JP2599462B2 - プリンタの紙送り機構 - Google Patents
プリンタの紙送り機構Info
- Publication number
- JP2599462B2 JP2599462B2 JP1187498A JP18749889A JP2599462B2 JP 2599462 B2 JP2599462 B2 JP 2599462B2 JP 1187498 A JP1187498 A JP 1187498A JP 18749889 A JP18749889 A JP 18749889A JP 2599462 B2 JP2599462 B2 JP 2599462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- paper
- feed roller
- roller
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 用紙の送り方向に関し印字部の手前側と前方側にそれ
ぞれ1対の送りローラと連帳用紙送り用のピン送り部を
有するプリンタの紙送り機構に関し、 送りローラの数を少なくし、連帳及び単票用紙のいず
れでも正逆送りを弛みを生ぜず正確に行うことを目的と
し、 手前側送りローラは正逆の駆動及び開放可能とし、前
方側送りローラは正駆動及び逆方向の空転を可能とし、
手前側の送りローラを前方側送りローラより用紙送り力
を大きくし、単票用紙送り時は、前方の送りローラを過
送り、手前側の送りローラを定常送りとしてこれらのロ
ーラ間で送り、連帳用紙送り時は、前方側送りローラを
過送り、手前側送りローラを開放して、前方側送りロー
ラとピン送り部とで送り、逆改行時は、単票用紙の場合
は手前側送りローラを逆転させ且つ前方側送りローラを
空転させ、連帳用紙の場合は手前側送りローラを開放
し、前方側送りローラを空転させ且つピン送り部を逆転
させることを特徴とするプリンタの紙送り機構を構成す
る。
ぞれ1対の送りローラと連帳用紙送り用のピン送り部を
有するプリンタの紙送り機構に関し、 送りローラの数を少なくし、連帳及び単票用紙のいず
れでも正逆送りを弛みを生ぜず正確に行うことを目的と
し、 手前側送りローラは正逆の駆動及び開放可能とし、前
方側送りローラは正駆動及び逆方向の空転を可能とし、
手前側の送りローラを前方側送りローラより用紙送り力
を大きくし、単票用紙送り時は、前方の送りローラを過
送り、手前側の送りローラを定常送りとしてこれらのロ
ーラ間で送り、連帳用紙送り時は、前方側送りローラを
過送り、手前側送りローラを開放して、前方側送りロー
ラとピン送り部とで送り、逆改行時は、単票用紙の場合
は手前側送りローラを逆転させ且つ前方側送りローラを
空転させ、連帳用紙の場合は手前側送りローラを開放
し、前方側送りローラを空転させ且つピン送り部を逆転
させることを特徴とするプリンタの紙送り機構を構成す
る。
本発明はプリンタの紙送り機構に関し、特に用紙の送
り方向に関し印字部の手前側と前方側にそれぞれ1対の
送りローラを配置し、更に印字部の手前側には連帳用紙
送り用のピン送り部を有する、連帳用紙と単票用紙の印
字方向が同一であるプリンタの紙送り機構に関する。
り方向に関し印字部の手前側と前方側にそれぞれ1対の
送りローラを配置し、更に印字部の手前側には連帳用紙
送り用のピン送り部を有する、連帳用紙と単票用紙の印
字方向が同一であるプリンタの紙送り機構に関する。
プリンタの紙送り機構としては、印字部と対向して印
刷用紙を巻きつけるプラテンにより用紙を送る構造のも
のもあるが、本発明はこのようなプラテンを用いずに、
印字部の手前側と前方側に設けたローラにより印刷用紙
の送る構造のものである。この種のプリンタは使用可能
な用紙の範囲が広がる等の利点があり、近年のインパク
トプリンタの用途の特殊化(マルチパート用紙、ハガ
キ、和紙等の使用)に伴い要求が増えている。しかし、
プラテンに巻きつける方式に比べ、用紙送りローラが増
えることによる価格の上昇、装置面積の増大等の問題が
ある。
刷用紙を巻きつけるプラテンにより用紙を送る構造のも
のもあるが、本発明はこのようなプラテンを用いずに、
印字部の手前側と前方側に設けたローラにより印刷用紙
の送る構造のものである。この種のプリンタは使用可能
な用紙の範囲が広がる等の利点があり、近年のインパク
トプリンタの用途の特殊化(マルチパート用紙、ハガ
キ、和紙等の使用)に伴い要求が増えている。しかし、
プラテンに巻きつける方式に比べ、用紙送りローラが増
えることによる価格の上昇、装置面積の増大等の問題が
ある。
第2図及び第3図は従来のプリンタの紙送り機構であ
る。第2図は、用紙10の送り方向Pに関し印字部20の前
後に用紙送りローラA、Bを設けると共に、送りローラ
Bの前方に更に用紙送りローラCを設けた構造で、送り
ローラA、Bを定常送り、送りローラCを過送りとし、
送りローラCの送り力を送りローラA、Bの送り力より
小さく設定している。また、印字部の手前側には連帳用
紙送り用のピン送り部30がある。
る。第2図は、用紙10の送り方向Pに関し印字部20の前
後に用紙送りローラA、Bを設けると共に、送りローラ
Bの前方に更に用紙送りローラCを設けた構造で、送り
