JP3421644B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置

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JP3421644B2 JP2000309593A JP2000309593A JP3421644B2 JP 3421644 B2 JP3421644 B2 JP 3421644B2 JP 2000309593 A JP2000309593 A JP 2000309593A JP 2000309593 A JP2000309593 A JP 2000309593A JP 3421644 B2 JP3421644 B2 JP 3421644B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等に
用いられるレンズ駆動装置であって、詳しくは、ズーム
式レンズのズーミング動作においてピントの合う適正位
置にフォーカスレンズを移動させる、所謂、ズームトラ
ッキング制御を行うレンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等に用いられるレンズ駆動
装置においては、ズームレンズのズーム位置とフォーカ
スレンズのフォーカス位置との関係を示すズームトラッ
キングカーブに基づいて、各ズーム位置に応じたフォー
カスのトラッキング制御が行われる。
【0003】従来技術においては、まず最初に所定期間
毎のズームレンズの駆動量を決定し、現在のズーム位置
からその駆動量を駆動した時にトラッキング処理するた
めのフォーカスレンズの位置を求める方法を採ってい
る。なお、所定期間とは、例えばビデオカメラのフレー
ムレートによって決定され、30fpsの映像信号を出
力するモードであれば30分の1秒であり、15fps
の映像信号を出力するモードであれば15分の1秒であ
る。この場合、ズーム領域全域においてズームレンズに
対するフォーカスレンズの駆動量が一定のトラッキング
軌跡であれば、所定期間毎に時間のロスな<処理するこ
とができる。
【0004】しかしながら、ズームトラッキングカーブ
は単調な1次関数ではないので、あるズーム範囲におい
てズームとフォーカスの関係が一定でないようなトラッ
キング軌跡に対処する場合、ある部分ではズームレンズ
駆動量に対するフォーカスレンズ駆動量が所定期間での
最大駆動量を超えてしまうことがある。そのような場
合、当該期間におけるズームレンズ駆動量を小さくする
ことでフォーカスレンズの駆動量を所定期間範囲内に収
めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで所定期間毎のズ
ームレンズ駆動量をその位置によって変化させてやる方
法が考えられるが、被写体との距離によってトラッキン
グカーブはさまざまに変化するため、所定期間毎のズー
ム駆動量を一意的に決定するのは非常に困難であった。
【0006】そこで本発明では、任意のズーム位置から
トラッキング処理を開始する場合に、その方向を判断し
た上で、所定期間内におけるズームレンズあるいはフォ
ーカスレンズの最適な最大駆動量を制御可能にすること
によって、所定期間でロスなくズームレンズあるいはフ
ォーカスレンズを駆動させる方法を提案し、高速なトラ
ッキング処理を実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、レンズ駆動装置として、ズームレンズの
ズーム位置とフォーカスレンズのフォーカス位置との関
係を示すズームトラッキングカーブのデータを記憶した
記憶手段と、前記ズームレンズを光軸方向に駆動するズ
ーム駆動手段と、前記フォーカスレンズを光軸方向に駆
動するフォーカス駆動手段と、所定期間内における前記
ズーム駆動手段による前記ズームレンズの最大駆動量で
ある最大ズーム駆動量を設定する第1設定手段と、前記
所定期間内における前記フォーカス駆動手段による前記
フォーカスレンズの最大駆動量である最大フォーカス駆
動量を設定する第2設定手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記ズームトラッキングカーブのデータに基づいて
前記ズーム駆動手段が前記ズームレンズを前記最大ズー
ム駆動量分駆動した場合に前記フォーカス駆動手段が前
記フォーカスレンズを駆動するのに必要な駆動量である
フォーカス駆動量を前記所定期間毎に算出する第1算出
手段と、前記フォーカス駆動量と前記最大フォーカス駆
動量を比較し、前記フォーカス駆動量が前記最大フォー
カス駆動量よりも小さい場合、前記所定期間内に前記ズ
ーム駆動手段が前記ズームレンズを駆動する駆動量を前
記最大ズーム駆動量とし、前記フォーカス駆動量が前記
最大フォーカス駆動量よりも大きい場合、前記所定期間
内に前記ズーム駆動手段が前記ズームレンズを駆動する
駆動量を前記最大ズーム駆動量よりも小さなズーム駆動
量とする制御手段と、を具備した。
【0008】さらに、前記記憶手段に記憶された前記ズ
ームトラッキングカーブのデータに基づいて前記フォー
カス駆動手段が前記フォーカスレンズを前記最大フォー
カス駆動量分駆動した場合に前記ズーム駆動手段が前記
ズームレンズを駆動するのに必要な駆動量を算出する第
2算出手段を具備し、前記制御手段は前記第2算出手段
の算出結果を前記ズーム駆動量とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に従い、本発明の実施の
形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態
によるビデオカメラの構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0010】図1において、レンズユニット1は、前玉
レンズ1aと、変倍機能を司るズームレンズ1bと、エ
レクタレンズ1cと、合焦機能を司る後玉(フォーカ
ス)レンズ1dとを備えている。
【0011】図示しない被写体からの光は、レンズユニ
ット1の各レンズを通過して撮像素子2の撮像面上で結
像し、電気信号に変換される。映像信号処理回路3は、
撮像素子2からこの電気信号を受取って所定の処理を行
ない、NTSC方式やPAL方式の映像信号に変換して
出力する。
【0012】この映像信号は、ビデオカメラの撮像出力
として、たとえば図示しない記録回路によって記録媒体
に記録されたりまたは外部出力され、同時に、ハイパス
フィルタ4を介して高域成分が抽出されてアナログ/デ
ジタル変換器5に与えられる。
【0013】アナログ/デジタル変換器5によりデジタ
ル信号に変換された撮像映像信号の高域成分は、周知の
山登りオートフォーカス制御方法による焦点評価値とし
てオートフォーカス回路6に与えられる。オートフォー
カス回路6は、この焦点評価値に基づき、フォーカスレ
ンズ1dのフォーカス制御を行なうためのフォーカス情
報を発生して制御回路10に与える。制御回路10は、
オートフォーカス回路6からのフォーカス情報信号に基
づいてパルスモータ11を駆動し、上述の焦点評価値が
最大となるようにフォーカスレンズ1dを移動させる。
さらに制御回路10は、後述する様にビデオカメラ全体
の動作を制御する。
【0014】ズームレンズ1bは、制御回路10によっ
て制御されるズームモータ7によって駆動され、スライ
ドボリュームで構成されたエンコーダ8によりその位置
(ズーム位置)が検出される。エンコーダ8の検出出力
は、アナログ/デジタル変換器9によりデジタル信号に
変換され、制御回路10に入力される。
【0015】なお、ズームモータ7として、パルスモー
タを用いることも可能である。この場合、エンコーダ8
は不要となり、制御回路10は該パルスモータヘ出力し
た駆動パルスの数に基づきズーム位置を認知することに
なる。
【0016】一方、フォーカスレンズ1dは、制御回路
10によって制御されるパルスモータ11によって駆動
され、基準位置センサ12は、フォーカスレンズ1dが
予め設定された基準位置にあるときに検出信号を発生し
て制御回路10に与える。パルスモータ11は、制御回
路10から入力される駆動パルスの数に比例して回転す
るため、制御回路10は、基準位置センサ12の出力
と、パルスモータ11へ出力した駆動パルスの数とに基
づき、フォーカスレンズ1dの位置(フォーカス位置)
を認知する。
【0017】制御回路10には、さらにズームスイッチ
13が接続されている。ユーザがズームスイッチ13を
操作することによりズームモータ7が駆動され、ズーム
位置が変化する。
【0018】制御回路10には、さらに、前述のズーム
トラッキングカーブのデータ等の各種の距離情報や位置
情報が記憶された不揮発性メモリ14が接続される。
【0019】図1に示したビデオカメラにおいて、オー
トフォーカス動作時には、制御回路10は、予めメモリ
14に格納された複数のズームトラッキングカーブの補
間処理によって得られたズームトラッキングカーブに基
づいて、エンコーダ8によって検出されたズームレンズ
1bの位置(ズーム位置)に対応するフォーカスレンズ
1dの位置(フォーカス位置)を算出し、その位置まで
フォーカスレンズ1dを移動させる。
【0020】図2に不揮発性メモリ14に記憶されたレ
ンズユニット1のズームトラッキングカーブを示す。な
お、ズームトラッキングカーブは被写体までの距離によ
って異なるカーブを描く。よって、あらゆる被写体距離
に対してフォーカスのトラッキング制御を行うとする
と、あらゆる被写体距離に対応するズームトラッキング
カーブ全てを含むテーブルを設ける必要があり、膨大な
データ記憶容量を必要とすることになってしまう。この
ため、代表的な数本のズームトラッキングカーブのテー
ブルのみを設け、その他の被写体距離に対応するズーム
トラッキングカーブは、予め格納されているズームトラ
ッキングカーブの間を等比分割する補間処理によって得
るようにしている。以下「ズームトラッキングカーブの
データに基づいて」という表現は、必要に応じて該補間
処理を含むことを意味する。なお、該補間処理は周知の
技術であり、詳細な説明は割愛する。
【0021】図3は制御回路10によるズーム処理を示
したフローチャートである。ズーム処理はズームスイッ
チ13が操作されることによって開始される。先ずはじ
めに、現在のズームレンズ1bの位置(ズーム位置:Z_
pos)とフォーカスレンズ1dの位置(フォーカス位
置:F_pos)を取得する(S1)。そして、ズームスイ
ッチ13の操作状況によってズーム方向(Z_dir)を設
定し(S2)、設定されたズーム方向と不揮発性メモリ
14に記憶されたズームトラッキングカーブのデータに
基づいてフォーカスレンズ1dの駆動方向(F_dir)を
決定する(S3)。
【0022】なお、フォーカスレンズ1dは、ズーム処
理が開始される直前には、オートフォーカス回路6から
のフォーカス情報信号及びズームトラッキングカーブの
データに基づき、現在の被写体距離と前記現在のズーム
レンズ1bの位置によって定まる位置にある。よって、
ズームトラッキングを行うにあたり、どのズームトラッ
キングカーブのデータを用いるかは一義的に決定され
る。
【0023】次に、ズームモータ7によるズームレンズ
1bの所定期間内の最大駆動量(Z_max)と、パルスモ
ータ11によるフォーカスレンズ1dの所定期間内の最
大駆動量(F_max)を設定する(S4)。所定期間とは
撮像素子2および映像信号処理回路3によって作成され
る映像信号のフレームレートであり、30fpsの映像
信号を出力するモードであれば30分の1秒であり、1
5fpsの映像信号を出力するモードであれば15分の
1秒である。
【0024】なお、ここでいう駆動量とは、ズームレン
ズ1bであればズームモータ7によるズームレンズ1b
の光軸方向への移動量を意味し、フォーカスレンズ1d
であればパルスモータ11によるフォーカスレンズ1d
の光軸方向への移動量を意味する。
【0025】次に、ズームレンズ1bをZ_dir方向にZ_m
axだけ駆動させフォーカスレンズ1dをズームトラキン
グカーブのデータに基づいてトラッキングさせた場合の
フォーカスレンズ1dの位置であるフォーカスレンズ位
置(F_track)を算出する(S5)。F_trackの算出は式
1を用いて算出する。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、式1に用いている変数の定義及び
算出根拠について図4を用いて説明する。図4は、ズー
ムトラッキングカーブの一部を拡大したものである。ズ
ームトラッキングカーブは、不揮発性メモリ14に予め
格納されているズームトラッキングカーブそのもの、又
は予め格納されている数本のズームトラッキングカーブ
の間を等比分割する補間処理によって得られる(Zstep
(n)、Fstep(n))(nは自然数)で表現される2次元座標
データの集合である。
【0028】そこで、ズームレンズ1bをZ_posよりZ_d
ir方向にZ_maxだけ駆動した場合のズームレンズ1bの
位置(Z_pos+Z_max)より、その位置を挟む2組の座標
データ(Zstep(i-1)、Fstep(i-1))及び(Zstep(i)、Fs
tep(i))を特定する。そして、(Zstep(i-1)、Fstep(i-
1))と(Zstep(i)、Fstep(i))との距離はズームトラッ
キングカーブ全体に比べて微小であるため、両点を結ぶ
線を直線とみなし、式1に示した一次関数を用いてズー
ムレンズ1bの位置(Z_pos+Z_max)に対応するフォー
カスレンズ1dの位置(F_track)を算出する。なお、
ズーム方向(Z_dir)がワイド側であれば、ズームレン
ズ1bをZ_posよりZ_dir方向にZ_maxだけ駆動した場合
のズームレンズ1bの位置は(Z_pos−Z_max)となる。
【0029】図3に示したフローチャートの説明に戻
る。ステップS5を実行した後は、ズームレンズ1bを
Z_dir方向にZ_maxだけ駆動させた場合のフォーカスレン
ズ1dの駆動量と、フォーカスレンズ1dの所定期間内
の最大駆動量(F_max)とを、式2を用いて比較する
(S6)。
【0030】
【数2】
【0031】そして、ズームレンズ1bをZ_dir方向にZ
_maxだけ駆動させた場合のフォーカスレンズ1dの駆動
量がF_maxよりも小さい場合、ズームレンズ1bの駆動
量をZ_maxに設定し、フォーカスレンズ1dの駆動量
を、ステップS6にて算出したズームレンズ1bをZ_di
r方向にZ_maxだけ駆動させた場合のフォーカスレンズ1
dの駆動量に設定する(S7)。
【0032】ステップS6において、ズームレンズ1b
をZ_dir方向にZ_maxだけ駆動させた場合のフォーカスレ
ンズ1dの駆動量がF_maxよりも大きい場合、フォーカ
スレンズ1dをF_dir方向にF_maxだけ駆動させズームス
レンズ1bをズームトラキングカーブに基づいてトラッ
キングさせた場合のズームレンズ1bの位置であるズー
ムレンズ位置(Z_track)を算出する(S8)。Z_track
の算出は式3を用いて算出する。
【0033】
【数3】
【0034】ここで、式3に用いている変数の定義及び
算出根拠について図5を用いて説明する。図5は、ズー
ムトラッキングカーブの一部を拡大したものである。ズ
ームトラッキングカーブは、図4を用いて説明した通
り、不揮発性メモリ14に予め格納されているズームト
ラッキングカーブそのもの、又は予め格納されている数
本のズームトラッキングカーブの間を等比分割する補間
処理によって得られる(Zstep(n)、Fstep(n))(nは自
然数)で表現される2次元座標データの集合である。
【0035】そこで、フォーカスレンズ1dをF_posよ
りF_dir方向にF_maxだけ駆動した場合のフォーカスレン
ズ1dの位置(F_pos−F_max)より、その位置を挟む2
組の座標データ(Zstep(i-1)、Fstep(i-1))及び(Zste
p(i)、Fstep(i))を特定する。そして、(Zstep(i-1)、
Fstep(i-1))と(Zstep(i)、Fstep(i))との距離はズー
ムトラッキングカーブ全体に比べて微小であるため、両
点を結ぶ線を直線とみなし、式3に示した一次関数を用
いてフォーカスレンズ1dの位置(F_pos−F_max)に対
応するズームスレンズ1bの位置(Z_track)を算出す
る。なお、現在のズームレンズ1bの位置(Z_pos)の
値やズーム方向(Z_dir)によっては、フォーカスレン
ズ1dをF_posよりF_dir方向にF_maxだけ駆動した場合
のフォーカスレンズ1dの位置は(F_pos+F_max)とな
る。
【0036】図3に示したフローチャートの説明に戻
る。ステップS8を実行した後、そして、ズームレンズ
1bの駆動量をフォーカスレンズ1dをF_dir方向にF_m
axだけ駆動させた場合のズームレンズ1bの駆動量に設
定し、フォーカスレンズ1dの駆動量をF_maxに設定す
る(S9)。
【0037】そして、ズームレンズ1bを駆動するズー
ムモータ7及びフォーカスレンズ1dを駆動するパルス
モータ11を、ステップS7又はステップS9にて設定
された夫々の駆動量だけ実際に駆動する(S10)。
【0038】そして、駆動終了後に、ズームレンズ1b
の位置(ズーム位置:Z_pos)とフォーカスレンズ1d
の位置(フォーカス位置:F_pos)を更新し(S1
1)、ズームスイッチ13の操作が継続していればステ
ップS2の前段に戻り、ステップS2〜S12を繰り返
し実行する。操作が終了していればズーム処理を終了す
る(S12)。
【0039】以上、説明したように、本実施例では、任
意のズーム位置からトラッキング処理を開始する場合
に、その方向を判断した上で、ステップS6〜S9にて
ズームレンズ1bとフォーカスレンズ1dの所定期間内
における駆動量の大きい方を優先的に選択することによ
って、所定期間でロスなくズームレンズ1b及びフォー
カスレンズ1dを駆動させることを可能にし、高速なト
ラッキング処理を実現している。
【0040】なお、ズームモータ7によるズームレンズ
1bの駆動特性と、パルスモータ11によるフォーカス
レンズ1dの駆動特性が略同一であれば、ズームモータ
7によるズームレンズ1bの所定期間内の最大駆動量
(Z_max)と、パルスモータ11によるフォーカスレン
ズ1dの所定期間内の最大駆動量(F_max)を1つの変
数で兼用してもよい。また、ズームモータ7としてパル
スモータを採用し、フォーカスレンズ1dを駆動するパ
ルスモータ11と同様の方法でズームレンズ1bの位置
を検出するよう構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、任意のズーム位置から
トラッキング処理を開始する場合に、その方向を判断し
た上で、所定期間内においてズームレンズを最大量駆動
してもトラッキングに支障がない場合は最大量駆動する
ことによって、所定期間でロスなくズームレンズあるい
はフォーカスレンズを駆動させる方法を提案し、高速な
トラッキング処理が実現可能なレンズ駆動装置を提供す
ることができ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるビデオカメラを示した機
能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例であるビデオカメラのズームト
ラッキングカーブを示したグラフである。
【図3】本発明の実施例であるビデオカメラの動作を示
したフローチャートである。
【図4】本発明の実施例であるビデオカメラの動作を示
した説明図である。
【図5】本発明の実施例であるビデオカメラの動作を示
した説明図である。
【符号の説明】
1 レンズユニット 1b ズームレンズ 1d フォーカスレンズ 2 撮像素子 7 ズームモータ 10 制御回路 11 パルスモータ 13 ズームスイッチ 14 不揮発性メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−345115(JP,A) 特開 平5−2204(JP,A) 特開 平7−325244(JP,A) 特開 平9−258086(JP,A) 特開 平8−214202(JP,A) 特開 平11−160604(JP,A) 特開 平4−345114(JP,A) 特開 平11−101932(JP,A) 特開 平10−13726(JP,A) 特開 平11−84212(JP,A) 特開 平3−13072(JP,A) 特開 平5−53041(JP,A) 特開 平10−3029(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/16 H04N 5/222 - 5/257

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズのズーム位置とフォーカス
    レンズのフォーカス位置との関係を示すズームトラッキ
    ングカーブのデータを記憶した記憶手段と、前記ズーム
    レンズを光軸方向に駆動するズーム駆動手段と、前記フ
    ォーカスレンズを光軸方向に駆動するフォーカス駆動手
    段と、所定期間内における前記ズーム駆動手段による前
    記ズームレンズの最大駆動量である最大ズーム駆動量を
    設定する第1設定手段と、前記所定期間内における前記
    フォーカス駆動手段による前記フォーカスレンズの最大
    駆動量である最大フォーカス駆動量を設定する第2設定
    手段と、前記記憶手段に記憶された前記ズームトラッキ
    ングカーブのデータに基づいて前記ズーム駆動手段が前
    記ズームレンズを前記最大ズーム駆動量分駆動した場合
    に前記フォーカス駆動手段が前記フォーカスレンズを駆
    動するのに必要な駆動量であるフォーカス駆動量を前記
    所定期間毎に算出する第1算出手段と、前記フォーカス
    駆動量と前記最大フォーカス駆動量を比較し、前記フォ
    ーカス駆動量が前記最大フォーカス駆動量よりも小さい
    場合、前記所定期間内に前記ズーム駆動手段が前記ズー
    ムレンズを駆動する駆動量を前記最大ズーム駆動量と
    し、前記フォーカス駆動量が前記最大フォーカス駆動量
    よりも大きい場合、前記所定期間内に前記ズーム駆動手
    段が前記ズームレンズを駆動する駆動量を前記最大ズー
    ム駆動量よりも小さなズーム駆動量とする制御手段と、
    を具備することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶された前記ズームト
    ラッキングカーブのデータに基づいて前記フォーカス駆
    動手段が前記フォーカスレンズを前記最大フォーカス駆
    動量分駆動した場合に前記ズーム駆動手段が前記ズーム
    レンズを駆動するのに必要な駆動量を算出する第2算出
    手段をさらに具備し、前記制御手段は前記第2算出手段
    の算出結果を前記ズーム駆動量とすることを特徴とする
    請求項1に記載のレンズ駆動装置。
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