JP2599722B2 - 紙幣回収処理装置 - Google Patents

紙幣回収処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙幣回収処理装置に関するもので、特に銀行
等の金融機関において使用され、無人機コーナに対する
貨幣の回収や補充、または窓口でテラーによって使用さ
れる入出金機等に対する貨幣、特に紙幣の補充、回収等
の入出金あるいは精算・整理等を行ない得る汎用の紙幣
入出金処理機の一つとして使用されるものである。
〔従来の技術〕
従来、銀行等の金融機関において、出納室に設置され
て使用される紙幣に関する機器としては、無人コーナー
や窓口の入出金機から回収されてきた紙幣を金種別に分
類計数して収納する紙幣分類収納機、補充に際して使用
される紙幣投出機、そして100枚単位で結束された結束
紙幣を作る紙幣結束機、更には上記分類収納された紙幣
を正損に分けると共に正券については金種別に区分けし
あるいは結束する紙幣整理機等多くの機器がある。これ
らの機器は通常単体で購入されて使用されている。しか
し、多数の機器を用いるのは煩雑であるため、各種機能
を統合した紙幣入出金処理機が用いられる。
そして、このような紙幣入出金処理機において、収納
されている紙幣を全て回収しようとする場合には、収納
カセットを金種毎に取出してカセットに収納されている
紙幣を手で取出したり、あるいは出金機能を利用して、
全てバラで出金口に投出させて収納させたりしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような場合、バラで取出した紙幣については再び
整理(金種別結束)、及び精算(回収紙幣の計算)をし
なければならない。このため金種別に計数機で計数し
て、結束機で結束させなければならず、担当者にとって
は多大な労力を必要とし、多くの時間を費やしていた。
特に、100枚等の結束単位枚数に集積枚数が達しないう
ちに集積紙幣がなくなってしまったときは結束を行うた
めにはバラ紙幣等を追加しなくてはならず、操作性が劣
っている。
本発明はこのような問題を解決するためになされたも
ので、回収時には自動的に収納カセットから紙幣を金種
別に繰出して結束させることができる紙幣回収処理装置
を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる紙幣回収処理装置によれば、1枚ずつ
取込まれた紙幣について真偽、金種、表裏、正損等を識
別する識別部と、 この識別部で少なくとも真券かつ正券と識別された紙
幣について表裏信号に基づいて表裏を取揃える表裏取揃
え部と、 前記識別部で真券かつ正券と識別された紙幣を金種別
に格納するとともに必要に応じて金種別に1枚ずつ取出
す収納取出部と、 少なくともこの収納取出部で取出された紙幣について
所定の結束単位枚数集積すると共に、扉ロックを解除し
て集積紙幣の外部への取出し許容する扉を有する整体部
と、 この整体部で集積された紙幣を結束する結束部と、 この結束部で結束された紙幣を収納する結束紙幣収納
部と、 前記収納取出部での金種別の収納量を検出する収納量
検出部と、 別途指示入力される回収指令により、前記収納取出部
より紙幣を所定枚数取出して前記結束部で結束させ、所
定の結束単位枚数になるまでに前記収納取出部での収納
量が前記収納量検出部によりゼロと判断された時には、
警報を発して前記整体部での集積紙幣を取出可能にすべ
く前記扉ロックを解除するよう制御するとともに、集積
紙幣が取り出されたことを検知することにより、次の金
種の結束処理を行わせる制御部とを具備した事を特徴と
している。
[作用] 本発明にかかる紙幣回収処理装置は、回収指令を受け
て収納取出部より紙幣を繰出して整体部に集積し、所定
枚数(例えば100枚)集積された時点で集積した紙幣を
結束部で結束する。整体部での集積枚数が所定枚数にな
る前に収納取出部の紙幣量が零になったときには、結束
が不可能であるので、警報を発して整体部の取出扉のロ
ックを解除して集積紙幣を取出し可能にする。この集積
紙幣の取出し検知後、次の金種の回収指令を受けていれ
ば自動的に次の金種の結束処理を開始する。
このように、整体部に所定枚数集積できない場合は、
警報を発して集積紙幣の抜取りを促し、整体収納扉のロ
ックを解除して結束単位枚数未満の集積紙幣を直接取出
せるようにしているので、従来行われていたように集積
紙幣が結束単位枚数になるまでバラ紙幣を追加する必要
が無く、操作が簡単で作業効率を向上させることができ
る。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明にかかる紙葉類の整理処理装置の一実
施例としての紙幣整理処理装置の全体を示す概略構成図
であって、同図によればこの紙幣入金処理機はそれぞれ
接離可能な別筐体とされた入出金ユニット100、結束収
納ユニット200、札束出金ユニット300より成っている。
以下これら各ユニットにつき構成と動作を説明する。
(入出金ユニット100) 入金繰出し部101はバラ紙幣を一括して装填する事に
より取込ローラ等によって1枚ずつ搬送路aに取込むも
のであり、搬送路aは入金識別部103に結合されてい
る。
入金識別部103は搬送路a又は後述する搬送路xから
送られてくる紙幣について真偽、正損、金種、表裏、厚
み異常券等を識別して各々識別信号を出力する。
この入金識別部103を通った紙幣は表裏取揃部104にお
いて偽券、異常券以外の正常券の全金種について必要な
反転を行って表裏を取揃えられる。表裏の取揃えは、入
金識別部103における表裏検出信号に基づきそのままの
姿勢で紙幣を搬送する搬送路(図示せず)と、反転させ
る搬送路(図示せず)とを切換えることによって行な
う。
リジェクト部105は偽券、異常券を搬送路cから排出
する部分であって、排出された紙幣を係員がここから取
出すことができる。
出金リジェクトボックス106は損券および後述する出
金識別部212で識別された異常紙幣を回収する部分であ
る。なお、回収された紙幣は別途係員が取出すことがで
きる。
カセット紙幣受渡し口113は銀行の窓口入出金機や自
動預金機、支払機等に収納されているカセット自身を回
収して、内に収納されている紙幣を取出すための図示し
ていないカセット回収ユニットから送られる紙幣を搬送
路xに受入れて識別部103に送るためのものである。
収納紙幣受渡し口114は表裏取揃部104で表裏取揃えら
れた紙幣又は後述の固定収納庫204〜206から取出された
紙幣を搬送路g,h,i,r,tを介して結束収納ユニット200に
送り出すためのものである。
入金繰出し部101又はカセッノ紙幣受渡し口113から送
られたバラ紙幣は入金識別部103において識別された金
種情報に基づいて、搬送路jを通して万円専用の一時保
留部201に、同様に、搬送路kを通して五千円専用の一
時保留部202に搬送路lを通して千円専用の一時保留部2
03にそれぞれ保留される。
なお、五百円紙幣については運搬収納庫208へ収納さ
せるべく一時保留部207に保留される。
金種の固定収納庫204,205,206はそれぞれ対応する一
時保留部201,202,203で各々保留されている紙幣を別途
入力される収納命令により重積収納し、又、払出し時に
は固定収納庫204,205,206の底部に各々設けられている
出金繰出し部209〜211により一枚ずつ取出し、搬送路g,
h,iへ送るものである。
出金識別部212は搬送路g,h,iを各々通ってきた紙幣に
ついて、前述した入金識別部103と同等の識別または金
種および斜行、若しくは厚み異常等の識別を行なうもの
である。
出金一時保留部150は払出時に各金種別の収納取出部2
04,205,206から金種別に一枚ずつ取出して出金識別部21
2により払出すべき金種であることが確認された場合搬
送路r,t,y,zを通して取出された紙幣を一時保留する。
尚、払出すべきでない、つまり異金種であることが識別
部により検出された場合には搬送路j,k,lのいずれかを
通して正規の金種の収納部に戻すようになっており、払
出終了後、再び固定収納庫204,205,206に収納されるよ
うになっている。
バラ紙幣用の出金口151は払出しに必要な金種・数量
の紙幣が取出されて出金一時保留部150に保留され、そ
の後に一括して外部に払出す口であり、係員が抜き取っ
たかどうかをセンサ(図示せず)により検出し、抜き取
りが検知されると払出し処理が終了となる。又、多量に
バラ紙幣を払出す必要がある場合には所定枚数づつ区分
して払出し、抜き取り後、続いて次の払出しを行なうよ
うにしても良い。
なお、出金一時保留部150又は出金口151にある紙幣に
ついて払出しを取消した場合には出金リジェクトボック
ス106へ搬送路mを介して回収することもできる。
尚、上述の一時保留部201,202,203、固定収納庫204,2
05,206はこのような構成に限定される事はなく、横方向
に各収納取出部を設けて金種別に上下積重ねた状態にし
たようなものであってもよい。
(結束収納ユニット200) これはバラ紙幣を結束して収納する部分であり、整体
部107、結束部108、束搬送部109、束収納庫250よりな
る。第2図に示す内部構造図を参照すると、まず、整体
部107は搬送路sを介して送られてくる紙幣を位置決め
しながら所定枚数(例えば100枚)整えて重積させる部
分であり、この実施例においては第2図に示すように2
つの整体機構を有している。すなわち、収納紙幣受渡し
口114から搬入された紙幣は搬送路123または124を通っ
て回転羽根車121または122の羽根間に挿入され、回転に
伴って突当板126,127に沿って重積され、整体が行われ
る。搬送路123と124は振分けゲート125によって、例え
ば100枚の整体完了ごとに順次決換えられ、連続バッチ
処理が可能となっている。
紙幣が垂直に重積される位置に対応してユニットの操
作側前面に扉128,129がそれぞれ設けられており、これ
らの扉には電磁ソレノイド等によるロック機構130,131
が設けられている。したがって必要なときには整体部10
7からの紙幣の回収が容易となっている。
2つの整体機構で各々所定枚数重積された紙幣束は所
定の順序でモータ133により駆動される移動機構134によ
り上下移動をするアーム132により結束部108に運ばれ、
回転機構により紙テープ等を紙幣束の中央部に少なくと
も1重巻に巻回させるようにしている。
尚、この紙テープには結束時、銀行名、日付、枚数、
金種、正損区分等必要事項が印刷、又は印字、押印され
るようになっている。
次に束搬送部109は第1の搬送部110と第2の搬送部11
1、第3の搬送部213から成っており、結束部108で結束
された紙幣束(以後結束紙幣と称す)を下方へ移動する
第1の搬送部110で下方に移して後述の束収納庫250へ収
納させ、又、駆動部135により水平方向に移動する第2
の搬送部111によって、後述の束放出庫301へ金種別に区
分して収納するようになっている。又、第3の搬送部21
3は機外へ放出できるように図示されていない放出口へ
搬送する。
結束紙幣受渡し口112は結束紙幣を後述する札束出金
ユニット300側へ送るためのものである。
(札束出金ユニット300) これは結束紙幣を収納し、払出す部分であり、第3図
にその詳細を示す。
束放出庫301はそれぞれ万円、五千、千円用に区分さ
れた3つの収納部を前後方向に有しており、結束収納ユ
ニット200から結束紙幣受渡し口112を経て送られてきた
結束紙幣を金種に応じて前後方向に移動するベルト搬送
部302により、金種別に区分して収納するものである。
各金種別の束放出庫301の中には結束紙幣をその上で支
持する支持板305と載置された結束紙幣の量に応じてこ
の支持板305を上下移動する昇降機構306が設けられてい
る。又、取出し部材307が金種別の収納部に対応して設
けられ、結束紙幣の払出し時にはこれらの進退運動によ
り収納されている結束紙幣を一束ずつ取出して取出し口
308より払出リフト303に載置する。この払出しリフト30
3は昇降機構306により支持されており、駆動することに
より結束紙幣は上方へ送られ、装置上面に設けられた結
束紙幣払出口304から払出される。
なお、束放出庫の側壁部には結束紙幣が存在していな
いことを検出する空検知センサ310、および結束紙幣が
束放出庫301の中に満杯状態で収納されていることを検
出する満杯検出センサ311がそれぞれ設けられており、
方法は限定されないが例えば昇降機構306を検知するこ
とにより検出することができる。
第4図は本発明にかかる紙幣入出金処理機のシステム
全体の制御系統を示すブロック図であって共通の制御部
1には記憶部2、操作部3、表示部4、印字部5、イン
タフェース部6が接続されており、このインタフェース
部6には各ユニットのインタフェース部21および31が接
続され、各ユニットが制御部1の指令を受けて作動する
ようになっている。尚、これらのインタフェース部は各
ユニットを接続した時に電気的に相互に接続されるよう
になっている。又、この制御部1は各ユニットで処理さ
れる紙幣についての金種別計数データ等を各インタフェ
ースを介して記憶部2に集計記憶させ、表示部4、印字
部5に必要に応じて係員別、カセット別、夜間金庫カセ
ット別、にデータ集計の上出力させ、更には補充・回収
データも出力させるようになっている。
入出金ユニット100においてはインタフェース21に接
続されたCPU22、ROM23、RAM24によって、操作部25、搬
送部26、表示部27、ゲート切換部28、識別部103,212、
表裏反転部104、収納取出部201〜211、を紙幣検出部29
で確認しながら制御するようにしており、また、結束収
納ユニット200および札束出金ユニット300ではインタフ
ェース31に接続されたCPU32、ROM33、RAM34によって、
搬送部35、ゲート切換部36、整体部107、結束部108、束
収納取出部250,301、束搬送部109,302,303を束検出部31
1で確認しながら制御するようにしている。また、札束
出金ユニット中の整体部扉のロック機構130および131も
CPU32により制御されるが、これらのロック解除は収納
取出部201〜211内の紙幣検出部29によりエンプティが検
出されたときである。なお、紙幣検出部29は複数の検出
センサの集合体として表わしたものである。
次に第1図に示した装置につきその回収処理動作を詳
細に説明する。
第5図は回収処理のフローチャートである。係員が操
作部3を操作して回収処理モードを指定すると共に、全
金種もしくは回収したい金種のみを支持入力すると、第
6図の取出金種フラグMFL〜SFLに「1」がセットされ
る。
まず、万円、五千円、千円の順に回収に必要な金種の
フラグが「1」にセットされているか否かが判断される
(1002,1004,1006)。そして、例えば万円のフラグMFL
が「1」であれば万円の取出が開始される。すなわち、
万円用の回収収納庫204の紙幣が出金繰り出し部209によ
り取出され、1枚づつ搬送路gに送出される(1008)。
なお、上記の動作は五千円、千円についても同様である
(1010,1012)。また、取出金種フラグMFL〜SFLのいず
れにも「1」のフラグがセットされていないときは、表
示部に異常表示がなされる(1014)。
出金識別部212により斜行が検知され(1016)、図示
しないセンサよりなる排出ゲート切換検知部により斜行
紙幣が搬送路yの手前に達したことが検知されると(10
18)、リジェクトゲートが所定時間作動して(1020)斜
行紙幣を出金リジェクトボックス106に回収する(102
6)。
又、取出機構により1枚づつ取出された紙幣は出金識
別部212により低級識別がなされる(1022)。そして、
異常紙幣があると識別されたときも(1024)、搬送路y,
dを経て出金リジェクトボックス106に収納される(502
6)。また、異金種紙幣であると判別されたとき、例え
ば、万円の固定収納庫204から取出したにも拘らず千円
札であったとき(1028)は、その紙幣(千円札)を該当
金種の一時保留部203へ送る(1030)。
適正な紙幣(正常紙幣)であるときはバッチメモリに
「+1」が加算計数され(1032)、紙幣は整体部107に
送られる。上記の動作はバッチメモリの値が100になる
まで繰り返される(1034)。バッチメモリの値が100に
一致したときは前述したように振分けゲート125を切換
えて他方側での集積を開始し(1036)、バッチメモリは
クリアされる(1038)。そして計数された紙幣は結束部
108に移送され(1040)、この移送が完了すると、前述
したように結束部機構の結束動作が開始される(104
2)。一方固定収納庫204の紙幣が未だなくなっておらず
エンプティとなっていないときは(1044)、ステップ10
02に戻って計数を続ける。繰出がエンプティとなってい
るときは(1044)、一応の動作を終了する。
次にバッチメモリの値が未だ100に達してなければ、
次に繰出し部に紙幣がなくなってエンプティとなってい
るかどうかを判断し(1046)、エンプティとなっていな
ければステップ1002に戻る。エンプティとなっていれば
繰出しを停止し(1048)、端数アラームを発生し(105
0)、整体取出扉のロック130,131を解除して端数紙幣の
取出(1049)を可能にし(1052)、取出検出後(105
4)、一応の動作を終了する。
以上により結束または未結束の端数紙幣除去が完了し
た後、該当金種のフラグがリセットされ(1056)、他の
金種のフラグがONされていれば(1058)、ステップ1002
に戻って整体結束が行われる。
すべての金種の処理が終了してどの金種のフラグもON
となっていないときは終了となる。
以上の実施例では整体部の取出扉のロックを解除する
ようにしているが、取出しの必要が生じたときに整体部
取出扉自体を自動的に開放するようにしてもよい。
また、以上の実施例では、収納取出部内の紙幣が0に
なったか否かで整体部扉の開閉を制御するようにしてい
るが、収納取出部内の収納量が結束単位枚数未満(例え
ば99未満)となったときはニアエンド検知を行い、この
ニアエンド検知後の結束が終了した後で残存紙幣を取出
すために集積部へ一括して送るようにしてもよい。この
ようにすることにより、結束単位枚数以上の紙幣取出し
を早くすることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、回収指令に基づいて
収納取出部が空になるまで、収納された紙幣をすべて取
出して整体部に搬送し、整体部の集積紙幣が結束単位枚
数に達する前に収納取出部の収納量が零であることが検
出されたときには警報を発するとともに整体部の扉ロッ
クを解除して集積紙幣の取出しを可能にし、整体部から
の集積紙幣の取り出しが検出されることにより次の金種
の結束処理を開始するようにしているので、効率的な回
収処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる紙葉類の整理処理装置の概略構
成図、第2図は結束収納ユニットの構成を示す内部構造
図、第3図は札束出金ユニットの構成図、第4図は装置
全体の制御系を示すブロック図、第5図は制御の流れを
示すフローチャート、第6図は金種フラグの説明図であ
る。 1……制御部、22,32……CPU、100……入出金ユニッ
ト、101……入金繰出し部、103……入金識別部、104…
…表裏取揃部、105……リジェクト部、106……出金リジ
ェクトボックス、107……整体部、108……結束部、109,
110,111,213……束搬送部、121,122……羽根車、128,12
9……扉、130,131……ロック機構、150……出金一時保
留部、151……出金口、200……結束収納ユニット、201
〜203,207……一時保留部、204〜206……固定収納庫、2
08……運搬収納庫、209〜211……出金繰出し部、212…
…出金識別部、250……束収納庫、300……札束出金ユニ
ット、301……束放出庫、304……束出金口、311……満
杯検知センサ、MFL……万円フラグ、GFL……五千円フラ
グ、SFL……千円フラグ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚ずつ取込まれた紙幣について真偽、金
    種、表裏、正損等を識別する識別部と、 この識別部で少なくとも真券かつ正券と識別された紙幣
    について表裏信号に基づいて表裏を取揃える表裏取揃え
    部と、 前記識別部で真券かつ正券と識別された紙幣を金種別に
    収納するとともに必要に応じて金種別に1枚ずつ取出す
    収納取出部と、 少なくともこの収納取出部で取出された紙幣について所
    定の結束単位枚数集積すると共に、扉ロックを解除して
    集積紙幣の外部への取出しを許容する扉を有する整体部
    と、 この整体部で集積された紙幣を結束する結束部と、 この結束部で結束された紙幣を収納する結束紙幣収納部
    と、 前記収納取出部での金種別の収納量を検出する収納量検
    出部と、 別途指示入力される回収指令により、前記収納取出部よ
    り紙幣を所定枚数取出して前記結束部で結束させ、所定
    の結束単位枚数になるまでに前記収納取出部での収納量
    が前記収納量検出部によりゼロと判断された時には、警
    報を発して前記整体部での集積紙幣を取出可能にすべく
    前記扉ロックを解除するよう制御するとともに、集積紙
    幣が取り出されたことを検知することにより、次の金種
    の結束処理を行わせる制御部とを具備した事を特徴とす
    る紙幣回収処理装置。
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JPS62109720A (ja) * 1985-10-31 1987-05-20 グローリー工業株式会社 紙葉類計数結束装置
JPS62109724A (ja) * 1986-09-17 1987-05-20 株式会社東芝 結束装置付集計機

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