ローラA、Bを定常送り、送りローラCを過送りとし、
送りローラCの送り力を送りローラA、Bの送り力より
小さく設定している。また、印字部の手前側には連帳用
紙送り用のピン送り部30がある。
単票用紙を送る場合は、用紙は送りローラA、Bによ
り定常送りされる。連帳用紙を送る場合は、送りローラ
A、Bが開放され、用紙は、送りローラCにより張力を
与えられながらピン送り部30により定常送りされる。し
かしながら、この紙送り機構では、単票用紙用に2組の
ローラ、連帳用紙用に1組のローラ、計3組のローラを
必要となり、コスト的な問題がある。また、どうしても
紙送りローラCとピン送り部30との距離が離れていま
い、連帳用紙吸入時の品質に問題がある。加えて送りロ
ーラCの設置する分、プリンタ装置の面積が大きくなり
やすいという問題もある。
り定常送りされる。連帳用紙を送る場合は、送りローラ
A、Bが開放され、用紙は、送りローラCにより張力を
与えられながらピン送り部30により定常送りされる。し
かしながら、この紙送り機構では、単票用紙用に2組の
ローラ、連帳用紙用に1組のローラ、計3組のローラを
必要となり、コスト的な問題がある。また、どうしても
紙送りローラCとピン送り部30との距離が離れていま
い、連帳用紙吸入時の品質に問題がある。加えて送りロ
ーラCの設置する分、プリンタ装置の面積が大きくなり
やすいという問題もある。
第3図は、第2図のプリンタ装置において用紙送りロ
ーラCを省略したものであり、印字部20の前後にある用
紙送りローラA、Bを微小過送りとする。単票用紙は送
りローラA、Bで送られ、連帳用紙を送る場合は、送り
ローラAが開放され、用紙は、送りローラBにより張力
を与えられながらピン送り部30により定常送りされる。
この送り機構は、送りローラが2組で済む利点はある
が、単票用紙も微小過送りされてしまい、印字位置のズ
レが問題となる。また、連帳用紙の場合は、送りローラ
Bの過送り量が少ないため、吸入時用紙が過送りされる
のに時間がかかってしまうという問題がある。
ーラCを省略したものであり、印字部20の前後にある用
紙送りローラA、Bを微小過送りとする。単票用紙は送
りローラA、Bで送られ、連帳用紙を送る場合は、送り
ローラAが開放され、用紙は、送りローラBにより張力
を与えられながらピン送り部30により定常送りされる。
この送り機構は、送りローラが2組で済む利点はある
が、単票用紙も微小過送りされてしまい、印字位置のズ
レが問題となる。また、連帳用紙の場合は、送りローラ
Bの過送り量が少ないため、吸入時用紙が過送りされる
のに時間がかかってしまうという問題がある。
また、第2図及び第3図の従来例はともに、連帳用紙
の逆改行を連続すると、ピン送り部とローラ間で用紙が
弛み用紙ジャム、印字品質の低下という問題がある。
の逆改行を連続すると、ピン送り部とローラ間で用紙が
弛み用紙ジャム、印字品質の低下という問題がある。
上記のように、従来のプリンタの紙送り機構は、送り
ローラの数が増えてプリンタのコスト高、スペースの増
大となるか、又は連帳用紙及び単票用紙の送り、或いは
逆改行が正確に行なわれず印字のズレや弛みが生ずると
いう問題があった。
ローラの数が増えてプリンタのコスト高、スペースの増
大となるか、又は連帳用紙及び単票用紙の送り、或いは
逆改行が正確に行なわれず印字のズレや弛みが生ずると
いう問題があった。
そこで、本発明は送りローラの数を少なくすると共
に、連帳用紙及び単票用紙のいずれでも用紙送り及び逆
改行が弛みを生ずることなく正確に行うことのできるプ
リンタの紙送り装置を提供することを目的とする。
に、連帳用紙及び単票用紙のいずれでも用紙送り及び逆
改行が弛みを生ずることなく正確に行うことのできるプ
リンタの紙送り装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明によれば、
第1図に示すように、用紙(10)の送り方向に関し印字
部(20)の手前側と前方側にそれぞれ1対の送りローラ
(α、β)を配置し、更に印字部の手前側には連帳用紙
送り用のピン送り部(30)を有する、連帳用紙と単票用
紙の印字方向が同一であるプリンタの紙送り機構におい
て、手前側の送りローラ(α)は正逆の駆動及び開放可
能とし、前方側送りローラ(β)は正駆動及び逆方向の
空転を可能とするとともに、手前側の送りローラの用紙
送り力を前方側送りローラの用紙送り力より大きくし、
単票用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手前側
の送りローラを定常送りとしてこれらのローラ間で送
り、連帳用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手
前側の送りローラを開放して、前方の送りローラとピン
送り部とで送り、逆改行時は、単票用紙の場合は手前側
の送りローラを逆転させ且つ前方の送りローラを空転さ
せ、連帳用紙の場合は手前側の送りローラを開放し、前
方の送りローラを空転させ且つピン送り部逆転させるこ
とを特徴とするプリンタの紙送り機構が提供される。
第1図に示すように、用紙(10)の送り方向に関し印字
部(20)の手前側と前方側にそれぞれ1対の送りローラ
