JP2810437B2 - 速度制御装置 - Google Patents
速度制御装置Info
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- JP2810437B2 JP2810437B2 JP1233774A JP23377489A JP2810437B2 JP 2810437 B2 JP2810437 B2 JP 2810437B2 JP 1233774 A JP1233774 A JP 1233774A JP 23377489 A JP23377489 A JP 23377489A JP 2810437 B2 JP2810437 B2 JP 2810437B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば、テレビカメラの雲台装置等に於るサ
ーボ制御装置に関するものであり、特に、被制御機構の
速度制御に際しての低速度制御を容易に行ない得るよう
にしたサーボ制御装置に関するものである。
ーボ制御装置に関するものであり、特に、被制御機構の
速度制御に際しての低速度制御を容易に行ない得るよう
にしたサーボ制御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、速度サーボ制御装置でパン角、チルト角あるい
はズームレンズ、等の被制御機構の低速度制御を容易に
行なう得るように成した技術は例えば、特公昭57−8485
号等が知られている。第4図のように、正負の供給電圧
の絶対値が等しい電源装置1と該電源装置1の正及び負
極間に接続された速度制御用ポテンシヨンメータ2と、
可変抵抗器R13,R14,R15,R16、固定抵抗器R11,R12、増幅
器11、サーボ増幅器7、モーター9、タコジエネレータ
10から成る構成要素を持ち、そして回転操作によって摺
動する摺動子2aの変位量θと増幅器11の出力電圧の関係
を第5図のように非直線的とすることで低速域での操作
性つまり摺動子2aの微小移動によって、より緻密な制御
が行なえ向上させている。尚非直線の特性カーブは可変
抵抗器R13,R14,R15,R16の調整によって得られる。例え
ば可変抵抗器R13,R14の変更により、第5図における特
性カーブはカーブβ1からカーブβ2へと変化し、又可
変抵抗器R15,R16の変更によりカーブβ3からカーブβ
4と変化する。
はズームレンズ、等の被制御機構の低速度制御を容易に
行なう得るように成した技術は例えば、特公昭57−8485
号等が知られている。第4図のように、正負の供給電圧
の絶対値が等しい電源装置1と該電源装置1の正及び負
極間に接続された速度制御用ポテンシヨンメータ2と、
可変抵抗器R13,R14,R15,R16、固定抵抗器R11,R12、増幅
器11、サーボ増幅器7、モーター9、タコジエネレータ
10から成る構成要素を持ち、そして回転操作によって摺
動する摺動子2aの変位量θと増幅器11の出力電圧の関係
を第5図のように非直線的とすることで低速域での操作
性つまり摺動子2aの微小移動によって、より緻密な制御
が行なえ向上させている。尚非直線の特性カーブは可変
抵抗器R13,R14,R15,R16の調整によって得られる。例え
ば可変抵抗器R13,R14の変更により、第5図における特
性カーブはカーブβ1からカーブβ2へと変化し、又可
変抵抗器R15,R16の変更によりカーブβ3からカーブβ
4と変化する。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、所望の摺動子変位に
対する出力電圧の所定の特性カーブを得るのに、比較的
多くの可変抵抗器を調整しなければならず、調整操作が
複雑になる。またサーボ装置を操作する人の好みによっ
て、その特性カーブを変更しようとする場合には、可変
抵抗器の再調整や交換といったことが必要となり、多大
の労力と時間を要するという欠点があった。
対する出力電圧の所定の特性カーブを得るのに、比較的
多くの可変抵抗器を調整しなければならず、調整操作が
複雑になる。またサーボ装置を操作する人の好みによっ
て、その特性カーブを変更しようとする場合には、可変
抵抗器の再調整や交換といったことが必要となり、多大
の労力と時間を要するという欠点があった。
本発明の目的は、かかる問題点を解決する装置を提供
することにある。
することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] そして、本発明の特徴とするところは、 速度制御用の摺動子の変位量によって、速度制御され
る被制御部材の速度を制御する速度制御装置において、
前記摺動子の変位量をデジタル値に変換する変換手段
と、変位量に応じて変化する出力電圧の特性カーブを複
数記憶している記憶手段と、操作者のスイッチ操作によ
り前記複数の特性カーブの中から所望の特性カーブを選
択し得る選択手段を有し、前記被制御部材の速度を前記
選択手段によって選択された特性カーブと前記変換手段
の出力に従って制御することにある。
る被制御部材の速度を制御する速度制御装置において、
前記摺動子の変位量をデジタル値に変換する変換手段
と、変位量に応じて変化する出力電圧の特性カーブを複
数記憶している記憶手段と、操作者のスイッチ操作によ
り前記複数の特性カーブの中から所望の特性カーブを選
択し得る選択手段を有し、前記被制御部材の速度を前記
選択手段によって選択された特性カーブと前記変換手段
の出力に従って制御することにある。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図であり、
同図において、1は正負の供給電圧の絶対値が等しい電
源装置、2は電源装置1の正及び負電極間に接続され且
つ中点を接地した位置検出用のポテンシヨメータ、3は
ポテンシヨメータ2の摺動子2aに接続された操作部材と
しての摺動子2aのアナログ的な変位量をデジタル値に変
換するA/D変換器、4はデジタルデータの入力、出力、
そして論理演算処理を行なうCPU、5は変位角θに対応
した特性カーブの出力電圧つまりパン角を変化させるモ
ータへの印加電圧に対応したデータを複数デジタル値と
してtableに記憶しているROM、6はROMに記憶されてい
る何種類かの特性カーブ表から一つを指定し、選択する
選択回路、7は出力電圧のデジタル値をアナログ的な速
度指令電圧に変換するD/A変換器、8はD/A変換器7から
の指令電圧により、サーボモータ9を駆動するサーボ増
幅器、9はテレビ雲台のパン角、あるいはチルト角を変
化させるサーボモーター、10はサーボモーター9と連動
し、サーボ増幅器7を介して、サーボモータ9を帰還制
御するタコジエネレーターである。
同図において、1は正負の供給電圧の絶対値が等しい電
源装置、2は電源装置1の正及び負電極間に接続され且
つ中点を接地した位置検出用のポテンシヨメータ、3は
ポテンシヨメータ2の摺動子2aに接続された操作部材と
しての摺動子2aのアナログ的な変位量をデジタル値に変
換するA/D変換器、4はデジタルデータの入力、出力、
そして論理演算処理を行なうCPU、5は変位角θに対応
した特性カーブの出力電圧つまりパン角を変化させるモ
ータへの印加電圧に対応したデータを複数デジタル値と
してtableに記憶しているROM、6はROMに記憶されてい
る何種類かの特性カーブ表から一つを指定し、選択する
選択回路、7は出力電圧のデジタル値をアナログ的な速
度指令電圧に変換するD/A変換器、8はD/A変換器7から
の指令電圧により、サーボモータ9を駆動するサーボ増
幅器、9はテレビ雲台のパン角、あるいはチルト角を変
化させるサーボモーター、10はサーボモーター9と連動
し、サーボ増幅器7を介して、サーボモータ9を帰還制
御するタコジエネレーターである。
上記構成において、サーボ制御を行なう場合について
説明する。
説明する。
CPU4はA/D変換器3よりポテンシヨメータ2の操作部
材である摺動子2aの変位量θをつまり位置をデジタル値
として読み取る。次にCPU4はユーザーが選択した選択回
路6の設定値を読み取り、そして、この設定値に従って
ROM5に記憶している複数の特性カーブ表の1つを決定す
る。前述した通りROM5には、第2図に示すように変位量
θをアドレスとして、複数の特性カーブに従った出力す
べき電圧のデータが記憶されている。第3図はその表の
特性カーブを横軸を摺動子2aの変位量、縦軸を出力電圧
としたグラフである。今仮りに摺動子2aの可動範囲がA/
D変換器のデジタル値でθ=−100〜+100までとし、ROM
5内に3種類の特性カーブ表A,B,Cを作っておいたとす
る。現在のA/D変換器3からCPU4が読み取った変位量θ
がθ=2で、選択回路6の指定が第3図に示す特性表B
から選択されたとする。するとCPU4はROM5内より、E
[2,2]番地のデータを読み込みD/A変換器7へ速度指令
信号として書き込む。そしてD/A変換器7の出力電圧に
より、サーボモータMを制御する。尚選択回路6は、例
えば複数のスイツチで構成されており、そのスイツチの
ON,OFFの組み合わせで、ROM5内の特性表の指定を容易に
変更することができる。従って、パン角の角度移動制御
は必要に応じて、例えば、操作部材の操作に応じて、又
選択手段の選択に応じて被制御部材の速度を自由に変更
することができ、この被制御部材の緻密な制御が可能と
なる。
材である摺動子2aの変位量θをつまり位置をデジタル値
として読み取る。次にCPU4はユーザーが選択した選択回
路6の設定値を読み取り、そして、この設定値に従って
ROM5に記憶している複数の特性カーブ表の1つを決定す
る。前述した通りROM5には、第2図に示すように変位量
θをアドレスとして、複数の特性カーブに従った出力す
べき電圧のデータが記憶されている。第3図はその表の
特性カーブを横軸を摺動子2aの変位量、縦軸を出力電圧
としたグラフである。今仮りに摺動子2aの可動範囲がA/
D変換器のデジタル値でθ=−100〜+100までとし、ROM
5内に3種類の特性カーブ表A,B,Cを作っておいたとす
る。現在のA/D変換器3からCPU4が読み取った変位量θ
がθ=2で、選択回路6の指定が第3図に示す特性表B
から選択されたとする。するとCPU4はROM5内より、E
[2,2]番地のデータを読み込みD/A変換器7へ速度指令
信号として書き込む。そしてD/A変換器7の出力電圧に
より、サーボモータMを制御する。尚選択回路6は、例
えば複数のスイツチで構成されており、そのスイツチの
ON,OFFの組み合わせで、ROM5内の特性表の指定を容易に
変更することができる。従って、パン角の角度移動制御
は必要に応じて、例えば、操作部材の操作に応じて、又
選択手段の選択に応じて被制御部材の速度を自由に変更
することができ、この被制御部材の緻密な制御が可能と
なる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、摺動子の変位
量をデシタル値に変換する手段と、特性カーブ表を複数
記憶する手段と、複数の表の中から一つを選択する手段
を設けることにより、回路調整を不要にし、また、特性
の変更を容易にする効果がある。
量をデシタル値に変換する手段と、特性カーブ表を複数
記憶する手段と、複数の表の中から一つを選択する手段
を設けることにより、回路調整を不要にし、また、特性
の変更を容易にする効果がある。
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、 第2図は第1図実施例におけるROMに記憶した特性カー
ブ表を表わした図、 第3図は、第2図に示された特性表のデータの、摺動子
の変位量とデータ値との関係を示した図、 第4図は従来の速度サーボ制御装置を示すブロツク図、 第5図は、第4図に示された従来のサーボ制御装置の摺
動子の変位量と出力電圧の関係を示す図である。 1は電源装置 2は速度制御用ポテンシヨメータ 3はA/D変換器 4はCPU 5はROM 6は選択回路 7はD/A変換器 8はサーボ増幅器 9はサーボモーター 10はタコジエネレータ である。
ブ表を表わした図、 第3図は、第2図に示された特性表のデータの、摺動子
の変位量とデータ値との関係を示した図、 第4図は従来の速度サーボ制御装置を示すブロツク図、 第5図は、第4図に示された従来のサーボ制御装置の摺
動子の変位量と出力電圧の関係を示す図である。 1は電源装置 2は速度制御用ポテンシヨメータ 3はA/D変換器 4はCPU 5はROM 6は選択回路 7はD/A変換器 8はサーボ増幅器 9はサーボモーター 10はタコジエネレータ である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/00 - 5/52 H02P 7/00 - 7/80
Claims (1)
- 【請求項1】速度制御用の摺動子の変位量によって、速
度制御される被制御部材の速度を制御する速度制御装置
において、前記摺動子の変位量をデジタル値に変換する
変換手段と、変位量に応じて変化する出力電圧の特性カ
ーブを複数記憶している記憶手段と、操作者のスイッチ
操作により前記複数の特性カーブの中から所望の特性カ
ーブを選択し得る選択手段を有し、前記被制御部材の速
度を前記選択手段によって選択された特性カーブと前記
変換手段の出力に従って制御することを特徴とする速度
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233774A JP2810437B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233774A JP2810437B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398484A JPH0398484A (ja) | 1991-04-24 |
JP2810437B2 true JP2810437B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=16960364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1233774A Expired - Fee Related JP2810437B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810437B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897896B1 (en) | 1999-06-23 | 2005-05-24 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | TV lens system |
US7652711B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-01-26 | Fujinon Corporation | Lens control system, lens controller, and operating apparatus |
WO2016129143A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タダノ | アクチュエータ制御装置及び作業車両 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578388Y2 (ja) * | 1978-05-23 | 1982-02-17 | ||
JPS5783187A (en) * | 1980-11-11 | 1982-05-24 | Tokyo Juki Ind Co Ltd | Driving control device of sewing machine |
JPS57169955A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-19 | Sony Corp | Jogging device for vtr |
JPS61203436U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-20 | ||
US4739240A (en) * | 1987-04-29 | 1988-04-19 | General Electric Company | Commutator for switched reluctance drive |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP1233774A patent/JP2810437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897896B1 (en) | 1999-06-23 | 2005-05-24 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | TV lens system |
US7652711B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-01-26 | Fujinon Corporation | Lens control system, lens controller, and operating apparatus |
WO2016129143A1 (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タダノ | アクチュエータ制御装置及び作業車両 |
US10640334B2 (en) | 2015-02-13 | 2020-05-05 | Tadano Ltd. | Actuator control device and work vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0398484A (ja) | 1991-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |