JP2597587B2 - 移動無線機の位置登録方式 - Google Patents
移動無線機の位置登録方式Info
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- JP2597587B2 JP2597587B2 JP62176453A JP17645387A JP2597587B2 JP 2597587 B2 JP2597587 B2 JP 2597587B2 JP 62176453 A JP62176453 A JP 62176453A JP 17645387 A JP17645387 A JP 17645387A JP 2597587 B2 JP2597587 B2 JP 2597587B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、複数の無線ゾーン内で移動する複数の移動
無線機を有する移動通信システムの位置登録方式に関す
るものである。
無線機を有する移動通信システムの位置登録方式に関す
るものである。
（従来の技術） 従来において、無線ゾーン（またはサービスエリア）
の一部が重複するように複数の固定無線機を配置し、各
無線ゾーン内で移動する移動無線機と有線電話回線との
間の通信を行うようにした移動通信システムがある。
の一部が重複するように複数の固定無線機を配置し、各
無線ゾーン内で移動する移動無線機と有線電話回線との
間の通信を行うようにした移動通信システムがある。
第２図はこの種の移動通信システムの構成を示すシス
テムブロック図である。第２図において、3a〜3eは移動
無線機、41〜43は固定無線機、51〜53は無線ゾーン、6a
〜6eは有線電話回線、７は回線制御装置である。ここ
で、3aは6aと、3bは6bと、3cは6cと、3dは6dと、3eは6e
とそれぞれ対応している。また、51〜53は41〜43の固定
無線機がそれぞれカバーする無線ゾーンである。
テムブロック図である。第２図において、3a〜3eは移動
無線機、41〜43は固定無線機、51〜53は無線ゾーン、6a
〜6eは有線電話回線、７は回線制御装置である。ここ
で、3aは6aと、3bは6bと、3cは6cと、3dは6dと、3eは6e
とそれぞれ対応している。また、51〜53は41〜43の固定
無線機がそれぞれカバーする無線ゾーンである。
まず、回線接続動作について説明する。有線電話回線
6aに着呼があると、回線制御装置７は回線6aと対応する
移動無線機3aが存在する無線ゾーン51の固定無線機41を
起動し、該固定無線機41から着呼信号を送出させる。移
動無線機3aはその着呼信号を受信するとサウンダを鳴ら
し、利用者に知らせる。利用者がオフフックによって応
答すると、移動無線機3aは固定無線機41を介して回線制
御装置７へ応答信号を返す。回線制御装置７はこれを検
出して、有線電話回線6aを固定無線機41へと接続し、回
線6aと移動無線機3aとの間を通話可能にする。
6aに着呼があると、回線制御装置７は回線6aと対応する
移動無線機3aが存在する無線ゾーン51の固定無線機41を
起動し、該固定無線機41から着呼信号を送出させる。移
動無線機3aはその着呼信号を受信するとサウンダを鳴ら
し、利用者に知らせる。利用者がオフフックによって応
答すると、移動無線機3aは固定無線機41を介して回線制
御装置７へ応答信号を返す。回線制御装置７はこれを検
出して、有線電話回線6aを固定無線機41へと接続し、回
線6aと移動無線機3aとの間を通話可能にする。
一方、利用者が移動無線機3aから固定無線機41を介し
て回線制御装置７へと発呼信号を送出すると、回線制御
装置７は有線電話回線6aと固定無線機41とを接続し、有
線電話網への発呼を可能とする。
て回線制御装置７へと発呼信号を送出すると、回線制御
装置７は有線電話回線6aと固定無線機41とを接続し、有
線電話網への発呼を可能とする。
ところで、前述の有線電話回線6aへの着呼時、回線制
御装置７が固定無線機41を介して移動無線機3aへの着呼
信号を送出するためには、回線制御装置７は移動無線機
3aの所在位置が無線ゾーン51であることを予め把握して
いる必要がある。
御装置７が固定無線機41を介して移動無線機3aへの着呼
信号を送出するためには、回線制御装置７は移動無線機
3aの所在位置が無線ゾーン51であることを予め把握して
いる必要がある。
また同様に、移動無線機3aから固定無線機41を介して
回線制御装置７へと発呼信号を送出するためには、移動
無線機3aは自分の所在位置が無線ゾーン51であることを
予め把握している必要がある。
回線制御装置７へと発呼信号を送出するためには、移動
無線機3aは自分の所在位置が無線ゾーン51であることを
予め把握している必要がある。
そこで、従来においては回線制御装置７は次のように
して各移動無線機3a〜3eの所在位置を検出するようにし
ている。すなわち、回線制御装置７は、固定無線機41〜
43に対して時間をずらしながら位置報知信号の送出指示
信号を与え、各固定無線機41〜43から位置報知信号と各
固定無線機個有の識別符号をその送信タイミングが重複
しないように送出させる。すると、これら位置報知信号
と識別符号は各固定無線機の無線ゾーン内に位置してい
る移動無線機についてのみ受信される。
して各移動無線機3a〜3eの所在位置を検出するようにし
ている。すなわち、回線制御装置７は、固定無線機41〜
43に対して時間をずらしながら位置報知信号の送出指示
信号を与え、各固定無線機41〜43から位置報知信号と各
固定無線機個有の識別符号をその送信タイミングが重複
しないように送出させる。すると、これら位置報知信号
と識別符号は各固定無線機の無線ゾーン内に位置してい
る移動無線機についてのみ受信される。
例えば、移動無線機3aが破線で示すような位置に存在
していた場合、固定無線機43からの識別符号と位置報知
信号のみを受信するため、移動無線機3aは自分が固定無
線機43の無線ゾーン53内に存在しているのものとして認
識する。そこで、移動無線機3aは固定無線機43の識別符
号を含む位置登録信号を送信し、当該固定無線機43を介
して回線制御装置７に自己が存在する無線ゾーンの位置
登録を行う。この位置登録は固定無線機の識別符号の形
で登録される。
していた場合、固定無線機43からの識別符号と位置報知
信号のみを受信するため、移動無線機3aは自分が固定無
線機43の無線ゾーン53内に存在しているのものとして認
識する。そこで、移動無線機3aは固定無線機43の識別符
号を含む位置登録信号を送信し、当該固定無線機43を介
して回線制御装置７に自己が存在する無線ゾーンの位置
登録を行う。この位置登録は固定無線機の識別符号の形
で登録される。
一方、移動無線機3aが矢印で示すように移動した場
合、固定無線機41および42からの識別符号と位置報知信
号を受信するが、固定無線機43からの識別符号と位置報
知信号は受信不能になるため、移動無線機3aは自分が固
定無線機41および42の無線ゾーン51,52内に存在してい
るものとして認識し、前述の場合と同様にして回線制御
装置７に対する位置登録を行う。以上のようにして、回
線制御装置７は各移動無線機3a〜3eがいずれの無線ゾー
ンに存在しているかを認識し、また各移動無線機3a〜3e
は自分がいずれの無線ゾーンに存在しているかを認識す
ることができる。
合、固定無線機41および42からの識別符号と位置報知信
号を受信するが、固定無線機43からの識別符号と位置報
知信号は受信不能になるため、移動無線機3aは自分が固
定無線機41および42の無線ゾーン51,52内に存在してい
るものとして認識し、前述の場合と同様にして回線制御
装置７に対する位置登録を行う。以上のようにして、回
線制御装置７は各移動無線機3a〜3eがいずれの無線ゾー
ンに存在しているかを認識し、また各移動無線機3a〜3e
は自分がいずれの無線ゾーンに存在しているかを認識す
ることができる。
（発明が解決しようとする問題点） ところが、上記のような移動無線機の位置登録は、移
動無線機の位置が変化した場合には迅速に対処して行な
われることが望まれるが、従来はこのような課題を解決
する手段については何ら提案がなされていなかった。
動無線機の位置が変化した場合には迅速に対処して行な
われることが望まれるが、従来はこのような課題を解決
する手段については何ら提案がなされていなかった。
本発明の目的は、確実に、しかも迅速に移動無線機の
位置登録を行うことができる移動無線機の位置登録方式
を提供することにある。
位置登録を行うことができる移動無線機の位置登録方式
を提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、複数の移動無線
機と、前記複数の移動無線機との間で無線回線を構成す
る複数の固定無線機と、前記複数の固定無線機と複数の
有線電話回線との間に接続され、前記移動無線機と前記
有線電話回線との間の通話路を形成する回線制御装置と
を備え、前記回線制御装置から各固定無線機に対して位
置報知信号の送出指示を与えることにより、各固定無線
機から位置報知信号および該固定無線機に個有の識別符
号を送出させ、各移動無線機は各固定無線機から受信し
た位置報知信号および識別符号とに基づいて自己がいず
れの固定無線機の無線ゾーン内に位置しているかを識別
し、その識別結果を前記回線制御装置に登録する移動通
信システムにおいて、各移動無線機は、前記回線制御装
置に登録した固定無線機の識別符号を記憶する第１のメ
モリと、前記位置報知信号を受信した固定無線機の識別
符号を記憶する第２のメモリと、前記第１のメモリに記
憶した固定無線機からの位置報知信号の受信の有無を記
憶する第３のメモリとを具備し、前記第３のメモリの記
憶内容が一定時間の間受信無しを表しており、かつ前記
第２のメモリに前記位置報知信号を受信した固定無線機
の識別符号が記憶されている時に、該第２のメモリに記
憶された固定無線機の識別符号を前記回線制御装置に登
録するとともに、その登録後に前記第１のメモリの記憶
内容を前記第２のメモリの記憶内容で更新することを特
徴とする。
機と、前記複数の移動無線機との間で無線回線を構成す
る複数の固定無線機と、前記複数の固定無線機と複数の
有線電話回線との間に接続され、前記移動無線機と前記
有線電話回線との間の通話路を形成する回線制御装置と
を備え、前記回線制御装置から各固定無線機に対して位
置報知信号の送出指示を与えることにより、各固定無線
機から位置報知信号および該固定無線機に個有の識別符
号を送出させ、各移動無線機は各固定無線機から受信し
た位置報知信号および識別符号とに基づいて自己がいず
れの固定無線機の無線ゾーン内に位置しているかを識別
し、その識別結果を前記回線制御装置に登録する移動通
信システムにおいて、各移動無線機は、前記回線制御装
置に登録した固定無線機の識別符号を記憶する第１のメ
モリと、前記位置報知信号を受信した固定無線機の識別
符号を記憶する第２のメモリと、前記第１のメモリに記
憶した固定無線機からの位置報知信号の受信の有無を記
憶する第３のメモリとを具備し、前記第３のメモリの記
憶内容が一定時間の間受信無しを表しており、かつ前記
第２のメモリに前記位置報知信号を受信した固定無線機
の識別符号が記憶されている時に、該第２のメモリに記
憶された固定無線機の識別符号を前記回線制御装置に登
録するとともに、その登録後に前記第１のメモリの記憶
内容を前記第２のメモリの記憶内容で更新することを特
徴とする。
ここで、前記移動無線機は、前記第１のメモリの記憶
内容を更新するまでの間に発呼要求が生じた場合、前記
第２のメモリの記憶内容にもとづき発呼処理を行なうよ
うに構成することができる。
内容を更新するまでの間に発呼要求が生じた場合、前記
第２のメモリの記憶内容にもとづき発呼処理を行なうよ
うに構成することができる。
また、前記移動無線機は、前記第２のメモリの記憶内
容にもとづき発呼処理を行なった場合は、該第２のメモ
リに記憶された固定無線機の識別符号を前記回線制御装
置に登録するとともに、前記第１のメモリの記憶内容を
前記第２のメモリの記憶内容で更新するように構成する
ことができる。
容にもとづき発呼処理を行なった場合は、該第２のメモ
リに記憶された固定無線機の識別符号を前記回線制御装
置に登録するとともに、前記第１のメモリの記憶内容を
前記第２のメモリの記憶内容で更新するように構成する
ことができる。
（作用） 移動無線機の位置が変化すると、第２のメモリには別
の固定無線機の識別符号が記憶されるようになり、また
第３のメモリには登録済みの固定無線機からの位置報知
信号を受信していない旨の情報が記憶される。そこで、
これら第2,第３のメモリの記憶内容によって移動無線機
の位置が変化し、第２のメモリに記憶された固定無線機
の無線ゾーン内に移動したものと判定し、この第２のメ
モリに記憶された固定無線機の識別符号を最新の所在位
置として回線制御装置に登録する。
の固定無線機の識別符号が記憶されるようになり、また
第３のメモリには登録済みの固定無線機からの位置報知
信号を受信していない旨の情報が記憶される。そこで、
これら第2,第３のメモリの記憶内容によって移動無線機
の位置が変化し、第２のメモリに記憶された固定無線機
の無線ゾーン内に移動したものと判定し、この第２のメ
モリに記憶された固定無線機の識別符号を最新の所在位
置として回線制御装置に登録する。
（実施例） 第１図は本発明による位置登録方法の一実施例を示す
フローチャートであり、例えば移動無線機3aが第２図の
破線で示す位置から実線で示す位置に移動した場合につ
いて説明する。
フローチャートであり、例えば移動無線機3aが第２図の
破線で示す位置から実線で示す位置に移動した場合につ
いて説明する。
（１）第１段階 破線の位置では移動無線機3aは無線ゾーン53に所在
し、最寄りの固定無線機として43を回線制御装置７へ登
録している。
し、最寄りの固定無線機として43を回線制御装置７へ登
録している。
従って、ステップS10においては登録メモリＡの第１
エリアA1に“43"を記憶している。この後、位置報知監
視タイマがタイムアウトするまではS11〜S14の動作がく
り返される。そこで、この間に移動無線機3aが矢印の方
向に移動した場合、ステップS11において新たに進入し
た無線ゾーンで固定無線機41および42からの位置報知信
号を受信するため、次のステップS12において受信メモ
リＢの第１エリアB1へ“41"を、また第２エリアB2へ“4
2"を記憶する。この後、ステップS13,S14においては、
移動により以前に登録した固定無線機43からの位置報知
信号を受信できないため、登録受信メモリＣの第１エリ
アC1,第２エリアC2のいずれにも非受信を表わす情報
“0"を記憶する。そして、ステップS15においてタイム
アウトすると、次のステップS16において登録要否をメ
モリＢとＣの内容によって判定する。この段階ではメモ
リＣの内容が“0"であり、かつメモリＢに“41"と“42"
が記憶されているため、登録が必要であると判定し、次
のステップS17において登録更新を行う。
エリアA1に“43"を記憶している。この後、位置報知監
視タイマがタイムアウトするまではS11〜S14の動作がく
り返される。そこで、この間に移動無線機3aが矢印の方
向に移動した場合、ステップS11において新たに進入し
た無線ゾーンで固定無線機41および42からの位置報知信
号を受信するため、次のステップS12において受信メモ
リＢの第１エリアB1へ“41"を、また第２エリアB2へ“4
2"を記憶する。この後、ステップS13,S14においては、
移動により以前に登録した固定無線機43からの位置報知
信号を受信できないため、登録受信メモリＣの第１エリ
アC1,第２エリアC2のいずれにも非受信を表わす情報
“0"を記憶する。そして、ステップS15においてタイム
アウトすると、次のステップS16において登録要否をメ
モリＢとＣの内容によって判定する。この段階ではメモ
リＣの内容が“0"であり、かつメモリＢに“41"と“42"
が記憶されているため、登録が必要であると判定し、次
のステップS17において登録更新を行う。
その後、ステップS18において位置報知監視タイマを
設定し、再びステップS10以降の処理によって位置報知
信号の監視を行う。
設定し、再びステップS10以降の処理によって位置報知
信号の監視を行う。
（２）第２段階 ステップS10において、登録メモリＡの第１エリアA1
と第２エリアA2には固定無線機41と42の識別符号“41",
“42"をそれぞれ記憶する。
と第２エリアA2には固定無線機41と42の識別符号“41",
“42"をそれぞれ記憶する。
この状態で、移動無線機3aが固定している場合には、
ステップS11において登録した固定無線機41,42よりの位
置報知信号を受信し、その結果をステップS12において
受信メモリＢの第１エリアB1と第２エリアB2へそれぞれ
記憶し、かつステップS14において登録受信メモリＣの
第１エリアC1に受信を表わす“1"を、また第２エリアC2
に受信を表わす“1"を記憶する。そして、ステップS15
でタイムアウトしていてもメモリＣが“1"であり登録の
更新が不要になっている条件であるため、ステップS18
において再度位置報知監視タイマをセットし、ステップ
S10に戻る。以上のようにして移動無線機3aの位置登録
（登録更新）を行い、その結果により、回線制御装置７
からの着呼および移動無線機3aからの発呼に対して最寄
りの固定無線機41または42を選択し、通話路を構成する
ことができる。
ステップS11において登録した固定無線機41,42よりの位
置報知信号を受信し、その結果をステップS12において
受信メモリＢの第１エリアB1と第２エリアB2へそれぞれ
記憶し、かつステップS14において登録受信メモリＣの
第１エリアC1に受信を表わす“1"を、また第２エリアC2
に受信を表わす“1"を記憶する。そして、ステップS15
でタイムアウトしていてもメモリＣが“1"であり登録の
更新が不要になっている条件であるため、ステップS18
において再度位置報知監視タイマをセットし、ステップ
S10に戻る。以上のようにして移動無線機3aの位置登録
（登録更新）を行い、その結果により、回線制御装置７
からの着呼および移動無線機3aからの発呼に対して最寄
りの固定無線機41または42を選択し、通話路を構成する
ことができる。
なお、第１段階のステップS11において、固定無線機4
1および42からの位置報知信号を受信してその識別符号
を記憶した後、ステップS17における登録更新までの間
に移動無線機3aの発呼が生じた場合には、更新前ではあ
るが、最新の位置情報を受信済であるので、固定無線機
41または42へと発呼信号を送出することにより、登録動
作途中における移動無線機の発呼に対しても確実に対処
することができる。
1および42からの位置報知信号を受信してその識別符号
を記憶した後、ステップS17における登録更新までの間
に移動無線機3aの発呼が生じた場合には、更新前ではあ
るが、最新の位置情報を受信済であるので、固定無線機
41または42へと発呼信号を送出することにより、登録動
