JP2599450C - - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、キャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法に関し、さらに詳細
には特に強度、開缶性及び耐応力腐食割れ性を向上し、かつ薄肉化を可能にした
キャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法に関する。 (従来の技術) 飲食缶として広く用いられているイージーオープン缶は、キャンボディ(缶胴
)とキャンエンド(缶蓋)からなり、キャンボディはしごき加工(DI成形)に
よりカップ状に加工され、キャンエンドはスコア加工とリベット成形(多段張出
成形)を行ってタブを取付けた後、キャンボディに巻締め接合される。キャンボ
ディとしては深絞り性及びDI成形性に優れたJIS3004合金板又はテイン
フリースチール板が用いられ、キャンエンドとしてはコーヒー、果汁用にはリベ
ット成形性に優れたJIS5052合金が用いられ、内圧の発生する炭酸飲料や
ビール等にはさらに強度の高いJIS5082合金板やJIS5182合金等が
用いられている。 ところで、近年アルミ缶の需要が増大し、製造価格の低減のため缶体の薄肉軽
量化が進められており、これに伴なって素材の高強度化が強く望まれている。 (発明が解決しようとする課題) しかし上記従来の合金板は成形性に優れているものの、缶の塗装焼付け(以下
ベーキングと称す)時の加熱により強度が低下し、これに伴なって耐圧強度が不
足するため、内圧のかかる炭酸飲料やビール用のキャンエンドでは板厚0.3m
mを下回る薄肉化が困難であった。 そこで薄肉、高強度化を目的として各種の製造方法により得られる合金板が提
案されているが、これ等の合金板は何れも強度を向上させたために、開缶操作時
に開缶強度が高すぎて開けにくいという問題があった。開缶強度を適正な範囲に
下げるには、スコアの切込み深さを深くすれば良いわけであるが、この場合スコ
ア加工を受けた部分に微視的な割れが発生しやすくなるため、缶として致命的な
欠陥となる。また耐応力腐食割れ性が十分でなく、内容物を充填した後、長時間
保存すると応力腐食割れが発生しやすいという欠点があった。これは内圧力によ
ってエンド半径方向に引張応力が発生し、特にリベット成形部分は成形加工によ
り塗膜の健全性が劣化しているために、内容物と接触して応力腐食割れを生じ易
い。 さらに、従来の合金板の製造方法において、単に冷間圧延率を上昇させて高強
度にしようとすると、キャンエンド絞り成形時の耳率の増加、張出し性の低下を
もたらすばかりでなく、塗装焼付け加熱時の強度低下が大きくなり、薄肉化に必
要な強度が得られないという問題が生じた。 本発明は上記従来技術の問題点を解決して高強度を有し、薄肉化が可能で適正
な開缶性及び優れた耐圧強度、耐応力腐食割れ性を有し、かつ低耳率でベーキン
グ加熱時の強度低下が少ないキャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法を提
供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明者らはアルミニウム合金板に特にMg、Cu、Mnを所定量添加するこ
とで合金板の強度を向上させ、さらにZnを微量添加することで合金板より得ら
れるキャンエンドの開缶性を良好とし、さらにCr又は/及びZrを微量添加し てキャンエンドの耐応力腐食割れ性を向上させ、かつ上記の添加元素を含有する
アルミニウム合金鋳塊に適正な条件の中間焼鈍を施すことで得られた合金板の板
幅方向での結晶粒の平均幅を30μm以下とすることにより、合金板の成形性を
改善することができることを見い出し、この知見に基づき本発明を完成するに至
った。 すなわち本発明は(1)Mg 3〜6wt%、Cu 0.05〜0.5wt%
、Zn 0.05wt%以上0.5wt%未満、Mn 0.05以上0.5wt
%未満を含有し、さらに、CrとZrの何れか1種又は2種を合計で0.01〜
0.3wt%含有し、残部としてAlと不可避不純物とを含有するアルミニウム
鋳塊に、均質化処理、熱間圧延を施し、その後中間焼鈍処理として2℃/sec
の加熱速度で480℃以上に加熱し、10分間以内保持した後2℃/sec以上
の冷却速度で冷却し、次いで圧下率50〜90%の冷間圧延を施し、板幅方向で
の結晶粒の平均幅を30μm以下としたことを特徴とするキャンエンド用アルミ
ニウム合金板の製造方法及び(2)冷間圧延を施した後に120〜180℃の温
度で時効処理を行う前記(1)記載のキャンエンド用アルミニウム合金板の製造
方法を提供するものである。 以下本発明に使用する合金の含有元素の限定理由及び本発明合金板の製造方法
について説明する。 Mgは3〜6wt%とする。 Mgは強度を付与する重要な元素で、その含有量が3wt%未満では強度付与
効果が不十分であり、6wt%を越えると圧延性が悪くなるとともに成形性が低
下する。 Cuは0.05〜0.5wt%とする。 Cuは固溶Cuとして強度に寄与するとともに、Al−Cu系又はAl−Cu
−Mg系の微細析出物を形成し、強度をさらに向上するも、その含有量が0.0
5wt%未満ではその効果が少なく、0.5wt%を越えると圧延性が悪くなる
とともに成形性と耐食性が低下する。 Znは0.05wt%以上0.5wt%未満とする。 ZnはAl−Mg−Zn系、Mg−Zn系、Al−Cu−Mg−Zn系の微細 析出物を形成し、これらの析出物は結晶粒界に優先的に分布するため、開缶時に
結晶粒界に沿って亀裂が伝播しやすくなるので、開缶強度を適正な範囲に下げる
ことができる。しかしその含有量が0.05wt%未満ではその効果が不十分で
あり0.5wt%以上ではこの効果が飽和するばかりか、耐食性(耐応力腐食割
れ性)が劣化する。 Mnは0.05wt%以上0.5Wt%未満とする。 Mnは強度向上及び集合組織(カップ耳)の安定化に有効な元素であり、その
含有量が0.05wt%未満では効果が十分ではなく、0.5wt%以上では成
形性、特にリベット成形性を阻害するようになる。 CrとZrは何れか1種又は2種を合計で0.01〜0.3wt%とする。 Cr又/及びZrは耐応力腐食割れ性を向上させる作用があり、その合計含有
量が0.01wt%未満では効果が十分でなく、0.3wt%を越えると成形性
を劣化させる。 なお不純物として含有されるFe、Siは、Fe 0.3wt%以下、Si0
.2wt%以下ならば特に問題はない。また、鋳塊組織の微細化剤として通常添
加されるTi、Bは、それぞれ0.1wt%、0.02wt%以下の範囲で添加
するのが好ましい。 次に本発明合金板の製造方法について説明する。まず上記のような成分を含有
するアルミニウム合金溶湯を常法に従って鋳造する。この鋳造法としては半連続
鋳造法が一般的であるが、省エネルギーや機械的性質の向上等から薄板連続鋳造
を行ってもよい。得られた鋳塊は均熱処理(均質化処理)を行う。この均熱処理
条件は、中間焼鈍時の結晶粒を微細化させるため、均熱温度を450〜580℃
、均熱保持時間を48時間以内とすることが好ましい。 均熱処理後は熱間圧延を行うが、熱間圧延に関しては特に厳密に管理する必要
はなく、常法に従って400〜500℃で熱間圧延を行えばよい。 この熱間圧延後に冷間圧延を行ったり又は行わないこともあるが、冷間圧延を
行った場合には中間焼鈍時の再結晶粒がより微細となり、リベット成形性を改善
することができる。 次に行う中間焼鈍は、ベーキング後の強度をさらに向上させ、しかも最終冷間 圧延以前の平均再結晶粒径30μm以下にするために行い、加熱速度2℃/se
c以上で加熱することが好ましい。このようにすることにより中間焼鈍時の結晶
