JP2599152B2 - 豚のパスツレラ症の予防及び治療剤 - Google Patents

豚のパスツレラ症の予防及び治療剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、豚のパスツレラ症の予防及び治療剤並びに
予防及び治療方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は、細菌Pasteurella multoc
idaによる豚の感染症であるパスツレラ症の生薬を用い
る予防及び治療剤並びに予防及び治療方法に関する。
[従来の技術] 豚のパスツレラ症は、豚の細菌性伝染病の1つで、病
原菌はPasteurella multocidaである。発生率、死亡率
ともに高く、養豚業に与える産業的被害も大きいことか
ら、豚の数ある疾病の中でもその防除対策の確立が急が
れる最も重要な疾病の1つである。
本疾病は肺炎を主徴とする。ヘモフィルス肺炎の症状
と似ており、混合感染する場合もある。この菌はもとも
と健康な豚の上部気道粘膜にも存在することがあるが、
動物側に何らかの誘因、例えば軽度の呼吸器感染や長途
の輸送などが加わったときに、病原性を示すようにな
る。また流行性肺炎や萎縮性鼻炎等の他の呼吸器疾患に
対して二次感染する場合もある。
本疾患のうち経過の急性なものでは40〜42℃の発熱が
みられ、発症後数日で死亡するものが多い。
このような重大な伝染病であるにもかかわらず、有効
な対策は殆んどなく、適切な飼育管理を行なうことなど
の対策がとられているが、実際には予防できないことが
多い。
また、これまでに本疾病を予防及び治療するために、
例えば抗生物質やその他の抗菌剤を飼料と共に投与する
方法も行なわれている。しかし、近年特に耐性菌の発生
や動物への抗生物質等の残留性の問題などがあって、抗
生物質などの投与を家畜等の動物に対して行なうことは
適当でないという気運が高まりつつある。従って、抗生
物質などを用いない本症の予防及び治療方法と治療剤の
開発が望まれている。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記の問題点を解決すべく研究した結
果、ある種の生薬に本疾病を抑制する効果がある事を見
出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明の目的は、豚のパスツレラ症の予防及び
治療剤並びに同症の予防及び治療方法を提供することに
ある。
本発明は、ダイオウ、オウレン、オウバク、オウゴ
ン、ゲンノショウコ、カンゾウ、エンメイソウ、チユ、
ホップ、サンシュユ、ゴバイシ、タンジン、コオウレ
ン、アロエ、チョウジ及びウバイからなる群から選択さ
れた1種または2種以上の生薬を含有する豚のパスツレ
ラ症の予防及び治療剤を提供するものである。
本発明は、また原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶
剤と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分を含有する上記の豚のパスツレ
ラ症の予防及び治療剤を提供するものである。
本発明はまた生薬を飼料中に配合してなる豚のパスツ
レラ症の予防及び治療剤を提供するものである。
更に本発明は、ダイオウ、オウレン、オウバク、オウ
ゴン、ゲンノショウコ、カンゾウ、エンメイソウ、チ
ユ、ホップ、サンシュユ、ゴバイシ、タンジン、コオウ
レン、アロエ、チョウジ及びウバイからなる群から選択
された1種または2種以上の生薬の有効量を投与するこ
とからなる豚のパスツレラ症の予防及び治療方法を提供
するものである。
本発明はまた、原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶
剤と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分の形態で投与することからなる
豚のパスツレラ症の予防及び治療方法を提供するもので
ある。
本発明はまた、生薬を飼料中に配合して投与すること
からなる豚のパスツレラ症の予防及び治療方法を提供す
るものである。
ダイオウ(大黄)は、ダイオウ(Rheumpalmatum Linn
またはR.officinale Baillon)及び近縁植物の根茎の
皮部をほとんど除去して縦割したものである。このもの
は成分として、アントラキノン誘導体として、クリソフ
ァノール、エモジン、エモジンモノメチルエーテル等を
含み、ヒトの健胃苦味、緩下、消炎薬として慢性胃腸
病、消化不良、便秘症に用いられている。
オウレン(黄連)は、オウレン(Coptisjaponica Mak
ino)の根茎から細根を焼去ったものである。このもの
は成分としてベルベリン、パルマチン等を含み、ヒトの
健胃苦味、整腸薬として用いられる。
オウバク(黄柏)は、キハダ(Phellodendronamurens
e Ruprecht)またはその他の同属他種植物の樹皮のコル
ク層を除いたものである。このものは成分として、ベル
ベリン、パルマチン等を含み、ヒトの健胃、整腸、収れ
ん及び消炎薬として用いられている。
オウゴン は、コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)の
コルク皮を除いた根である。このものの成分は、オーゴ
ニンとバイカリンであり、ヒトの消炎、解熱薬として用
いられている。
ゲンノショウコは、ゲンノショウコ(Geranium nepal
ense Sweet)の夏期の茎葉である。このものは成分とし
てタンニン、没食子酸、コハク酸等を含み、ヒトの収れ
ん薬として下痢、腹痛の治療に用いられる。
カンゾウ(甘草)は、カンゾウ(Glycyrrhiza glabra
Linne var.glandulifera Regel et Herder)の根及
び根茎をそのまままたはコルク皮を除いたものである。
このものは成分として、グリチルリチン、リキリチン、
ブドウ糖、アスパラギン等を含み、ヒトの緩和、鎮痙
薬、痰薬として用いられている。
エンメイソウ(延命草)は、ヒキオコシ(Isodon jap
onica Hara)またはクロバナヒキオコシ(Isodon trich
ocarpus Kudo)の茎葉である。このものは成分として、
プレクトランチン及びエンメインを含み、ヒトの健胃苦
味薬として消化不良、食欲不振、腹痛等の治療に用いら
れる。
チユ(地楡)は、ワレモコウ(Sanguisorba officina
lis L.)の根部を採り乾燥させたものである。このもの
は成分として、タンニン(17%)、サポニンを含み、ヒ
トの止血収れん薬として、吐血、喀血、月経過多の治療
に用いられる。
ホップは、ホップ(Humulus Lupulus Linn)の成熟
した果穂である。このものは成分として、タンニン、フ
ムロン、ルプロン等を含み、ビールの醸造において、苦
味及び芳香を附けるために必要なものである。
サンシュユ(山茱萸)は、サンシュユ(Cornus offic
inalis Siebold et Zuccarini)の成熟した果実から種
子を抽いたものである。このものは成分として結晶性の
有機酸、没食子酸、リンゴ酸、酒石酸等を含み、ヒトの
滋養、強壮、収れん薬として用いられている。
ゴバイシ(五倍子)は、ヌルデノミミフシアブラムシ
(Melaphis chinensis J.Bell)の刺傷により主として
ヌルデ(Rhus javanica Linn)の葉に生じたゴールで
あって、成分としてタンニン、没食子酸、脂肪、樹脂等
を含む。五倍子チンキ、タンニン酸、没食子酸、ピロガ
ロールの製造原料とされる。
タンジン(丹参)はタンジン(Salvia miltiorrhiza
Bunge)の根である。このものは成分として、タンジノ
ンI,II、クリプトタンジノンを含み、ヒトの強壮、通
経、婦人薬として月経不調、子宮出血、腹痛及び諸瘡に
用いられる。
コオウレン(胡黄連)は、コオウレン(Picrorrhiza
Kurooa Royle ex Benth.)の根茎である。このものは、
成分としてクトキン、D−マンニトール、バニリン酸等
を含み、ヒトの苦味健胃、緩下剤として用いられてい
る。
アロエは、アロエ(Aloe arborescens Mill.var. nat
alensis Bergel.)の粘液を煮つめたものである。この
ものは成分として、バルバロイン、アロエ−エモジン等
を含み、中東やヨーロッパで、非常に古くから苦味健胃
薬または下剤として用いられている。
チョウジ(丁子)は、チョウジ(Eugenia caryophyll
ata Thunb.)の開花直前のつぼみである。このものは成
分として、オイゲノール、アセチルオイゲノール等を含
み、ヒトの消化機能促進、駆虫薬として、また香辛料、
化粧品としても用いられている。
ウバイ(烏梅)は、ウメ(Prunus Mume Siebold et Z
uccarini)の未熟の果実から果皮を剥いで煤煙中に埋め
て乾燥したものである。このものは成分として、コハク
酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸等を含みヒトの清涼性
収れん薬、止瀉、蛔虫駆除、解熱薬等として用いられ
る。
上記したように、本発明で用いる生薬のダイオウ、オ
ウレン、オウバク、オウゴン、ゲンノショウコ、カンゾ
ウ、エンメイソウ、チユ、ホップ、サンシュユ、ゴバイ
シ、タンジン、コオウレン、アロエ、チョウジ及びウバ
イの夫々は、それらを単独でか、または組合わせてヒト
の疾病の予防及び治療のために従来から使用されていた
ものであるが、これらを豚の疾病の予防及び治療の目
的、殊に豚の感染症の予防及び治療の目的で使用する試
みはこれまでになされたことがなかった。
本発明者らは上記した生薬の薬効に着目して種々研究
を行なった結果、豚のパスツレラ症即ち豚が細菌のPast
eurella multocidaに感染することによって発生する疾
病の予防及び治療に上記した生薬の1種または2種以上
を組合わせて投与することがきわめて有効であることを
見出し、本発明を完成したのである。
即ち、下記するように、上記した特定の種類の生薬及
びその抽出物が、インビトロ及びインビボにおいて細菌
Pasteurella multocidaに対し特異的に静菌作用及び殺
菌作用があることが明らかになった。そしてこのPasteu
rella multocidaに対する抑制効果の結果、上記した生
薬を豚に投与した場合にPasteurella multocidaに由来
する豚の疾病であるパスツレラ症を予防及び治癒するこ
とができたのである。
そしてこの豚に特有の疾病に対して上記した特定の生
薬及びその抽出物が有効であることは予想もしえなかっ
たことで、本発明者らによってはじめて明らかにされた
ことである。
これら生薬は原末そのままたは抽出エキス、生薬有効
成分の形態で直接投与したり、またこれらのものを飼料
に添加したりあるいは溶液製剤、分散製剤、半固形製
剤、粉粒体製剤、成型製剤、浸出製剤、注射用製剤等に
製剤化して使用する。
抽出エキスは、例えば、水、有機溶剤または水と有機
溶剤との混合物を使用して溶剤抽出し、それをそのまま
か、濃縮してか、希釈してか、または溶剤を除去して用
いられる。
有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、n−ブタノール、アセトン、酢酸エ
チル、エーテル、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼ
ン、四塩化炭素、石油エーテル等が使用され、特にメタ
ノール、エタノールが望ましい。これらの有機溶剤は1
種または2種以上の混合物として用いることができる。
この溶剤抽出は、生薬をこれらの溶剤に冷浸または温
浸して行なうことができる。冷浸の場合には15〜25℃、
温浸の場合は35〜45℃の温度範囲で行なうことができ
る。抽出時間は、抽出温度によって異なるが、一般的に
は約5日間または可溶性成分が充分に溶けるまでとす
る。
生薬有効成分は、例えば、上記抽出エキスをさらに各
種溶剤を用いて振盪し、この溶剤に移行する画分を採り
出し、その溶剤を留去したものを有効画分、即ち有効成
分として用いることもできる。
この場合に使用される溶剤は、非極性溶剤例えば、低
級脂肪族エーテル類(ジエチルエーテル、エチルメチル
エーテル等);低級ハロゲンアルカン類(クロロホル
ム、ジクロルエタン、ジブロモエタン等);ベンゼン類
(ベンゼン、トルエン、キシレン等);その他の石油系
溶剤(石油エーテル、石油ベンゼン、リグロイン等)等
が例としてあげられる。
また、この有効画分を採り出した残りの水溶液を、水
及びある種の有機溶剤に水を飽和させたものを使用する
ことにより振盪抽出し、水洗し、残分である有機溶剤層
に移行する画分の溶剤を留去したものも、有効画分即ち
有効成分として用いることができる。この有効画分は上
記の有効画分とは、物理化学的性質が異なり、検出され
る成分も異なるものである。
投与量は、生薬の原末重量で換算して0.001mg/体重kg
/日〜100g/体重kg/日の範囲である。
この量は、予防剤として用いる場合と治療剤として用
いる場合では異なり、一般的には後者の方が投与量は多
くなる。
投与方法は、経口投与または非経口投与することがで
き、非経口投与としては筋肉内投与、腹腔内投与、経皮
投与、経鼻投与、静脈内投与等が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば豚のパスツレラ
症の有効な予防及び治療剤並びに有効な予防及び治療方
法が提供される。
本発明の予防及び治療剤は生薬またはそれから得られ
るエキス等を主薬とするため抗生物質等の場合の耐性菌
の発生や副作用の問題が全くなく、安心して投与するこ
とができる。
また、薬剤の残留による人体への影響の心配がないた
め、肉用豚に対するパスツレラ症の予防及び治療のため
の薬物として適当である。
さらに、抗生物質等を用いる場合に比べて、安価に同
疾病を予防及び治療することができる。
以下本発明を試験例及び実施例によりさらに詳しく説
明する。
試験例 1 Pasteurella multocidaの各種生薬に対する感受性を
調べた。
各種生薬を、生薬に対し7倍量の50%エタノール水溶
液中に加え、16時間抽出してアルコール抽出物とした。
また前記50%エタノール水溶液に代えて7〜15倍量の