作途中における移動無線機の発呼に対しても確実に対処
することができる。
また登録動作途中の移動無線機の発呼時において、登
録の更新が必要であれば移動無線機3aおよび回線制御装
置７の登録メモリを更新し、回線制御装置への位置登録
動作を兼ねた発呼を行いステップS11へ移行することに
より、発呼直後の着呼に対しても確実に対処することが
できる。
録の更新が必要であれば移動無線機3aおよび回線制御装
置７の登録メモリを更新し、回線制御装置への位置登録
動作を兼ねた発呼を行いステップS11へ移行することに
より、発呼直後の着呼に対しても確実に対処することが
できる。
以上説明したように本発明によれば、回線制御装置に
登録した固定無線機からの位置報知信号の受信の有無を
記憶するメモリと、登録していない固定無線機からの位
置報知信号の受信の有無を記憶するメモリとを設け、登
録した固定無線機からの位置報知信号が受信されなくな
り、かつ登録していない固定無線機からの位置報知信号
が受信されたならば、移動無線機の位置が変化したもの
と判定し、位置報知信号を新たに受信できるようになっ
た固定無線機の識別符号を移動無線機の新たな位置とし
て回線制御装置に登録し、かつ登録した固定無線機の識
別符号を記憶するメモリの内容を更新しておくようにし
たため、移動無線機の位置変化に対して確実に、かつ迅
速に対処することができる。
登録した固定無線機からの位置報知信号の受信の有無を
記憶するメモリと、登録していない固定無線機からの位
置報知信号の受信の有無を記憶するメモリとを設け、登
録した固定無線機からの位置報知信号が受信されなくな
り、かつ登録していない固定無線機からの位置報知信号
が受信されたならば、移動無線機の位置が変化したもの
と判定し、位置報知信号を新たに受信できるようになっ
た固定無線機の識別符号を移動無線機の新たな位置とし
て回線制御装置に登録し、かつ登録した固定無線機の識
別符号を記憶するメモリの内容を更新しておくようにし
たため、移動無線機の位置変化に対して確実に、かつ迅
速に対処することができる。
第１図は本発明による位置登録方法の一実施例を示すフ
ローチャート、第２図は移動通信システムの一般的構成
を示すブロック図である。 3a〜3e……移動無線機、41〜43……固定無線機、51〜53
……無線ゾーン、6a〜6e……有線電話回線、７……回線
制御装置。
ローチャート、第２図は移動通信システムの一般的構成
を示すブロック図である。 3a〜3e……移動無線機、41〜43……固定無線機、51〜53
……無線ゾーン、6a〜6e……有線電話回線、７……回線
制御装置。
フロントページの続き (72)発明者 廣野 正彦 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 村田 嘉利 神奈川県横須賀市武１丁目2356番地 日 本電信電話株式会社通信網第二研究所内 (72)発明者 水鳥 康夫 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小畠 太 東京都西多摩郡羽村町神明台２−１−１ 国際電気株式会社羽村工場内 (72)発明者 石川 倫男 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 石田 知章 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 株式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭53−131703（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−187031（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】複数の移動無線機と、 前記複数の移動無線機との間で無線回線を構成する複数
の固定無線機と、 前記複数の固定無線機と複数の有線電話回線との間に接
続され、前記移動無線機と前記有線電話回線との間の通
話路を形成する回線制御装置と を備え、 前記回線制御装置から各固定無線機に対して位置報知信
号の送出指示を与えることにより、各固定無線機から位
置報知信号および該固定無線機に個有の識別符号を送出
させ、各移動無線機は各固定無線機から受信した位置報
知信号および識別符号とに基づいて自己がいずれの固定
無線機の無線ゾーン内に位置しているかを識別し、その
識別結果を前記回線制御装置に登録する移動通信システ
ムにおいて、 各移動無線機は、 前記回線制御装置に登録した固定無線機の識別符号を記
憶する第１のメモリと、 前記位置報知信号を受信した固定無線機の識別符号を記
憶する第２のメモリと、 前記第１のメモリに記憶した固定無線機からの位置報知
信号の受信の有無を記憶する第３のメモリと を具備し、 前記第３のメモリの記憶内容が一定時間の間受信無しを
表しており、かつ前記第２のメモリに前記位置報知信号
を受信した固定無線機の識別符号が記憶されている時
に、該第２のメモリに記憶された固定無線機の識別符号
を前記回線制御装置に登録するとともに、その登録後に
前記第１のメモリの記憶内容を前記第２のメモリの記憶
内容で更新することを特徴とする移動無線機の位置登録
方式。 - 【請求項２】前記移動無線機は、 前記第１のメモリの記憶内容を更新するまでの間に発呼
要求が生じた場合、前記第２のメモリの記憶内容にもと
づき発呼処理を行なうことを特徴とする特許請求の範囲
第（１）項記載の移動無線機の位置登録方式。 - 【請求項３】前記移動無線機は、 前記第２のメモリの記憶内容にもとづき発呼処理を行な
った場合は、該第２のメモリに記憶された固定無線機の
識別符号を前記回線制御装置に登録するとともに、前記
第１のメモリの記憶内容を前記第２のメモリの記憶内容
で更新することを特徴とする特許請求の範囲第（２）項
記載の移動無線機の位置登録方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176453A JP2597587B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 移動無線機の位置登録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176453A JP2597587B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 移動無線機の位置登録方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419838A JPS6419838A (en) | 1989-01-23 |
| JP2597587B2 true JP2597587B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16013970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62176453A Expired - Fee Related JP2597587B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 移動無線機の位置登録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597587B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0563637A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-12 | Nec Corp | 移動体端末の位置検出方式 |
| JPH05122136A (ja) * | 1991-10-28 | 1993-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動局通信制御方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5080333A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-06-30 | ||
| JPS53131703A (en) * | 1977-04-21 | 1978-11-16 | Nec Corp | Busy channel switching system |
| JPS5798522A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-18 | Ube Ind Ltd | Latent hardener for epoxy resin |
| JPS601221A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性樹脂ペ−スト |
| JPS601223A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性樹脂ペ−スト |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP62176453A patent/JP2597587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419838A (en) | 1989-01-23 |
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