粒を微細化して最終板の板幅方向の結晶粒の平均幅を30μm以下とすることが
でき、リベット成形性を改善することができる。 ここで加熱速度が2℃/sec未満では中間焼鈍後の平均再結晶粒径が30μ
mを越えリベット成形性の改善は望めない。 また、中間焼鈍温度は480〜580℃にすることがCu、Mgなどの固溶促
進の点で望ましい。焼鈍温度480℃未満では固溶が十分に行われず、また58
0℃を越える温度ではこの効果は飽和してしまう。また保持時間が10分を越え
たとしても固溶効果は飽和してしまうばかりか再結晶粒が粗大化してしまうため
好ましくない。この中間焼鈍時にZnがAl−Mg−Zn系、Mg−Zn系、A
l−Cu−Mg−Zr系の金属間化合物として、再結晶粒界に析出し、前述の様
に開缶性を良好なものとする。冷却速度は2℃/sec以上とすることにより、
冷却過程での粗大析出物成長によるMg、Cu固溶度の低下を防止でき、ベーキ
ング加熱時の強度低下を防ぐことができる。 続く最終冷間圧延は薄肉キャンエンド材として必要な強度を得るため、上記中
間焼鈍を施した後に行い、圧下率は50〜90%とする。圧下率50%未満では
薄肉化に必要な強度が得られず、圧下率が90%を越えると十分な強度は得られ
るもののキャンエンド成形時の耳及び強度異方性が大きくなり、キャンエンド成
形時の絞りしわの発生を招くため製品の外観の劣化及び生産性の低下を生じるこ
ととなり好ましくない。 このようにして得られた本発明合金板は、脱脂等の処理を受けた後、200℃
程度の温度で数分間の塗装、焼付け(ベーキング)した後、キャンエンドとして
成形加工される。このベーキング加熱時において前記Al−Cu系,Al−Cu
−MgZn系の金属間化合物が均一微細に析出し、強度が冷間圧延後よりもさら
に向上する。 なお冷間圧延を終った段階で120〜180℃で10時間程度以下の人工時効
処理を施すことにより、ベーキング後の強度をより一層高めることが可能であり
、特に強度を要する場合にはこの人工時効処理を施すことが望ましい。 (実施例) 実施例1 以下実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。 第1表に示す組成のアルミニウム合金No.1〜10を溶解し、半連続鋳造法
により厚さ500mmの鋳塊とした。これを面削した後、500℃で5時間均質
化処理しこれを厚さ4mmまで熱間圧延し続いて厚さ1.4mmまで冷間圧延し
た。中間焼鈍はNo.1〜10について連続焼鈍炉により加熱速度20℃/se
cで510℃まで昇温し、10秒間保持した後冷却速度20℃/secで冷却し
た(CAL式)。また試料No.1〜4については上記の中間焼鈍条件による処
理を施したものとは別に、下記の条件にて中間焼鈍を施したものを作製した。 すなわち、バッチ炉により加熱速度0.01℃/secで360℃まで昇温し
2時間保持後0.01℃/secで冷却した(バッチ式)。この後、以上の試料
に最終冷間圧延を施し厚さ0.27mmの板に仕上げた。これ等について脱脂後
200℃、10分間のベーキングを施してから引張り試験によりベーキング後の
耐力を測定した。また外径60mmのキャンエンドに成形し耐圧強度、リベット
成形性、開缶強度および耐応力腐食割れ性を評価した。その結果を第2表に示す
。 なお耐圧強度は350ml用キャンボデーにキャンエンドを巻締接合した後、
高圧N2ガスを圧入し、座屈に至ったときの内圧力を測定して評価した。ビール
や炭酸飲料では5〜6kg/cm2の内圧が発生するため、これに耐える耐圧強
度として7kgf/cm2以上が要求されている。 リベット成形性は三段階張出し加工により、外径3mmのリベットを成形した
後、タブを接合し割れ発生率を測定し、10000個成形したときの割れ発生率
で評価した。 また開缶強度は実用上2〜4kgfの開缶強度が望まれておりスコア残厚0.
15mmの台形状スコア(低部幅40μm)加工を施した後、引張り試験機によ
りタブを引き上げ、開缶に要した最大荷重により評価した。 耐応力腐食割れ性は3%クエン酸と0.1%塩化ナトリウムを含有する炭酸水
(内圧5.5kgf/cm2、20℃)を缶に充填し、30日間放置したときの 100個についての耐応力腐食割れ発生率により評価した。 第1表、2表の結果から明らかなように、本発明合金板No.1〜4は従来合
金板No.9、10に比べ素板の強度及び耐圧強度が優れ同等のリベット成形割
れの発生率及び開缶強度を示す。 これに対し、本発明合金板の組成範囲から外れる比較合金No.5〜8では耐
圧強度、リベット成形割れの発生率又は開缶強度の何れか一つ以上が劣ることが
わかる。また本発明合金組成範囲内で加熱及び冷却速度5℃/sec以上の中間
焼鈍すなわち連続焼鈍を施した合金板No.1〜4は加熱及び冷却速度5℃/s
ec未満の中間焼鈍すなわちバッチ式焼鈍を施した比較合金板No.1´〜4´
に比べ素板の強度及び耐圧強度が優れ平均粒径30μm以下の微細な結晶粒を呈
し、リベット成形性が良好である。 実施例2 第1表に示すNo.4合金について中間焼鈍を第3表に示す条件で実施した厚
さ0.27mmの最終冷間圧延板のベーキング後の機械的性質と中間焼鈍後の結
晶粒の平均粒径を第3表に示す。なお到達温度における保持時間は10secと
した。 この第3表の結果から明らかなように、本発明の合金板B、Cは高強度で微細
な結晶粒が得られ、張出し性も良好である。これに対し、本発明合金板の製造条
件から外れる比較合金板A、Dでは強度、結晶粒、張出し性のいずれかが劣るこ
とがわかる。すなわち加熱速度が2℃/sec未満ではベーキング時の効果を生 じず強度が低下する。また結晶粒径が30μm以上となり張出し性が劣る。冷却
性が速度が2℃/sec未満では冷却時に粗大な析出物が成長しMg、Cuの固
溶度が低くなるためベーキング後の強度が低下する。 実施例3 第1表に示すNo.1合金について520×10sec(加熱及び冷却速度1
0℃/sec)の中間焼鈍を施した後、第4表に示す圧下率で最終冷間圧延を施
した0.27mmの冷間圧延板に時効熱処理を施したもの及び施さないもの各々
についてベーキング後の機械的性質、耳率を測定した結果を第4表に示す。 この第4表の結果から明らかなように、最終冷間圧延時の圧下率が50%未満
である比較合金板は、薄肉化するのに十分な強度が得られず、また圧下率が90
%を越える比較合金板Hは、強度は十分であるが耳率が高くなるとともに張出し
性が低下する。これに対し本発明合金E、F、G、Hは高強度で耳率も低く張出
し性も良好である。また第4表から120〜190℃の時効処理を施した合金板
Gは強度、張出し性が改善されることがわかる。 (発明の効果) 本発明によれば、耐応力腐食割れ性に優れ、高強度を有し、厚さ0.3mmを
下回る薄肉の板厚で、ベーキング後に高耐圧強度を示すので、一層の薄肉化の可
能なキャンエンド用合金板を得ることができる。この合金板から製造されたキャ
ンエンドは適正な開缶性を有し、かつ優れた耐圧強度、耐応力腐食割れ性を有す
る。
には特に強度、開缶性及び耐応力腐食割れ性を向上し、かつ薄肉化を可能にした
キャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法に関する。 (従来の技術) 飲食缶として広く用いられているイージーオープン缶は、キャンボディ(缶胴
)とキャンエンド(缶蓋)からなり、キャンボディはしごき加工(DI成形)に
よりカップ状に加工され、キャンエンドはスコア加工とリベット成形(多段張出
成形)を行ってタブを取付けた後、キャンボディに巻締め接合される。キャンボ
ディとしては深絞り性及びDI成形性に優れたJIS3004合金板又はテイン
フリースチール板が用いられ、キャンエンドとしてはコーヒー、果汁用にはリベ
ット成形性に優れたJIS5052合金が用いられ、内圧の発生する炭酸飲料や
ビール等にはさらに強度の高いJIS5082合金板やJIS5182合金等が
用いられている。 ところで、近年アルミ缶の需要が増大し、製造価格の低減のため缶体の薄肉軽
量化が進められており、これに伴なって素材の高強度化が強く望まれている。 (発明が解決しようとする課題) しかし上記従来の合金板は成形性に優れているものの、缶の塗装焼付け(以下
ベーキングと称す)時の加熱により強度が低下し、これに伴なって耐圧強度が不
足するため、内圧のかかる炭酸飲料やビール用のキャンエンドでは板厚0.3m
mを下回る薄肉化が困難であった。 そこで薄肉、高強度化を目的として各種の製造方法により得られる合金板が提
案されているが、これ等の合金板は何れも強度を向上させたために、開缶操作時
に開缶強度が高すぎて開けにくいという問題があった。開缶強度を適正な範囲に
下げるには、スコアの切込み深さを深くすれば良いわけであるが、この場合スコ
ア加工を受けた部分に微視的な割れが発生しやすくなるため、缶として致命的な
欠陥となる。また耐応力腐食割れ性が十分でなく、内容物を充填した後、長時間
保存すると応力腐食割れが発生しやすいという欠点があった。これは内圧力によ
ってエンド半径方向に引張応力が発生し、特にリベット成形部分は成形加工によ
り塗膜の健全性が劣化しているために、内容物と接触して応力腐食割れを生じ易
い。 さらに、従来の合金板の製造方法において、単に冷間圧延率を上昇させて高強
度にしようとすると、キャンエンド絞り成形時の耳率の増加、張出し性の低下を
もたらすばかりでなく、塗装焼付け加熱時の強度低下が大きくなり、薄肉化に必
要な強度が得られないという問題が生じた。 本発明は上記従来技術の問題点を解決して高強度を有し、薄肉化が可能で適正
な開缶性及び優れた耐圧強度、耐応力腐食割れ性を有し、かつ低耳率でベーキン
グ加熱時の強度低下が少ないキャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法を提
供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明者らはアルミニウム合金板に特にMg、Cu、Mnを所定量添加するこ
とで合金板の強度を向上させ、さらにZnを微量添加することで合金板より得ら
れるキャンエンドの開缶性を良好とし、さらにCr又は/及びZrを微量添加し てキャンエンドの耐応力腐食割れ性を向上させ、かつ上記の添加元素を含有する
アルミニウム合金鋳塊に適正な条件の中間焼鈍を施すことで得られた合金板の板
幅方向での結晶粒の平均幅を30μm以下とすることにより、合金板の成形性を
改善することができることを見い出し、この知見に基づき本発明を完成するに至
った。 すなわち本発明は(1)Mg 3〜6wt%、Cu 0.05〜0.5wt%
、Zn 0.05wt%以上0.5wt%未満、Mn 0.05以上0.5wt
%未満を含有し、さらに、CrとZrの何れか1種又は2種を合計で0.01〜
0.3wt%含有し、残部としてAlと不可避不純物とを含有するアルミニウム
鋳塊に、均質化処理、熱間圧延を施し、その後中間焼鈍処理として2℃/sec
の加熱速度で480℃以上に加熱し、10分間以内保持した後2℃/sec以上