水を使用し、これを100℃の温浴下で1時間抽出したも
のを水抽出物とした。
抽出物を直径8mmのディスクに25μlずつしみ込ませ
乾燥させた。このディスクをPasteurella multocidaの
菌株を塗った血液寒天培地に置き37℃で18時間培養した
後阻止円の直径を測定した。
次にその試験結果を示せば表1及び表2のとおりであ
る。
表 2 生薬名 水抽出物による阻止円(mm) ダイオウ 17 オウレン 21 オウバク 11 エンメイソウ 11 ゴバイシ 13 アロエ 11 実施例 1 基礎飼料 とうもろこし 250重量部 マイロ 492 〃 ふすま 35 〃 脱脂米糠 35 〃 大豆粕 85 〃 なたね粕 40 〃 綿実粕 10 〃 魚粉(60%) 5 〃 肉骨粉 10 〃 糖 密 20 〃 炭酸カルシウム 11 〃 食塩 3 〃 プレミックス 4 〃 前記基礎飼料にオウレン粉末を重量比で2%添加し供
試飼料とした。この供試飼料を60日令の健康豚80頭に自
由給餌させ180日令まで飼育した。なお対照区は前記供
試飼料の代りに基礎飼料を与えた。
前記飼育期間中野外感染でのパスツレラによる肺炎症
状を呈した頭数及び肺炎により死亡した頭数を観察し
た。
その結果試験区ではパスツレラによる肺炎症状を呈し
た豚は1頭(0頭)/80頭であったのに対し、対照区に
あっては20頭(18頭)/80頭であった。なお前記( )
内の数値はパスツレラによる肺炎で死亡した頭数を示
す。
実施例 2〜16 実施例2〜16においてオウレンの代りに下記表に示す
生薬を用いた以外は実施例1と同様に行なった。
次にその試験結果を示せば下表のとおりである。
なお上記表中( )内の数値はパスツレラによる肺炎
で死亡した頭数を示す。
参考例 ダイオウ、オウレン、オウバク、オウゴン、ゲンノシ
ョウコ、カンゾウ、エンメイソウ、チユ、ホップ、ギュ
ウタン、サンシュユ、ゴバイシ、タンジン、コオウレ
ン、アロエ、チョウジ及びウバイの各々の粉末を1kgと
り、これをそれぞれ10の水に入れ100℃で1時間抽出
した。各々の水抽出物を1000倍に希釈し、試験抽出エキ
スとした。試験区、対照区とも、各区夫々60日令の豚を
30頭ずつ使用し、対照区には水を、試験区は試験抽出エ
キスを水の代りに給与した。飼料は対照区試験区とも
に、実施例1で使用したものと同じ基礎飼料を用いた。
このようにして180日令になるまで飼育し、その期間中
の野外感染のパスツレラによる肺炎を呈した頭数及び死
亡した頭数を観察した。その結果すべての試験区で対照
区よりパスツレラによる野外感染により肺炎を呈した頭
数及び死亡した頭数が少かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 A61K 35/78 Q J H V (56)参考文献 特開 昭61−210038(JP,A) 特開 昭62−12720(JP,A) 特開 昭62−59214(JP,A) 特開 昭48−58115(JP,A) 特開 昭51−61612(JP,A) 特開 昭57−26549(JP,A) 特開 昭57−132847(JP,A) 赤松金芳著,「新訂和漢薬」、医歯薬 出版株式会社、昭和55年10月15日、第1 版第5刷発行、第493,454,301,110, 314,327,97,386,510,784,178, 268,109,90,209,369頁参照

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオウ、オウレン、オウバク、オウゴ
    ン、ゲンノショウコ、カンゾウ、エンメイソウ、チユ、
    ホップ、サンシュユ、ゴバイシ、タンジン、コオウレ
    ン、アロエ、チョウジ及びウバイからなる群から選択さ
    れた1種または2種以上の生薬を含有する豚のパスツレ
    ラ症の予防及び治療剤。
  2. 【請求項2】生薬が原末の形態である特許請求の範囲第
    1項に記載の予防及び治療剤。
  3. 【請求項3】生薬が有機溶剤、水と有機溶剤との混合物
    または水で抽出した生薬エキス及び/またはそれから得
    られた生薬有効成分である特許請求の範囲第1項に記載
    の予防及び治療剤。
  4. 【請求項4】生薬が飼料中に配合されてなる特許請求の
    範囲第1項に記載の予防及び治療剤。
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KR101008463B1 (ko) * 2007-12-28 2011-01-14 원광대학교산학협력단 항균 및 항바이러스 활성을 갖는 오배자 추출물 또는이로부터 분리된 화합물을 유효성분으로 함유하는 수의학적조성물
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