JP2597741B2 - 不揮発性メモリ素子 - Google Patents
不揮発性メモリ素子Info
- Publication number
- JP2597741B2 JP2597741B2 JP2231800A JP23180090A JP2597741B2 JP 2597741 B2 JP2597741 B2 JP 2597741B2 JP 2231800 A JP2231800 A JP 2231800A JP 23180090 A JP23180090 A JP 23180090A JP 2597741 B2 JP2597741 B2 JP 2597741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- gate electrode
- program
- gate
- drain diffusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C17/00—Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
- G11C17/14—Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM
- G11C17/16—Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM using electrically-fusible links
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ素
子に関し、更に詳しくは、キャパシタのプログラム用絶
縁膜を破壊させることによりプログラムを行うOTP(ONE
TIME PROGRAMABLE ROM)に関するものである。
子に関し、更に詳しくは、キャパシタのプログラム用絶
縁膜を破壊させることによりプログラムを行うOTP(ONE
TIME PROGRAMABLE ROM)に関するものである。
(ロ)従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来のこの種のセルは、1個のトランジスタと1個の
コンタクトサイズを有するキャパシタより構成されてい
た。
コンタクトサイズを有するキャパシタより構成されてい
た。
しかし、その1個のコンタクトサイズキャパシタはト
ランジスタのドレイン拡散層領域上に形成されているも
の、基板上に、キャパシタの絶縁膜とゲート電極がかな
りの距離をおいて配設されているから、製造時のミスア
ライメントを回避するためにセルサイズを小さくするの
が難しい。
ランジスタのドレイン拡散層領域上に形成されているも
の、基板上に、キャパシタの絶縁膜とゲート電極がかな
りの距離をおいて配設されているから、製造時のミスア
ライメントを回避するためにセルサイズを小さくするの
が難しい。
この発明は1個のトランジスタを有するセルのサイズ
を小さくでき、しかも大容量化に適合できる不揮発性メ
モリ素子を提供することを目的とするものである。
を小さくでき、しかも大容量化に適合できる不揮発性メ
モリ素子を提供することを目的とするものである。
(ハ)課題を解決するための手段及び作用 この発明は、半導体基板と、その表面領域に形成され
たソース・ドレイン拡散層と、半導体基板上にゲート絶
縁膜を介して配設されたゲート電極とからなる1個のト
ランジスタより構成され、かつゲート電極と少なくとも
一方のソース・ドレイン拡散層との間に配設されたプロ
グラム用絶縁膜を有し、そのプログラム用絶縁膜をゲー
ト電極への印加電圧で破壊させることによりプログラム
をおこなうようにした不揮発性メモリ素子である。
たソース・ドレイン拡散層と、半導体基板上にゲート絶
縁膜を介して配設されたゲート電極とからなる1個のト
ランジスタより構成され、かつゲート電極と少なくとも
一方のソース・ドレイン拡散層との間に配設されたプロ
グラム用絶縁膜を有し、そのプログラム用絶縁膜をゲー
ト電極への印加電圧で破壊させることによりプログラム
をおこなうようにした不揮発性メモリ素子である。
すなわち、この発明は、1個のトランジスタより構成
されたメモリ素子であって、例えば (i)第1図に示すように、ゲート電極5と少なくとも
一方の拡散層(ドレイン)3にオーミック接合された導
電層(サイドウォールPoly Si)7との間に配設された
プログラム用絶縁膜を有し、これを破壊することにより
プログラムを行うように構成した不揮発性メモリ素子が
提供される。勿論、サイドウォールPoly Si 7はゲート
電極のステップ部E1に形成される訳である。また、 (ii)第4図、第6図に示すように、1個のトランジス
タのドレイン3とゲート電極21,45の側壁E2,E3間または
/および上面部E4にプログラム用絶縁膜16,46としてSiX
N1-X(0<X<1)を形成し、これをゲート電極21,45
への印加電圧で破壊することによりプログラムするOTP
セルを提供するものである。
されたメモリ素子であって、例えば (i)第1図に示すように、ゲート電極5と少なくとも
一方の拡散層(ドレイン)3にオーミック接合された導
電層(サイドウォールPoly Si)7との間に配設された
プログラム用絶縁膜を有し、これを破壊することにより
プログラムを行うように構成した不揮発性メモリ素子が
提供される。勿論、サイドウォールPoly Si 7はゲート
電極のステップ部E1に形成される訳である。また、 (ii)第4図、第6図に示すように、1個のトランジス
タのドレイン3とゲート電極21,45の側壁E2,E3間または
