JP2596924B2 - 感光体,転写体の回転制御方法 - Google Patents

感光体,転写体の回転制御方法

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JP2596924B2 JP62002139A JP213987A JP2596924B2 JP 2596924 B2 JP2596924 B2 JP 2596924B2 JP 62002139 A JP62002139 A JP 62002139A JP 213987 A JP213987 A JP 213987A JP 2596924 B2 JP2596924 B2 JP 2596924B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は感光体表面のトナーを、感光体に当接する
転写体に転写させる画多形成装置における、感光体,転
写体の回転制御方法に関する。
(b)従来の技術 電子写真法を用いた画像形成装置には、感光体表面の
トナーを転写体に転写した後、転写体から用紙に転写す
るものがある。このような感光体,転写体は一般にドラ
ム状またはベルト状に形成されており、その中には継目
を有するものがある。感光体,転写体の継ぎ合わせは第
4図(A)および(B)に示したように、テープ接着お
よび融着により行われる。第4図(A)に示したように
テープ接着で行われる場合には感光体,転写体A表面に
接着されたテープBの厚みにより、感光体,転写体Aの
表面に段差ができる。また、第4図(B)に示したよう
に融着で行われる場合には感光体,転写体Aの表面が融
着部Cにより凹凸状になる。これらのテープBおよび融
着部Cを含む前後(感光体,転写体の回転方向に対し
て)数mm程度の領域は非画像形成領域として、この領域
外にのみ画像が形成されるようになっている。
(c)発明が解決しようとする問題点 上述したようにドラム状またはベルト状の感光体,転
写体に継目が形成されている場合、感光体,転写体の回
転停止時に、一方の継目が他方の継目以外の部分に当接
した状態で停止し、放置されることがあった。例えば第
5図に示したように転写体2の継目21が感光体1の画像
形成領域aに当接した状態で放置されると、画像形成領
域aに継目21のテープの段差または融着部の凹凸によっ
て凹みが生じたり傷付いたりすることがあった。感光体
1が凹んだり傷ついたりすることは、形成される画像の
品質の劣化を招き、望ましくない。また、逆に感光体の
継目が転写体の画像形成領域に当接した状態で放置され
ても同様に、転写体の画像形成領域に凹み、傷つきが生
じ、画像品質の劣化の原因となった。
この発明は以上のことに鑑み、感光体,転写体の継目
部を、感光体と転写体との当接部で停止させないように
することにより感光体,転写体の凹み、傷つきを防止す
る感光体,転写体の回転制御方法を提供することを目的
とする。
(d)問題点を解決するための手段 この発明は、互いに当接して回転する回転体であると
ともに、両方が、継目を有するベル状に形成された感光
体および転写体を回転制御方法であって、前記回転体は
各々独立して制御されており、継目を有するベルト状に
形成された両方の回転体について、前記継目を継目検出
手段により検出するとともに、継目検出手段による検出
結果に基づいて他方の回転体との当接部に前記継目が位
置しないようにして回転を停止する回転停止制御を、他
方の回転体の回転を停止する回転停止制御とは個別に行
うことを特徴とする。
(e)作用 この発明な感光体,転写体の回転制御方法において
は、感光体,転写体はぞれぞれ独自に回転制御され、そ
の回転中には感光体および/または転写体に形成された
継目の位置が継目検出手段によって検出される。その検
出結果、すなわち継目位置によって感光体および/また
は転写体は回転停止時に、そのタイミングがそれぞれ個
別に制御され、前記継目が感光体と転写体との当接部に
位置しないように停止する。
(f)実施例 第3図はこの発明の実施例である画像形成装置の感光
体,転写体の構成を示す側面図である。図中第5図の装
置と同一部は同じ番号で示す。
感光体1は対をなすローラ間に張架されたベルト状
で、テープまたは融着によって継目11が形成されてい
る。転写対2も同様にローラ間に張架されたベルト状
で、継目21が形成されている。感光体1と転写体2とは
略横転T字型に当接しており、その当接部3で感光体1
表面のトナーを転写チャージャ4によって転写体2に転
写する。感光体1および転写体2はそれぞれ個別のモー
タ13および23を有し、図中矢印AおよびB方向に回転可
能である。モータ13および23は後述するCPUからの駆動
信号により駆動,停止する。画像形成プロセス時には感
光体1と転写体2とは同期して同一周速度で回転する。
なお、画像形成プロセス開始時には感光体の継目11と転
写体の継目21とが当接するように、感光体1,転写体2の
回転速度を増減して調整した後、同期させる。
前記継目11,21の端部には図示しない切欠部が形成さ
れ、それらの切欠部と対向するように、感光体2および
転写体2に透過型の光センサ12および22が配設されてい
る。光センサ12,22はそれぞれ、感光体1および転写体
2が回転することにより、継目11および21が光センサ1
2,22に対向したとき継目(切欠部)を検出したオンす
る。
第2図は上記感光体および転写体の制御部のブロック
図である。
全体の制御はCPU5によってなされ、そのプログラムは
予めROM51に記憶されている。プログラムの実行に際し
てはRAM52がワーキングエリアとして用いられる。感光
体の継目11を検出する光センサ12,転写体の継目21を検
出する光センサ22からのオン信号はI/O53を介してCPU5
に入力される。CPU5ではこのオン信号に基づいて、ROM5
1に記憶されているプログラムにより感光体1および転
写体2の回転状態を知ることができる。
また、CPU5はI/O54を介して感光体のモータ13,転写体
のモータ23のドライバ55,56にオン,オフ信号を出力す
る。CPU5はドライバ55および56に対して画像形成プロセ
ス開始時にオン信号を出力し、同プロセス終了時に前記
光センサ12および13からの入力信号に基づいてオン信号
を出力する。
第1図(A)および(B)はこの画像形成時のモータ
の動作を示すフローチャートである。前述したように感
光体1,転写体2のモータ13,23は個別に駆動される。そ
こで、同図(A)は感光体のモータ13の動作について、
同図(B)は転写体のモータ23の動作について示してい
る。まず感光体のモータ13の動作について説明する。
ステップn1(以下、“ステップni"を単に“ni"とい
う。)で図示しない画像形成スタートスイッチがオンさ
れると画像形成プロセスの開始であり、n2で感光体のモ
ータ13がオンして感光体1が第1図中矢印A方向に回転
し、n3で画像形成のプロセスが行われる。すなわち、感
光体1表面にトナー像が形成され、そのトナー像が転写
体2へ、さらには用紙へ転写されて画像が形成される。
n4で前記画像形成のプロセスが終了すると、n5に進み、
感光体の光センサ12のオン,オフ状態を判定する。感光
体の継目11が光センサ12の配設位置を通過すると光セン
サ12がオンしてその信号が入力され、n6に進んでタイマ
T1がスタートする。そして、n7でタイマT1がタイムアッ
プするとn8に進み、モータ13がオフして感光体1の回転
が停止し、n1へ戻って画像形成プロセスのスタートを待
つ。
前記タイマT1はモータ13のオフタイミングを計時する
ものであり、タイマT1が計時する時間は、光センサ12の
配設位置を通過した継目11が、当接部3に到達する時間
より短い時間、または、当接部を通過しさらに光センサ
12の設置位置に到達するまでの時間、すなわち、継目11
が当接部3に当接しない時間に設定されている。したが
って、感光体1の回転停止時には感光体の継目11が当接
部3に位置することはなくなる。
また、同図(B)の転写体のモータ23についても同様
に動作し、n1で画像形成がスタートするとn9でモータ23
をオンして転写体2が矢印B方向へ回転し、n3→n4で画
像形成プロセスが終了するとn10で転写体の光センサ22
のオン,オフ状態を判定する。転写体の継目21が光セン
サ22の配設位置を通過すると光センサ22がオンしてその
信号が入力され、n11に進んでタイマT2がスタートす
る。そして、n12でタイマT2がタイムアップするとn13に
進み、モータ23がオフして転写体2の回転が停止し、n1
へ戻って画像形成プロセスのスタートを待つ。
前記タイマT2はモータ23のオフタイミングを計時する
ためのものであり、タイマT2が計時する時間は、光セン
サ22の配設位置を通過した継目21が、当接部3に到達す
る時間より短い時間、または、当接部を通過しさらに光
センサ22の設置位置に到達するまでの時間、すなわち、
継目21が当接部3に当接しない時間に設定されている。
したがって、転写体2に回転停止時には転写体の継目21
が当接部3に位置することはなくなる。
なお、本実施例では感光体,転写体の回転停止時にモ
ータをオフしているが、クラッチを設けこれを切り換え
るようにしても良い。
(g)発明の効果 この発明の感光体,転写体の回転制御方法によれば、
感光体,転写体の回転停止時には、感光体,転写体は継
目検出手段の検出結果に基づいて継目が感光体と転写体
との当接部に位置しないようにそれぞれ個別に停止する
ため、その状態で放置しても継目により感光体や転写体
に凹みや傷が生じることはなく、形成される画像の品質
が低下してしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はこの発明の実施例である画像形
成装置の感光体および転写体のモータの動作を示すフロ
ーチャート、第2図はそのブロック図、第3図は感光体
および転写体の構成を示す側面図、また、第4図
(A),(B)は感光体,転写体の継目部分を示す斜視
図、第5図は従来の感光体,転写体の構成を示す側面図
である。 1……感光体、2……転写体、 3……当接部、 11……(感光体の)継目、12……(同)光センサ、13…
…(同)モータ、 21……(転写体の)継目、22……(同)光センサ、23…
…(同)モータ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−117581(JP,A) 特開 昭59−111168(JP,A) 特開 昭54−86344(JP,A) 特開 昭61−278876(JP,A) 特開 昭60−218670(JP,A) 特開 昭57−210361(JP,A) 特公 昭54−28740(JP,B2) 特公 平7−21676(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに当接して回転する回転体であるとと
    もに、両方が、継目を有するベルト状に形成された感光
    体および転写体を回転制御方法であって、 前記回転体は各々独立して制御されており、継目を有す
    るベルト状に形成された両方の回転体について、前記継
    目を継目検出手段により検出するとともに、継目検出手
    段による検出結果に基づいて他方の回転体との当接部に
    前記継目が位置しないようにして回転を停止する回転停
    止制御を、他方の回転体の回転を停止する回転停止制御
    とは個別に行うことを特徴とする感光体、転写体の回転
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59111168A (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 Ricoh Co Ltd 複写機

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