JP2598727Y2 - ステータ構造体 - Google Patents
ステータ構造体Info
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- JP2598727Y2 JP2598727Y2 JP1992025818U JP2581892U JP2598727Y2 JP 2598727 Y2 JP2598727 Y2 JP 2598727Y2 JP 1992025818 U JP1992025818 U JP 1992025818U JP 2581892 U JP2581892 U JP 2581892U JP 2598727 Y2 JP2598727 Y2 JP 2598727Y2
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- stator
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はAC又はDCモータのス
テータ構造体に関する。
テータ構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、AC又はDCモータのステータコ
イルの線端部は、外部電源等への接続用リード線に、温
度ヒューズやバイメタルと共にハンダ付けにより結線さ
れ、このリード線や温度ヒューズ等は、ステータコアの
一端面から突出したステータコイルの突出部の表面に、
糸しばりによって保持されていた。
イルの線端部は、外部電源等への接続用リード線に、温
度ヒューズやバイメタルと共にハンダ付けにより結線さ
れ、このリード線や温度ヒューズ等は、ステータコアの
一端面から突出したステータコイルの突出部の表面に、
糸しばりによって保持されていた。
【0003】あるいは、ステータコアにコネクタブロッ
ク体を取付け、このコネクタブロック体の複数のコイル
端結線端子にステータコイルの線端部を、一本づつハン
ダ付けして結線を行なっていた。
ク体を取付け、このコネクタブロック体の複数のコイル
端結線端子にステータコイルの線端部を、一本づつハン
ダ付けして結線を行なっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、リード線等の
上記糸しばり及び上記ハンダ付けは全て手作業のため、
非常に面倒で時間がかかり作業性が悪かった。
上記糸しばり及び上記ハンダ付けは全て手作業のため、
非常に面倒で時間がかかり作業性が悪かった。
【0005】また、ステータコアに上記コネクタブロッ
ク体を取付けるには、ステータコアの形状に、コネクタ
ブロック体の取付部分の形状を合致させねばならず、ス
テータコアの形状が変わるごとに、上記コネクタブロッ
ク体を新たに製作する必要があり無駄が多かった。
ク体を取付けるには、ステータコアの形状に、コネクタ
ブロック体の取付部分の形状を合致させねばならず、ス
テータコアの形状が変わるごとに、上記コネクタブロッ
ク体を新たに製作する必要があり無駄が多かった。
【0006】そこで、本考案は従来のこのような問題点
を解決するステータ構造体を提供することを目的とす
る。
を解決するステータ構造体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、ケーシング本体と、該ケーシング本体の
外周壁内面に固着されたステータコアと、該ステータコ
アに巻設されると共に上記ステータコアの両端面から突
出した上下一対の円環状突出部と一対の該突出部の間の
複数の巻線束部を有するステータコイルと、上記ステー
タコアの一端面側の上記ステータコイルの突出部に径外
方外面側から挾持状に取付けられるプラスチック製コネ
クタブロック体と、を備え、該コネクタブロック体が、
ステータコイルの上記外面に当接する堅支持片部と、該
堅支持片部の上部に、先端部を径内方へ向けて突設され
た弾性変形可能な折曲板片と、堅支持片部の下部の両端
縁部から先端部を径内方へ向けて突設された一対の差込
脚片と、堅支持片部に径外方へ突設されると共に複数の
コイル端結線端子及びコネクタ接続端子を有する接続突
片部と、を備え、上記ステータコアの一端面と上記ステ
ータコイルの突出部及び巻線束部とで形成される隙間部
に上記差込脚片を差し込み、該差込脚片の内側辺部また
は外側辺部を上記巻線束部に当接させると共に、上記堅
支持片部と差込脚片の当接平面をステータコアの一端面
に当接させ、かつ、上記折曲板片をステータコイルの突
出部に付勢当接させることにより、上記コネクタブロッ
ク体を上記ステータコアに取付けるように構成し、さら
に、上記ケーシング本体の一部に接続用孔を設けてコネ
クタブロック体の上記コネクタ接続端子を該接続用孔か
ら径外方へ外部突出状としたものである。
成するために、ケーシング本体と、該ケーシング本体の
外周壁内面に固着されたステータコアと、該ステータコ
アに巻設されると共に上記ステータコアの両端面から突
出した上下一対の円環状突出部と一対の該突出部の間の
複数の巻線束部を有するステータコイルと、上記ステー
タコアの一端面側の上記ステータコイルの突出部に径外
方外面側から挾持状に取付けられるプラスチック製コネ
クタブロック体と、を備え、該コネクタブロック体が、
ステータコイルの上記外面に当接する堅支持片部と、該
堅支持片部の上部に、先端部を径内方へ向けて突設され
た弾性変形可能な折曲板片と、堅支持片部の下部の両端
縁部から先端部を径内方へ向けて突設された一対の差込
脚片と、堅支持片部に径外方へ突設されると共に複数の
コイル端結線端子及びコネクタ接続端子を有する接続突
片部と、を備え、上記ステータコアの一端面と上記ステ
ータコイルの突出部及び巻線束部とで形成される隙間部
に上記差込脚片を差し込み、該差込脚片の内側辺部また
は外側辺部を上記巻線束部に当接させると共に、上記堅
支持片部と差込脚片の当接平面をステータコアの一端面
に当接させ、かつ、上記折曲板片をステータコイルの突
出部に付勢当接させることにより、上記コネクタブロッ
ク体を上記ステータコアに取付けるように構成し、さら
に、上記ケーシング本体の一部に接続用孔を設けてコネ
クタブロック体の上記コネクタ接続端子を該接続用孔か
ら径外方へ外部突出状としたものである。
【0008】
【作用】上述の如く構成されたステータ構造体によれ
ば、コネクタブロック体をステータコイルの突出部に迅
速に取付けでき、同時に、温度ヒューズ等をコネクタブ
ロック体に保持できるので作業性が良い。
ば、コネクタブロック体をステータコイルの突出部に迅
速に取付けでき、同時に、温度ヒューズ等をコネクタブ
ロック体に保持できるので作業性が良い。
【0009】ステータコアに対するコネクタブロック体
の周方向及び軸方向の位置決めが正確に出来るので、ロ
ボット等を用いることによりハンダ付けの自動化が可能
である。
の周方向及び軸方向の位置決めが正確に出来るので、ロ
ボット等を用いることによりハンダ付けの自動化が可能
である。
【0010】また、コネクタブロック体をステータコイ
ルの突出部に取付けてあるので、ステータコアの形状が
変わっても、コネクタブロック体を共用できる。
ルの突出部に取付けてあるので、ステータコアの形状が
変わっても、コネクタブロック体を共用できる。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
説する。
【0012】図1は本考案に係るステータ構造体を備え
たインナーロータタイプのACモータを例示しており、
このステータ構造体は、ケーシング本体3と、ケーシン
グ本体3に設けられたステータコア1と、ステータコア
1に巻設されたステータコイル2と、ステータコイル2
に取付けられるコネクタブロック体10と、結束部材22
と、を備えている。
たインナーロータタイプのACモータを例示しており、
このステータ構造体は、ケーシング本体3と、ケーシン
グ本体3に設けられたステータコア1と、ステータコア
1に巻設されたステータコイル2と、ステータコイル2
に取付けられるコネクタブロック体10と、結束部材22
と、を備えている。
【0013】有底円筒状のケーシング本体3は、その外
周壁内面にステータコア1が固着され、又、ケーシング
本体3の開口部近傍の外周壁には接続用孔4が形成され
る。
周壁内面にステータコア1が固着され、又、ケーシング
本体3の開口部近傍の外周壁には接続用孔4が形成され
る。
【0014】5はケーシング本体3の開口部に取付けら
れた蓋体で、一対の軸受6,6を介して、蓋体5及びケ
ーシング本体3にシャフト7が回転自在に枢着される。
れた蓋体で、一対の軸受6,6を介して、蓋体5及びケ
ーシング本体3にシャフト7が回転自在に枢着される。
【0015】8は回転子で、例えば、積層鉄心とアルミ
ダイカストにより一体成型し、この積層鉄心の軸孔に、
シャフト7を圧入嵌合又は挿入固着したかご型ロータと
なっている。また、回転子8の外周面は、ステータコア
1の内周面と近接状態となっている。
ダイカストにより一体成型し、この積層鉄心の軸孔に、
シャフト7を圧入嵌合又は挿入固着したかご型ロータと
なっている。また、回転子8の外周面は、ステータコア
1の内周面と近接状態となっている。
【0016】ステータコイル2は、ステータコア1の両
端面から突出した一対の円環状突出部F,Fと、一対の
突出部F,Fの間の複数の巻線束部30…と、を有してい
る。そして、ステータコア1の(図1の上側の)一端面
9から突出したステータコイル2の円環状の突出部F
に、径外方外面側から挾持状にコネクタブロック体10が
取付けされ、ステータコイル2から引き出された複数本
の線端部11…がコネクタブロック体10に接続される。な
お、コネクタブロック体10は、例えば、ポリブチレンテ
レフタレート等の絶縁プラスチック製である。
端面から突出した一対の円環状突出部F,Fと、一対の
突出部F,Fの間の複数の巻線束部30…と、を有してい
る。そして、ステータコア1の(図1の上側の)一端面
9から突出したステータコイル2の円環状の突出部F
に、径外方外面側から挾持状にコネクタブロック体10が
取付けされ、ステータコイル2から引き出された複数本
の線端部11…がコネクタブロック体10に接続される。な
お、コネクタブロック体10は、例えば、ポリブチレンテ
レフタレート等の絶縁プラスチック製である。
【0017】図1〜図4に示すように、コネクタブロッ
ク体10は、(図2に示す)矩形状の切欠部12を有する竪
支持片部13と、複数のコイル端結線端子14…及びコネク
タ接続端子15…を備えた接続突片部16と、L形となった
3つの折曲板片17…と、先鋭状となった一対の差込脚片
18,18と、を一体に有している。
ク体10は、(図2に示す)矩形状の切欠部12を有する竪
支持片部13と、複数のコイル端結線端子14…及びコネク
タ接続端子15…を備えた接続突片部16と、L形となった
3つの折曲板片17…と、先鋭状となった一対の差込脚片
18,18と、を一体に有している。
【0018】差込脚片18は、竪支持片部13の(図1の当
接平面28側の)両端縁部から径内方へ直角に一対形成さ
れ、竪支持片部13の他端部13aに突設された接続突片部
16と180 °反対方向に突出する。
接平面28側の)両端縁部から径内方へ直角に一対形成さ
れ、竪支持片部13の他端部13aに突設された接続突片部
16と180 °反対方向に突出する。
【0019】両差込脚片18,18の内側辺部19,19は、所
定間隔Lをもって平行に形成され、両差込脚片18,18の
外側辺部20,20はテーパー状に形成される。
定間隔Lをもって平行に形成され、両差込脚片18,18の
外側辺部20,20はテーパー状に形成される。
【0020】また、差込脚片18,18を、ステータコイル
2の巻線束部30…間の隙間部34,34に差し込んだ場合
に、両内側辺部19,19又は両外側辺部20,20が、ステー
タコイル2の巻線束部30,30外面に当接可能なように、
両内側辺部19,19及び両外側辺部20,20は形成される。
2の巻線束部30…間の隙間部34,34に差し込んだ場合
に、両内側辺部19,19又は両外側辺部20,20が、ステー
タコイル2の巻線束部30,30外面に当接可能なように、
両内側辺部19,19及び両外側辺部20,20は形成される。
【0021】次に、薄肉で弾性を有する折曲板片17は、
竪支持片部13の他端部13aに形成され、各折曲板片17…
は所定の相互間隔にて平行に並設される。
竪支持片部13の他端部13aに形成され、各折曲板片17…
は所定の相互間隔にて平行に並設される。
【0022】折曲板片17の梁部21は、差込脚片18と同一
方向に径内方へ突出し、差込脚片18と略平行となってい
る。また、中央の折曲板片17の梁部21先端には、結束部
材22のずれ止め用凹部23が形成される。
方向に径内方へ突出し、差込脚片18と略平行となってい
る。また、中央の折曲板片17の梁部21先端には、結束部
材22のずれ止め用凹部23が形成される。
【0023】竪支持片部13の背面24には、突出部Fの外
面形状(あるいは内面形状)に略一致するアール部25が
形成され、竪支持片部13のアール部25をステータコイル
2の外面に当接させるようにしている。
面形状(あるいは内面形状)に略一致するアール部25が
形成され、竪支持片部13のアール部25をステータコイル
2の外面に当接させるようにしている。
【0024】竪支持片部13に径外方へ突設された接続突
片部16は、仕切壁26…により区画された複数の区画部27
…を有しており、各区画部27の先端面には、帯板状導体
であるコネクタ接続端子15が突設され、各区画部27の凹
溝部には、細板状導体であるコイル端結線端子14が、竪
支持片部13の背面24から所定間隔をもって立設される。
片部16は、仕切壁26…により区画された複数の区画部27
…を有しており、各区画部27の先端面には、帯板状導体
であるコネクタ接続端子15が突設され、各区画部27の凹
溝部には、細板状導体であるコイル端結線端子14が、竪
支持片部13の背面24から所定間隔をもって立設される。
【0025】各区画部27のコイル端結線端子14及びコネ
クタ接続端子15は、区画部27内部で導通可能に連結接続
されると共に、両端子14,15の連結接続部は区画部27内
部に埋設固定される。
クタ接続端子15は、区画部27内部で導通可能に連結接続
されると共に、両端子14,15の連結接続部は区画部27内
部に埋設固定される。
【0026】コイル端結線端子14…は、(図4に示す如
く)所定ピッチP1,P2,P3───例えば等ピッチ───
で、かつ、(図2に示す如く竪支持片部13及び差込脚片
18,18の当接平面28から、コイル端結線端子14の頂点ま
での)所定高さHで並設される。
く)所定ピッチP1,P2,P3───例えば等ピッチ───
で、かつ、(図2に示す如く竪支持片部13及び差込脚片
18,18の当接平面28から、コイル端結線端子14の頂点ま
での)所定高さHで並設される。
【0027】このコネクタブロック体10を、図例の如
く、ステータコイル2の一方の突出部Fの外面に取付け
て、コネクタ接続端子15…を径外方に突出状とするには
次のようにする。
く、ステータコイル2の一方の突出部Fの外面に取付け
て、コネクタ接続端子15…を径外方に突出状とするには
次のようにする。
【0028】ステータコイル2の巻線束部30…,ステー
タコア1の一端面9及び突出部Fとで形成される隙間部
34,34に、コネクタブロック体10の差込脚片18,18を、
突出部Fの外面側より差し込んで、竪支持片部13及び差
込脚片18,18の当接平面28をステータコア1の一端面9
に当接させると共に、突出部Fの外面に竪支持片部13の
背面24乃至アール部25を当接させる。
タコア1の一端面9及び突出部Fとで形成される隙間部
34,34に、コネクタブロック体10の差込脚片18,18を、
突出部Fの外面側より差し込んで、竪支持片部13及び差
込脚片18,18の当接平面28をステータコア1の一端面9
に当接させると共に、突出部Fの外面に竪支持片部13の
背面24乃至アール部25を当接させる。
【0029】すると、差込脚片18,18の内側辺部19,19
が、ステータコイル2の巻線束部30,30を挟むようにし
て、巻線束部30,30外面に当接し、ステータコア1に対
するコネクタブロック体10(即ちコイル端結線端子14
…)の周方向及び軸方向の正確な位置決めが同時に行わ
れる。
が、ステータコイル2の巻線束部30,30を挟むようにし
て、巻線束部30,30外面に当接し、ステータコア1に対
するコネクタブロック体10(即ちコイル端結線端子14
…)の周方向及び軸方向の正確な位置決めが同時に行わ
れる。
【0030】つまり、両内側辺部19,19と背面24乃至ア
ール部25によって、ステータコア1に対するコイル端結
線端子14…の周方向の位置決めがされ、竪支持片部13及
び差込脚片18,18の当接平面28によって、ステータコア
1に対するコイル端結線端子14…の軸方向の位置決めが
される。
ール部25によって、ステータコア1に対するコイル端結
線端子14…の周方向の位置決めがされ、竪支持片部13及
び差込脚片18,18の当接平面28によって、ステータコア
1に対するコイル端結線端子14…の軸方向の位置決めが
される。
【0031】そして、接続突片部16の中央側の区画部2
7,27間の(図3に示す)凹所29と、(図2に示す)切
欠部12と、突出部Fとステータコア1の一端面9との間
と、中央の折曲板片17の凹部23とに、ポリアミド等のプ
ラスチック製バンド等の結束部材22を通し、コネクタブ
ロック体10と突出部Fを結束して止着する。
7,27間の(図3に示す)凹所29と、(図2に示す)切
欠部12と、突出部Fとステータコア1の一端面9との間
と、中央の折曲板片17の凹部23とに、ポリアミド等のプ
ラスチック製バンド等の結束部材22を通し、コネクタブ
ロック体10と突出部Fを結束して止着する。
【0032】このとき、折曲板片17は、突出部Fの(図
2に示す)束径寸法Dの大きさに応じて弾性変形可能と
なっているので、各種のモータの突出部Fに、コネクタ
ブロック体10を確実に止着することができる。また、ケ
ーシング本体3の一部に設けた接続用孔4からコネクタ
ブロック体10のコネクタ接続端子5…が径外方へ外部突
出状とされる。
2に示す)束径寸法Dの大きさに応じて弾性変形可能と
なっているので、各種のモータの突出部Fに、コネクタ
ブロック体10を確実に止着することができる。また、ケ
ーシング本体3の一部に設けた接続用孔4からコネクタ
ブロック体10のコネクタ接続端子5…が径外方へ外部突
出状とされる。
【0033】また、コネクタブロック体10を突出部Fに
結束部材22にて止着する際同時に、コネクタブロック体
10の一部───図例では接続突片部16と竪支持片部13と
で形成される隅部───に、過負荷防止用の温度ヒュー
ズ31(あるいはバイメタル等)を簡単かつ迅速に取付け
できる。
結束部材22にて止着する際同時に、コネクタブロック体
10の一部───図例では接続突片部16と竪支持片部13と
で形成される隅部───に、過負荷防止用の温度ヒュー
ズ31(あるいはバイメタル等)を簡単かつ迅速に取付け
できる。
【0034】この温度ヒューズ31の両端から伸びる接続
線は、接続突片部16の両端のコイル端結線端子14,14に
巻付けておき、ステータコイル2の線端部11…と共に後
述の如くハンダ付けする。
線は、接続突片部16の両端のコイル端結線端子14,14に
巻付けておき、ステータコイル2の線端部11…と共に後
述の如くハンダ付けする。
【0035】なお、モータの種類によってステータコア
1の形状が変化しても、ステータコイル2の突出部Fの
形状はそれほど変わらないので、コネクタブロック体10
を各種のモータに共用できる。
1の形状が変化しても、ステータコイル2の突出部Fの
形状はそれほど変わらないので、コネクタブロック体10
を各種のモータに共用できる。
【0036】このようにして、コネクタブロック体10を
ステータコイル2の突出部Fに取付けた後、ステータコ
イル2の線端部11…を、コイル端結線端子14…にからげ
てハンダ付けし、ケーシング本体3の接続用孔4より、
リード線32を接続したコネクタ33と接続する。
ステータコイル2の突出部Fに取付けた後、ステータコ
イル2の線端部11…を、コイル端結線端子14…にからげ
てハンダ付けし、ケーシング本体3の接続用孔4より、
リード線32を接続したコネクタ33と接続する。
【0037】そして、上述の如くコネクタブロック体10
の位置決めによって、ステータコア1に対するコイル端
結線端子14…の周方向及び軸方向の位置が一定となるの
で、手作業にて、コイル端結線端子14…に線端部11…を
巻付けたあとは、ロボット等を用いることにより、自動
的に、線端部11…を一本づつ又は複数本同時にコイル端
結線端子14…にハンダ付けすることができる。
の位置決めによって、ステータコア1に対するコイル端
結線端子14…の周方向及び軸方向の位置が一定となるの
で、手作業にて、コイル端結線端子14…に線端部11…を
巻付けたあとは、ロボット等を用いることにより、自動
的に、線端部11…を一本づつ又は複数本同時にコイル端
結線端子14…にハンダ付けすることができる。
【0038】図例ではインナーロータタイプのACモー
タを例示したが、本考案はアウターロータタイプのAC
モータ、インナーロータタイプのDCモータ及びアウタ
ーロータタイプのDCモータにも適用可能である。
タを例示したが、本考案はアウターロータタイプのAC
モータ、インナーロータタイプのDCモータ及びアウタ
ーロータタイプのDCモータにも適用可能である。
【0039】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、コネクタブロック体10の突出部Fへの取付
け位置や向きの変更は自由である。
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、コネクタブロック体10の突出部Fへの取付
け位置や向きの変更は自由である。
【0040】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0041】ステータコア1に対するコネクタブロック
体10のコイル端結線端子14…の周方向及び軸方向の位置
決めが正確に出来るので、ロボット等を用いることによ
りコイル端結線端子14…とステータコイル2の線端部11
…とのハンダ付けの自動化が可能となり、省力化が図れ
る。
体10のコイル端結線端子14…の周方向及び軸方向の位置
決めが正確に出来るので、ロボット等を用いることによ
りコイル端結線端子14…とステータコイル2の線端部11
…とのハンダ付けの自動化が可能となり、省力化が図れ
る。
【0042】また、ステータコイル2の外面側からコネ
クタブロック体10を取付けるので、軸方向寸法を小さく
してモータを作製することができる。また、従来の手作
業によるリード線や温度ヒューズ等の糸しばりが不要と
なり、温度ヒューズやバイメタル等を簡単かつ迅速に取
付けでき作業性が良い。
クタブロック体10を取付けるので、軸方向寸法を小さく
してモータを作製することができる。また、従来の手作
業によるリード線や温度ヒューズ等の糸しばりが不要と
なり、温度ヒューズやバイメタル等を簡単かつ迅速に取
付けでき作業性が良い。
【0043】また、モータの種類(ステータコア1の形
状)が変わっても、コネクタブロック体10を共用できる
ので、モータの種類毎にコネクタブロック体を新たに製
作する必要がなく、コストダウンを図ることが出来る。
状)が変わっても、コネクタブロック体10を共用できる
ので、モータの種類毎にコネクタブロック体を新たに製
作する必要がなく、コストダウンを図ることが出来る。
【図1】本考案の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】要部拡大正面図である。
【図3】要部拡大平面図である。
【図4】コネクタブロック体の斜視図である。
1 ステータコア 2 ステータコイル3 ケーシング本体 4 接続用孔 9 一端面 10 コネクタブロック体 11 線端部13 堅支持片部 14 コイル端結線端子 15 コネクタ接続端子 16 接続突片部 17 折曲板片 18 差込脚片 28 当接平面 30 巻線束部 34 隙間部 F 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシング本体3と、該ケーシング本体
3の外周壁内面に固着されたステータコア1と、該ステ
ータコア1に巻設されると共に上記ステータコア1の両
端面から突出した上下一対の円環状突出部F,Fと一対
の該突出部F,Fの間の複数の巻線束部30…を有するス
テータコイル2と、上記ステータコア1の一端面9側の
上記ステータコイル2の突出部Fに径外方外面側から挾
持状に取付けられるプラスチック製コネクタブロック体
10と、を備え、該コネクタブロック体10が、ステータコ
イル2の上記外面に当接する堅支持片部13と、該堅支持
片部13の上部に、先端部を径内方へ向けて突設された弾
性変形可能な折曲板片17…と、堅支持片部13の下部の両
端縁部から先端部を径内方へ向けて突設された一対の差
込脚片18,18と、堅支持片部13に径外方へ突設されると
共に複数のコイル端結線端子14…及びコネクタ接続端子
15…を有する接続突片部16と、を備え、上記ステータコ
ア1の一端面9と上記ステータコイル2の突出部F及び
巻線束部30…とで形成される隙間部34,34に上記差込脚
片18,18を差し込み、該差込脚片18,18の内側辺部19ま
たは外側辺部20を上記巻線束部30…に当接させると共
に、上記堅支持片部13と差込脚片18,18の当接平面28を
ステータコア1の一端面9に当接させ、かつ、上記折曲
板片17…をステータコイル2の突出部Fに付勢当接させ
ることにより、上記コネクタブロック体10を上記ステー
タコア1に取付けるように構成し、さらに、上記ケーシ
ング本体3の一部に接続用孔4を設けてコネクタブロッ
ク体10の上記コネクタ接続端子15…を該接続用孔4から
径外方へ外部突出状としたことを特徴とするステータ構
造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025818U JP2598727Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ステータ構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025818U JP2598727Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ステータ構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580153U JPH0580153U (ja) | 1993-10-29 |
JP2598727Y2 true JP2598727Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12176450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992025818U Expired - Fee Related JP2598727Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ステータ構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598727Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3622416B2 (ja) * | 1997-04-09 | 2005-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | ホイールモータおよびこれを搭載した車輌 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61446U (ja) * | 1984-06-05 | 1986-01-06 | 澤藤電機株式会社 | 回転電機用ステータ |
JPH0491648A (ja) * | 1990-08-06 | 1992-03-25 | Kusatsu Denki Kk | 電動機の固定子 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP1992025818U patent/JP2598727Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580153U (ja) | 1993-10-29 |
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