/および上面部E4にプログラム用絶縁膜16,46としてSiX
N1-X(0<X<1)を形成し、これをゲート電極21,45
への印加電圧で破壊することによりプログラムするOTP
セルを提供するものである。
本発明の最大の特徴はゲート電極側壁に直接プログラ
ム用絶縁膜を設け、それによって大容量化が可能なよう
にメモリ素子を構成したものである。
ム用絶縁膜を設け、それによって大容量化が可能なよう
にメモリ素子を構成したものである。
(ニ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。
なお、この発明はこれによって限定されるものではな
い。
なお、この発明はこれによって限定されるものではな
い。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す。
第1図において、不揮発性メモリ素子は、Si基板1
と、その表面領域に形成されたソース・ドレイン拡散層
2及び3と、Si基板上にSiO2のゲート絶縁膜4を介して
配設されたゲート電極(Select Gate)5とからなる1
個のトランジスタT1より構成され、かつゲート電極5と
ドレイン拡散層3との間に配設されたプログラム用絶縁
膜6を主して有する。
と、その表面領域に形成されたソース・ドレイン拡散層
2及び3と、Si基板上にSiO2のゲート絶縁膜4を介して
配設されたゲート電極(Select Gate)5とからなる1
個のトランジスタT1より構成され、かつゲート電極5と
ドレイン拡散層3との間に配設されたプログラム用絶縁
膜6を主して有する。
更に、プログラム用絶縁膜6は、ゲート電極5とゲー
ト電極5のドレイン3側のステップ部E1にドレイン3と
オーミック接合されたPoly Siスペーサ部7との間に配
設されてなる。
ト電極5のドレイン3側のステップ部E1にドレイン3と
オーミック接合されたPoly Siスペーサ部7との間に配
設されてなる。
このゲート電極側壁に形成されたプログラム用絶縁膜
6及び導電層7は周知の手段により自己整合的に形成さ
れ得る。なすわち、ゲート電極5、ソース2、ドレイン
3を形成後、全面的にSiN膜を形成した後エッチバック
をおこない、ゲート電極のドレイン側の壁部(ステップ
部)E1のみにSiN膜6を残存させてこれをプログラム用
絶縁膜とする。さらに、ポリシリコンを全面に形成し、
エッチバックをおこなって、サイドウォールポリシリコ
ン層7をSiN膜6を介して上記側壁側に残存させ、これ
を導電層とする。
6及び導電層7は周知の手段により自己整合的に形成さ
れ得る。なすわち、ゲート電極5、ソース2、ドレイン
3を形成後、全面的にSiN膜を形成した後エッチバック
をおこない、ゲート電極のドレイン側の壁部(ステップ
部)E1のみにSiN膜6を残存させてこれをプログラム用
絶縁膜とする。さらに、ポリシリコンを全面に形成し、
エッチバックをおこなって、サイドウォールポリシリコ
ン層7をSiN膜6を介して上記側壁側に残存させ、これ
を導電層とする。
8は素子分離部であるSiO2のLOCOS膜であり、ゲート
電極5を含むSi基板1上には、ソース拡散層2とビット
線9とを接続するためのコンタクトホール10を有するSi
O2の層間絶縁膜11が形成される。
電極5を含むSi基板1上には、ソース拡散層2とビット
線9とを接続するためのコンタクトホール10を有するSi
O2の層間絶縁膜11が形成される。
このように本実施例では、ゲート電極5のドレイン側
のステップ部E1に隣接してSiNのプログラム用絶縁膜6
を設け、サイドウォールPoly Si部7をドレイン3にオ
ーミック接合させて設け、しかもそのPoly Si部7とゲ
ート電極5とで絶縁膜6を挟む構成にしたので、セルサ
イズを小さくできる。
のステップ部E1に隣接してSiNのプログラム用絶縁膜6
を設け、サイドウォールPoly Si部7をドレイン3にオ
ーミック接合させて設け、しかもそのPoly Si部7とゲ
ート電極5とで絶縁膜6を挟む構成にしたので、セルサ
イズを小さくできる。
第2図にセルCの等価回路を示す。
第3図はこの実施例のセルによるプログラム動作原理
を示す。
を示す。
第3図において、4つのセルC1,C2,C3およびC4のう
ち、セルC1がプログラムセルであり、他のセルC2,C3お
よびC4は非プログラムセルとして構成される。なお、g
はGNDであり、Vppは電源電圧である。
ち、セルC1がプログラムセルであり、他のセルC2,C3お
よびC4は非プログラムセルとして構成される。なお、g
はGNDであり、Vppは電源電圧である。
第4図はこの発明の第2の実施例を示す。
第4図において、セルは、上記第1の実施例のものと
同様に、1個のトランジスタT2より構成されており、そ
のドレイン拡散領域3とゲート電極21間のプログラム用
絶縁膜16をゲート電極21への印加電圧で破壊させること
によりプログラムがおこなわれる。
同様に、1個のトランジスタT2より構成されており、そ
のドレイン拡散領域3とゲート電極21間のプログラム用
絶縁膜16をゲート電極21への印加電圧で破壊させること
によりプログラムがおこなわれる。
セルは、トランジスタT2のチャンネル部上およびソー
ス拡散領域2とゲート電極21間に配設されたSiO2ゲート
絶縁膜14と、ドレイン拡散領域3およびゲート電極21の
側壁E2にまたがって配設されたプログラム用絶縁膜16を
有する。
ス拡散領域2とゲート電極21間に配設されたSiO2ゲート
絶縁膜14と、ドレイン拡散領域3およびゲート電極21の
側壁E2にまたがって配設されたプログラム用絶縁膜16を
有する。
このプログラム用絶縁膜16は、SiXN1-X(0<X<
1)より形成されている。SiXN1-X膜16はSiO2膜14より
破壊に要する電荷量(charge to break down)QBDが小
さくて済む。
1)より形成されている。SiXN1-X膜16はSiO2膜14より
破壊に要する電荷量(charge to break down)QBDが小
さくて済む。
以下、製造方法について説明する。
まず、第5図(a)に示すように、SiO2の素子分離領
域(LOCOS膜)18とSiO2のゲート絶縁層12を有するp型S
i基板上に、ゲート絶縁層12の所定領域Rに、ゲート絶
縁膜形成用のレジスト層をパターン化したレジストパタ
ーン13を形成し、 次に、レジストパターン13をマスクにしてLOCOS膜18
の一部およびゲート絶縁膜12の所定領域R以外の領域を
除去してゲート絶縁膜14を形成した後、例えば、イオン
注入等の周知の方法でドレイン形成領域Dおよびソース
形成領域Uに不純物を注入し、続いで、熱処理を付して
不純物を拡散させて高濃度のn型ドレイン3および高濃
度のn型ソース2を形成し、その後、Si基板1上に、ド
レイン領域3からゲート絶縁膜14上の一端部にまたがる
領域Mに所定厚のSi3N4膜16を形成し、これをプログラ
ム絶縁膜とする[第5図(b)参照]。
域(LOCOS膜)18とSiO2のゲート絶縁層12を有するp型S
i基板上に、ゲート絶縁層12の所定領域Rに、ゲート絶
縁膜形成用のレジスト層をパターン化したレジストパタ
ーン13を形成し、 次に、レジストパターン13をマスクにしてLOCOS膜18
の一部およびゲート絶縁膜12の所定領域R以外の領域を
除去してゲート絶縁膜14を形成した後、例えば、イオン
注入等の周知の方法でドレイン形成領域Dおよびソース
形成領域Uに不純物を注入し、続いで、熱処理を付して
不純物を拡散させて高濃度のn型ドレイン3および高濃
度のn型ソース2を形成し、その後、Si基板1上に、ド
レイン領域3からゲート絶縁膜14上の一端部にまたがる
領域Mに所定厚のSi3N4膜16を形成し、これをプログラ
ム絶縁膜とする[第5図(b)参照]。
続いて、全面にポリシリコン層を積層した後、周知の
ホトリソグラフィ技術を用いて、Si3N4膜16全部を直下
に有するゲート電極21を形成し、さらに全面に、SiO2層
を積層する[第5図(c)参照]。さらに全面に、図示
しないが、SiO2などの層間絶縁層を積層した後、ソース
2に通ずるコンタクトホールを形成し、全面にAlなどの
金属層を積層した後、これをパターン化してビット線を
形成する。
ホトリソグラフィ技術を用いて、Si3N4膜16全部を直下
に有するゲート電極21を形成し、さらに全面に、SiO2層
を積層する[第5図(c)参照]。さらに全面に、図示
しないが、SiO2などの層間絶縁層を積層した後、ソース
2に通ずるコンタクトホールを形成し、全面にAlなどの
金属層を積層した後、これをパターン化してビット線を
形成する。
このようにしてメモリ素子が作成される。その、等価
回路ならびにプログラムの方法は上記第1の実施例の場
合(第2図および第3図参照)と同様である。
回路ならびにプログラムの方法は上記第1の実施例の場
合(第2図および第3図参照)と同様である。
第6図は、SiO2のゲート絶縁膜44がソース・ドレイン
拡散層領域2,3を含むゲート絶縁膜領域に配設され、Si3
N4のプログラム絶縁膜46は、ゲート電極45の上面部E
4と、少なくともドレイン用拡散領域3を含むゲート絶
縁側壁E3に配設されてなるこの発明の第3の実施例を示
す。
拡散層領域2,3を含むゲート絶縁膜領域に配設され、Si3
N4のプログラム絶縁膜46は、ゲート電極45の上面部E
4と、少なくともドレイン用拡散領域3を含むゲート絶
縁側壁E3に配設されてなるこの発明の第3の実施例を示
す。
以下、製造方法について説明する。
まず、第7図(a)に示すように、SiO2のLOCOS膜
8、SiO2のゲート絶縁層12を有するp型Si基板1を形成
する。
8、SiO2のゲート絶縁層12を有するp型Si基板1を形成
する。
続いて、Si基板上、全面に、ポリシリコン層を積層
し、周知のパターニングを行ってゲート絶縁層上にゲー
ト電極部45を形成する[第7図(b)参照]。
し、周知のパターニングを行ってゲート絶縁層上にゲー
ト電極部45を形成する[第7図(b)参照]。
次に、ゲート電極部45をマスクにしてイオン注入など
の周知の方法で不純物を注入してソース2,ドレイン3を
形成するとともに、ゲート電極部45の片側のソース領域
2を覆うレジストパターン60を用いて、ゲート絶縁層12
並びにLOCOS膜8をエッチングし、ゲート絶縁膜44を形
成する[第7図(c)参照]。これにより、ドレイン領
域3のゲート絶縁層は除去され、一方、ソース領域側2
のそれは残存する。
の周知の方法で不純物を注入してソース2,ドレイン3を
形成するとともに、ゲート電極部45の片側のソース領域
2を覆うレジストパターン60を用いて、ゲート絶縁層12
並びにLOCOS膜8をエッチングし、ゲート絶縁膜44を形
成する[第7図(c)参照]。これにより、ドレイン領
域3のゲート絶縁層は除去され、一方、ソース領域側2
のそれは残存する。
レジストパターン60を除去した後、全面に、LPCVD法
などの周知の積層方法を用いて、Si3N4層61を積層する
[第7図(d)参照]。
などの周知の積層方法を用いて、Si3N4層61を積層する
[第7図(d)参照]。
しかる後、ゲート電極部45とドレイン3間にのみSi3N
4層を残存させて、これをプログラム絶縁膜46とする
[第6図参照]。その後、上方にビット線を作成する等
の工程は、上記第2の実施例と同様である。
4層を残存させて、これをプログラム絶縁膜46とする
[第6図参照]。その後、上方にビット線を作成する等
の工程は、上記第2の実施例と同様である。
このように上記第2,第3の各実施例では、少なくとも
ゲート電極側E2,E3にSi3N4膜16,46を設けたので、セル
サイズを小さくでき、大容量化に適合した不揮発性メモ
リ素子を提供できる。
ゲート電極側E2,E3にSi3N4膜16,46を設けたので、セル
サイズを小さくでき、大容量化に適合した不揮発性メモ
リ素子を提供できる。
(ホ)発明の効果 以上のように、この発明によれば、1個のトランジス
タで構成された不揮発性メモリ素子において、プログラ
ム用絶縁膜を、ゲート電極の少なくとも片側の側壁と一
方の不純物拡散層とにそれぞれ接触して設けたので、セ
ルサイズを小さくしながら、ゲート電極への印加電圧で
破壊することにより書き込みをおこなうことができ、大
容量化に適合できる効果がある。
タで構成された不揮発性メモリ素子において、プログラ
ム用絶縁膜を、ゲート電極の少なくとも片側の側壁と一
方の不純物拡散層とにそれぞれ接触して設けたので、セ
ルサイズを小さくしながら、ゲート電極への印加電圧で
破壊することにより書き込みをおこなうことができ、大
容量化に適合できる効果がある。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す要部構成説明
図、第2図および第3図はそれぞれこの発明における等
価回路図およびプログラム方法を説明するための回路
図、第4図および第5図はそれぞれこの発明の第2の実
施例を示す一部構成説明図および製造方法を示す工程
図、第6図および第7図はそれぞれこの発明の第3の実
施例における第4図および第5図相当図である。 1……p型Si基板、2……ソース拡散層領域、3……ド
レイン拡散層領域、4,14,44……ゲート絶縁膜、5,21,45
……ゲート電極、6,16,46……プログラム用絶縁膜、7
……サイドウォールPoly Si膜、 E1,E2,E3……ゲート電極側壁(ステップ部)、 E4……ゲート電極上面部。
図、第2図および第3図はそれぞれこの発明における等
価回路図およびプログラム方法を説明するための回路
図、第4図および第5図はそれぞれこの発明の第2の実
施例を示す一部構成説明図および製造方法を示す工程
図、第6図および第7図はそれぞれこの発明の第3の実
施例における第4図および第5図相当図である。 1……p型Si基板、2……ソース拡散層領域、3……ド
レイン拡散層領域、4,14,44……ゲート絶縁膜、5,21,45
……ゲート電極、6,16,46……プログラム用絶縁膜、7
……サイドウォールPoly Si膜、 E1,E2,E3……ゲート電極側壁(ステップ部)、 E4……ゲート電極上面部。
Claims (5)
- 【請求項1】半導体基板と、その表面領域に形成された
ソース・ドレイン拡散層と、半導体基板上にゲート絶縁
膜を介して配設されたゲート電極とからなる1個のトラ
ンジスタより構成され、かつゲート電極と少なくとも一
方のソース・ドレイン拡散層との間に配設されたプログ
ラム用絶縁膜を有し、そのプログラム用絶縁膜をゲート
電極への印加電圧で破壊させることによりプログラムを
おこなうようにした不揮発性メモリ素子。 - 【請求項2】プログラム用絶縁膜は、ゲート電極と少な
くとも一方のソース・ドレイン拡散層にオーミック接合
された導電層としてのゲート電極用ポリシリコンスペー
サ部との間で、かつゲート電極の側壁(ステップ部)に
配設されてなる請求項1記載の不揮発性メモリ素子。 - 【請求項3】ゲート絶縁膜がドレイン拡散層領域上を除
くゲート絶縁膜領域に配設され、プログラム用絶縁膜
は、ゲート電極直下で、かつ少なくともドレイン拡散層
領域を含むゲート電極側壁(ステップ部)に配設されて
なる請求項1記載の不揮発性メモリ素子。 - 【請求項4】ゲート絶縁膜がソース・ドレイン拡散層領
域を含むゲート絶縁膜領域に配設され、プログラム用絶
縁膜は、ゲート電極上面部と、少なくともドレイン拡散
層領域を含むゲート電極側壁(ステップ部)に配設され
てなる請求項1記載の不揮発性メモリ素子。 - 【請求項5】ゲート絶縁膜がSiO2膜であり、プログラム
用絶縁膜は、破壊に要する電荷量がSiO2膜より小さいSi
XN1-X膜(0<X<1)である請求項1記載の不揮発性
メモリ素子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231800A JP2597741B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 不揮発性メモリ素子 |
US08/083,873 US5401993A (en) | 1990-08-30 | 1993-06-30 | Non-volatile memory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231800A JP2597741B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 不揮発性メモリ素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111352A JPH04111352A (ja) | 1992-04-13 |
JP2597741B2 true JP2597741B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16929221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2231800A Expired - Fee Related JP2597741B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 不揮発性メモリ素子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5401993A (ja) |
JP (1) | JP2597741B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5581111A (en) * | 1993-07-07 | 1996-12-03 | Actel Corporation | Dielectric-polysilicon-dielectric antifuse for field programmable logic applications |
US5478767A (en) * | 1994-09-30 | 1995-12-26 | United Microelectronics Corporation | Method of making a flash EEPROM memory cell comprising polysilicon and textured oxide sidewall spacers |
DE4440539C2 (de) * | 1994-11-12 | 1996-09-19 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Programmierbarer Halbleiterspeicher |
US5909049A (en) | 1997-02-11 | 1999-06-01 | Actel Corporation | Antifuse programmed PROM cell |
US6020777A (en) * | 1997-09-26 | 2000-02-01 | International Business Machines Corporation | Electrically programmable anti-fuse circuit |
FR2787922B1 (fr) * | 1998-12-23 | 2002-06-28 | St Microelectronics Sa | Cellule memoire a programmation unique en technologie cmos |
JP4981661B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2012-07-25 | サイデンス コーポレーション | 分割チャネルアンチヒューズアレイ構造 |
US7755162B2 (en) * | 2004-05-06 | 2010-07-13 | Sidense Corp. | Anti-fuse memory cell |
US8735297B2 (en) | 2004-05-06 | 2014-05-27 | Sidense Corporation | Reverse optical proximity correction method |
US9123572B2 (en) | 2004-05-06 | 2015-09-01 | Sidense Corporation | Anti-fuse memory cell |
JP2008192883A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
KR100979098B1 (ko) * | 2008-06-20 | 2010-08-31 | 주식회사 동부하이텍 | 반도체 소자 및 이를 위한 otp 셀 형성 방법 |
CN103165614B (zh) * | 2011-12-13 | 2015-09-23 | 无锡华润上华科技有限公司 | 一种otp存储单元及其制作方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57111855A (en) * | 1980-12-29 | 1982-07-12 | Sony Corp | Record player |
US4491857A (en) * | 1982-03-23 | 1985-01-01 | Texas Instruments Incorporated | Avalanche fuse element with isolated emitter |
US4507757A (en) * | 1982-03-23 | 1985-03-26 | Texas Instruments Incorporated | Avalanche fuse element in programmable memory |
US4507756A (en) * | 1982-03-23 | 1985-03-26 | Texas Instruments Incorporated | Avalanche fuse element as programmable device |
JPS6184868A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-30 | Nec Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
US4823181A (en) * | 1986-05-09 | 1989-04-18 | Actel Corporation | Programmable low impedance anti-fuse element |