の冷却速度で冷却し、次いで圧下率50〜90%の冷間圧延を施し、板幅方向で
の結晶粒の平均幅を30μm以下としたことを特徴とするキャンエンド用アルミ
ニウム合金板の製造方法及び(2)冷間圧延を施した後に120〜180℃の温
度で時効処理を行う前記(1)記載のキャンエンド用アルミニウム合金板の製造
方法を提供するものである。 以下本発明に使用する合金の含有元素の限定理由及び本発明合金板の製造方法
について説明する。 Mgは3〜6wt%とする。 Mgは強度を付与する重要な元素で、その含有量が3wt%未満では強度付与
効果が不十分であり、6wt%を越えると圧延性が悪くなるとともに成形性が低
下する。 Cuは0.05〜0.5wt%とする。 Cuは固溶Cuとして強度に寄与するとともに、Al−Cu系又はAl−Cu
−Mg系の微細析出物を形成し、強度をさらに向上するも、その含有量が0.0
5wt%未満ではその効果が少なく、0.5wt%を越えると圧延性が悪くなる
とともに成形性と耐食性が低下する。 Znは0.05wt%以上0.5wt%未満とする。 ZnはAl−Mg−Zn系、Mg−Zn系、Al−Cu−Mg−Zn系の微細 析出物を形成し、これらの析出物は結晶粒界に優先的に分布するため、開缶時に
結晶粒界に沿って亀裂が伝播しやすくなるので、開缶強度を適正な範囲に下げる
ことができる。しかしその含有量が0.05wt%未満ではその効果が不十分で
あり0.5wt%以上ではこの効果が飽和するばかりか、耐食性(耐応力腐食割
れ性)が劣化する。 Mnは0.05wt%以上0.5Wt%未満とする。 Mnは強度向上及び集合組織(カップ耳)の安定化に有効な元素であり、その
含有量が0.05wt%未満では効果が十分ではなく、0.5wt%以上では成
形性、特にリベット成形性を阻害するようになる。 CrとZrは何れか1種又は2種を合計で0.01〜0.3wt%とする。 Cr又/及びZrは耐応力腐食割れ性を向上させる作用があり、その合計含有
量が0.01wt%未満では効果が十分でなく、0.3wt%を越えると成形性
を劣化させる。 なお不純物として含有されるFe、Siは、Fe 0.3wt%以下、Si0
.2wt%以下ならば特に問題はない。また、鋳塊組織の微細化剤として通常添
加されるTi、Bは、それぞれ0.1wt%、0.02wt%以下の範囲で添加
するのが好ましい。 次に本発明合金板の製造方法について説明する。まず上記のような成分を含有
するアルミニウム合金溶湯を常法に従って鋳造する。この鋳造法としては半連続
鋳造法が一般的であるが、省エネルギーや機械的性質の向上等から薄板連続鋳造
を行ってもよい。得られた鋳塊は均熱処理(均質化処理)を行う。この均熱処理
条件は、中間焼鈍時の結晶粒を微細化させるため、均熱温度を450〜580℃
、均熱保持時間を48時間以内とすることが好ましい。 均熱処理後は熱間圧延を行うが、熱間圧延に関しては特に厳密に管理する必要
はなく、常法に従って400〜500℃で熱間圧延を行えばよい。 この熱間圧延後に冷間圧延を行ったり又は行わないこともあるが、冷間圧延を
行った場合には中間焼鈍時の再結晶粒がより微細となり、リベット成形性を改善
することができる。 次に行う中間焼鈍は、ベーキング後の強度をさらに向上させ、しかも最終冷間 圧延以前の平均再結晶粒径30μm以下にするために行い、加熱速度2℃/se
c以上で加熱することが好ましい。このようにすることにより中間焼鈍時の結晶
粒を微細化して最終板の板幅方向の結晶粒の平均幅を30μm以下とすることが
でき、リベット成形性を改善することができる。 ここで加熱速度が2℃/sec未満では中間焼鈍後の平均再結晶粒径が30μ