(α、β)を配置し、更に印字部の手前側には連帳用紙
送り用のピン送り部(30)を有する、連帳用紙と単票用
紙の印字方向が同一であるプリンタの紙送り機構におい
て、手前側の送りローラ(α)は正逆の駆動及び開放可
能とし、前方側送りローラ(β)は正駆動及び逆方向の
空転を可能とするとともに、手前側の送りローラの用紙
送り力を前方側送りローラの用紙送り力より大きくし、
単票用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手前側
の送りローラを定常送りとしてこれらのローラ間で送
り、連帳用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手
前側の送りローラを開放して、前方の送りローラとピン
送り部とで送り、逆改行時は、単票用紙の場合は手前側
の送りローラを逆転させ且つ前方の送りローラを空転さ
せ、連帳用紙の場合は手前側の送りローラを開放し、前
方の送りローラを空転させ且つピン送り部逆転させるこ
とを特徴とするプリンタの紙送り機構が提供される。
単票用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手前
側の送りローラを定常送りとされるので、ローラの用紙
送り力の関係で用紙は前方の送りローラで張力を与えら
れながら手前側の送りローラにより定常送りされる。ま
た、連帳用紙送り時も同様に、前方の送りローラで張力
を与えられながらピン送り部で定常送りされる。逆改行
時は、単票用紙の場合は、前方の送りローラの空転によ
り軽くブレーキをかけられながら手前側の送りローラに
より戻される。同様に、連帳用紙の場合も前方の送りロ
ーラの空転により軽くブレーキをかけられながらピン送
り部により戻される。
側の送りローラを定常送りとされるので、ローラの用紙
送り力の関係で用紙は前方の送りローラで張力を与えら
れながら手前側の送りローラにより定常送りされる。ま
た、連帳用紙送り時も同様に、前方の送りローラで張力
を与えられながらピン送り部で定常送りされる。逆改行
時は、単票用紙の場合は、前方の送りローラの空転によ
り軽くブレーキをかけられながら手前側の送りローラに
より戻される。同様に、連帳用紙の場合も前方の送りロ
ーラの空転により軽くブレーキをかけられながらピン送
り部により戻される。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図に示す水平プリンタにおいて、用紙10の送り方
向に関し印字部20の手前側と前方側にそれぞれ1組の送
りローラα、βがある。送りローラα、βのそれぞれ
は、例えばゴム又はプラスチックからなり、一方が駆動
ローラ、他方がピンチローラで、これらの間で用紙を摩
擦接触することにより用紙を送る周知の構造のものであ
る。これらのローラα、βは、例えばピンチーラの押圧
力を変えたり、ローラ自体の材質(即ち摩擦係数)を変
えたりして、手前側送りローラαの用紙送り力を前方側
送りローラβの用紙送り力より大きくしている。また、
これらのローラα、βは、相互に別の駆動源としたり、
又は同一駆動源であってもギア比を変えたりして、前方
側送りローラβの回転速度を手前側の送りローラαの回
転速度より大きくし、これにより手前側送りローラαを
定常送り、前方側送りローラβを過送りとする。また、
手前側送りローラαは正方向Pにも逆方向にも用紙を送
れ、しかも例えば図示の破線で示すようにピンチローラ
側が駆動側ローラから離れて開放可能となる。一方、前
方側送りローラβには例えばラチェットが組み込まれ、
正方向Pにのみ駆動可能で、非駆動時に用紙が逆方向に
移動する時は空転し、用紙に逆張力、即ちブレーキ力を
与えるようになっている。
向に関し印字部20の手前側と前方側にそれぞれ1組の送
りローラα、βがある。送りローラα、βのそれぞれ
は、例えばゴム又はプラスチックからなり、一方が駆動
ローラ、他方がピンチローラで、これらの間で用紙を摩
擦接触することにより用紙を送る周知の構造のものであ
る。これらのローラα、βは、例えばピンチーラの押圧
力を変えたり、ローラ自体の材質(即ち摩擦係数)を変
えたりして、手前側送りローラαの用紙送り力を前方側
送りローラβの用紙送り力より大きくしている。また、
これらのローラα、βは、相互に別の駆動源としたり、
又は同一駆動源であってもギア比を変えたりして、前方
側送りローラβの回転速度を手前側の送りローラαの回
転速度より大きくし、これにより手前側送りローラαを
定常送り、前方側送りローラβを過送りとする。また、
手前側送りローラαは正方向Pにも逆方向にも用紙を送
れ、しかも例えば図示の破線で示すようにピンチローラ
側が駆動側ローラから離れて開放可能となる。一方、前
方側送りローラβには例えばラチェットが組み込まれ、
正方向Pにのみ駆動可能で、非駆動時に用紙が逆方向に
移動する時は空転し、用紙に逆張力、即ちブレーキ力を
与えるようになっている。
印字部20の手前側には連帳用紙送り用のピン送り部30
がある。このピン送り部30は連帳用紙の両側にある送り
孔(図示せず)にピンが係合して用紙を送るもので、単
票用紙の場合は何ら影響しない。ピン送り部30は正方向
