JP2597430B2 - C溝係合具 - Google Patents

C溝係合具

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JP2597430B2 JP3113528A JP11352891A JP2597430B2 JP 2597430 B2 JP2597430 B2 JP 2597430B2 JP 3113528 A JP3113528 A JP 3113528A JP 11352891 A JP11352891 A JP 11352891A JP 2597430 B2 JP2597430 B2 JP 2597430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、C溝係合具に関する。
このC溝係合具は、例えばビニ−ルハウス(以下、ハウ
スと称す)等の骨格となるフレ−ムを被覆するシ−ト
(ハウスカバ−)を押さえ固定保持するヒモ等の線材に
対し、緊張(テンション)を与えた状態で張設するため
に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のC溝係合具として、例えば図
示される線状係合具5が用いられている。この線状係合
具5は、C溝2に沿う直線状の第1係止部端部50と、
この第1係止部端部50を基準にしてその両端より同一
面上で互いに遠ざかる方向に伸びる2つの直線状線部5
1、52と、その先端より上方に立上がった略S字形状
の2つの第2係止部53、54とからなる。
【0003】この線状係合具5をC溝に係合させる場
合、2つの第2係止端部53、54を人為的操作により
C溝2に沿う方向で互いに遠ざかる方向S1、S2に押
し広げることにより開き角θを大きくして第1係止端部
50と第2係止端部53、54間の垂直距離Lを短縮さ
せてC溝2に収容し、この後、前記押し広げ操作を中止
することにより、2つの第2係止端部53、54が線状
係合具5自身の弾性復帰作用により元の形状に戻り、か
つC溝2に係止されるものである。
【0004】従ってこの線状係合具5は、C溝2内に収
容した状態で第2係止端部53、54にヒモを結び付け
ることによって、前記開き角θが狭まり第2係止端部5
3、54の垂直距離Lが伸長し、C溝2により強く係止
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の線状係合具
5は、ハウスの屋根を形成する円弧形状のフレ−ムを覆
ったシ−ト33を抑えるためのヒモ4を緊張させるとき
(図8、9参照)、次のような作業が行われる。即ち、 (1)予め前記シ−ト33の外周面に沿って帯状に載置
され一端が固定保持されたヒモ4に対し、その他端側を
引張って緊張を与えつつ前記2つの第2係止端部53、
54に結び付ける。
【0006】(2)あるいは予めC溝係合具の2つの第
2係止端部53、54にヒモ4の他端を結び付けた状態
でこのヒモ4を一方向に引張って緊張を与えつつ線状係
合具5を第2係止端部53、54の開き角θを広げてC
溝2に取付ける。ここにおいてヒモ4の他端側を一定の
強さで引っ張りつつ前記(1)の場合のように第2係止
端部53、54に結び付けたり、前記(2)の場合のよ
うに第2係止端部53、54の間に該広げたりする操作
がやりにくく、煩わしい。
【0007】また第2係止端部53、54に結び付けら
れたヒモ4が両者の中間で垂直方向に緊張した状態に保
持されないとき、すなわち斜め方向に緊張したとき第2
係止端部53、54にかかる張力のバランスがくずれC
溝2内で線状係合具5全体が横滑りしたりする。さら
に、前記シ−ト33の張り替えに伴って線状係合具5を
C溝2内より取り外す場合、第2係止端部53、54に
結び付けられたヒモ4を解いて前記開き角θを大きくす
る方向に許容可能としなくてはならず、ヒモ4を解く操
作がやりにくく、時間がかり作業性が低い。
【0008】従来の線状係合具5は上記のように不具合
をもつ。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、溝の断面形状
が一定のC字形で開口部より内側に向かうにつれ内部が
両側方に広がり開口巾よりも広い内部巾をもつC溝に係
止されるとともに、長径部と短径部とをもち、短径側ー
端と短径側他端とを結ぶ直線X方向の巾が該C溝の内部
巾より狭く、該直線Xと交差する角度をなす長径側ー端
と長径側他端とを結ぶ直線Y方向の巾が該C溝の開口巾
より広く、該C溝に挿入される板状の係止部をもつ係合
において、 前記係止部は、該係止部と一体的で前記長
径側一端が前記C溝に挿入されている時に前記開口部よ
斜めに突出するとともにヒモ等の線材が固定され該線
材の引張力により該係止部に前記直線X方向から前記直
線Y方向への回転モ−メントが作用する固定部をもつ板
状の腕部と、前記長径側他端と一体的で該C溝の内底部
に向かって湾曲する湾曲部とを形成しており、前記係止
部を前記C溝に挿入した後、前記長径側一端を該C溝内
の一側部に当接させ回転支軸とし、前記腕部に前記回転
モ−メントを作用させて該係止部を該C溝内で回転させ
前記長径側他端の前記湾曲部を該C溝の他側部の内面に
潜り込ませて係止させるとともに、該湾曲部が該C溝の
該他側部で挟み込まれることを特徴とするC溝係合具に
ある。
【0010】
【作用】発明のC溝係合具は、C溝に取り付けるに先
立ち、例えばビニ−ルハウスのシ−トを抑えるのに適し
た長さの線材(例えばヒモ)の両端に取り付けられる。
すなわち線材の各端部を個々のC溝係合具の固定部に結
び付ける。次に、この線材を予めシ−ト表面の抑えよう
とする目的位置に載置する。そして線材の一端側のC溝
係合具(以下、第1C溝係合具と称す。)をC溝に係止
させる操作が行われる。この場合、第1C溝係合具を作
業者が手で把持し、その係止部の短径側ー端と短径側他
を、C溝内の両側端に対し平行となる向きに一致さ
せ、C溝の開口部よりC溝内に挿入させる。ついで
部を前記C溝に挿入した後、線材をC溝と直角方向に引
張って緊張させることにより、長径側一端をC溝内の一
側部に当接させ回転支軸とし、腕部に回転モ−メントを
作用させて係止部を回転させる。すると、係合具の長径
側ー端と長径側他端とを結ぶ直線Y方向がC溝の長手方
向と直交する方向(線材の伸びる方向とも一致する)と
なる。これにより係止部の長径側一端C溝内の側部
の底面側に係止させ、係止部の長径側他端の湾曲部をC
溝内の他側部の内面(開口部側の裏面潜り込ませて
係止させる。このとき、湾曲部により深さ方向に押し広
げられるC溝の他側部の反力によって湾曲部がC溝の他
側部で挟み込まれる。
【0011】引続き線材の他端側のC溝係合具(以下、
第2C溝係合具と称す。)をC溝に係止させる操作が行
われる。この場合、第2C溝係合具を作業者が手で把持
し、先にC溝に係止された第1C溝係合具との間の線材
を、C溝と直角方向に引張って緊張させるとともに、前
記場合と同じ操作手順で係止部をC溝内に挿入させる。
この後、作業者が第2C溝係合具より手を離すと、その
腕部に前記緊張状態にある線材によって回転モ−メント
が作用し係止部を回転させる。そのとき、第2C溝係合
具は、前記第1C溝係合具と同じ係止状態となる。
【0012】なお、C溝内に係止した状態にあるC溝係
合具を係止解除するには、前記係止時とは逆方向の回転
モ−メント腕部に与えることによって達成できる。
【0013】
【発明の効果】発明のC溝係合具は、シートを介して
C溝内に係止する場合、腕部の固定部に線材を固定した
状態で、係止部の短径側ー端と短径側他端をC溝の両側
部に対し平行となる向きに一致させることによって、C
溝内に係止部を楽に挿入できる。またC溝係合具は、
径側一端をC溝内の一側部に当接させ回転支軸とし、
部の固定部に固定させた線材の緊張により発生するモ−
メントを利用して、C溝に挿入後の係止部を係止方向に
