JPH07301740A - フォーカス調整装置 - Google Patents

フォーカス調整装置

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JPH07301740A
JPH07301740A JP11379094A JP11379094A JPH07301740A JP H07301740 A JPH07301740 A JP H07301740A JP 11379094 A JP11379094 A JP 11379094A JP 11379094 A JP11379094 A JP 11379094A JP H07301740 A JPH07301740 A JP H07301740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
signal
lens
command signal
iris
Prior art date
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Pending
Application number
JP11379094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Yoshikawa
吉川  一勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11379094A priority Critical patent/JPH07301740A/ja
Publication of JPH07301740A publication Critical patent/JPH07301740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォーカスデマンドの敏感度を常に一定に保
つ。 【構成】 フォーカス操作ノブ11の操作量を検出する
ロータリエンコーダ12のフォーカス指令パルス信号
x、ズーム位置信号Sz、アイリス位置信号Si、エクステ
ンダ位置信号Seはフォーカス指令信号演算手段16に接
続されている。フォーカス指令信号演算手段16はこれ
らの値からフォーカスデマンドの敏感度mを演算し、そ
の逆数にフォーカス指令パルス信号xを乗じたフォーカ
ス指令信号Fsを作動増幅手段17に出力する。更に、作
動増幅手段17はフォーカス指令信号Fsと、フォーカス
位置検出手段18から出力されるフォーカス位置信号Sf
との差分が0となるようなフォーカス制御信号Fcをフォ
ーカスサーボ手段19に出力し、フォーカスサーボ手段
19はこのフォーカス制御信号Fcに基づいてモータ20
を制御することで、フォーカスレンズを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビレンズにおける
フォーカス調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビレンズのフォーカスは、モータ等
の駆動系と、この駆動系を制御する制御系とから成るサ
ーボ手段により行われており、このサーボ手段における
制御系に指令信号を与えるために、フォーカスデマンド
が使用されている。
【0003】図4は従来のテレビレンズのフォーカス調
整機構の構成図であり、先ずフォーカス操作ノブ1の操
作量を検出するフォーカス指令検出手段2のフォーカス
指令信号と、フォーカスレンズの位置を検出するフォー
カス位置検出手段3からのフォーカス位置信号とを差動
増幅手段4に入力し、差動増幅手段4はこれらの信号の
差分が0となるようなフォーカス制御信号をフォーカス
サーボ手段5に出力する。次に、フォーカスサーボ手段
5はこのフォーカス制御信号に従ってモータ6を制御す
ることで、フォーカスレンズを駆動するように構成され
ている。このとき、フォーカス操作ノブ1の操作量とフ
ォーカスレンズの移動量との関係は、図5に示すように
比例関係となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
レンズの高倍率化、高精細化などにより、フォーカスの
操作性の向上が強く要求されている中で、上述の従来例
では図5に示すように、フォーカス操作ノブ1の回転量
に比例した指令信号によってフォーカスレンズを駆動し
ているため、フォーカス操作ノブ1の全操作量が少ない
と、至近端から無限端までの操作は高速に行えるが、ピ
ント合わせの感度が高くなるためピントが合わせ難い。
【0005】また、フォーカス操作ノブ1の全操作量が
多いと、ピント合わせの感度が低くなるため、ピント合
わせが容易になる反面で、至近端から無限端までの操作
が低速になり、例えば無限遠の被写体から至近の被写体
に変更すると、その変更に要する時間が長くなるため、
非常に見難い映像になるという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
フォーカスデマンドの敏感度を一定に保つことができる
フォーカス調整装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るフォーカス調整装置は、フォーカス操
作ノブを有するフォーカスデマンドと、フォーカスレン
ズ、ズームレンズ、アイリス、エクステンダのそれぞれ
の位置を検出する位置検出手段と、前記フォーカスデマ
ンドの操作量を検出しパルスを出力するロータリエンコ
ーダと、前記パルスを計数しフォーカス計数値を出力す
るカウンタと、前記フォーカス計数値、前記ズームレン
ズ、前記アイリス、前記エクステンダの位置信号を取り
込み、演算を行いフォーカス指令信号を出力するフォー
カス指令信号演算手段と、前記フォーカス指令信号と前
記フォーカスレンズの位置信号との差分が0となるよう
なフォーカス制御信号を出力する差動増幅手段と、前記
フォーカス制御信号に従って前記フォーカスレンズを駆
動するフォーカスサーボ手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上述の構成を有するフォーカス調整装置は、位
置検出手段によりフォーカス、ズーム、アイリス、エク
ステンダの位置を検出し、ロータリエンコーダによりフ
ォーカスデマンドの操作量を検出し、その操作量をカウ
ンタにより計数し、フォーカス指令信号演算手段はこれ
らの値に対して演算を行って、その結果をフォーカス指
令信号として出力し、作動増幅手段はこのフォーカス指
令信号とフォーカスレンズの位置信号との差分が0とな
るようなフォーカス指令信号を出力し、フォーカスサー
ボ手段はこのフォーカス制御信号に従ってフォーカスレ
ンズを駆動する。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は実施例の構成図であり、フォ
ーカス操作ノブ11の操作量を検出するロータリエンコ
ーダ12のフォーカス指令パルス信号x、ズームレンズ