Pにも逆方向にも用紙を送ることのできる。
がある。このピン送り部30は連帳用紙の両側にある送り
孔(図示せず)にピンが係合して用紙を送るもので、単
票用紙の場合は何ら影響しない。ピン送り部30は正方向
Pにも逆方向にも用紙を送ることのできる。
単票用紙を送る時は、前方側送りローラβと手前側送
りローラαとの間で送られる。前方側送りローラβが過
送りであり、しかも用紙送り力が手前側送りローラより
も小さいので、単票用紙は前方側送りローラβでスリッ
プしながら張力を与えられ、手前側送りローラαで定常
送りされる。逆改行時、即ち用紙を所定の位置まで戻す
必要のある場合は、単票用紙の場合は、前方側送りロー
ラβの駆動は停止され、手前側送りローラαが逆方向に
所定回転駆動される。これにより、単票用紙は前方側送
りローラβの空転により軽くブレーキをかけられながら
手前側送りローラαにより所定位置まで戻される。
りローラαとの間で送られる。前方側送りローラβが過
送りであり、しかも用紙送り力が手前側送りローラより
も小さいので、単票用紙は前方側送りローラβでスリッ
プしながら張力を与えられ、手前側送りローラαで定常
送りされる。逆改行時、即ち用紙を所定の位置まで戻す
必要のある場合は、単票用紙の場合は、前方側送りロー
ラβの駆動は停止され、手前側送りローラαが逆方向に
所定回転駆動される。これにより、単票用紙は前方側送
りローラβの空転により軽くブレーキをかけられながら
手前側送りローラαにより所定位置まで戻される。
連帳用紙の送り時は、手前側送りローラαは開放され
るので連帳用紙に何ら影響せず、前方側送りローラβで
スリップしながら張力を与えられ、ピン送り部30で定常
送りされる。また、逆改行時は、連帳用紙の場合はピン
送り部30が所定回転だけ逆転される。手前側送りローラ
αは開放されているので、前方側送りローラβの空転に
より軽くブレーキをかけられながらピン送り部30で所定
位置へ戻される。
るので連帳用紙に何ら影響せず、前方側送りローラβで
スリップしながら張力を与えられ、ピン送り部30で定常
送りされる。また、逆改行時は、連帳用紙の場合はピン
送り部30が所定回転だけ逆転される。手前側送りローラ
αは開放されているので、前方側送りローラβの空転に
より軽くブレーキをかけられながらピン送り部30で所定
位置へ戻される。
以上に説明したように、本発明では、送りローラが印
字部の前後の2組だけで足り、ローラの数を少なくして
プリンタのコストを低くでき、且つスペースを省略でき
る。また、適度な滑りや張力、或いはローラの空転によ
る逆張力が与えられるので、印字のズレや弛みが生ずる
ことがなくなる。
字部の前後の2組だけで足り、ローラの数を少なくして
プリンタのコストを低くでき、且つスペースを省略でき
る。また、適度な滑りや張力、或いはローラの空転によ
る逆張力が与えられるので、印字のズレや弛みが生ずる
ことがなくなる。
第1図は本発明のプリンタの紙送り機構の概略図、第2
図及び第3図は従来のプリンタの紙送り機構の概略図で
ある。 10…印刷用紙、20…印字部、30…ピン送り部、α、β…
紙送りローラ。
図及び第3図は従来のプリンタの紙送り機構の概略図で
ある。 10…印刷用紙、20…印字部、30…ピン送り部、α、β…
紙送りローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−258974(JP,A) 特開 昭57−38175(JP,A) 特開 昭62−263079(JP,A) 特公 昭49−23010(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】用紙(10)の送り方向に関し印字部(20)
の手前側と前方側にそれぞれ1対の送りローラ(α、
β)を配置し、更に印字部の手前側には連帳用紙送り用
のピン送り部(30)を有する、連帳用紙と単票用紙の印
字方向が同一であるプリンタの紙送り機構において、手
前側の送りローラ(α)は正逆の駆動及び開放可能と
し、前方側の送りローラ(β)は正駆動及び逆方向の空
転を可能とするとともに、手前側の送りローラの用紙送
り力を前方側送りローラの用紙送り力より大きくし、単
票用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手前側の
送りローラを定常送りとしてこれらのローラ間で送り、
連帳用紙送り時は、前方の送りローラを過送り、手前側
の送りローラを開放して、前方の送りローラとピン送り
部とで送り、逆改行時は、単票用紙の場合は手前側の送
りローラを逆転させ且つ前方の送りローラを空転させ、
連帳用紙の場合は手前側の送りローラを開放し、前方の
送りローラを空転させ且つピン送り部逆転させることを
特徴とするプリンタの紙送り機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187498A JP2599462B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | プリンタの紙送り機構 |
US07/554,368 US5083880A (en) | 1989-07-19 | 1990-07-19 | Printing media feeding apparatus for printers |
US07/740,874 US5158381A (en) | 1989-07-19 | 1991-07-31 | Printing media feeding apparatus for printers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187498A JP2599462B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | プリンタの紙送り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353957A JPH0353957A (ja) | 1991-03-07 |
JP2599462B2 true JP2599462B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16207115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1187498A Expired - Fee Related JP2599462B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-21 | プリンタの紙送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2528389B2 (ja) * | 1991-01-19 | 1996-08-28 | 株式会社ピーエフユー | プリンタにおける連帳用紙の給紙方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4923010A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-01 | ||
JPS6469371A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | Horizontal inserter type printer |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1187498A patent/JP2599462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353957A (ja) | 1991-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1221996A (en) | Multi-function document transport system for printers | |
JP3584085B2 (ja) | プリンタ | |
JP2599462B2 (ja) | プリンタの紙送り機構 | |
US5459504A (en) | Thermal printer | |
JP3802380B2 (ja) | プリンタ | |
JP3607467B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
JP3624416B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP2900655B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH053331Y2 (ja) | ||
JPH0373745A (ja) | 記録紙のカールによるジャム防止機構を有するファクシミリ装置 | |
JP3844202B2 (ja) | ドットプリンタの用紙搬送方法 | |
JPS5852132Y2 (ja) | 印字機の用紙送り装置 | |
JPH0545488Y2 (ja) | ||
JP2533444B2 (ja) | 熱転写カラ―記録装置 | |
JPS59165853U (ja) | プリンタ等におけるスタツカ−装置 | |
JP2696716B2 (ja) | シート給送装置 | |
JP2610135B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2002067420A (ja) | サーマルプリンタ | |
JPS627500Y2 (ja) | ||
JP2859191B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JPH04201456A (ja) | 熱転写プリンタ装置 | |
JP2843201B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP3591572B2 (ja) | プリンタの紙送り装置 | |
JP4092679B2 (ja) | ドットプリンタの用紙搬送方法 | |
JPH03231877A (ja) | 印字装置における紙送り機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |