッチ操作が安全に
実施できるとは言い難い。
そこで、第4図に示すように、クラッチレバー9がテ
ィラーハンドル2に取付けられものが提案されている。
しかし、この場合には、クラッチレバー9がティラーハ
ンドル2から突出してしまい、ティラーハンドル2の外
観が良好でない。
ィラーハンドル2に取付けられものが提案されている。
しかし、この場合には、クラッチレバー9がティラーハ
ンドル2から突出してしまい、ティラーハンドル2の外
観が良好でない。
この発明は、上記事情を考慮してなされたものであ
り、クラッチおよびスロットル操作を安全に実施でき、
かつ外観が良好な船外機のティラーハンドルを提供する
ことを目的とする。
り、クラッチおよびスロットル操作を安全に実施でき、
かつ外観が良好な船外機のティラーハンドルを提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、ハンドルバー先端部にスロットルグリッ
プとともにクラッチグリップが回転可能に並設され、上
記スロットルグリップの回転操作によってスロットルロ
ッド等を介しキャブレタのスロットルバルブが制御さ
れ、上記クラッチグリップの回転操作によってクラッチ
ロッド等を介しクラッチ機構のシフトドッグが制御され
ることを特徴とするものである。
プとともにクラッチグリップが回転可能に並設され、上
記スロットルグリップの回転操作によってスロットルロ
ッド等を介しキャブレタのスロットルバルブが制御さ
れ、上記クラッチグリップの回転操作によってクラッチ
ロッド等を介しクラッチ機構のシフトドッグが制御され
ることを特徴とするものである。
(作用) したがって、この発明に係る船外機のティラーハンド
ルによれば、クラッチ操作がハンドルバーに配設された
クラッチグリップを回転させることによりなされるの
で、運転員はクラッチ操作に際しても船体の進行方向前
方を見ながら操作できる。このため、クラッチおよびス
ロットル操作を安全に実施できる。
ルによれば、クラッチ操作がハンドルバーに配設された
クラッチグリップを回転させることによりなされるの
で、運転員はクラッチ操作に際しても船体の進行方向前
方を見ながら操作できる。このため、クラッチおよびス
ロットル操作を安全に実施できる。
また、スロットルグリップに並設してクラッチグリッ
プがハンドルバーに回転可能に設けられたことから、ク
ラッチレバーをハンドルバーに突設した場合に較べ、テ
ィラーハンドルがコンパクトにまとまり、外観を良好に
できる。
プがハンドルバーに回転可能に設けられたことから、ク
ラッチレバーをハンドルバーに突設した場合に較べ、テ
ィラーハンドルがコンパクトにまとまり、外観を良好に
できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る船外機のティラーハンドルの
一実施例を示す断面図である。この一実施例において、
前記従来例と同様な部分は同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
一実施例を示す断面図である。この一実施例において、
前記従来例と同様な部分は同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
ティラーハンドル13におけるハンドルバー3の先端部
には、スロットルグリップ14と並行してクラッチグリッ
プ15が設置される。このクラッチグリップ15は、スロッ
トルグリップ14と同様に、ティラーハンドル13の軸廻り
に回転可能に設けられる。スロットルグリップ14はハン
ドルバー3の外方側に、クラッチグリップ15はハンドル
バー3の内方側に配設される。スロットルグリップ14
は、止めねじ5によってスロットルロッド6に連結され
る。この止めねじ5の周囲にスペーサー16が配設され
て、スロットルグリップ14とスロットルロッド6との連
結が強化される。
には、スロットルグリップ14と並行してクラッチグリッ
プ15が設置される。このクラッチグリップ15は、スロッ
トルグリップ14と同様に、ティラーハンドル13の軸廻り
に回転可能に設けられる。スロットルグリップ14はハン
ドルバー3の外方側に、クラッチグリップ15はハンドル
バー3の内方側に配設される。スロットルグリップ14
は、止めねじ5によってスロットルロッド6に連結され
る。この止めねじ5の周囲にスペーサー16が配設され
て、スロットルグリップ14とスロットルロッド6との連
結が強化される。
さて、スロットルロッド6を覆うようにして、円筒形
状のクラッチロッド17がハンドルバー3内に配設され
る。このクラッチロッド17は、止めねじ18によってクラ
ッチグリップ15に連結される。この止めねじ18の周囲に
もスペーサ19が設置されて、クラッチグリップ15とクラ
ッチロッド17との連結が強化される。
状のクラッチロッド17がハンドルバー3内に配設され
る。このクラッチロッド17は、止めねじ18によってクラ
ッチグリップ15に連結される。この止めねじ18の周囲に
もスペーサ19が設置されて、クラッチグリップ15とクラ
ッチロッド17との連結が強化される。
また、クラッチロッド17にはクラッチドラム20が圧入
される。このクラッチドラム20にクラッチケーブル21が
固着され、このクラッチケーブル21はシフトロッド(図
示せず)等を介してクラッチ機構のシフトドッグ(図示
せず)に連結される。尚、スロットルグリップ14および
クラッチグリッブ15間にスペーサ22が配設される。
される。このクラッチドラム20にクラッチケーブル21が
固着され、このクラッチケーブル21はシフトロッド(図
示せず)等を介してクラッチ機構のシフトドッグ(図示
せず)に連結される。尚、スロットルグリップ14および
クラッチグリッブ15間にスペーサ22が配設される。
次に、作用効果を説明する。
クラッチグリップ15を回転操作することにより、クラ
ッチロッド17,クラッチドラム20およびクラッチケーブ
ル21等を介してクラッチ機構のシフトドッグを制御す
る。この結果、スロットルグリップ14を回転させるスロ
ットル操作の場合と同様に、運転員は、船体の進行方向
前方を見ながら、クラッチ操作を行うことができるの
で、クラッチ操作およびスロットル操作を安全に実施で
きる。
ッチロッド17,クラッチドラム20およびクラッチケーブ
ル21等を介してクラッチ機構のシフトドッグを制御す
る。この結果、スロットルグリップ14を回転させるスロ
ットル操作の場合と同様に、運転員は、船体の進行方向
前方を見ながら、クラッチ操作を行うことができるの
で、クラッチ操作およびスロットル操作を安全に実施で
きる。
また、スロットルグリップ14に並設してクラッチグリ
ップ15がハンドルバー3に回転可能に設けられたことか
ら、クラッチレバーをハンドルバー3に突設した従来の
場合に較べ、ティラーハンドル13をコンパクトにまとめ
ることができ、このティラーハンドル13の外観を良好に
できる。
ップ15がハンドルバー3に回転可能に設けられたことか
ら、クラッチレバーをハンドルバー3に突設した従来の
場合に較べ、ティラーハンドル13をコンパクトにまとめ
ることができ、このティラーハンドル13の外観を良好に
できる。
以上のように、この発明に係る船外機のティラーハン
ドルによれば、ハンドルバー先端部にスロットルグリッ
プとともにクラッチグリップが回転可能に並設され、上
記スロットルグリップの回転操作によってスロットルロ
ッド等を介しキャブレタのスロットルバルブが制御さ
れ、上記クラッチグリップの回転操作によってクラッチ
ロッド等を介しクラッチ機構のシフトドッグが制御され
ることから、運転員はクラッチ操作に際しても船体の進
行方向前方を見ながら、操作できるので、クラッチおよ
びスロットル操作を安全に実施できる。更に、クラッチ
グリップがスロットルグリップと並設されたことからテ
ィラーハンドルの外観を良好にすることができる。
ドルによれば、ハンドルバー先端部にスロットルグリッ
プとともにクラッチグリップが回転可能に並設され、上
記スロットルグリップの回転操作によってスロットルロ
ッド等を介しキャブレタのスロットルバルブが制御さ
れ、上記クラッチグリップの回転操作によってクラッチ
ロッド等を介しクラッチ機構のシフトドッグが制御され
ることから、運転員はクラッチ操作に際しても船体の進
行方向前方を見ながら、操作できるので、クラッチおよ
びスロットル操作を安全に実施できる。更に、クラッチ
グリップがスロットルグリップと並設されたことからテ
ィラーハンドルの外観を良好にすることができる。
第1図はこの発明に係る船外機のティラーハンドルの一
実施例を示す断面図、第2図は従来の船外機のティラー
ハンドルおよびクラッチレバーが配設された船外機を示
す斜視図、第3図は第2図のティラーハンドルを示す断
面図、第4図は従来の他の船外機のティラーハンドルを
示す斜視図である。 1……船外機、3……ハンドルバー、6……スロットル
ロッド、7……スロットルドラム、8……スロットルケ
ーブル、13……ティラーハンドル、14……スロットルグ
リップ、15……クラッチグリップ、17……クラッチロッ
ド、20……クラッチドラム、21……クラッチケーブル。
実施例を示す断面図、第2図は従来の船外機のティラー
ハンドルおよびクラッチレバーが配設された船外機を示
す斜視図、第3図は第2図のティラーハンドルを示す断
面図、第4図は従来の他の船外機のティラーハンドルを
示す斜視図である。 1……船外機、3……ハンドルバー、6……スロットル
ロッド、7……スロットルドラム、8……スロットルケ
ーブル、13……ティラーハンドル、14……スロットルグ
リップ、15……クラッチグリップ、17……クラッチロッ
ド、20……クラッチドラム、21……クラッチケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドルバー先端部にスロットルグリップ
とともにクラッチグリップが回転可能に並設され、上記
スロットルグリップの回転操作によってスロットルロッ
ド等を介しキャブレタのスロットルバルブが制御され、
上記クラッチグリップの回転操作によってクラッチロッ
ド等を介しクラッチ機構のシフトドッグが制御されるこ
とを特徴とする船外機のティラーハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050093A JP2718149B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 船外機のティラーハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050093A JP2718149B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 船外機のティラーハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231296A JPH02231296A (ja) | 1990-09-13 |
JP2718149B2 true JP2718149B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12849440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1050093A Expired - Lifetime JP2718149B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 船外機のティラーハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718149B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7666038B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-02-23 | Suzuki Kabushiki Kaisha | Steering arm structure of outboard motor |
JP2012101793A (ja) * | 2012-01-10 | 2012-05-31 | Suzuki Motor Corp | 船外機のハンドル構造 |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP1050093A patent/JP2718149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7666038B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-02-23 | Suzuki Kabushiki Kaisha | Steering arm structure of outboard motor |
JP2012101793A (ja) * | 2012-01-10 | 2012-05-31 | Suzuki Motor Corp | 船外機のハンドル構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02231296A (ja) | 1990-09-13 |
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