の位置を検出するズーム位置検出手段13のズーム位置
信号Sz、アイリスの絞り量を検出するアイリス位置検出
手段14のアイリス位置信号Si、エクステンダの状態を
検出するエクステンダ位置検出手段15のエクステンダ
位置信号Seは、CPU等で構成されるフォーカス指令信
号演算手段16にそれぞれ入力されている。フォーカス
指令信号演算手段16の出力は差動増幅手段17に接続
されており、この差動増幅手段17には、フォーカスレ
ンズの位置を検出するフォーカス位置検出手段18のフ
ォーカス位置信号Sfが接続されている。更に、差動増幅
手段17の出力はフォーカスサーボ手段19を介して、
フォーカスレンズを制御するモータ20に接続されてい
る。
【0010】図2はフォーカス指令信号演算手段16の
処理手順を示すフローチャート図であり、先ずステップ
S1でフォーカス指令信号演算手段16は、ロータリエン
コーダ12、ズーム位置検出手段13、アイリス位置検
出手段14、エクステンダ位置検出手段15からそれぞ
れ入力されるフォーカス操作ノブ11の操作量に比例す
るフォーカス指令パルス信号x、ズーム位置信号Sz、ア
イリス位置信号Si、エクステンダ位置信号Seをサンプリ
ングする。次に、ステップS2においてこれらの信号か
ら、フォーカスデマンドの敏感度mが次式により求めら
れる。 m=2・fF・δ・Fno/f 2 ・・・(1)
【0011】ここで、fFはフォーカスレンズの焦点距
離、δはテレビレンズの最小許容錯乱円、FnoはFナン
バ、f はズームレンズの焦点距離をそれぞれ示してい
る。更に、ステップS3において、上述のフォーカスデマ
ンドの敏感度mとフォーカス指令パルス信号xとを次式
に代入することにより、フォーカス指令信号Fsが得られ
る。 Fs=(1/m)・x ・・・(2)
【0012】この式(2) のように、フォーカスデマンド
の敏感度mの逆数にフォーカス指令パルス信号xを乗ず
ることにより、ズームレンズの位置、アイリスの絞り
量、エクステンダの状態に拘らず、フォーカスレンズに
対するフォーカスデマンドの敏感度mを、常に一定に保
つようなフォーカス指令信号Fsを求めることができる。
【0013】この後に、ステップS4においてフォーカス
指令信号演算手段16はこのフォーカス指令信号Fsを差
動増幅手段17に出力し、差動増幅手段17はフォーカ
ス指令信号Fsとフォーカス位置信号Sfとの差分が0とな
るようなフォーカス制御信号Fcをフォーカスサーボ手段
19に出力し、フォーカスサーボ手段19はこのフォー
カス制御信号Fcに基づいてモータ20を制御すること
で、フォーカスレンズを駆動する。
【0014】なお、実施例ではアイリス位置検出手段1
4によりアイリス位置信号Siを検出し、フォーカス指令
信号演算手段16において変数として扱ったが、図3に
示すようにアイリス位置検出手段14を省略し、アイリ
ス位置信号を定数としてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフォー
カス調整装置は、ズームレンズの位置、アイリスの絞り
量、エクステンダの状態に拘らず、ピントの合わせ易さ
が均一となるため、容易なピント合わせが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロック回路構成図である。
【図2】処理手順のフローチャート図である。
【図3】変形例のブロック回路構成図である。
【図4】従来のフォーカス調整機構のブロック回路構成
図である。
【図5】フォーカス操作ノブの操作量とフォーカスレン
ズの移動量との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
11 フォーカス操作ノブ 12 ロータリエンコーダ 13 ズーム位置検出手段 14 アイリス位置検出手段 15 エクステンダ位置検出手段 16 フォーカス指令信号演算手段 17 差動増幅手段 18 フォーカス位置検出手段 19 フォーカスサーボ手段 20 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカス操作ノブを有するフォーカス
    デマンドと、フォーカスレンズ、ズームレンズ、アイリ
    ス、エクステンダのそれぞれの位置を検出する位置検出
    手段と、前記フォーカスデマンドの操作量を検出しパル
    スを出力するロータリエンコーダと、前記パルスを計数
    しフォーカス計数値を出力するカウンタと、前記フォー
    カス計数値、前記ズームレンズ、前記アイリス、前記エ
    クステンダの位置信号を取り込み、演算を行いフォーカ
    ス指令信号を出力するフォーカス指令信号演算手段と、
    前記フォーカス指令信号と前記フォーカスレンズの位置
    信号との差分が0となるようなフォーカス制御信号を出
    力する差動増幅手段と、前記フォーカス制御信号に従っ
    て前記フォーカスレンズを駆動するフォーカスサーボ手
    段とを備えたことを特徴とするフォーカス調整装置。
JP11379094A 1994-04-30 1994-04-30 フォーカス調整装置 Pending JPH07301740A (ja)

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JP11379094A JPH07301740A (ja) 1994-04-30 1994-04-30 フォーカス調整装置

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JP11379094A Pending JPH07301740A (ja) 1994-04-30 1994-04-30 フォーカス調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMO20120235A1 (it) * 2012-09-27 2014-03-28 Datalogic IP Tech Srl Sensore optoelettronico per la rilevazione di una o più caratteristiche di un oggetto
JP2014178639A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Canon Inc レンズ装置およびカメラシステム

Cited By (4)

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WO2014049544A1 (en) * 2012-09-27 2014-04-03 Datalogic Ip Tech S.R.L. Optoelectronic sensor for detecting one or more features of an object
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