JP2859191B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
- Publication number
- JP2859191B2 JP2859191B2 JP8012647A JP1264796A JP2859191B2 JP 2859191 B2 JP2859191 B2 JP 2859191B2 JP 8012647 A JP8012647 A JP 8012647A JP 1264796 A JP1264796 A JP 1264796A JP 2859191 B2 JP2859191 B2 JP 2859191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- paper
- ultrasonic motor
- sheet
- transport device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置に使
用され、印字用紙の搬送方向を変えるための案内部を有
する用紙搬送装置に関する。
用され、印字用紙の搬送方向を変えるための案内部を有
する用紙搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の用紙搬送装置の一例を示す
側面図である。
側面図である。
【０００３】プリンタ装置に使用され印字用紙の搬送方
向を変えるための案内部を有する従来の用紙搬送装置
は、図３に示すように、搬送すべき印字用紙（用紙）４
を案内するために内面を円筒面（曲面）に形成した曲面
モールドリブ１３と、この曲面モールドリブ１３の両端
部に設けた２対の搬送用ローラ１１および１２とを有し
ており、ベース１上を矢印Ａ方向に搬送されてきた用紙
４は、搬送用ローラ１１によって曲面モールドリブ１３
の方に搬送され、曲面モールドリブ１３の内面に沿って
搬送方向を変えて搬送用ローラ１２の位置に到達し、搬
送用ローラ１２のよって矢印Ｂ方向に搬送される。この
ため、曲面モールドリブ１３の位置においては、用紙４
に対して直接には搬送力が与えられない構成となってい
る。
向を変えるための案内部を有する従来の用紙搬送装置
は、図３に示すように、搬送すべき印字用紙（用紙）４
を案内するために内面を円筒面（曲面）に形成した曲面
モールドリブ１３と、この曲面モールドリブ１３の両端
部に設けた２対の搬送用ローラ１１および１２とを有し
ており、ベース１上を矢印Ａ方向に搬送されてきた用紙
４は、搬送用ローラ１１によって曲面モールドリブ１３
の方に搬送され、曲面モールドリブ１３の内面に沿って
搬送方向を変えて搬送用ローラ１２の位置に到達し、搬
送用ローラ１２のよって矢印Ｂ方向に搬送される。この
ため、曲面モールドリブ１３の位置においては、用紙４
に対して直接には搬送力が与えられない構成となってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の用紙搬送装置は、印字用紙の搬送方向を変えるための
案内部である曲面モールドリブの位置においては、印字
用紙に対して直接的に搬送力が与えない構成となってい
るため、曲面モールドリブの工作精度が低かったり、曲
面モールドリブの表面の粗さが粗かったりすると、印字
用紙と曲面モールドリブの間の摩擦抵抗が大きくなって
用紙の斜行やジャムが発生するという欠点を有してい
る。また、搬送する印字用紙の厚さが変化すると、印字
用紙と曲面モールドリブとの接触条件が変わるため、微
細な調整を必要とするという問題点も有している。
の用紙搬送装置は、印字用紙の搬送方向を変えるための
案内部である曲面モールドリブの位置においては、印字
用紙に対して直接的に搬送力が与えない構成となってい
るため、曲面モールドリブの工作精度が低かったり、曲
面モールドリブの表面の粗さが粗かったりすると、印字
用紙と曲面モールドリブの間の摩擦抵抗が大きくなって
用紙の斜行やジャムが発生するという欠点を有してい
る。また、搬送する印字用紙の厚さが変化すると、印字
用紙と曲面モールドリブとの接触条件が変わるため、微
細な調整を必要とするという問題点も有している。
【０００５】本発明の目的は、上述のような従来の用紙
搬送装置の欠点を解消するため、印字用紙の搬送方向を
変えるための案内部に超音波モータを使用し、印字用紙
に対して直接に搬送力を与えて確実な搬送を行うことが
できるようにした用紙搬送装置を提供することにある。
搬送装置の欠点を解消するため、印字用紙の搬送方向を
変えるための案内部に超音波モータを使用し、印字用紙
に対して直接に搬送力を与えて確実な搬送を行うことが
できるようにした用紙搬送装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙搬送装置
は、搬送すべき用紙を案内するために内面を円筒面に形
成したプレートと、前記プレートの内側に前記プレート
との間に一定の間隔を保持して配設し外面を前記プレー
トの内面と同心の円筒面に形成した超音波モータとを備
えたものであり、更に、前記超音波モータを前記プレー
トの方向に付勢するばねを備えたものである。
は、搬送すべき用紙を案内するために内面を円筒面に形
成したプレートと、前記プレートの内側に前記プレート
との間に一定の間隔を保持して配設し外面を前記プレー
トの内面と同心の円筒面に形成した超音波モータとを備
えたものであり、更に、前記超音波モータを前記プレー