楽に回転させることができる。そしてこの係止部は、回
するとき、係止部の長径側他端の湾曲部をC溝内の他
側部の内面(開口部側の裏面)に潜り込ませた状態で係
止でき、かつ長径側他端と長径側一端がC溝内の両側部
を押し広げるのでその反力と、湾曲部により深さ方向に
押し広げられるC溝の他側部の反力によって湾曲部がC
溝の他側部で挟み込まれるため、確実に係止できる。
【0014】また本発明のC溝係合具は、係止部をC溝
より取り外すとき、取付け時と逆方向の回転モ−メント
を利用するのみであり、腕部の固定部に結び付けた線材
を解かずに済む。従って本発明のC溝係合具は、C溝内
への取り付けおよび取り外し操作が楽に素早くでき、作
業性を高めることができるとともに、C溝内に確実に固
定保持することができる。
【0015】
【実施例】(実施例) 図1〜図に示す実施例のC溝係合具1は、下記のC溝
2に係止されるもので係止部10と腕部11とからな
る。C溝2は、図4に示されるように、断面形状が一定
のC字型で開口部20より内底部21側に向かうにつれ
内部が両側部22、23方向に広がり、開口部20の開
口巾L1よりも広い内部巾L2をもつ。このC溝2は、
雨水を受ける雨樋に形成される。雨樋としては図に示
されるように、ビニ−ルハウス3の屋根の骨格となる円
弧状のフレ−ム30と30との境目(谷部)31に設置
された谷樋2Aや、円弧状のフレ−ム30の片側32に
設置された側樋2Bに形成されている。
【0016】C溝係合具1の係止部10は、金属製の厚
板が短径部と長径部をもつ形状に加工されて前記C溝2
に挿入される部分を形成するものである。すなわち、係
止部10は、図1に示されるように、短径側ー端101
と短径側他端102とを結ぶ直線X方向の巾(直線X
向の両端101、102間の最大巾)L3がC溝2の内
部巾L2より狭く形成され、直線Xとほぼ直角に交差す
る角度をなす長径側ー端103と長径側他端104とを
結ぶ直線Y方向の巾(直線Y方向の両端103、104
間の最大巾)L4が前記C溝2の開口部20の開口巾L
1より広く形成されている
【0017】係止部10の長径側他端104には、係止
部10を底面側(図3参照)よりみて上方に向かって湾
曲する湾曲部105と、係止部10を基準にして約5〜
15度の角度で上方に伸びる略逆L字型の腕部11とが
形成されている。
【0018】湾曲部105は、腕部11に近い長径側他
端104側に、上方に向かって約5〜45度の傾斜角で
伸びるとともに、図3で左方向に約15度で湾曲する。
また湾曲部105の長さは、約7mmである。また係止
部10は、巾L3と巾L4との間にR(ア−ル)部10
aおよび10bが形成されている。 腕部11は、係止部
10と一体的に形成されたものであり、前記長径側一端
103と反対側で湾曲部105が形成されていない平坦
部分より前記角度で上方に伸びるとともに、その先端よ
り直角方向に伸びた位置(係止部10の中央より直線Y
方向に所定間隔を隔てた位置)にヒモ4が固定される長
孔形状の取付孔よりなる固定部110が形成されてい
る。
【0019】従って、前記腕部11は、係止部10がC
溝2に挿入されているときに、C溝2の開口部20より
斜めに突出するように形成されている。また、湾曲部1
05 は、係止部10がC溝2に挿入されているときに、
長径側他端104と一体的でC溝2の内底部21に向か
って湾曲するように形成されている。
【0020】このように形成された実施例のC溝係合具
1は、前記谷樋2Aおよび側樋2Bに形成されたC溝2
内にシートを介して係止するに先立ち、円弧状のフレ−
ム30の上から覆ったシ−ト33を抑えるのに適した長
さのヒモ4(図参照)の一端40および他端41がそ
れぞれ腕部11の固定部110に結び付けられる。そし
てヒモ4をシ−ト33上に載置した状態で、一端側のC
溝係合具1を作業者が手で把持して、係止部10の直線
方向の短径側ー端101、短径側他端102をC溝2
の両側部22、23に対してほぼ平行となる向きに一致
させ、C溝2内に挿入(図参照)させる。この後、作
業者がヒモ4を把持してその一端40をC溝2と直角方
向に引張って緊張させることにより、腕部11を介して
係止部10に直線X方向から直線Y方向への回転モ−メ
ントが作用する。すると係止部10は長径側一端103
をC溝内の一側部22に当接させ回転支軸とし、C溝
2内で回転し長径側ー端103と長径側他端104とを
結ぶ直線Y方向がC溝2の長手方向と直交する方向(ヒ
モ4の伸びる方向とも一致する)となる。これにより係
止部10は、シ−ト33を介して長径側一端103
溝2内の側部23の内面230側に係止させ、係止部
10の長径側他端104の湾曲部105をC溝2内の他
側部23の内面(開口部20側の裏面230に潜り込
ませて係止させる(図5参照)。前記湾曲部105は、
その先端となる長径側他端104がC溝2内の他側部2
3に係止したとき、湾曲部105により前記他側端23
をC溝2の深さ方向に押し広げる作用をなし、かつこの
分、湾曲部105に作用するC溝2の他側部23の反力
が増し湾曲部105を挟み込み、より確実に固定、保持
される。引続き他端側のC溝係合具1を作業者が手で把
持し、ヒモ4の他端41側をC溝2の長手方向と直角方
向に引張って緊張を与えた状態で係止部10の直線X
向の両端101、102をC溝2の両側部22、23に
対してほぼ平行となる向きに一致させ、C溝2内に挿入
(図参照)させる。この後、作業者がC溝係合具1よ
り手を離すと、腕部11を介して係止部10に直線X
向から直線Y方向への回転モ−メントが作用する。する
と係止部10は長径側一端103をC溝内の一側部
に当接させ回転支軸とし、C溝2内で回転し長径側ー
103と長径側他端104とを結ぶ直線Y方向がC溝
2の長手方向と直交する方向(ヒモ4の伸びる方向とも
一致する)となる。これにより係止部10は、シ−ト3
3を介して長径側一端103C溝2内の側部23の
内面230側に係止させ、係止部10の長径側他端10
4の湾曲部105をC溝2内の他側部23の内面(開口
部20側の裏面230に潜り込ませて係止させる(図
5参照)。前記湾曲部105は、その先端となる長径側
他端104がC溝2内の他側部23に係止したとき、湾
曲部105により前記他側端23をC溝2の深さ方向に
押し広げる作用をなし、かつこの分、湾曲部105に作
用するC溝2の他側部23の反力が増し湾曲部105を
挟み込み、より確実に固定、保持される。
【0021】また、C溝係合具1に対して前記場合と逆
の回転モ−メントを作用させるとともに逆の操作手順を
用いることにより、腕部11の固定部110に結び付け
たヒモ4を解くことなく、係止部10をC溝2内より離
脱させることができ、かつC溝2よりC溝係合具1を取
り外すことができる。このように実施例のC溝係合具1
によれば、C溝2への取り付け時において係止部10を
C溝2に挿入する際、係止部10は短径側ー端101と
短径側他端102とを結ぶ直線X方向の巾L3がC溝2
の内部巾L2より狭いため、挿入し易いものとなる。さ
らに前記回転モ−メントによりC溝2内での回転をスム
−ズに行うことができる。そして係止部10は、直線X
とほぼ直角に交差する角度をなす長径側ー端103と長
径側他端104とを結ぶ直線Y方向の巾L4が前記C溝
2の開口部20の開口巾L1より広いため、前記回転
後、C溝2内の一側部22の内面220側に長径側ー端
103を係止し、他側部23の開口側の内面(開口部2
0側の裏面230に長径側他端104湾曲部105
を係止できる。また、C溝2からの取り外し時におい
て、前記一側部22の内面220側および他側部23の
開口側の内面(開口部20側の裏面230に対する係
止部10の係止状態を解除する場合は、前記場合と逆の
操作手順を行うのみで済む。
【0022】従って、本実施例のC溝係合具1は、C溝
2への取り付けおよび取り外し操作が楽に素早くでき、
作業性を高めることができる。
【0023】さらに、本実施例のC溝係合具1によれ
ば、C溝2への係止時に湾曲部105がC溝2の他側部
23側の狭い空間に強制的に圧入されて前記他側端23
に挟み込まれるため、C溝係合具1をさらに確実に固
定、保持することができる。このため、2個のC溝係合
具1に対し、それぞれその腕部11の固定部110に円
弧状のフレ−ム30(前記図参照)の上から覆ったシ
−ト33を抑えるのに適した長さのヒモ4の一端40お
よび他端41を結び付け、一方(ヒモ4の一端40側)
のC溝係合具1を一方のC溝2に係止する作業後、他方
(ヒモ4の他端41側)のC溝係合具1を他方のC溝2
に係止する作業に移行した時、前記一方のC溝係合具1
が一方のC溝2より不用意に外れることがない。
【0024】また、前記一方のC溝係合具1の係止作業
に引き続き行われる他方のC溝係合具1を他方のC溝2
に係止する作業を、ひとりの作業者で行うことができ
る。なお、前記係止部10の平坦部分より上方に向かっ
て伸びるとともに湾曲する湾曲部105の傾斜角および
湾曲角は、C溝2を形成する材料の厚み、C溝2の内部
深さ等に応じて、最も係止あるいは挟み込み易い値とな
るように予め種々変化設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のC溝係合具を示す平面側より見た斜視
【図2】図1における側面図
【図3】図1における底面
【図4】図1〜3におけるC溝係合具の係合部をC溝内
に挿入した状態を示す斜視図
【図5】図4におけるC溝係合具を腕部に回転モ−メン
トを作用させて係止部をC溝内で回転させた後の係止状
態を示す斜視図
【図6】C溝係合具を用いるためのビニ−ルハウスを示
す斜視図
【図7】従来の線状係合具を示す斜視図
【図8】図7における線状係合具をC溝に取付け使用し
た状態を示す斜視図
【図9】図8における側面図
【符号の説明】1… C溝係合具 10…係止部 101…短径側ー端 102…短径側他端 103…長径側ー端 104…長径側他端
105…湾曲部1…腕部 110…固定部 2…C溝
3…ビニ−ルハウス 30…フレ−ム 31…谷部 3
3…シ−ト 4…ヒモ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝の断面形状が一定のC字形で開口部より
    内側に向かうにつれ内部が両側方に広がり開口巾よりも
    広い内部巾をもつC溝に係止されるとともに、長径部と
    短径部とをもち、短径側ー端と短径側他端とを結ぶ直線
    X方向の巾が該C溝の内部巾より狭く、該直線Xと交差
    する角度をなす長径側ー端と長径側他端とを結ぶ直線Y
    方向の巾が該C溝の開口巾より広く、該C溝に挿入され
    る板状の係止部をもつ係合具において、 前記係止部は、 該係止部と一体的で前記長径側一端が前
    C溝に挿入されている時に前記開口部より斜めに突出
    するとともにヒモ等の線材が固定され該線材の引張力に
    より該係止部に前記直線X方向から前記直線Y方向への
    回転モ−メントが作用する固定部をもつ板状の腕部と、
    前記長径側他端と一体的で該C溝の内底部に向かって湾
    曲する湾曲部とを形成しており、 前記係止部を前記C溝に挿入した後、前記長径側一端を
    該C溝内の一側部に当接させ回転支軸とし、前記腕部に
    前記回転モ−メントを作用させて該係止部を該C溝内で
    回転させ前記長径側他端の前記湾曲部を該C溝の他側部
    の内面に潜り込ませて係止させるとともに、該湾曲部が
    該C溝の該他側部で挟み込まれることを特徴とするC溝
    係合具。
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JPH04228014A (ja) 1992-08-18

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