JP2598699Y2 - ターレット駆動装置 - Google Patents

ターレット駆動装置

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JP2598699Y2
JP2598699Y2 JP1991008664U JP866491U JP2598699Y2 JP 2598699 Y2 JP2598699 Y2 JP 2598699Y2 JP 1991008664 U JP1991008664 U JP 1991008664U JP 866491 U JP866491 U JP 866491U JP 2598699 Y2 JP2598699 Y2 JP 2598699Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はターレット駆動装置、特
に光学系のフィルタを複数個設けたターレットの回転方
向を制御するための回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ターレット駆動装置は、透過度を切り換
えるNDフィルタあるいは色温度を切り換えるフィルタ
を複数枚保持したターレットフィルタ等の回転駆動装置
として用いられ、例えば図7のような位置サーボ機構に
より駆動する構成となっている。図7において、回転の
目標値を入力する減算器1には直流増幅器2及び駆動モ
ータ3が接続され、この直流増幅器2にて得られた電力
により駆動モータ3を回転駆動させる。この駆動モータ
3には、減速器4を介して負荷5として上記ターレット
フィルタ等が接続され、減速器4にて減速した所定の速
度で負荷5を回転させる。
【0003】上記負荷5にはポテンショメータ6が取り
付けられ、このポテンショメータ6にて負荷5の位置、
すなわちターレットの現在の回転位置を検出しており、
この検出値を上記減算器1へ帰還する。従って、減算器
1はポテンショメータ6により得られた現在の位置と目
標位置との差(電圧差)を出力して、この電圧差が縮ま
る方向に制御することにより、ターレットは指定した位
置まで回転駆動される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ターレット駆動装置では、図8(a)に示されるよう
に、ポテンショメータ6において不感帯100が存在す
るために電気的な有効角βが制限されてしまうという問
題があった。すなわち、図8(b)に示されるように、
ポテンショメータ6はその回転位置(角度)を例えば0
V〜+AVで示しているとすると、+AVから0Vの間
が不連続であり、電気的に不感帯となる。従って、例え
ば図8(c)に示されるように、フィルタレンズ1〜5
を有するターレット7においてフィルタレンズ1と5の
間に不感帯100が存在する場合、方向200のよう
に、連続的に1→2…4→5又はその逆へ回転制御する
ことはできても、方向201のように、不感帯100を
またいで1→5又はその逆の制御ができず、最短距離で
ターレット7を目標位置まで駆動することができなかっ
た。従って、ロスタイムが多くなり有効かつ迅速な回転
制御ができないという問題があった。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、不感帯を有するポテンショメータ
を用いた場合でも、最短距離で目標位置へターレットを
回転させ、有効かつ迅速な回転制御が可能となるターレ
ット駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ターレットの現在の回転位置を連続的な
電気量として検出出力し、この電気量の最大値と最小値
との間に不感帯を有するポテンショメータと、上記ター
レットの目標の回転位置を電気量で設定する目標値設定
回路と、この目標値設定回路の出力と上記ポテンショメ
ータの出力の電気量差をとり、この電気量差の正負極性
で決定される回転方向で、かつこの差が0となるように
ターレットを駆動する駆動手段とを備えたターレット駆
動装置であって、上記不感帯を有するポテンショメータ
の出力と上記目標値設定回路の出力の電気量差の値か
ら、目標位置への上記ターレットの回転が180度以上
の回転であるか否かを判定し、180度以上の回転であ
るとき不感帯を超える回転方向を指令する不感帯通過指
令信号を出力する回転方向検出回路と、上記電気量差の
正負極性から所定の回転方向を設定すると共に、上記回
転方向検出回路から不感帯通過指令信号が出力されたと
き、上記極性を反転させることにより当該ターレットの
回転方向を不感帯を超える方向に切り換え、この不感帯
を超えた後、上記の電気量差の極性による通常の回転方
向に戻す回転方向設定/切換え回路と、を設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、上記回転方向検出回路で
は現在の位置から目標の位置へ回転させる際の最短距離
が不感帯を超える場合、すなわち通常の制御で現在の位
置検出値と目標値の差が180度以上となる場合は、不
感帯を超える回転方向が検出され、その回転方向の制御
信号が切換え回路に供給されることになる。そうする
と、上記切換え回路は通常とは逆の方向へ回転させるよ
うに制御するので、ターレットは不感帯領域を超えて強
制的に回転させられ、不感帯領域を超えた後は通常な制
御に戻されることになり、ターレットは最短距離で目標
位置まで回転駆動される。
【0008】
【実施例】図1には、第1実施例に係るターレット駆動
装置の回路構成が示されており、図において、目標位置
設定回路10には0(又は−Vcc)から+Vccの間で分
圧するための抵抗体11、端子12から入力されるコマ
ンドによって所定の電圧を設定するためのアナログスイ
ッチ13、バッファ14が設けられている。従って、端
子12から例えば目標位置のコマンド(例えば3ビッ
ト)が入力されると、このコマンドによって所定の電圧
がバッファ14を介して出力される。また、位置検出器
としてのポテンショメータ20は可変抵抗21、バッフ
ァ22を有し、検出された現在の位置を0V〜+AVの
所定電圧で出力する。
【0009】上記目標位置設定回路10及びポテンショ
メータ20には、これらの出力の差を演算する減算器3
0が設けられ、この減算器30には回転方向を強制的に
切り換える切換え回路31、パワーアンプ32を介して
ターレット駆動用の駆動モータ33が接続される。従っ
て、上記減算器30により目標位置の電圧と現在位置の
電圧との差が演算され、この電圧差が0となるように駆
動モータ33を制御することによってターレットを目標
位置に設定することができる。
【0010】また、実施例では上記目標位置設定回路1
0及びポテンショメータ20の出力を入力するように回
転方向検出回路40を接続し、この回転方向検出回路4
0には減算器41と、入力信号が(1/2)Vccよりも
大きいか否かを検出する2個のコンパレータ42,43
を設けている。上記減算器41は、現在位置の信号と目
標位置の信号との差を演算し、その差が(1/2)Vcc
よりも大きい場合には、コンパレータ42の出力Aが
“1”となり、(1/2)Vccよりも小さい場合はコン
パレータ43の出力Bが“1”となる。
【0011】図2に示されるように、ターレット7の現
在位置である4番のフィルタから目標位置である1番の
フィルタへ移動させる場合を考える。例えば、目標値設
定回路10及びポテンショメータ20にて上記フィルタ
の番号に対応する電圧値が出力され、Vccが5.5Vで
あるとすると、ポテンショメータ20からは4Vの電圧
が、目標値設定回路10からは1Vの電圧が出力される
ことになる。そうすると、減算器30は現在位置の電圧
から目標位置の電圧を差し引き、4−1=3(V)の電
圧を切換え回路31へ出力する。ここで、この3Vを通
常の制御状態となるようにスイッチ31aを介してパワ
ーアンプ32へ出力した場合は、従来と同様に、右回り
(実施例では正方向とする)にターレット7を回転させ
る。
【0012】しかし、第1実施例では回転方向検出回路
40の方でも、減算器41にて上記と同様の演算を行
い、3Vの電圧をコンパレータ42,43へ出力する。
この結果、一方のコンパレータ42は、(1/2)Vcc
=2.75Vの電圧と比較して、A出力として“1(H
i)”を出力するが、他方のコンパレータ43は、−
(1/2)Vcc=−2.75Vの電圧と比較して、B出
力として“0(Low )”を出力する。このコンパレータ
42,43の出力は、上記切換え回路31へ供給されて
おり、上記のようにA出力が供給されると、切換え回路
31はスイッチ31cをオンさせて回転方向を左回り
(負の方向)に強制的に切換える。従って、−Vccの電
圧がパワーアンプへ出力されることになり、ターレット
7はフィルタ4→5→1の順で左回りに回転する。
【0013】そして、5番と1番のフィルタの間にある
不感帯を通過すると、ポテンショメータ20の出力は、
4V〜5.5(Vcc)〜0Vと変化するので、コンパレ
ータ42,43の出力A,Bは共に0となり、切換え回
路31を通常動作のスイッチ31aに切り換える。従っ
て、不感帯100を超えた後は現在位置と目標位置の差
を縮めるサーボ制御によって1番のフィルタが上側設定
位置300に設定されるようにターレット7を回転させ
る。これにより、4番から1番に変える場合、従来のよ
うに右回りで遠回りすることなく、最短距離となる左回
りでターレット7を回転駆動することができる。
【0014】次に、図3に基づいて本考案の第2実施例
を説明する。第2実施例も、基本的には第1実施例と同
様となっており、図において回転方向検出回路40には
分圧用の抵抗体44、ポテンショメータ20の出力と基
準電圧とを比較するコンパレータ45a〜45dが設け
られ、このコンパレータ45a〜34dは、図4に示さ
れるように、各基準電圧値を各フィルタの設定値の中間
値に上記抵抗体44で分圧して設定しており、順に1.
0V,2.0V,3.0V,4.0Vが設定される。ま
た、目標値に対応して1番から5番(3番はなし)の信
号ラインにHiレベルの電圧信号を出力するデコーダ46
が設けられ、実施例で5つのフィルタ備えたターレット
7を考えているので、上記デコーダ46は、フィルタ
1,2,4,5に関して所定の電圧を出力する。更に、
上記デコーダ46の各出力とコンパレータ45a〜45
dの各出力の論理積をとるアンド回路47a〜47d、
このアンド回路47の出力論理和をとるオア回路48
a,48bが設けられる。
【0015】この第2実施例においても、第1実施例と
同様の条件において、図2に示す4番のフィルタから1
番のフィルタへ回転制御する場合を説明すると、例えば
抵抗体44によってコンパレータ45a〜45dに、順
に1.0V,2.0V,3.0V,4.0Vの基準電圧
が設定されているので、各コンパレータ45a〜45d
の出力は、順に“0,0,1,0”となる。ここで、デ
コーダ46は4番ラインがHiになっているので、アンド
回路47a〜47dは全て0となっている。一方、1番
のフィルタを目標値とするコマンドがデコーダ46に入
力すると、デコーダ46は1番ラインにHiの信号を出力
することになり、従ってアンド回路47aは論理積をと
ってHi信号をオア回路48aに出力し、オア回路48a
の出力Aを“1(Hi)”にする。この時、他のアンド回
路47c,47dの入力信号は全て0であるから、オア
回路48bの出力Bは“0(Low )となる。この結果、
通常では右回りに回転させるところを、上記A出力によ
って切り換え回路31cを動作させ、左回り(負方向)
にターレット7を回転駆動する。
【0016】そして、ターレット7の不感帯を超えた時
点では、ポテンショメータ20の出力電圧がほぼ0Vと
なるので、上記コンパレータ45a〜45dの出力は、
順に“1,1,0,0”となる。従って、デコーダ46
からアンド回路47aへHi信号が出力されていても、オ
ア回路48aのA出力は“0(B出力も0)”となり、
切換え回路31はスイッチ31aに切り換えて、通常の
制御に戻ることになる。
【0017】次に、図5に基づいて本考案の第3実施例
を説明する。第3実施例は、図6に示されるように、フ
ィルタの数が8個と多い場合で、正負の制御電圧の加算
によって回転方向及び量を制御するものである。図5に
おいて、目標値設定回路10は8個のフィルタに対応し
て、−Vccから+Vccの間で8個の電圧を設定する位置
決めボリューム15とバッファ14からなり、ポテンシ
ョメータ20の可変抵抗器VRを含む抵抗体21の両端
には、−Vccから+Vccまでの電圧が設定される。ま
た、減算器34に接続されている駆動モータ33には、
タコジェネレータ35が設けられ、上記駆動モータ33
に連動して上記ポテンショメータ20の可変抵抗器VR
の抵抗値が変化する。上記可変抵抗器VRには、この可
変抵抗器VRの抵抗値よりも大きな値の抵抗R1 を並列
に接続しており、またポテンショメータ20が不感帯を
通過する時でも、上記抵抗R1 を通してバッファ22の
出力が抵抗体21と抵抗R1 の接続点の電圧V1 と等し
くなるように設定される。
【0018】そして、第3実施例では、回転方向検出回
路40として、ポテンショメータ20と目標値設定回路
10との差の電圧が、±Vccよりも大きいか否かを検出
するコンパレータを用いており、目標値設定回路10の
T出力からポテンショメータ20のS出力を引いた値T
−Sが、+Vccよりも大きいか、−Vccと+Vccとの間
にあるか、−Vccよりも小さいかの3種類の判定を行う
コンパレータ49及びツェナーダイオードD1 ,D2
と、所定の増幅率(例えば50〜100倍)のアンプ5
0と、このアンプ50の出力のオフセット(ずれ分)を
キャンセルするためのツェナーダイオードD3 ,D4 と
が設けられる。従って、例えばダイオードD1 ,D2 を
ツェナー電圧(Vcc−α)[α=0.3〜0.6V]で
動作するものとすると、上記T−Sの電圧がVcc以上
(T−S>Vcc)の場合は、仮にVccとするとダイオー
ドD1 ,D2 の出力電圧V2 がVcc−(Vcc−α)=α
となる。そして、アンプ50のゲインが100倍である
とすると、アンプ50の出力電圧V3 は約30〜60V
となって、+Vccに飽和することになり、逆にT−Sの
電圧が−Vcc以下(T−S>−Vcc)の場合は、−Vcc
に飽和する。T−Sの電圧が+Vccと−Vccの間にある
(−Vcc≦T−S≦+Vcc)場合は、動作しないので0
Vが出力される。なお、ダイオードD3 ,D4 のツェナ
ー電圧は0.6〜1V程度の設定となる。
【0019】更に、第3実施例では回転方向検出回路4
0の後段に加算器52を接続し、この加算器52の入力
側のQ点では目標値設定回路10の出力を供給し、かつ
出力側では上記減算器34の入力側のP点に出力を供給
するように接続する。従って、加算器52においては回
転方向検出回路40の出力電圧と、目標値設定回路10
の出力電圧が加算され、この加算電圧がP点に与えられ
る。
【0020】第3実施例の動作を図6に基づいて説明す
る。図において、8番のフィルタから1番のフィルタに
設定する場合を考えると、例えば8番のフィルタの位置
が電圧−(4/5)Vcc、1番のフィルタの位置が電圧
(4/5)Vccに設定されているとすると、T−S=
(4/5)Vcc−{−(4/5)Vcc}=8/5Vccと
なるので、回転方向検出回路40及び加算器52では+
VccがQ点で(4/5)Vccに加算され、(9/5)V
ccの電圧がP点に与えられる。そうすると、減算器34
ではポテンショメータ20から供給されている−(4/
5)Vccと上記(9/5)Vccの減算が行われ、モータ
33へは+Vccが与えられることになり、ターレット7
は不感帯100を超えて、8番のフィルタから1番のフ
ィルタへ右回り(正方向)で回転する。
【0021】上記のように、右回りに回転した後はポテ
ンショメータ20の出力Sがほぼ+Vccになるので、目
標値設定回路10の出力Tとの差T−Sは、−Vcc≦T
−S≦+Vccの範囲にあり、回転方向検出回路40の出
力は“0”となる。従って、加算器52からは通常と同
様に、設定された目標位置の電圧がP点に出力され、こ
れによって目標位置と現在位置の電圧差(S−T)が0
なるように制御され、最短距離で目標位置の1番のフィ
ルタを設定することが可能となる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
不感帯を有するポテンショメータの出力値と目標値設定
回路の出力との電気量差を求め、この電気量差の極性で
決定される回転方向で、この差を0にするようにターレ
ットを駆動する装置において、上記の電気量差から目標
位置へのターレットの回転が180度以上の回転である
か否かを判定し、180度以上の回転であるとき不感帯
を超える回転方向を指令する信号を出力する回転方向検
出回路と、この回転方向検出回路の出力によりターレッ
トの回転方向を不感帯を超える方向に切換える切換え回
路を設けたので、不感帯の存在による制御の限界をなく
して、最短距離で目標位置にターレットを回転制御する
ことができ、ロスタイムをなくして有効かつ迅速な制御
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るターレット駆動装置
の構成を示す回路図である。
【図2】実施例のターレットの回転動作を説明するため
の図である。
【図3】本考案の第2実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図4】第2実施例のコンパレータで設定される基準電
圧レベルを示す図である。
【図5】本考案の第3実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図6】第3実施例のターレットの回転動作を説明する
ための図である。
【図7】従来のターレット駆動装置として用いられるサ
ーボ機構の構成を示す回路図である。
【図8】従来のポテンショメータの構成[図(a),
(b)]と、不感帯とターレットとの関係[図(c)]
を示す図である。
【符号の説明】 7 … ターレット、10 … 目標値設定回路、13
… アナログスイッチ、6,20 … ポテンショメ
ータ、30,34,41,49 … 減算器、31 …
切換え回路、33 … モータ、40 … 回転方向
検出回路、42,43,45 … コンパレータ、46
… デコーダ、47 … アンド回路、48 … オ
ア回路、52 … 加算器、100 … 不感帯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−102206(JP,A) 特開 昭60−118817(JP,A) 特開 昭56−65105(JP,A) 実開 昭64−19908(JP,U) 実開 昭58−11713(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターレットの現在の回転位置を連続的な
    電気量として検出出力し、この電気量の最大値と最小値
    との間に不感帯を有するポテンショメータと、 上記ターレットの目標の回転位置を電気量で設定する目
    標値設定回路と、 この目標値設定回路の出力と上記ポテンショメータの出
    力の電気量差をとり、この電気量差の正負極性で決定さ
    れる回転方向で、かつこの差が0となるようにターレッ
    トを駆動する駆動手段とを備えたターレット駆動装置で
    あって、 上記不感帯を有するポテンショメータの出力と上記目標
    値設定回路の出力の電気量差の値から、目標位置への上
    記ターレットの回転が180度以上の回転であるか否か
    を判定し、180度以上の回転であるとき不感帯を超え
    る回転方向を指令する不感帯通過指令信号を出力する回
    転方向検出回路と、 上記電気量差の正負極性から所定の回転方向を設定する
    と共に、上記回転方向検出回路から不感帯通過指令信号
    が出力されたとき、上記極性を反転させることにより当
    該ターレットの回転方向を不感帯を超える方向に切り換
    え、この不感帯を超えた後、上記の電気量差の極性によ
    る通常の回転方向に戻す回転方向設定/切換え回路と、
    を設けたことを特徴とするターレット駆動装置。
JP1991008664U 1991-01-30 1991-01-30 ターレット駆動装置 Expired - Lifetime JP2598699Y2 (ja)

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