トの方向に付勢するばねを備えたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施形態を示す斜視図、
図２は図１の実施形態の側面図である。
図２は図１の実施形態の側面図である。
【０００９】図１および図２において、用紙４は、両端
面７および８を規制されてベース１上を矢印Ａ方向に搬
送されてきて、内面を円筒面（曲面）に形成された１対
のプレート３と、この１対のプレート３のそれぞれの内
側に配設されている１対の超音波モータ２との間の隙間
５に挿入される。超音波モータ２は、その外面をプレー
ト３と同心の円筒面に形成されており、超音波モータ２
の外面とプレート３の内面との間隔は一定の値に保持さ
れている。超音波モータ２は、外部の駆動部（図示省
略）によって駆動されて振動を発生し、その振動を用紙
４に伝達することによって用紙４をプレート３に沿って
矢印Ｃ方向から矢印Ｂ方向に搬送する。この超音波モー
タ２の振動を確実に用紙４に伝達するためにばね６が設
けられており、超音波モータ２は、このばね６によって
常時一定の圧力で用紙４に押付けられている。またプレ
ート３の内面は滑かに形成されており、摩擦係数が小さ
くなっている。
面７および８を規制されてベース１上を矢印Ａ方向に搬
送されてきて、内面を円筒面（曲面）に形成された１対
のプレート３と、この１対のプレート３のそれぞれの内
側に配設されている１対の超音波モータ２との間の隙間
５に挿入される。超音波モータ２は、その外面をプレー
ト３と同心の円筒面に形成されており、超音波モータ２
の外面とプレート３の内面との間隔は一定の値に保持さ
れている。超音波モータ２は、外部の駆動部（図示省
略）によって駆動されて振動を発生し、その振動を用紙
４に伝達することによって用紙４をプレート３に沿って
矢印Ｃ方向から矢印Ｂ方向に搬送する。この超音波モー
タ２の振動を確実に用紙４に伝達するためにばね６が設
けられており、超音波モータ２は、このばね６によって
常時一定の圧力で用紙４に押付けられている。またプレ
ート３の内面は滑かに形成されており、摩擦係数が小さ
くなっている。
【００１０】このように、本用紙搬送装置は、印字用紙
の搬送方向を変えるための案内部に超音波モータを使用
し、印字用紙に対して直接に搬送力を与えて駆動する構
成となっているため、印字用紙の搬送を確実に行うこと
ができ、従って用紙の斜行やジャムの発生を防止するこ
とができ、また、搬送する印字用紙の厚さが変化して
も、微細な調整を行う必要もない。
の搬送方向を変えるための案内部に超音波モータを使用
し、印字用紙に対して直接に搬送力を与えて駆動する構
成となっているため、印字用紙の搬送を確実に行うこと
ができ、従って用紙の斜行やジャムの発生を防止するこ
とができ、また、搬送する印字用紙の厚さが変化して
も、微細な調整を行う必要もない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙搬送
装置は、搬送すべき用紙を案内するために内面を円筒面
に形成したプレートと、このプレートの内側にプレート
との間に一定の間隔を保持して配設され外面をプレート
と同心の円筒面に形成した超音波モータとを設け、プレ
ートと超音波モータとの間に挿入された用紙に超音波振
動を与えることによって用紙をプレートの内面に沿って
搬送することにより、確実に印字用紙の搬送を行うこと
が可能となり、従って用紙の斜行やジャムの発生を防止
することができるという効果がある。また、搬送する印
字用紙の厚さが変化しても微細な調整を行う必要がない
という効果もある。
装置は、搬送すべき用紙を案内するために内面を円筒面
に形成したプレートと、このプレートの内側にプレート
との間に一定の間隔を保持して配設され外面をプレート
と同心の円筒面に形成した超音波モータとを設け、プレ
ートと超音波モータとの間に挿入された用紙に超音波振
動を与えることによって用紙をプレートの内面に沿って
搬送することにより、確実に印字用紙の搬送を行うこと
が可能となり、従って用紙の斜行やジャムの発生を防止
することができるという効果がある。また、搬送する印
字用紙の厚さが変化しても微細な調整を行う必要がない
という効果もある。
【図１】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図２】図１の実施形態の側面図である。
【図３】従来の用紙搬送装置の一例を示す側面図であ
る。
る。
１ ベース ２ 超音波モータ ３ プレート ４ 印字用紙（用紙） ５ 隙間 ６ ばね ７ 端面 ８ 端面 １１ 搬送用ローラ １２ 搬送用ローラ １３ 曲面モールドリブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65H 5/00 B65H 5/36 B65H 5/38 B65H 15/00 B65H 29/56 B41J 11/00 B41J 13/00 - 13/32
Claims (2)
- 【請求項１】 搬送すべき用紙を案内するために内面を
円筒面に形成したプレートと、前記プレートの内側に前
記プレートとの間に一定の間隔を保持して配設され外面
を前記プレートの内面と同心の円筒面に形成した超音波
モータとを備えることを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項２】 搬送すべき用紙を案内するために内面を
円筒面に形成したプレートと、前記プレートの内側に前
記プレートとの間に一定の間隔を保持して配設し外面を
前記プレートの内面と同心の円筒面に形成した超音波モ
ータと、前記超音波モータを前記プレートの方向に付勢
するばねとを備えることを特徴とする用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8012647A JP2859191B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8012647A JP2859191B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202482A JPH09202482A (ja) | 1997-08-05 |
| JP2859191B2 true JP2859191B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11811166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8012647A Expired - Fee Related JP2859191B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859191B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043650U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 用紙搬送装置 |
| JPH0331141A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-08 | Canon Inc | プリンター装置 |
| JPH06143739A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-24 | Canon Inc | 印字記録装置 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP8012647A patent/JP2859191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09202482A (ja) | 1997-08-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7063472B2 (en) | Sheet skew correcting apparatus and image forming apparatus | |
| JP3109924B2 (ja) | シート搬送装置 | |
| EP0381197B1 (en) | A printing machine | |
| JPH09150984A (ja) | 用紙搬送装置 | |
| JPH0531987A (ja) | 印字装置における紙送り装置 | |
| JP2859191B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
| US5069442A (en) | Transport device for paper sheets of varying or different widths and thickness | |
| JPS58181678A (ja) | 記録装置 | |
| JPH08119504A (ja) | 画像記録装置 | |
| JP3500272B2 (ja) | 記録紙送り装置 | |
| JPH08259029A (ja) | プリンタの印刷用紙搬送装置 | |
| EP0721846A2 (en) | Sheet feed mechanism and printer | |
| JP3254369B2 (ja) | 転写材搬送装置 | |
| JP2643616B2 (ja) | プリンタ等の給紙装置 | |
| JP2607955B2 (ja) | シート給送装置 | |
| JP2900655B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP2000351470A (ja) | シート材搬送装置及び画像形成装置 | |
| JP2693909B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
| JP2665282B2 (ja) | 媒体送り装置 | |
| JP4476340B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JPS60242151A (ja) | 用紙搬送ガイド | |
| JP3921944B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP2599462B2 (ja) | プリンタの紙送り機構 | |
| JP2669266B2 (ja) | 用紙送行機構 | |
| JPH05338299A (ja) | 記録媒体搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981104 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |