JPH08223607A - 立体カメラ用レンズ制御装置 - Google Patents
立体カメラ用レンズ制御装置Info
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- JPH08223607A JPH08223607A JP7044815A JP4481595A JPH08223607A JP H08223607 A JPH08223607 A JP H08223607A JP 7044815 A JP7044815 A JP 7044815A JP 4481595 A JP4481595 A JP 4481595A JP H08223607 A JPH08223607 A JP H08223607A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction data
- lens
- zoom
- focus
- operating
- Prior art date
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- Pending
Links
Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右2台の立体カメラのレンズ部間の作動方
向毎の作動ずれをなくすと共に、使い勝手のよい装置を
得る。 【構成】 2台の立体カメラのそれぞれのレンズ部1
1,12に設けられたフォーカス駆動機構、ズーム駆動
機構で、設定スイッチ26,28,31,33、ズーム
調整ツマミ30、フォーカス調整ツマミ35等の補正設
定手段により、例えば右側カメラの作動状態を作動方向
毎に補正する。この作動方向毎の補正データは、CPU
40内のメモリ39へ記憶される。従って、フォーカス
操作部23、ズーム操作部24の操作量と上記補正デー
タに基づいて、両駆動機構が作動することになり、作動
方向毎のずれが解消される。また、この補正データとし
て記憶された一部の設定データにより、設定データ間の
補正データを自動的に補間し、更に上記補正データは、
各種のレンズ部の組合せに応じて複数記憶することがで
きる。
向毎の作動ずれをなくすと共に、使い勝手のよい装置を
得る。 【構成】 2台の立体カメラのそれぞれのレンズ部1
1,12に設けられたフォーカス駆動機構、ズーム駆動
機構で、設定スイッチ26,28,31,33、ズーム
調整ツマミ30、フォーカス調整ツマミ35等の補正設
定手段により、例えば右側カメラの作動状態を作動方向
毎に補正する。この作動方向毎の補正データは、CPU
40内のメモリ39へ記憶される。従って、フォーカス
操作部23、ズーム操作部24の操作量と上記補正デー
タに基づいて、両駆動機構が作動することになり、作動
方向毎のずれが解消される。また、この補正データとし
て記憶された一部の設定データにより、設定データ間の
補正データを自動的に補間し、更に上記補正データは、
各種のレンズ部の組合せに応じて複数記憶することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体映像を撮影するた
めの立体カメラに設けられるレンズ部の制御装置の構成
に関する。
めの立体カメラに設けられるレンズ部の制御装置の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、立体カメラを用いた撮影の状
態が示されており、図示されるように、被撮像体1を撮
影するために左右2台のカメラ2,3が用いられ、これ
らのカメラ2,3は被撮像体1を立体視する左右位置に
配置される。このカメラ2,3には、フォーカスレンズ
駆動機構、ズームレンズ駆動機構等が配置されたレンズ
部4,5が取り付けられており、これらのレンズ部4,
5内の上記駆動機構はレンズコントローラ6によって直
接的に又は遠隔場所から制御される。
態が示されており、図示されるように、被撮像体1を撮
影するために左右2台のカメラ2,3が用いられ、これ
らのカメラ2,3は被撮像体1を立体視する左右位置に
配置される。このカメラ2,3には、フォーカスレンズ
駆動機構、ズームレンズ駆動機構等が配置されたレンズ
部4,5が取り付けられており、これらのレンズ部4,
5内の上記駆動機構はレンズコントローラ6によって直
接的に又は遠隔場所から制御される。
【0003】即ち、このレンズコントローラ6には、フ
ォーカス操作部7及びズーム操作部8が配置されてお
り、このフォーカス操作部7の回転操作によりレンズ部
4,5内のフォーカスレンズが駆動され、これによって
近距離から遠距離までの被撮像体1にピントが合せられ
る。また、ズーム操作部8の回転操作によりレンズ部
4,5内のズームレンズが駆動され、これによって広角
(ワイド)側から望遠(テレ)側までの被撮像体1に焦
点及び画角が合せられる。このようにして得られた2つ
の映像は、例えば映像ミキサ等により合成処理された後
にモニタへ表示され、このモニタ画像を専用の眼鏡を介
して見ることにより、立体映像が観察できることにな
る。
ォーカス操作部7及びズーム操作部8が配置されてお
り、このフォーカス操作部7の回転操作によりレンズ部
4,5内のフォーカスレンズが駆動され、これによって
近距離から遠距離までの被撮像体1にピントが合せられ
る。また、ズーム操作部8の回転操作によりレンズ部
4,5内のズームレンズが駆動され、これによって広角
(ワイド)側から望遠(テレ)側までの被撮像体1に焦
点及び画角が合せられる。このようにして得られた2つ
の映像は、例えば映像ミキサ等により合成処理された後
にモニタへ表示され、このモニタ画像を専用の眼鏡を介
して見ることにより、立体映像が観察できることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記立体カ
メラ用レンズ制御装置では、2台のカメラ2,3で被撮
像体1を立体視することから、フォーカス動作、ズーム
動作においては、左右のレンズ部4,5内の各レンズが
一定の関係で駆動されなければならない。しかしなが
ら、レンズ部4,5の種類によって、例えば右側用であ
るか、左側用であるかの相違、或いはズーム機能の有無
等によって、2台のレンズ部4,5が互いに一定の関係
で作動しない場合があるという問題がある。
メラ用レンズ制御装置では、2台のカメラ2,3で被撮
像体1を立体視することから、フォーカス動作、ズーム
動作においては、左右のレンズ部4,5内の各レンズが
一定の関係で駆動されなければならない。しかしなが
ら、レンズ部4,5の種類によって、例えば右側用であ
るか、左側用であるかの相違、或いはズーム機能の有無
等によって、2台のレンズ部4,5が互いに一定の関係
で作動しない場合があるという問題がある。
【0005】このように、左右のレンズ部4,5の駆動
機構の作動状態にずれがある場合は、そのずれを補正す
ることが考えられ、従来では、例えば特開平5−130
646号公報に示されるように、ズーム機能において左
右カメラの補正ズーム値を記憶させ、この補正ズーム値
を用いることによって倍率誤差をなくすことが行われて
いる。しかし、このレンズ部4,5のそれぞれの駆動機
構において、バックラッシュ量の違い、摩擦負荷の相違
等によって、作動方向でずれ量が異なるという問題があ
った。即ち、フォーカス駆動機構では、近距離側から遠
距離側へ作動させる方向か、遠距離側から近距離側へ作
動させる方向かによって、ズーム駆動機構では、広角側
から望遠側へ作動させる方向か、望遠側から広角側へ作
動させる方向かによって、ずれ量が異なり、正確な駆動
が行えなかった。
機構の作動状態にずれがある場合は、そのずれを補正す
ることが考えられ、従来では、例えば特開平5−130
646号公報に示されるように、ズーム機能において左
右カメラの補正ズーム値を記憶させ、この補正ズーム値
を用いることによって倍率誤差をなくすことが行われて
いる。しかし、このレンズ部4,5のそれぞれの駆動機
構において、バックラッシュ量の違い、摩擦負荷の相違
等によって、作動方向でずれ量が異なるという問題があ
った。即ち、フォーカス駆動機構では、近距離側から遠
距離側へ作動させる方向か、遠距離側から近距離側へ作
動させる方向かによって、ズーム駆動機構では、広角側
から望遠側へ作動させる方向か、望遠側から広角側へ作
動させる方向かによって、ずれ量が異なり、正確な駆動
が行えなかった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、2台カメラのレンズ部間の作動方
向毎の作動ずれをなくし、良好な立体映像を形成するこ
とができる立体カメラ用レンズ制御装置を提供すること
にある。また、このような作動ずれを補正する装置で
は、使い易さも考慮することが必要となり、他の目的
は、使い勝手のよい立体カメラ用レンズ制御装置を提供
することにある。
であり、その目的は、2台カメラのレンズ部間の作動方
向毎の作動ずれをなくし、良好な立体映像を形成するこ
とができる立体カメラ用レンズ制御装置を提供すること
にある。また、このような作動ずれを補正する装置で
は、使い易さも考慮することが必要となり、他の目的
は、使い勝手のよい立体カメラ用レンズ制御装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明に係る立体カメラ用レンズ制
御装置は、2台のカメラのそれぞれのレンズ部に設けら
れた撮影に関する駆動機構を所定範囲において作動させ
るための立体カメラ用レンズ制御装置であって、上記各
レンズ部の駆動機構における作動状態を作動方向毎に補
正設定するための補正設定手段と、この補正設定手段に
より設定された作動方向毎の補正データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段の補正データに基づいて駆動機構
の作動状態を補正制御する補正制御手段と、を設けたこ
とを特徴とする。第2請求項記載の発明は、上記駆動機
構の作動範囲において一部の補正データが設定された場
合に、これらの補正データ間のデータを自動的に補間し
て補正するようにしたことを特徴とする。第3請求項記
載の発明は、上記記憶手段には、2台カメラのレンズ部
として用いられる複数種類のレンズ部の組合せの補正デ
ータを記憶し、このレンズ部の組合せを切替え手段によ
り選択するようにしたことを特徴とする。
に、第1請求項記載の発明に係る立体カメラ用レンズ制
御装置は、2台のカメラのそれぞれのレンズ部に設けら
れた撮影に関する駆動機構を所定範囲において作動させ
るための立体カメラ用レンズ制御装置であって、上記各
レンズ部の駆動機構における作動状態を作動方向毎に補
正設定するための補正設定手段と、この補正設定手段に
より設定された作動方向毎の補正データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段の補正データに基づいて駆動機構
の作動状態を補正制御する補正制御手段と、を設けたこ
とを特徴とする。第2請求項記載の発明は、上記駆動機
構の作動範囲において一部の補正データが設定された場
合に、これらの補正データ間のデータを自動的に補間し
て補正するようにしたことを特徴とする。第3請求項記
載の発明は、上記記憶手段には、2台カメラのレンズ部
として用いられる複数種類のレンズ部の組合せの補正デ
ータを記憶し、このレンズ部の組合せを切替え手段によ
り選択するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、上記レンズ部の駆動機構
としては、例えばフォーカス駆動機構、ズーム駆動機構
等があるが、これらの駆動機構を左右レンズ部の作動範
囲において作動方向毎に実際に動かしながら、例えば設
定スイッチ、調整ボリューム等の補正設定手段により、
その作動量(状態)が補正される。同時に、この作動方
向毎の補正データはメモリに書き込まれる。そして、本
番の立体撮影時には補正データがメモリから読み出さ
れ、駆動機構は操作部の操作量と上記補正データに基づ