mを越えリベット成形性の改善は望めない。 また、中間焼鈍温度は480〜580℃にすることがCu、Mgなどの固溶促
進の点で望ましい。焼鈍温度480℃未満では固溶が十分に行われず、また58
0℃を越える温度ではこの効果は飽和してしまう。また保持時間が10分を越え
たとしても固溶効果は飽和してしまうばかりか再結晶粒が粗大化してしまうため
好ましくない。この中間焼鈍時にZnがAl−Mg−Zn系、Mg−Zn系、A
l−Cu−Mg−Zr系の金属間化合物として、再結晶粒界に析出し、前述の様
に開缶性を良好なものとする。冷却速度は2℃/sec以上とすることにより、
冷却過程での粗大析出物成長によるMg、Cu固溶度の低下を防止でき、ベーキ
ング加熱時の強度低下を防ぐことができる。 続く最終冷間圧延は薄肉キャンエンド材として必要な強度を得るため、上記中
間焼鈍を施した後に行い、圧下率は50〜90%とする。圧下率50%未満では
薄肉化に必要な強度が得られず、圧下率が90%を越えると十分な強度は得られ
るもののキャンエンド成形時の耳及び強度異方性が大きくなり、キャンエンド成
形時の絞りしわの発生を招くため製品の外観の劣化及び生産性の低下を生じるこ
ととなり好ましくない。 このようにして得られた本発明合金板は、脱脂等の処理を受けた後、200℃
程度の温度で数分間の塗装、焼付け(ベーキング)した後、キャンエンドとして
成形加工される。このベーキング加熱時において前記Al−Cu系,Al−Cu
−MgZn系の金属間化合物が均一微細に析出し、強度が冷間圧延後よりもさら
に向上する。 なお冷間圧延を終った段階で120〜180℃で10時間程度以下の人工時効
処理を施すことにより、ベーキング後の強度をより一層高めることが可能であり
、特に強度を要する場合にはこの人工時効処理を施すことが望ましい。 (実施例) 実施例1 以下実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。 第1表に示す組成のアルミニウム合金No.1〜10を溶解し、半連続鋳造法
により厚さ500mmの鋳塊とした。これを面削した後、500℃で5時間均質
化処理しこれを厚さ4mmまで熱間圧延し続いて厚さ1.4mmまで冷間圧延し
た。中間焼鈍はNo.1〜10について連続焼鈍炉により加熱速度20℃/se
cで510℃まで昇温し、10秒間保持した後冷却速度20℃/secで冷却し
た(CAL式)。また試料No.1〜4については上記の中間焼鈍条件による処
理を施したものとは別に、下記の条件にて中間焼鈍を施したものを作製した。 すなわち、バッチ炉により加熱速度0.01℃/secで360℃まで昇温し
2時間保持後0.01℃/secで冷却した(バッチ式)。この後、以上の試料
に最終冷間圧延を施し厚さ0.27mmの板に仕上げた。これ等について脱脂後
200℃、10分間のベーキングを施してから引張り試験によりベーキング後の
耐力を測定した。また外径60mmのキャンエンドに成形し耐圧強度、リベット
成形性、開缶強度および耐応力腐食割れ性を評価した。その結果を第2表に示す
。 なお耐圧強度は350ml用キャンボデーにキャンエンドを巻締接合した後、
高圧N2ガスを圧入し、座屈に至ったときの内圧力を測定して評価した。ビール
や炭酸飲料では5〜6kg/cm2の内圧が発生するため、これに耐える耐圧強
度として7kgf/cm2以上が要求されている。 リベット成形性は三段階張出し加工により、外径3mmのリベットを成形した
後、タブを接合し割れ発生率を測定し、10000個成形したときの割れ発生率
で評価した。 また開缶強度は実用上2〜4kgfの開缶強度が望まれておりスコア残厚0.
15mmの台形状スコア(低部幅40μm)加工を施した後、引張り試験機によ
りタブを引き上げ、開缶に要した最大荷重により評価した。 耐応力腐食割れ性は3%クエン酸と0.1%塩化ナトリウムを含有する炭酸水
(内圧5.5kgf/cm2、20℃)を缶に充填し、30日間放置したときの 100個についての耐応力腐食割れ発生率により評価した。 第1表、2表の結果から明らかなように、本発明合金板No.1〜4は従来合
金板No.9、10に比べ素板の強度及び耐圧強度が優れ同等のリベット成形割
れの発生率及び開缶強度を示す。 これに対し、本発明合金板の組成範囲から外れる比較合金No.5〜8では耐
圧強度、リベット成形割れの発生率又は開缶強度の何れか一つ以上が劣ることが
わかる。また本発明合金組成範囲内で加熱及び冷却速度5℃/sec以上の中間
焼鈍すなわち連続焼鈍を施した合金板No.1〜4は加熱及び冷却速度5℃/s
ec未満の中間焼鈍すなわちバッチ式焼鈍を施した比較合金板No.1´〜4´
に比べ素板の強度及び耐圧強度が優れ平均粒径30μm以下の微細な結晶粒を呈
し、リベット成形性が良好である。 実施例2 第1表に示すNo.4合金について中間焼鈍を第3表に示す条件で実施した厚
さ0.27mmの最終冷間圧延板のベーキング後の機械的性質と中間焼鈍後の結
晶粒の平均粒径を第3表に示す。なお到達温度における保持時間は10secと
した。 この第3表の結果から明らかなように、本発明の合金板B、Cは高強度で微細
な結晶粒が得られ、張出し性も良好である。これに対し、本発明合金板の製造条
件から外れる比較合金板A、Dでは強度、結晶粒、張出し性のいずれかが劣るこ
とがわかる。すなわち加熱速度が2℃/sec未満ではベーキング時の効果を生 じず強度が低下する。また結晶粒径が30μm以上となり張出し性が劣る。冷却
性が速度が2℃/sec未満では冷却時に粗大な析出物が成長しMg、Cuの固
溶度が低くなるためベーキング後の強度が低下する。 実施例3 第1表に示すNo.1合金について520×10sec(加熱及び冷却速度1
0℃/sec)の中間焼鈍を施した後、第4表に示す圧下率で最終冷間圧延を施
した0.27mmの冷間圧延板に時効熱処理を施したもの及び施さないもの各々
についてベーキング後の機械的性質、耳率を測定した結果を第4表に示す。 この第4表の結果から明らかなように、最終冷間圧延時の圧下率が50%未満
である比較合金板は、薄肉化するのに十分な強度が得られず、また圧下率が90
%を越える比較合金板Hは、強度は十分であるが耳率が高くなるとともに張出し
性が低下する。これに対し本発明合金E、F、G、Hは高強度で耳率も低く張出
し性も良好である。また第4表から120〜190℃の時効処理を施した合金板
Gは強度、張出し性が改善されることがわかる。 (発明の効果) 本発明によれば、耐応力腐食割れ性に優れ、高強度を有し、厚さ0.3mmを
下回る薄肉の板厚で、ベーキング後に高耐圧強度を示すので、一層の薄肉化の可
能なキャンエンド用合金板を得ることができる。この合金板から製造されたキャ
ンエンドは適正な開缶性を有し、かつ優れた耐圧強度、耐応力腐食割れ性を有す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)Mg 3〜6wt%、Cu 0.05〜0.5wt%、Zn 0.05w
t%以上0.5wt%未満、Mn 0.05wt%以上0.5wt%未満を含有
し、さらに、CrとZrの何れか1種又は2種を合計で0.01〜0.3wt%
含み、残部としてAlと不可避不純物とを有するアルミニウム鋳塊に、均質化処
理、熱間圧延を施し、その後として2℃/sec以上の加熱速度で480℃以上
に加熱し、10分間以内保持した後2℃/sec以上の冷却速度で冷却し、次い
で圧下率50〜90%の冷間圧延を施し、板幅方向での結晶粒の平均幅を30μ
m以下としたことを特徴とするキャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法。 (2)冷間圧延を施した後に120〜180℃の温度で時効処理を行う請求項1
記載のキャンエンド用アルミニウム合金板の製造方法。
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