JPS63224355A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
US4878100A (en) * | 1988-01-19 | 1989-10-31 | Texas Instruments Incorporated | Triple-implanted drain in transistor made by oxide sidewall-spacer method |
US4906587A (en) * | 1988-07-29 | 1990-03-06 | Texas Instruments Incorporated | Making a silicon-on-insulator transistor with selectable body node to source node connection |
US5060034A (en) * | 1988-11-01 | 1991-10-22 | Casio Computer Co., Ltd. | Memory device using thin film transistors having an insulation film with si/n composition ratio of 0.85 to 1.1 |
JPH02312269A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-27 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP2231800A patent/JP2597741B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-30 US US08/083,873 patent/US5401993A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5401993A (en) | 1995-03-28 |
JPH04111352A (ja) | 1992-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100437453B1 (ko) | 소노스 게이트 구조를 갖는 낸드형 비휘발성 메모리 소자및 그 제조방법 | |
JPH1041487A (ja) | Nand型不揮発性メモリ素子、その製造方法及び駆動方法 | |
JP2002064157A (ja) | 半導体メモリ集積回路及びその製造方法 | |
JP2597741B2 (ja) | 不揮発性メモリ素子 | |
JPH0697457A (ja) | 不揮発性メモリ装置とその製造方法 | |
US5960283A (en) | Nonvolatile semiconductor memory device and method of fabrication of the same | |
US20030127684A1 (en) | Split-gate type nonvolatile memory devices and methods for fabricating the same | |
KR20120108560A (ko) | 비휘발성 메모리 장치 및 이의 제조 방법 | |
US6479346B1 (en) | Semiconductor memory device and fabrication method thereof | |
JPH0864706A (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法 | |
JP4593875B2 (ja) | 不揮発性メモリ素子からなるメモリセルアレイ及びその製造方法 | |
JP2652931B2 (ja) | 不揮発性メモリ素子の製造方法 | |
JP2945969B2 (ja) | 不揮発性メモリデバイス並びにその製造方法 | |
JP2741193B2 (ja) | フラッシュeepromセル製造方法 | |
JP3148976B2 (ja) | フラッシュメモリ素子及びその製造方法 | |
JP2913817B2 (ja) | 半導体メモリの製造方法 | |
JPH08306889A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JPH02222174A (ja) | Mos型半導体装置 | |
JPH01108777A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JPH0817949A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JP2873276B2 (ja) | 浮遊ゲートを有する半導体素子の製造方法 | |
JP3309960B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 | |
JP2005235891A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JP3421136B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法 | |
JP2755579B2 (ja) | 半導体不揮発性記憶装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |