JPH10288880A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10288880A
JPH10288880A JP9096235A JP9623597A JPH10288880A JP H10288880 A JPH10288880 A JP H10288880A JP 9096235 A JP9096235 A JP 9096235A JP 9623597 A JP9623597 A JP 9623597A JP H10288880 A JPH10288880 A JP H10288880A
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JP9096235A
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Tomoaki Nakai
智朗 中居
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験的現像剤画像の濃度検知タイミングを補
正することのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写体5上に設けられ、中間転写体
5の表面と反射率の異なるマークを、中間転写体5近傍
の所定位置に設けられ、中間転写体5上に試験的に形成
された現像剤画像の濃度を検知する濃度検知手段300
により検出する。そして、濃度制御手段205は、予め
求めた中間転写体5の基準位置からマークまでの距離
と、濃度検知手段300からの検知信号に基づいて検知
された中間転写体5の基準位置からマークまでの距離と
を比較して濃度検知手段300の所定位置からのズレ量
を検出し、このズレ量に応じて試験的現像剤画像の反射
濃度を測定するタイミングを制御するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いて画像形成(コピー、プリント)を行う複写機、プリ
ンター、ファックス等の画像形成装置に関し、特に中間
転写体を用いたカラー画像形成装置の濃度制御に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体に担持された静電潜像を
現像剤を用いて現像して可視画像を形成すると共に、可
視画像を中間転写体上に転写した後、転写材に転写する
ようにした画像形成装置があり、このような画像形成装
置においては、使用する環境、耐久変動等の諸条件によ
り、画像濃度が変化する。そして、特にカラー画像形成
装置の場合、画像濃度が変化すると本来の正しい色調に
ならないので通常濃度制御を行うようにしている。
【0003】ここで、一般的な濃度制御としては、現像
バイアス等を変化させて濃度を変えた数個の試験的な現
像剤画像(以下「パッチ」という)を、感光体上もしく
は中間転写体表面に形成する。そして、このパッチ濃度
を発光体と受光センサーを用いて測定し、適正な濃度と
なるような現像バイアス等画像形成条件にフィールドバ
ックし、本来のカラー画像となる安定した画像を得るよ
うにしている。
【0004】ところで、このような濃度制御の際、パッ
チの形成位置や濃度検知するタイミングは、中間転写体
の周囲に設けた中間転写体の位置検出手段である画像形
成開始位置検出センサ(以下「TOPセンサ」という)
を基準に、すべての制御を行っている。しかしながら、
このTOPセンサとパッチの濃度を検知するセンサ(濃
度検知センサ)は、組み立て時の取り付け位置精度、さ
らには中間転写体の回転によって生じる揺動により、機
械的精度が落ちるため、パッチを正規のタイミングで濃
度検知するのは困難であった。
【0005】そこで、このような問題を解決するため、
例えば濃度制御を行う前に、センサの取り付け誤差を修
正するためのパッチ(以下「修正パッチ」という)を形
成し、この修正パッチを濃度検知センサでモニタするこ
とにより、濃度検知センサの本来あるべき位置からの誤
差を判断し、この結果を濃度制御時、反射濃度を検知す
るタイミングに反映させ、濃度制御の精度を上げること
が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の画像形成装置においては、以下のよう
な問題点があった。即ち、修正パッチを形成する際、修
正パッチを形成する現像剤がなくなっている場合には修
正パッチが形成されないため、初期の目的が達成されな
い場合が生じる。また、一般的に画像を形成する際、静
電潜像段階で画像のエッジ部分に強い静電的電場が発生
し、現像時に現像剤が集中するため、濃度として濃くな
る現象(以下「エッジ効果」という)がある。さらに、
このエッジ効果の影響で、現像バイアスAC成分を重畳
している現像方式で、特に画像先端部より後端部で濃く
なる現象(以下「はきよせ現象」という)がある。
【0007】この場合、修正パッチの後端部がより濃度
が濃くなるため、濃度検知センサで反射濃度を検知し、
修正パッチ中心を判断する際、実際の中心よりも後端に
ずれて検知してしまう。そのため、パッチ濃度を検知す
るタイミングがずれてしまい、濃度制御の精度を上げる
ことができない。
【0008】そこで、本発明は、このような従来技術の
問題点に鑑みてなされたものであり、パッチ(試験的現
像剤画像)の濃度検知タイミングを補正することのでき
る画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体に担
持された静電潜像を現像剤を用いて現像して可視画像を
形成すると共に、前記可視画像を中間転写体上に転写し
た後、転写材に転写する一方、前記中間転写体上に試験
的に現像剤画像を形成し、該現像剤画像の濃度を検知し
て濃度制御を行う画像形成装置において、前記中間転写
体近傍の所定位置に設けられ、該中間転写体上に形成さ
れた試験的現像剤画像の濃度を検知する濃度検知手段
と、前記中間転写体上に設けられ、前記濃度検知手段に
て検知可能な該中間転写体の表面と反射率の異なるマー
クと、予め求めた前記中間転写体の基準位置から前記マ
ークまでの距離と、前記濃度検知手段からの検知信号に
基づいて検知された前記中間転写体の基準位置からマー
クまでの距離とを比較し、該濃度検知手段の前記所定位
置からのズレ量を検出すると共に、前記ズレ量に応じて
前記試験的現像剤画像の反射濃度を測定するタイミング
を制御する濃度制御手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0010】また本発明は、像担持体に担持された静電
潜像を現像剤を用いて現像して可視画像を形成すると共
に、前記可視画像を中間転写体上に転写した後、転写材
に転写する一方、前記中間転写体上に試験的に現像剤画
像を形成し、該現像剤画像の濃度を検知して濃度制御を
行う画像形成装置において、前記中間転写体近傍の所定
位置に設けられ、該中間転写体上に形成された試験的現
像剤画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記中間転
写体上に設けられ、所定の色の前記現像剤にて形成され
た第1現像剤画像部及び前記第1現像剤画像部の前後に
前記所定の色以外の現像剤にて形成された第2現像剤画
像部にて構成されるマークと、予め求めた前記中間転写
体の基準位置から前記マークまでの距離と、前記濃度検
知手段からの検知信号に基づいて検知された前記中間転
写体の基準位置からマークまでの距離とを比較し、該濃
度検知手段の前記所定位置からのズレ量を検出すると共
に、前記ズレ量に応じて前記試験的現像剤画像の反射濃
度を測定するタイミングを制御する濃度制御手段と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記濃度制御手段は、前記
予め求めた中間転写体の基準位置からマークまでの距離
が、前記検知された距離よりも長い場合は、前記現像剤
画像の反射濃度を測定するタイミングを前記ズレ量に応
じて遅くし、短い場合は前記ズレ量に応じて速くするよ
う制御することを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記マークは前記中間転写
体の可視画像転写領域の外に設けられることを特徴とす
るものである。
【0013】また本発明のように、中間転写体上に設け
られ、中間転写体の表面と反射率の異なるマークを、中
間転写体近傍の所定位置に設けられ、中間転写体上に試
験的に形成された現像剤画像の濃度を検知する濃度検知
手段により検出する。そして、濃度制御手段は、予め求
めた中間転写体の基準位置からマークまでの距離と、濃
度検知手段からの検知信号に基づいて検知された中間転
写体の基準位置からマークまでの距離とを比較して濃度
検知手段の所定位置からのズレ量を検出し、このズレ量
に応じて試験的現像剤画像の反射濃度を測定するタイミ
ングを制御するようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
電子写真プロセスを利用したカラー画像形成装置(複写
機あるいはレーザプリンタ)の概略断面図である。
【0016】同図において、1は第1の画像担持体とし
て繰り返し使用される回転ドラム型の電子写真感光体
(以下感光体ドラムと記す)であり、矢印の反時計方向
に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動
される。
【0017】ここで、この感光ドラム1は回転過程で、
1次帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電
処理され、次いで不図示の画像露光手段(カラー原稿画
像の色分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気デ
ジタル画素信号に対応し変調されたレーザービームを出
力するレーザースキャナによる走査露光系等)による画
像露光3を受けることにより目的のカラー画像の第1の
色成分像(例えばイエロー成分像)に対応した静電潜像
が形成される。
【0018】そして、この後、この静電潜像は現像過程
において、感光ドラム1と対向するように配設されると
共に、不図示の回転駆動装置により図中矢印の方向に回
転する現像器41、42、43、44(イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラック)の、第1現像器41(イエロ
ー現像器)にて静電潜像と逆極性に帯電された第1色で
あるイエロートナーYにより現像されるようになってい
る。
【0019】一方、同図において、5は中間転写体であ
り、この中間転写体5は矢示の時計方向に感光ドラム1
と同じ周速度をもって回転駆動されている。そして、感
光ドラム1上に形成担持された第1色のイエロートナー
画像は、感光ドラム1と中間転写体5とのニップ部を通
過する過程での圧力と、中間転写体5に印加される1次
転写バイアスにより形成される電界とにより、中間転写
体5の外周面に中間転写されていく。以後、この行程を
1次転写という。
【0020】以下、同様に第2色のマゼンタトナー画
像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナ
ー画像が順次中間転写体5上に重畳転写され、目的のカ
ラー画像に対応した合成カラートナー画像が形成され
る。なお、感光ドラム1から中間転写体5への第1から
第4色のトナー画像の順次重畳転写のための1次転写バ
イアスは、トナーとは逆極性(本実施例においては正極
性)でバイアス電源29から印加される。
【0021】また、同図において、6は転写ベルトであ
り、中間転写体5に対応し、平行に軸受されて下面部に
接触されて配設されている。ここで、この転写ベルト6
はバイアスローラ62とテンションローラ61によって
支持されているが、この転写ベルト6を支持するバイア
スローラ62には、2次転写バイアス源28によって所
望の2次転写バイアスが印加され、テンションローラ6
1は接地されている。なお、感光ドラム1から中間転写
体5への第1から第4色のトナー画像の順次転写実行工
程において、転写ベルト6及び中間転写体クリーニング
ローラ8は中間転写体5から接離可能としている。
【0022】ところで、中間転写体5上に重畳転写され
た合成カラートナー画像の転写材Pへの転写は、転写ベ
ルト6が中間転写体5に当接されると共に、不図示の吸
湿カセットからレジストローラ11、転写前ガイド10
を通過して中間転写体5と転写ベルト6との当接ニップ
に所定にタイミングで転写材Pが給送され、同時に2次
転写バイアスがバイアス電源28からバイアスローラ6
2に印加される。この2次転写バイアスにより中間転写
体5から転写材Pへ合成カラートナー画像が転写され
る。以後、この行程を2次転写という。
【0023】さらに、このトナー画像転写を受けた転写
材Pは定着器15へ導入され加熱定着される。転写材P
への画像転写終了後、中間転写体5上の転写残トナーは
中間転写体クリーナブラシ8が当接されクリーニングさ
れる。以上の工程で、1枚のフルカラーの画像形成が行
われる。
【0024】図2は、画像形成装置の制御システム図で
ある。同図において、205はCPUであり、このCP
U205により、モータ、クラッチ、ファン等の駆動部
201と、定着温度センサ、環境センサ、紙有り無し検
知センサ、現像剤残検センサ、濃度センサ、TOPセン
サ等のセンサ部202、給紙制御部203、現像バイア
ス、帯電バイアス等の高圧制御部204が制御されるよ
うになっている。
【0025】ここで、このCPU205は、濃度制御の
場合には濃度制御手段として動作し、まず各色パッチを
形成する中間転写体5の所定表面(以下「下地」とい
う)の濃度を後述する濃度検知手段である濃度センサに
て測定した後、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の順で現像バイアスを変えたパッチを、各々決められた
位置に形成する。この後、これらのパッチの濃度を濃度
センサにて測定し、各色の目標濃度となるような現像バ
イアスを決定するようにしている。
【0026】図3は、画像形成装置の濃度制御ブロック
図であり、同図において、300は濃度センサである。
ここで、この濃度センサ300は、赤外線発光部301
と赤外線受光部302とを備えると共に、赤外線発光部
301から中間転写体表面303に形成されているパッ
チに向けて光を照射した後、この中間転写体表面303
からの反射光を赤外線受光部302で受光し、この反射
受光量を測定してCPU205に入力するようにしてい
る。一方、CPU205は、この濃度センサ300から
の反射受光量信号に基づきパッチ濃度測定し、各色の目
標濃度となるような現像バイアスを決定するようになっ
ている。
【0027】ところで、中間転写体表面303には、図
4に示すように中間転写体表面303と反射率が異なる
マークP0が設けられており、このように反射率が異な
るようにすることにより濃度センサ300にてマークP
0を検出することができるようになっている。なお、こ
のマークP0は、中間転写体5との反射率が異なるよう
予め、中間転写体表面303に色付きシートを貼り付け
たり、色付き塗料を塗布したりすることにより設けられ
るものである。
【0028】なお、このマークP0は、中間転写体表面
303と反射率が異なり、濃度センサ300で測定でき
るならば中間転写体表面303の表面に凹部を形成する
ことによっても設けることができる。また、マークP0
を設ける位置としては、中間転写体5の通常画像形成さ
れない部分に設けるのが好ましい。さらに、マークP0
の大きさとしては、中間転写体周方向に、濃度センサ3
00のスポット径と同様か、それ以下にした場合、濃度
センサ300の出力に唯一のピークが存在する。このピ
ークはマークP0の中心にあるので、マークP0の位置
を求めるのには都合が良い。
【0029】一方、通常、パッチの濃度測定のタイミン
グの取り方は、基準位置に設けられているTOPセンサ
400から中間転写体5が基準位置に達したことを示す
信号がCPU205に入力され、この後入力される濃度
センサ300からマークP0の検知信号に応じて決定さ
れる。
【0030】ここで、組み立て時の取り付け位置精度や
中間転写体5の回転により生じる揺動等により、濃度セ
ンサ300のTOPセンサ400に対する機械的精度誤
差が生じると、TOPセンサ400から信号が入力され
た後、濃度センサ300からの検知信号が入力されるま
での時間が変化する。
【0031】図5は、位置精度誤差がない場合の計算上
の測定タイミングと、位置精度誤差がある場合の各パッ
チからの位置関係を示したものである。なお、同図にお
いて、P1、P2、P3、P4は、パッチを表してい
る。また、401、402は、濃度センサ300がマー
クP0を検知するまでの時間であり、この401と40
2との差分が位置精度誤差によるズレ量となる。
【0032】ここで、本実施の形態においては、このズ
レ量に応じてパッチの濃度測定のタイミングを補正する
ようにしている。次に、図6に示すフローチャートを用
いてこの補正動作を説明する。
【0033】CPU205は濃度制御を行う前に、まず
TOPセンサ400からマークP0までの距離を測定す
る(図5参照)(処理50)。次に、予め求めておいた
機械精度誤差がない理想的な場合の距離(以下基準距離
という)L0と、測定距離L1とを比較し、ズレ量(L
0−L1)の有無を求める(判断51)。
【0034】そして、ズレ量が有る場合は(判断51の
N)、次に測定距離L1が基準距離L0より長いか否か
を判断する(判断52)。ここで、測定距離L1が基準
距離L0より短い場合には(判断52のY)、濃度セン
サ300がTOPセンサ400に近づいた位置にあると
判断し、パッチの濃度測定のタイミングを、ズレ量分だ
け遅くするようにする(処理53)。また、測定距離L
1が基準距離L0より長い場合には(判断52のN)、
濃度センサ300がTOPセンサ400から離れている
位置にあると判断し、パッチの濃度測定のタイミング
を、ズレ量分だけ速くするようにする(処理54)。
【0035】このように、中間転写体5上にマークP0
を設け、このマークP0を濃度センサ300で検知する
ことにより、正規の読み取りタイミングとズレ量を検出
し、パッチの読み取りタイミングにフィードバックする
ことができ、これにより濃度制御の精度を上げることが
できる。
【0036】なお、これまでの説明では、ズレ量を距離
に応じて求めるようにしたが、TOPセンサ400から
マークP0までの時間を測定し、機械精度誤差がない理
想的な場合の基準時間と測定時間とを比較し、ズレ量を
求めるように構成してもよい。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0038】図7は本実施の形態に係る画像形成装置の
中間転写体表面を示すものであり、同図において、PM
は、既述した第1の実施の形態のマークP0の代わりに
現像剤にて中間転写体表面303に設けられたマークで
ある。ここで、このマークPMは、例えばイエローの現
像剤にて形成された第1現像剤画像部である修正パッチ
Paと、修正パッチPaを挟み込むように形成された第
2現像剤画像部である挟持用パッチPbにて構成されて
いる。
【0039】ここで、この挟持用パッチPbは、修正パ
ッチPaと反射率の違う、例えばブラックの現像剤にて
形成されたものであり、このように修正パッチPaを反
射率の違う挟持用パッチPbにて挟み込むようにするこ
とにより、修正パッチPaを形成している現像剤がなく
なった場合でも、挟持用パッチPbによりマークPMの
中心値を求めることができるようになる。さらに、コン
トラストの差が出てより正確な中心値の検知が可能とな
る。
【0040】そして、このように中間転写体5上に現像
剤にてマークPMを設けると共に、既述した第1の実施
の形態と同様、このマークPMを濃度センサ300で検
知すると共に、正規の読み取りタイミングとズレ量を検
出し、パッチの読み取りタイミングにフィードバックす
ることにより、濃度制御の精度を上げることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
間転写体上に設けられたマークを、中間転写体上に形成
された試験的現像剤画像の濃度を検知する濃度検知手段
にて検知することにより正規の読み取りタイミングとの
ズレ量を検出し、試験的現像剤画像の読み取りタイミン
グにフィードバックすることで、濃度検知タイミングを
補正することができ、これにより濃度制御の精度を上げ
ることができる。
【0042】また、所定の色の現像剤にて形成された第
1現像剤画像部と、この第1現像剤画像部の前後に所定
の色以外の現像剤にて形成された第2現像剤画像部にて
マークを構成することにより、コントラストの差が出て
より正確な濃度検知手段によるマークの検知が可能とな
る。また、第1現像剤画像部を形成している現像剤がな
くなった場合でも、第2現像剤画像部にてマークの中心
値を求めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の概略断面図。
【図2】上記画像形成装置の制御システム図。
【図3】上記画像形成装置の濃度制御ブロック図。
【図4】上記画像形成装置の中間転写体表面に形成され
たマークを示す図。
【図5】上記画像形成装置のパッチの濃度測定のタイミ
ングを示す図。
【図6】上記パッチの濃度測定タイミングの補正を示す
フローチャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の中間転写体表面を示す図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 5 中間転写体 205 CPU 300 濃度センサ 303 中間転写体表面 400 TOPセンサ P0 中間転写体表面に形成されたマーク Pa 修正パッチ Pb 挟持用パッチ PM マーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に担持された静電潜像を現像剤
    を用いて現像して可視画像を形成すると共に、前記可視
    画像を中間転写体上に転写した後、転写材に転写する一
    方、前記中間転写体上に試験的に現像剤画像を形成し、
    該現像剤画像の濃度を検知して濃度制御を行う画像形成
    装置において、 前記中間転写体近傍の所定位置に設けられ、該中間転写
    体上に形成された試験的現像剤画像の濃度を検知する濃
    度検知手段と、 前記中間転写体上に設けられ、前記濃度検知手段にて検
    知可能な該中間転写体の表面と反射率の異なるマーク
    と、 予め求めた前記中間転写体の基準位置から前記マークま
    での距離と、前記濃度検知手段からの検知信号に基づい
    て検知された前記中間転写体の基準位置からマークまで
    の距離とを比較し、該濃度検知手段の前記所定位置から
    のズレ量を検出すると共に、前記ズレ量に応じて前記試
    験的現像剤画像の反射濃度を測定するタイミングを制御
    する濃度制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体に担持された静電潜像を現像剤
    を用いて現像して可視画像を形成すると共に、前記可視
    画像を中間転写体上に転写した後、転写材に転写する一
    方、前記中間転写体上に試験的に現像剤画像を形成し、
    該現像剤画像の濃度を検知して濃度制御を行う画像形成
    装置において、 前記中間転写体近傍の所定位置に設けられ、該中間転写
    体上に形成された試験的現像剤画像の濃度を検知する濃
    度検知手段と、 前記中間転写体上に設けられ、所定の色の前記現像剤に
    て形成された第1現像剤画像部及び前記第1現像剤画像
    部の前後に前記所定の色以外の現像剤にて形成された第
    2現像剤画像部にて構成されるマークと、 予め求めた前記中間転写体の基準位置から前記マークま
    での距離と、前記濃度検知手段からの検知信号に基づい
    て検知された前記中間転写体の基準位置からマークまで
    の距離とを比較し、該濃度検知手段の前記所定位置から
    のズレ量を検出すると共に、前記ズレ量に応じて前記試
    験的現像剤画像の反射濃度を測定するタイミングを制御
    する濃度制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度制御手段は、前記予め求めた中
    間転写体の基準位置からマークまでの距離が、前記検知
    された距離よりも長い場合は、前記現像剤画像の反射濃
    度を測定するタイミングを前記ズレ量に応じて遅くし、
    短い場合は前記ズレ量に応じて速くするよう制御するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記マークは前記中間転写体の可視画像
    転写領域の外に設けられることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の画像形成装置。
JP9096235A 1997-04-14 1997-04-14 画像形成装置 Pending JPH10288880A (ja)

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JP9096235A JPH10288880A (ja) 1997-04-14 1997-04-14 画像形成装置

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