いて動かされる。従って、2台カメラのレンズ部の駆動
機構は、作動方向が異なっていても、互いに一定の関係
で駆動することになり、立体視するための映像が良好に
撮影される。
としては、例えばフォーカス駆動機構、ズーム駆動機構
等があるが、これらの駆動機構を左右レンズ部の作動範
囲において作動方向毎に実際に動かしながら、例えば設
定スイッチ、調整ボリューム等の補正設定手段により、
その作動量(状態)が補正される。同時に、この作動方
向毎の補正データはメモリに書き込まれる。そして、本
番の立体撮影時には補正データがメモリから読み出さ
れ、駆動機構は操作部の操作量と上記補正データに基づ
いて動かされる。従って、2台カメラのレンズ部の駆動
機構は、作動方向が異なっていても、互いに一定の関係
で駆動することになり、立体視するための映像が良好に
撮影される。
【0009】上記の補正データの設定・記憶では、作動
範囲の全ての作動点について設定動作を繰り返すことは
煩雑である。そこで、第2請求項の構成では、一部の補
正データが設定されたとき、設定されなかった補正デー
タを設定された補正データから補間しており、これによ
り補正データの設定が容易となる。また、上記の補正デ
ータは、使用するレンズ部の種類又は組合せによって相
違することとなるので、第3請求項のように、複数の補
正データを記憶できるようにすれば、各種のレンズ部の
組合せに対応することが可能となる。
範囲の全ての作動点について設定動作を繰り返すことは
煩雑である。そこで、第2請求項の構成では、一部の補
正データが設定されたとき、設定されなかった補正デー
タを設定された補正データから補間しており、これによ
り補正データの設定が容易となる。また、上記の補正デ
ータは、使用するレンズ部の種類又は組合せによって相
違することとなるので、第3請求項のように、複数の補
正データを記憶できるようにすれば、各種のレンズ部の
組合せに対応することが可能となる。
【0010】
【実施例】図1には、実施例に係る立体カメラ用レンズ
制御装置の構成が示されており、図2には当該装置の回
路構成が示されている。図1において、左右2台のカメ
ラにレンズ部(例えば左側カメラ)11とレンズ(右側
カメラ)12が別個に配置されており、このレンズ部1
1には、フォーカスレンズ群13及びズームレンズ群1
4が設けられ、またこれらのレンズ群13,14を駆動
するフォーカス駆動部15及びズーム駆動部16が設け
られる。一方のレンズ部12にも、同様にフォーカスレ
ンズ群17、ズームレンズ群18、フォーカス駆動部1
9、ズーム駆動部20が設けられる。
制御装置の構成が示されており、図2には当該装置の回
路構成が示されている。図1において、左右2台のカメ
ラにレンズ部(例えば左側カメラ)11とレンズ(右側
カメラ)12が別個に配置されており、このレンズ部1
1には、フォーカスレンズ群13及びズームレンズ群1
4が設けられ、またこれらのレンズ群13,14を駆動
するフォーカス駆動部15及びズーム駆動部16が設け
られる。一方のレンズ部12にも、同様にフォーカスレ
ンズ群17、ズームレンズ群18、フォーカス駆動部1
9、ズーム駆動部20が設けられる。
【0011】そして、これらの駆動部15,16,1
9,20に接続して、レンズコントローラ22が配置さ
れており、このレンズコントローラ22には、フォーカ
ス操作部(回転操作部)23とズーム操作部(回転操作
部)24が設けられている。従って、上記フォーカス操
作部23によれば、上記駆動部15,19を介してフォ
ーカスレンズ群13,17を近距離から遠距離までの作
動範囲において駆動することができ、ズーム操作部24
によれば、上記駆動部16,20を介してズームレンズ
群14,18を広角位置から望遠位置までの作動範囲に
おいて駆動することができる。
9,20に接続して、レンズコントローラ22が配置さ
れており、このレンズコントローラ22には、フォーカ
ス操作部(回転操作部)23とズーム操作部(回転操作
部)24が設けられている。従って、上記フォーカス操
作部23によれば、上記駆動部15,19を介してフォ
ーカスレンズ群13,17を近距離から遠距離までの作
動範囲において駆動することができ、ズーム操作部24
によれば、上記駆動部16,20を介してズームレンズ
群14,18を広角位置から望遠位置までの作動範囲に
おいて駆動することができる。
【0012】また、このレンズコントローラ22には、
補正設定・記憶のためのスイッチとして、ズーム機能に
ついては、望遠(T)側から広角(W)側への作動方向
の設定スイッチ26とそのクリア(C)スイッチ27、
広角(W)側から望遠(T)側への作動方向の設定スイ
ッチ28とそのクリアスイッチ29、そして右側カメラ
のレンズ部11のズーム作動位置を調整するズーム調整
(ボリューム)ツマミ30が設けられる。実施例では、
左側のレンズ部11の作動状態を基準として右側のレン
ズ部12の作動状態を補正するようにしているため、右
側カメラのみのズーム機構及びフォーカス機構の位置を
調整するようになっている。もちろん、右側レンズ部1
2を基準として左側レンズ部11の作動状態を補正する
ようにしてもよい。
補正設定・記憶のためのスイッチとして、ズーム機能に
ついては、望遠(T)側から広角(W)側への作動方向
の設定スイッチ26とそのクリア(C)スイッチ27、
広角(W)側から望遠(T)側への作動方向の設定スイ
ッチ28とそのクリアスイッチ29、そして右側カメラ
のレンズ部11のズーム作動位置を調整するズーム調整
(ボリューム)ツマミ30が設けられる。実施例では、
左側のレンズ部11の作動状態を基準として右側のレン
ズ部12の作動状態を補正するようにしているため、右
側カメラのみのズーム機構及びフォーカス機構の位置を
調整するようになっている。もちろん、右側レンズ部1
2を基準として左側レンズ部11の作動状態を補正する
ようにしてもよい。
【0013】即ち、ズーム操作部24を操作し、補正の
必要がある場合は、ズーム調整ツマミ30を操作して、
右側レンズ部12のズームレンズ群18の作動位置を動
