JP3513188B2 - レンズシステム - Google Patents

レンズシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビカメラ等
に用いられるレンズシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のズームレンズの構成図であ
り、ズームデマンド1内には速度操作量を決定するポテ
ンショメータ2が設けられている。ズームデマンド1に
はズームレンズ3が連結され、ポテンショメータ2の両
端には、ズームレンズ3内に設けられた電圧が+V、−
Vである固定電圧電源4、5がそれぞれ接続されてい
る。ポテンショメータ2は抵抗Rとこの抵抗R上を移動
可能とされたワイパWにより構成され、このワイパWの
出力はズームレンズ3内に設けられた減算器6の (+)端
子に接続されている。更に、減算器6の出力は演算増幅
器7を介してレンズ群8を駆動するモータ9に接続さ
れ、減算器6の (-)端子にはモータ9の速度を検出する
速度検出器10の出力が帰還されている。
【0003】カメラマンがズームデマンド1を操作する
と、その操作量に連動してポテンショメータ2のワイパ
Wが移動し、その電圧値である速度指令信号が変化す
る。減算器6ではこの速度指令信号と速度検出器10か
らのモータ9の速度との差分が取られ、この差分を演算
増幅器7により増幅して、モータ9によりレンズ群8を
駆動することにより、ズーム制御が行われる。このよう
に、ズーム制御は所謂速度制御であるため、ズームデマ
ンド1の操作量が一定であれば、駆動されるレンズ群8
の速度も一定となる。
【0004】一方、ズームレンズ3を操作する際に、ズ
ームデマンド1の操作量とズーム速度との関係を、一定
の操作量に対して一定の速度の関係ではなく、一定の操
作量でズーミング速度が望遠側で遅く、広角側で速くな
るようにしたり、或いは逆に望遠側で速く、広角側で遅
くなるようにしたり、更には画角の変化を一定とするよ
うな非線形の操作性が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レンズシステムではズーム制御は速度制御とされている
ため、ズームデマンド1の操作量とズーム速度との関係
を非線形とすることは不可能である。
【0006】本発明の目的は、ズームデマンドの操作量
とズーム速度との関係をカメラマンの好みに応じた非線
形なものとしたレンズシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るレンズシステムは、ズームレンズと、該
ズームレンズを速度制御操作するためのズーム操作部材
、前記ズームレンズを駆動する駆動手段と、前記ズー
ムレンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記
ズームレンズのズーム速度を検出するズーム速度検出手
段と、予め設定されている複数の関数の中から選択され
た関数に基づいて、前記ズーム操作部材から出力される
ズーム速度指令信号を演算処理してズーム位置指令信号
を出力する演算手段と、該演算手段から出力されるズー
ム位置指令信号から、前記ズーム位置検出手段で検出さ
れたズーム位置信号及び前記ズーム速度検出手段から出
力されるズーム速度信号をそれぞれ減算する減算手段と
を備え、該減算手段の出力信号を前記駆動手段に供給し
て前記ズームレンズを駆動するようにしたレンズシステ
ムにおいて、前記演算手段を、前記ズーム操作部材から
出力される前記ズーム速度指令信号を第1の関数を用い
て演算して非線形処理されたズーム速度指令信号に変換
した後に、該非線形処理されたズーム速度指令信号を第
2の関数を用いて演算して非線形処理されたズーム位置
指令信号を出力するように構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するレンズシステムは、演算手
段においてズーム操作部材の操作量を関数選択手段によ
り選択される関数に従ってズーム位置指令信号を演算し
た後に、減算手段においてこの位置指令信号からレンズ
位置検出手段により検出されるレンズ位置信号と、ズー
ム速度検出手段により検出されるズーム速度信号とを減
算してズーム制御を行うことにより、ズーム操作部材の
操作量とズームレンズの速度との関係を特定する。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は第1の実施例の構成図であ
り、ズームデマンド11内には抵抗RとワイパWとを備
えたポテンショメータ12が設けられ、ポテンショメー
タ12の抵抗の両端には、ズームレンズ13内に設けら
れた電圧がそれぞれ+V、−Vである固定電圧電源1
4、15が接続されている。また、ポテンショメータ1
2のワイパWの出力はA/Dコンバータ16を介して、
例えばマイクロコンピュータ等の演算部17に接続され
ており、この演算部17は演算を行うプログラムや関数
を記憶する内部記憶装置18を備えると共に、演算部1
7にはこの関数のパラメータを選択するパラメータ選択
装置19の出力が接続されている。
【0010】また、演算部17の出力はD/Aコンバー
タ20を介して減算器21の (+)端子に接続され、減算
器21の出力は演算増幅器22を介して減算器23の
(+)端子に接続され、更に減算器23の出力は演算増幅
器24を介して、レンズ群25を駆動するモータ26に
接続されている。なお、減算器21の (-)端子にはレン
ズ群25の位置を検出する位置検出器27の出力が帰還
され、減算器23の (-)端子にはモータ26の速度を検
出する速度検出器28の出力が帰還されている。
【0011】カメラマンがズームデマンド11を操作す
ると、その操作量に連動してポテンショメータ12のワ
イパWの位置が抵抗Rに沿って移動し、ワイパWの位置
に対応する電圧値がA/Dコンバータ16を介して一定
のサンプリング時間ごとに、時刻tに対するデジタル値
Ptとして演算部17に入力される。
【0012】このデジタル値Ptは、先ずパラメータ選択
装置19により選択されたパラメータによって決定され
る例えば図2に示すような関数F(Pt) により、デジタル
値Dtに変換される。このとき、関数F(Pt) はPt=0に対
してはDt=0を出力し、デジタル値Ptが最大であるPt=
Pmaxに対しては、デジタル値Dtも最大であるDt=Dmaxを
出力する。次に、このデジタル値DtはXt=Dt/ (Dmax・
n) という演算により変数Xtに変換される。ここで、n
はレンズ群25を最も広角側から最も望遠側までを、最
高速度でズーミングを行った場合に要する時間をサンプ
リング時間で徐したものである。
【0013】更に、変数XtはX(n)= X(n-1)+Xtという演
算に従って、1サンプリング時間前の積算値X(n-1)に積
算され、新しい積算値X(n)が作成される。積算値X(n)は
パラメータ選択装置19により選択されるパラメータを
有する図3に示すような関数G(X)により、ズームの位置
指令値fnに変換される。なお、ft及びfwは望遠側及び広
角側における位置指令値fnをそれぞれ示している。
【0014】演算部17における処理が終了すると、位
置指令値fnはD/Aコンバータ20に入力されて再びア
ナログ値に変換され、減算器21に入力されて位置検出
器27からの位置信号との差分が求められる。更に、こ
の差分は演算増幅器22により増幅され、減算器23に
より速度検出器28からの回転速度信号との差分が求め
られた後に、演算増幅器24により再び増幅されてモー
タ26に入力される。モータ26はこの信号に従ってレ
ンズ群25を駆動する。
【0015】このようにして、ズームデマンド11の操
作量とズーム速度との関係をカメラマンの所望の非線形
なものとすることができる。
【0016】なお、実施例ではズームデマンド11の操
作量を非線形に変換し、これを正規化及び積算したデー
タから位置指令値を求めることにより、各サンプリング
ごとに関数演算を実行したが、入力される全てのデータ
に対して関数演算を行った結果を、変換テーブルとして
内部記憶装置18に予め記憶しておき、各サンプリング
時間ごとにこの変換テーブルを使って、入力データに対
する演算結果のデータを出力しても同等の効果が得られ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
システムは、ズーム操作部材から出力されるズーム速度
指令信号を第1の関数を用いて演算して非線形処理され
たズーム速度指令信号に変換した後、この非線形処理さ
れたズーム速度指令信号を第2の関数を用いて演算して
非線形処理されたズーム位置指令信号に変換するように
演算手段を構成したので、ズーム操作部材の操作量に対
するズーム速度を非線形に変換したり、ズーム操作部材
の一定の操作量に対するズーミング速度を望遠側で遅
く、広角側で速くしたり、この逆に望遠側で速く、広角
側で遅くしたり、画角の変化が一定となるようにズーミ
ング速度を制御したりでき、従来のレンズシステムと比
較して操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】デジタル値Ptとデジタル値Dtとの関係のグラフ
図である。
【図3】積算値X(n)と位置指令値fnとの関係のグラフ図
である。
【図4】従来のズームレンズシステムの構成図である。
【符号の説明】
11 ズームデマンド 12 ポテンショメータ 13 ズームレンズ 14、15 固定電源 16 A/Dコンバータ 17 演算部 18 内部記憶装置 19 パラメータ選択装置 20 D/Aコンバータ 21、23 減算器 22、24 演算増幅器 25 レンズ群 26 モータ 27 位置検出器 28 速度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−86014(JP,A) 特開 平4−256912(JP,A) 特開 平4−326402(JP,A) 特開 平3−233609(JP,A) 特開 平5−110880(JP,A) 特開 平4−156521(JP,A) 特開 平5−181051(JP,A) 特公 昭46−15365(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズと、該ズームレンズを速度
    制御操作するためのズーム操作部材と、前記ズームレン
    ズを駆動する駆動手段と、前記ズームレンズの位置を検
    出するレンズ位置検出手段と、前記ズームレンズのズー
    ム速度を検出するズーム速度検出手段と、予め設定され
    ている複数の関数の中から選択された関数に基づいて、
    前記ズーム操作部材から出力されるズーム速度指令信号
    を演算処理してズーム位置指令信号を出力する演算手段
    と、該演算手段から出力されるズーム位置指令信号か
    ら、前記ズーム位置検出手段で検出されたズーム位置信
    号及び前記ズーム速度検出手段から出力されるズーム速
    度信号をそれぞれ減算する減算手段とを備え、該減算手
    段の出力信号を前記駆動手段に供給して前記ズームレン
    ズを駆動するようにしたレンズシステムにおいて、前記
    演算手段を、前記ズーム操作部材から出力される前記ズ
    ーム速度指令信号を第1の関数を用いて演算して非線形
    処理されたズーム速度指令信号に変換した後に、該非線
    形処理されたズーム速度指令信号を第2の関数を用いて
    演算して非線形処理されたズーム位置指令信号を出力す
    るように構成したことを特徴とするレンズシステム。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記第1及び第2の関
    数を用いる演算結果を予め記憶した変換テーブルを用い
    、前記非線形処理されたズーム位置指令信号及び非線
    形処理されたズーム位置指令信号に変換する請求項1に
    記載のレンズシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のレンズシステム
    を備えたテレビカメラ。
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