かして調整する。この調整が終わった後、その動きが望
遠側から広角側への作動方向であれば、設定スイッチ2
6を押し、広角側から望遠側への作動方向であれば、設
定スイッチ28を押すことにより、補正設定が行われ
る。なお、クリアスイッチ27,29は現在の作動位置
の補正を解除するものであり、補正データがない状態
(0値)に設定される。
必要がある場合は、ズーム調整ツマミ30を操作して、
右側レンズ部12のズームレンズ群18の作動位置を動
かして調整する。この調整が終わった後、その動きが望
遠側から広角側への作動方向であれば、設定スイッチ2
6を押し、広角側から望遠側への作動方向であれば、設
定スイッチ28を押すことにより、補正設定が行われ
る。なお、クリアスイッチ27,29は現在の作動位置
の補正を解除するものであり、補正データがない状態
(0値)に設定される。
【0014】一方、フォーカス機能については、遠距離
(∞)から近距離(N)への作動方向の設定スイッチ3
1とそのクリアスイッチ32、近距離(N)から遠距離
(∞)への作動方向の設定スイッチ33とそのクリアス
イッチ34、そして右側カメラのレンズ部11のフォー
カス動作位置を調整するフォーカス調整(ボリューム)
ツマミ35が設けられる。従って、この場合も、フォー
カス操作部23を操作し、補正の必要がある場合は、フ
ォーカス調整ツマミ35を操作してフォーカスレンズ群
17の作動位置を動かして調整する。この調整が終わっ
た後、その作動が遠距離側から近距離側への作動方向で
あれば、設定スイッチ31を押し、近距離側から遠距離
側への作動方向であれば、設定スイッチ33を押すこと
により、補正設定が行われる。また、クリアスイッチ3
2,34により補正データがない状態(0値)に設定さ
れる。
(∞)から近距離(N)への作動方向の設定スイッチ3
1とそのクリアスイッチ32、近距離(N)から遠距離
(∞)への作動方向の設定スイッチ33とそのクリアス
イッチ34、そして右側カメラのレンズ部11のフォー
カス動作位置を調整するフォーカス調整(ボリューム)
ツマミ35が設けられる。従って、この場合も、フォー
カス操作部23を操作し、補正の必要がある場合は、フ
ォーカス調整ツマミ35を操作してフォーカスレンズ群
17の作動位置を動かして調整する。この調整が終わっ
た後、その作動が遠距離側から近距離側への作動方向で
あれば、設定スイッチ31を押し、近距離側から遠距離
側への作動方向であれば、設定スイッチ33を押すこと
により、補正設定が行われる。また、クリアスイッチ3
2,34により補正データがない状態(0値)に設定さ
れる。
【0015】更に、レンズコントローラ22には、レン
ズ部11,12の複数の組合せに対応し、各種組合せの
補正を設定及び実行するための選択スイッチ36が設け
られると共に、補正データの記憶・設定(MEMO)と読出
し・実行(READ)を切り替える切替えスイッチ37が設
けられている。実施例の上記選択スイッチ36では、5
つの組合せが設定できるようになっており、例えば同一
機種の左右レンズの組合せ、異なる機種の左右レンズの
組合せ、ズーム機能のない左右レンズの組合せ等の任意
の組合せに対応可能となっている。
ズ部11,12の複数の組合せに対応し、各種組合せの
補正を設定及び実行するための選択スイッチ36が設け
られると共に、補正データの記憶・設定(MEMO)と読出
し・実行(READ)を切り替える切替えスイッチ37が設
けられている。実施例の上記選択スイッチ36では、5
つの組合せが設定できるようになっており、例えば同一
機種の左右レンズの組合せ、異なる機種の左右レンズの
組合せ、ズーム機能のない左右レンズの組合せ等の任意
の組合せに対応可能となっている。
【0016】図2に示されるように、上記レンズコント
ローラ22内には、制御を統轄し、かつメモリ39が一
体形成されたワンチップのCPU40が設けられ、この
CPU40には上記設定スイッチ26,28,31,3
3、クリアスイッチ27,29,32,34、選択スイ
ッチ36、切替えスイッチ37の制御信号が入力され、
フォーカス操作部23、ズーム操作部24、調整ツマミ
30,35の制御信号がA/D変換器41を介して入力
される。一方、CPU40からは制御信号がD/A変換
器42を介して、フォーカス駆動部15,19、ズーム
駆動部16,20へ供給されており、これによって左右
レンズ部11,12のフォーカスレンズ群13,17の
制御、ズームレンズ群14,18の制御が行われる。
ローラ22内には、制御を統轄し、かつメモリ39が一
体形成されたワンチップのCPU40が設けられ、この
CPU40には上記設定スイッチ26,28,31,3
3、クリアスイッチ27,29,32,34、選択スイ
ッチ36、切替えスイッチ37の制御信号が入力され、
フォーカス操作部23、ズーム操作部24、調整ツマミ
30,35の制御信号がA/D変換器41を介して入力
される。一方、CPU40からは制御信号がD/A変換
器42を介して、フォーカス駆動部15,19、ズーム
駆動部16,20へ供給されており、これによって左右
レンズ部11,12のフォーカスレンズ群13,17の
制御、ズームレンズ群14,18の制御が行われる。
【0017】図3には、上記CPU40内における補正
データの設定、記憶状態が示されており、実施例では上
記選択スイッチ36が番号1にあるときは、メモリ39
のアドレス100〜199に、ズーム機能における望遠
(T)側から広角(W)側への作動方向の補正データを
書き込み、アドレス200〜299に、ズーム機能にお
ける広角(W)側から望遠(T)側への作動方向の補正
データを書き込み、アドレス300〜399に、フォー
カス機能の遠距離(∞)側から近距離(N)側への作動
方向の補正データを格納し、アドレス400〜499
に、近距離(N)側から遠距離(∞)側への作動方向の
補正データを格納している。
データの設定、記憶状態が示されており、実施例では上
記選択スイッチ36が番号1にあるときは、メモリ39
のアドレス100〜199に、ズーム機能における望遠
(T)側から広角(W)側への作動方向の補正データを
書き込み、アドレス200〜299に、ズーム機能にお
ける広角(W)側から望遠(T)側への作動方向の補正
データを書き込み、アドレス300〜399に、フォー
カス機能の遠距離(∞)側から近距離(N)側への作動
方向の補正データを格納し、アドレス400〜499
に、近距離(N)側から遠距離(∞)側への作動方向の
補正データを格納している。
【0018】また、選択スイッチ36において、番号2
のときは、アドレス500〜899に各駆動機構の補正
データの格納場所が作動方向毎に割り当てられることに
なり、更に番号3のときはアドレス900〜1299、
番号4のときはアドレス1300〜1699、番号5の
ときはアドレス1700〜2099に同様に割り当てら
れる。
のときは、アドレス500〜899に各駆動機構の補正
データの格納場所が作動方向毎に割り当てられることに
なり、更に番号3のときはアドレス900〜1299、
番号4のときはアドレス1300〜1699、番号5の
ときはアドレス1700〜2099に同様に割り当てら
れる。
【0019】そして、実施例のCPU40では作動量に
対応する補正データを8ビット構成の256の値で記憶
しており、従って中間値の128が補正値なし、1が負
の最大補正値、256が正の最大補正値となり、0は補
正データなしの状態となる。また、この補正データの記
憶処理において、補正データが飛び飛びに設定された場
合は、詳細は後述するが、補正データの設定を簡略化す
るために、設定された補正データに基づいて補正データ
のない部分の補間データを補間し、この補正データを使
用して補正する。
対応する補正データを8ビット構成の256の値で記憶
しており、従って中間値の128が補正値なし、1が負
の最大補正値、256が正の最大補正値となり、0は補
正データなしの状態となる。また、この補正データの記
憶処理において、補正データが飛び飛びに設定された場
合は、詳細は後述するが、補正データの設定を簡略化す
るために、設定された補正データに基づいて補正データ
のない部分の補間データを補間し、この補正データを使
用して補正する。
【0020】実施例は以上の構成からなり、図5のフロ
ーチャートを参照しながら、その作用を説明する。ま
ず、立体撮影に用いる左右のレンズ部11,12の組合
せに応じて、選択スイッチ36の各番号を選択し、作動
補正の設定・記憶をする場合は切替えスイッチ37を記
憶(MEMO)側へ倒すことになる。図5には、上記レンズ
コントローラ22内のCPU40での処理動作が示され
ており、ステップ101では、上記選択スイッチ36に
より選択された番号を判定し、メモリ39における先頭
アドレスを決定する。即ち、上述のように、番号1が選
択されているときはアドレス100、番号2が選択され
ているときはアドレス500を決定し、次のステップ1
02へ移行する。
ーチャートを参照しながら、その作用を説明する。ま
ず、立体撮影に用いる左右のレンズ部11,12の組合
せに応じて、選択スイッチ36の各番号を選択し、作動
補正の設定・記憶をする場合は切替えスイッチ37を記
憶(MEMO)側へ倒すことになる。図5には、上記レンズ
コントローラ22内のCPU40での処理動作が示され
ており、ステップ101では、上記選択スイッチ36に
より選択された番号を判定し、メモリ39における先頭
アドレスを決定する。即ち、上述のように、番号1が選
択されているときはアドレス100、番号2が選択され
ているときはアドレス500を決定し、次のステップ1
02へ移行する。
【0021】このステップ102では、切替えスイッチ
37がMEMO側に切り替えられているか否かの判定が行わ
れ、MEMO側へ切り替えられている(Y)ときは、ステッ
プ103によりフォーカス操作部23、ズーム操作部2
4、ズーム調整ツマミ30及びフォーカス調整ツマミ3
5の操作値をA/D変換器41を介して検出する。次の
ステップ104では、上記操作値に対応した駆動制御信
号をD/A変換器42を介して、各駆動部15,16,
19,20へ出力しており、これによって左右カメラ1
1,12のフォーカスレンズ群13,17、ズームレン
ズ群14,18が操作された位置まで動かされる。
37がMEMO側に切り替えられているか否かの判定が行わ
れ、MEMO側へ切り替えられている(Y)ときは、ステッ
プ103によりフォーカス操作部23、ズーム操作部2
4、ズーム調整ツマミ30及びフォーカス調整ツマミ3
5の操作値をA/D変換器41を介して検出する。次の
ステップ104では、上記操作値に対応した駆動制御信
号をD/A変換器42を介して、各駆動部15,16,
19,20へ出力しており、これによって左右カメラ1
1,12のフォーカスレンズ群13,17、ズームレン
ズ群14,18が操作された位置まで動かされる。
【0022】次のステップ105では、設定スイッチ2
6,28,31,33が押されたか否かが検出され、い
ずれかの設定スイッチが押されている(Y)ときは、ス
テップ106にてメモリ39内の該当するアドレスに補
正データを書き込む。即ち、左右2台のカメラで相関的
に一定動作が行われていない場合は、ズーム調整ツマミ
30とフォーカス調整ツマミ35により、右側カメラの
レンズ部12のズーム位置、フォーカス位置の調整が行
われる。そして、例えばズームの望遠(T)側から広角
(W)側への作動方向で調整をした場合は、設定スイッ
チ26を押すことにより、ズーム調整ツマミ30で設定
された補正データが記憶され、例えば図3に示されるよ
うに、現在のズーム作動位置のアドレスが198である
ときは、補正データ118が格納される。同様にして、
他の補正データが作動方向別に所定のアドレスに記憶さ
れる。
6,28,31,33が押されたか否かが検出され、い
ずれかの設定スイッチが押されている(Y)ときは、ス
テップ106にてメモリ39内の該当するアドレスに補
正データを書き込む。即ち、左右2台のカメラで相関的
に一定動作が行われていない場合は、ズーム調整ツマミ
30とフォーカス調整ツマミ35により、右側カメラの
レンズ部12のズーム位置、フォーカス位置の調整が行
われる。そして、例えばズームの望遠(T)側から広角
(W)側への作動方向で調整をした場合は、設定スイッ
チ26を押すことにより、ズーム調整ツマミ30で設定
された補正データが記憶され、例えば図3に示されるよ
うに、現在のズーム作動位置のアドレスが198である
ときは、補正データ118が格納される。同様にして、
他の補正データが作動方向別に所定のアドレスに記憶さ
れる。
【0023】図4には、上記補正データの補間の様子が
示されており、実施例では、補正データの設定を簡略化
するために、補正データが間をおいて2ヵ所に設定され
た場合には、この間の補正データを補間している。即
ち、上記設定スイッチ26の操作により、図4(A)に
示されるように、アドレス100に補正データ150が
書き込まれ、間をおいてアドレス105に補正データ1
60が設定されたと仮定すると、CPU40はスイッチ
37がREAD側に切り替えられているときアドレス101
から104の補正データを自動的に補間演算し、図4
(B)に示されるように、アドレス101に152、ア
ドレス102に154、アドレス103に156、アド
レス104に158の補正データが自動的に生成され
る。これによれば、補正データの設定が短時間かつ容易
に行えるという利点がある。
示されており、実施例では、補正データの設定を簡略化
するために、補正データが間をおいて2ヵ所に設定され
た場合には、この間の補正データを補間している。即
ち、上記設定スイッチ26の操作により、図4(A)に
示されるように、アドレス100に補正データ150が
書き込まれ、間をおいてアドレス105に補正データ1
60が設定されたと仮定すると、CPU40はスイッチ
37がREAD側に切り替えられているときアドレス101
から104の補正データを自動的に補間演算し、図4
(B)に示されるように、アドレス101に152、ア
ドレス102に154、アドレス103に156、アド
レス104に158の補正データが自動的に生成され
る。これによれば、補正データの設定が短時間かつ容易
に行えるという利点がある。
【0024】図5のステップ105にて、設定スイッチ
26,28,31,33が押されなかった(N)とき
は、ステップ107にて、クリアスイッチ27,29,
32,34が押されたか否かを判定しており、いずれか
のクリアスイッチが押された場合はステップ108によ
り該当アドレスの補正データがクリアされ、0値が書き
込まれる。即ち、上記設定スイッチ26,28,31,
33で設定された補正データを0値にすることができ、
上記クリアスイッチ27,29,32,34を押したま
ま、ズーム操作部23やフォーカス操作部24を操作す
れば、ある範囲が一度にクリアされる。なお、このクリ
アされたアドレスにおいて、両端のアドレスに補正デー
タが記憶されている場合で切替えスイッチ37がREAD側
へ切り替えられているときは、新たな補間データが生成
される。
26,28,31,33が押されなかった(N)とき
は、ステップ107にて、クリアスイッチ27,29,
32,34が押されたか否かを判定しており、いずれか
のクリアスイッチが押された場合はステップ108によ
り該当アドレスの補正データがクリアされ、0値が書き
込まれる。即ち、上記設定スイッチ26,28,31,
33で設定された補正データを0値にすることができ、
上記クリアスイッチ27,29,32,34を押したま
ま、ズーム操作部23やフォーカス操作部24を操作す
れば、ある範囲が一度にクリアされる。なお、このクリ
アされたアドレスにおいて、両端のアドレスに補正デー
タが記憶されている場合で切替えスイッチ37がREAD側
へ切り替えられているときは、新たな補間データが生成
される。
【0025】次に、上記ステップ102にて、切替えス
イッチ37がREADへ切り替えられている(N)ときは、
ステップ109へ移行して、フォーカス操作部23、ズ
ーム操作部24の操作値をA/D変換器41を介して検
出する。そして、次のステップ110では、上記操作値
とその作動方向により、該当するアドレスの補正データ
を読み出すことになり、ステップ111ではこの補正デ
ータと共に、操作部24の操作値をD/A変換器42へ
出力する。
イッチ37がREADへ切り替えられている(N)ときは、
ステップ109へ移行して、フォーカス操作部23、ズ
ーム操作部24の操作値をA/D変換器41を介して検
出する。そして、次のステップ110では、上記操作値
とその作動方向により、該当するアドレスの補正データ
を読み出すことになり、ステップ111ではこの補正デ
ータと共に、操作部24の操作値をD/A変換器42へ
出力する。
【0026】そうして、このD/A変換器42の出力に
より、各駆動部15,16,19,20が駆動され、左
側のカメラ11のフォーカスレンズ群13及びズームレ
ンズ群14は、上記操作部23,24の操作値に基づい
て動かされるが、右側のカメラ12のフォーカスレンズ
群17及びズームレンズ群18は上記操作値と補正デー
タに基づいて動かされる。この結果、左右2台のカメラ
のレンズ部11,12のフォーカス駆動機構、ズーム駆
動機構が一定の関係で(誤差なく)作動することにな
り、立体視が可能な良好な映像を得ることができる。
より、各駆動部15,16,19,20が駆動され、左
側のカメラ11のフォーカスレンズ群13及びズームレ
ンズ群14は、上記操作部23,24の操作値に基づい
て動かされるが、右側のカメラ12のフォーカスレンズ
群17及びズームレンズ群18は上記操作値と補正デー
タに基づいて動かされる。この結果、左右2台のカメラ
のレンズ部11,12のフォーカス駆動機構、ズーム駆
動機構が一定の関係で(誤差なく)作動することにな
り、立体視が可能な良好な映像を得ることができる。
【0027】上記実施例では、レンズコントローラ22
に作動方向毎の設定スイッチ26,28,31,33及
びクリアスイッチ27,29,32,34を配置した
が、この作動方向はフォーカス操作部23とズーム操作
部24の操作状態をCPU40で自動的に判定すること
とし、ズーム用とフォーカス用のそれぞれの設定スイッ
チ及びクリアスイッチを1個ずつ配置するようにしても
よい。また、上記切替えスイッチ37についても、必ず
必要となるものではなく、上記設定スイッチ26,2
8,31,33及びクリアスイッチ27,29,32,
34が押されたときは、常に記憶する処理を行うように
して、排除するようにしてもよい。
に作動方向毎の設定スイッチ26,28,31,33及
びクリアスイッチ27,29,32,34を配置した
が、この作動方向はフォーカス操作部23とズーム操作
部24の操作状態をCPU40で自動的に判定すること
とし、ズーム用とフォーカス用のそれぞれの設定スイッ
チ及びクリアスイッチを1個ずつ配置するようにしても
よい。また、上記切替えスイッチ37についても、必ず
必要となるものではなく、上記設定スイッチ26,2
8,31,33及びクリアスイッチ27,29,32,
34が押されたときは、常に記憶する処理を行うように
して、排除するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、2台のカメラにより立体映像を得るため
のレンズ制御装置で、各レンズ部のフォーカス駆動機構
やズーム駆動機構等における作動状態を作動方向毎に補
正設定するための補正設定手段と、この補正設定手段に
より設定された作動方向毎の補正データを記憶する記憶
手段とを設け、この記憶手段の補正データに基づいて駆
動機構の作動状態を補正制御するようにしたので、左右
カメラのレンズ部間の作動方向毎の作動ずれをなくすこ
とができ、良好な立体映像を形成することが可能とな
る。
発明によれば、2台のカメラにより立体映像を得るため
のレンズ制御装置で、各レンズ部のフォーカス駆動機構
やズーム駆動機構等における作動状態を作動方向毎に補
正設定するための補正設定手段と、この補正設定手段に
より設定された作動方向毎の補正データを記憶する記憶
手段とを設け、この記憶手段の補正データに基づいて駆
動機構の作動状態を補正制御するようにしたので、左右
カメラのレンズ部間の作動方向毎の作動ずれをなくすこ
とができ、良好な立体映像を形成することが可能とな
る。
【0029】第2請求項記載の発明によれば、上記駆動
機構の作動範囲において一部の補正データが設定された
場合は、これらの補正データ間のデータを自動的に補間
して生成するようにしたので、補正データの設定が短時
間かつ容易に行えるという利点がある。
機構の作動範囲において一部の補正データが設定された
場合は、これらの補正データ間のデータを自動的に補間
して生成するようにしたので、補正データの設定が短時
間かつ容易に行えるという利点がある。
【0030】第3請求項記載の発明によれば、上記記憶
手段には、2台カメラのレンズ部として用いられる複数
種類のレンズ部の組合せの補正データを記憶し、この組
合せを切替え手段により選択できるようにしたので、各
種のレンズ部を組み合わせた場合にも、立体映像を良好
に撮影することができ、使い勝手のよい制御装置を得る
ことが可能となる。
手段には、2台カメラのレンズ部として用いられる複数
種類のレンズ部の組合せの補正データを記憶し、この組
合せを切替え手段により選択できるようにしたので、各
種のレンズ部を組み合わせた場合にも、立体映像を良好
に撮影することができ、使い勝手のよい制御装置を得る
ことが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る立体カメラ用レンズ制御
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図2】図1のレンズ制御装置における回路構成を示す
図である。
図である。
【図3】メモリ内における補正データの記憶状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】図3の補正データにおいて補間する状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】実施例のCPUにおける動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】従来における立体カメラを用いた撮影状態を示
す図である。
す図である。
2,3 … カメラ、 4,5,11,12 … レンズ部、 6,22 … レンズコントローラ、 7,23 … フォーカス操作部、 8,24 … ズーム操作部、 26,28,31,33 … 設定スイッチ、 27,29,32,34 … クリアスイッチ、 30 … ズーム調整ツマミ、 35 … フォーカス調整ツマミ、 39 … メモリ、 40 … CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/00 A
Claims (3)
- 【請求項1】 2台のカメラのそれぞれのレンズ部に設
けられた撮影に関する駆動機構を所定範囲において作動
させるための立体カメラ用レンズ制御装置であって、上
記各レンズ部の駆動機構における作動状態を作動方向毎
に補正設定するための補正設定手段と、この補正設定手
段により設定された作動方向毎の補正データを記憶する
記憶手段と、この記憶手段の補正データに基づいて駆動
機構の作動状態を補正制御する補正制御手段と、を設け
た立体カメラ用レンズ制御装置。 - 【請求項2】 上記駆動機構の作動範囲において一部の
補正データが設定された場合に、これらの補正データ間
のデータを自動的に補間して補正するようにしたことを
特徴とする上記第1請求項記載の立体カメラ用レンズ制
御装置。 - 【請求項3】 上記記憶手段には、2台カメラのレンズ
部として用いられる複数種類のレンズ部の組合せの補正
データを記憶し、このレンズ部の組合せを切替え手段に
より選択するようにしたことを特徴とする上記第1請求
項記載の立体カメラ用レンズ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044815A JPH08223607A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 立体カメラ用レンズ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044815A JPH08223607A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 立体カメラ用レンズ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08223607A true JPH08223607A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12701935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044815A Pending JPH08223607A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 立体カメラ用レンズ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08223607A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010237582A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | 立体撮像装置および立体撮像方法 |
JP2012194352A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fujifilm Corp | 立体撮影用レンズシステム、立体撮影用レンズ制御装置および立体撮影用レンズ制御方法 |
WO2013146059A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 富士フイルム株式会社 | レンズ装置、及び該レンズ装置を含む複数のレンズ装置の補正装置 |
EP2690494A1 (en) * | 2011-03-25 | 2014-01-29 | FUJIFILM Corporation | Lens control device and method of controlling lens |
EP2339861A3 (en) * | 2009-12-24 | 2014-03-19 | Sony Corporation | Camera adaptor box and camera control method |
US8743184B2 (en) | 2008-12-19 | 2014-06-03 | Fujifilm Corporation | Photographing apparatus and focus position determining method |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7044815A patent/JPH08223607A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8743184B2 (en) | 2008-12-19 | 2014-06-03 | Fujifilm Corporation | Photographing apparatus and focus position determining method |
JP2010237582A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | 立体撮像装置および立体撮像方法 |
EP2339861A3 (en) * | 2009-12-24 | 2014-03-19 | Sony Corporation | Camera adaptor box and camera control method |
US8718463B2 (en) | 2009-12-24 | 2014-05-06 | Sony Corporation | Camera adaptor box and camera control method |
JP2012194352A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fujifilm Corp | 立体撮影用レンズシステム、立体撮影用レンズ制御装置および立体撮影用レンズ制御方法 |
EP2690494A1 (en) * | 2011-03-25 | 2014-01-29 | FUJIFILM Corporation | Lens control device and method of controlling lens |
EP2690494A4 (en) * | 2011-03-25 | 2014-11-05 | Fujifilm Corp | LENS CONTROL DEVICE AND LENS CONTROL PROCESS |
WO2013146059A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 富士フイルム株式会社 | レンズ装置、及び該レンズ装置を含む複数のレンズ装置の補正装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040123 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
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A02 | Decision of refusal |
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