JP2596581B2 - 回転体の回転角度位置検出装置 - Google Patents

回転体の回転角度位置検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、内燃機関のクランクシャフト等の回転体の
回転角度位置を検出する装置に関する。
背景技術 かかる装置として、例えば、実開昭61−41866号公報
に示されたものが公知である。該公報に示された装置に
おいては、4サイクルエンジンのクランクシャフトに結
合してこれと共回転する第1回転体にクランクシャフト
の所定回転角度位置を示す磁性突起を設け、これをピス
トン上死点前の点火時期に対応せしめ、クランクシャフ
トに連動しクランクシャフトの1/2の回転速度で回転す
るカムシャフトにこれと共に回転する第2回転体を設
け、この第2回転体にピストンの圧縮上死点前で点火時
期前の所定回転角度位置を示す被検知部たる磁性突起を
設け、第2回転体の磁性突起を磁気センサによって検知
することにより圧縮上死点前の所定回転角度位置にクラ
ンクシャフトが到達したことを検知できるように構成さ
れており、その後に第1回転体の磁性突起が検知された
ときクランクシャフトが点火時期に相当する回転角度位
置に達したことを検出し、点火系をトリガするのであ
る。
しかしながら、上述の構成においては、エンジン始動
時に第2回転体の磁性突起がこれを検知する磁気センサ
を通過した直後の状態から始動されると、クランクシャ
フトの回転始めからその回転角度位置が検出されるまで
にクランクシャフトはほぼ2回転しなければならなかっ
た。
それ故、エンジン点火タイミングの設定が遅れ、始動
性に劣る欠点があった。特に、多気筒エンジンであれ
ば、クランクシャフト1回転の間に必ず点火のチャンス
があるにも拘らず、その間は点火することが出来なかっ
た。
発明の概要 そこで、本発明は上述の事情に鑑み、回転体が回転を
始めてからその回転角度位置が検出されるまでに必要と
される回転体の回転量が少ない回転体の回転角度位置検
出装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成する為、本発明による回転体の回転
角度位置検出装置においては、第1回転体に等回転角度
間隔をもって複数の被検知部を形成し、第1回転体と所
定の減速比をもって回転する第2回転体に複数の被検知
部を相隣り合う検知部の角度間隔が全て異なるよう形成
し、第1および第2回転体のそれぞれの被検知部を検知
して第1及び第2パルスを発する第1及び第2検知素子
を設け、1の第2パルス発生から次の第2パルス発生ま
でに発生した第1パルスの数とその後発生する第1パル
スの数とから第1回転体の回転角度位置を検出すること
を特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ
説明する。
第1図は本発明による回転体の回転角度位置検出装置
を多気筒4サイクルエンジンの点火装置に適用した実施
例を示している。
第1図示した用に、本実施例においては、6気筒エン
ジン(図示せず)のクランクシャフト1に円形の第1回
転体2が取り付けられており、第1回転体2はクランク
シャフト1と共に図の時計方向に回転する。第1回転体
2の外周部には被検知部として9個の第1磁性突起3a,3
b,……3h,3iが回転方向において等角度間隔をもって形
成されている。磁性突起3の回転軌跡近傍には第1磁性
突起3が近傍を通過する毎に第1パルスを発生する第1
検知素子5が設けられている。第1検知素子5は、例え
ば磁気コイルを内蔵した磁気センサからなっており、第
1磁性突起3aを検知したときエンジンの第2及び第5気
筒のピストンが上死点位置となるよう配設されている。
一方、クランクシャフト1の回転は図示しないチェー
ン及びスプロケットを介して所定の減速比(本実施例で
は2)をもって減速されてカムシャフト6に伝達されて
いる。カムシャフト6には円形の第2回転体7が取り付
けられており、第2回転体7はカムシャフト6と共に図
の時計方向に回転する。第2回転体の外周部には被検知
部として4個の第2磁性突起8a,8b,8c,8dが回転方向に
おいて不等角度間隔をもって形成されており、相隣り合
う第2磁性突起8の角度間隔は全て異なっている。すな
わち、本実施例の場合には、第2磁性突起8a及び8b間の
角度間隔は60゜、第2磁性突起8b及び8c間の角度間隔は
80℃、第2磁性突起8c及び8d間の角度間隔は100゜、第
2磁気突起8d及び8a間の角度間隔は120゜となってい
る。第2磁性突起8の回転軌跡近傍には第1検知素子5
と同様の第2検知素子10が配設されている。第2検知素
子10の配設位置は、第1及び第2回転体2及び7が回転
中第2検知素子10が第2磁性突起8aを検知した直後に第
1検知素子5が第1磁性突起3aを検知することとなる位
置である。
第1検知素子5が第1磁性突起3a〜3iを検知して発す
る第1パルスは波形整形器としても使用する増幅器11を
介してマイロコンピュータのCPU12に入力される。ま
た、第2検知素子10が第2磁性突起8a〜8dを検知して発
する第2パルスは波形整形器としても作用する増幅器13
を介してフリップフロップ15のセット入力端子に入力さ
れ、フリップフロップ15の出力がCPU12に入力されるよ
うになっている。フリップフロップ15の出力レベルはセ
ット入力端子への入力により高レベルとなり、CPU12か
らそのリセット入力端子に入力されるリセット信号によ
る低レベルとなる。
本実施例装置においては、エンジンの運転中、第1回
転体2の回転に応じて第1検知素子5からは増幅器11を
介して第2図(B)に示した第1パルス信号がCPU12に
入力され、同様に第2検知素子10からは増幅器13を介し
て第2図(A)に示した第2パルス信号がフリップフロ
ップ15に入力される。
上述したマイクロコンピュータはCPU12及び図示しな
いROM,RAM等から構成されており、第1パルスと、第2
パルスが入力されるフリップフロップ15の出力とをもと
に、後述するプログラムに従って、第1回転体2の回転
角度位置すなわちクランクシャフト1の回転角度位置を
検出し、クランクシャフト1が所定の回転角度位置に達
したとき増幅器16,17,18を介して図示しない点火ユニッ
トに対し指令信号を出力するのである。
第3図は、そのプログラム示したフローチャートであ
る。このプログラムは上述した第1パルスの発生毎に、
例えば、エンジンに供給される混合気の空燃比制御の為
にプログラムされたメインルーチンに割込んで実行され
る。
まず、マイクロコンピュータに電源が投入されると、
電源投入と同時に初期化が行なわれ、後述する各カウン
タのカウント値や各フラグ及びフリップフロップ15がリ
セットされる。次いで、上述したメインルーチンの各ス
テップが実行される。メインルーチンを実行中、CPUに
第1パルス(第2図(B)参照)が入力されると、その
都度メインルーチンに割込んで第3図に示した割込サブ
ルーチンが実行される。
メインルーチンに割込むと、まず、第1パルスの出力
回数を計数するクランクパルスカウンタのカウント値CI
をインクリメントし(ステップS1)、フリップフロップ
15の出力が高レベルである否かを判定する(ステップ
S2)。フリップフロップ15の出力はエンジン始動から第
2パルスが最初に出力されるまでの間は低レベルである
ので、ステップS3へ進み、更にエンジン始動後第2パル
スが2回以上出力されたときに1がセットされるフラグ
SFに1がセットされているか否かを判別する(ステップ
S3)。エンジン始動から最初に第2パルスが出力される
までの間は当然にフラグSFに15はセットされていないの
で、割込サブルーチンの実行を一旦終了し、割込前に実
行していたメインルーチンの実行を再開する。従って、
エンジン始動から最初の第2パルスが出力されるまでの
間は、クランクパルスカウンタのカウント値CIをインク
リメントする動作のみを行なうこととなる。
エンジンの始動後、最初の第2パルスが出力される
と、フリップフロップ15の出力レベルは高レベルとな
る。従って、フリップフロップ15の出力レベルが高レベ
ルとなった後、割込サブルーチンが実行されると、ステ
ップS2においてフリップフロップ15の出力レベルが高レ
ベルであると判別され、ステップS4に進み、フリップフ
ロップ15のリセット入力端子に対してリセット信号を出
力し、フリップフロップ15の出力レベルを低レベルとす
る。次いで、最初の第2パルスが出力された後、既に第
1パルスが出力されているか否か、換言すれば、最初の
第2パルスの出力後に割込サブルーチンが既に一度実行
されているか否かを、その旨を示すフラグIFの状態を見
て判別する(ステップS5)。フラグIFは最初の第2パル
スの出力後割込サブルーチンが一度実行されると1がセ
ットされるフラグであり、最初の第2パルス発生後の最
初の第1パルス発生による割込サブルーチンの実行中に
おけるステップS5においては、未だフラグIFに1はセッ
トされていない。従って、ステップS6へ進み、ここでフ
ラグIFに1をセットし、クランクパルスカウンタのカウ
ント値CIを0にリセットする(ステップS7)。次いで、
ステージカウンタのカウント値SCが1,2,4,5,7,8のいず
れかと一致しているか否か判別する(ステップS8
S13)。しかし、ここではカウント値SCは初期化によっ
てゼロリセットされたままであるので、いずれの値にも
一致しない。従って、割込サブルーチンの実行は一旦終
了し、メインルーチンの実行に戻る。
最初の第2パルス発生後の2発目以降の第1パルスの
発生により割込サブルーチンが実行される場合、次の第
2パルスの発生までの間、すなわち、次の第2パルス発
生によりフリップフロップ15の出力レベルが高レベルと
なるまでの間はステップS4〜S3の動作のみが繰り返さ
れ、その間の第1パルス発生回路がクランクパルスカウ
ンタによって計数される。そして、次の第2パルスの発
生によりフリップフロップ15の出力レベルが高レベルと
なると、ステップS1→S2→S4→S5と進み、ステップS5
おいてフラグIFに1がセットされているか否かが判別さ
れる。ここで、フラグIFには上述した様にステップS6
おいて1がセットされているので、ステップS14へ進
み、フラグSFに1をセットする。フラグSFはエンジン始
動後第2パルスが2回以上出力されたことを示すフラグ
であり、第2パルスが2回以上発生したときに1がセッ
トされるフラグである。次いで、クランクパルスカウン
タのカウント値が3,4,5,6のいずれかと一致していない
か否かを判別し(ステップS15,S16,S17,S18)、カウン
ト値CIが3であった場合にはステージカウント値SCに1
をセットし(ステップS19)、カウント値CIが4であっ
た場合にはステージカウント値SCに5をセットし(ステ
ップS20)、カウント値CIが5であった場合にはステー
ジカウント値SCに1をセットし(ステップS21)、カウ
ント値CIが6であった場合にはステージカウント値SCに
7をセットし(ステップS22)、カウント値CIがいずれ
の値とも一致しなかった場合にはそのままステップS6
びS7の動作を実行する。
ここで、カウント値CIとステージカウント値SCとの関
係について説明しておく。まず、本実施例においては、
クランクシャフト1の1回転が第1図に示した様に、第
1磁性突起3a〜3iによって分割される9個のステージか
ら構成されており、各ステージにはクランクシャフト1
の回転基準位置に対応する第2気筒及び第5気筒の上死
点から始まるステージを起点として1〜9までのステー
ジナンバを各ステージを挾む第1磁性突起のうち回転方
向前方側の各第1磁性突起に対応して付してある。従っ
て、後述するように第1パルス発生毎に更新されるステ
ージカウンタのカウント値SCと第1検知素子5により検
知された第1磁性突起3に対応する実際のステージナン
バとを一致せしめることにより、ステージカウント値SC
から現在のクランクシャフト1の回転角度位置かどのス
テージに属するかを知ることができるようになっている
ものである。そして、ステージカウント値SCと実際のス
テージナンバとを一致せしめる為、クランクパルスカウ
ンタのカウント値CIが必要とされるのである。
カウント値CIは上述した様にエンジン始動後の最初の
第2パルス発生から次の第2パルス発生までの間に発生
する第1パルスの発生回数を計数するが、第1図に示し
た様に、第2パルス発生のもととなる第2磁性突起8a〜
8dは第2回転体の外周に不等角度間隔をもって形成され
ているので、第2磁性突起8aによる第2パルス発生後第
2磁性突起8bによる第2パルス発生までに生ずる第1パ
ルスの発生回数は3回となり、同様に、第2磁性突起8b
と8cとの間では4回となり、第2磁性突起8cの8dとの間
では5回となり、第2磁性突起8dと8aとの間では6回と
なり、相互に隣り合った第2磁性突起の相互間の当該角
度間隔に応じた回数だけ第1パルスが発生するのであ
る。従って、第1回転体が第2回転体の複数倍の回転速
度で回転する限り、この第1パルスの発生回路は常に特
定のステージに対応することとなる。すなわち、1の第
2パルス発生の後次の第2パルスが発生しその直後に発
生する第1パルスに対応するステージナンバは当該1の
第2パルス発生から次の第2パルス発生までの第1パル
スの発生回数によって特定されるものである。従って、
本実施例の場合、最初の第2パルス発生から2番目の第
2パルス発生までの第1パルスの発生回数が3回であれ
ば、当該2番目の第2パルス発生の直後に発生する第1
パルスに対応するステージナンバは1であり、当該第1
パルスの発生が4回であれば当該ステージナンバは5で
あり、当該第1パルスの発生回数が5回であれば当該ス
テージナンバは1であり、当該第1パルス発生回数が6
回であれば当該ステージナンバは7である。このカウン
ト値CIとステージカウント値SCとの関係をエンジン回転
中のパルス信号波形を示した第2図(A)及び(B)の
間に示す。
上述したことから、理解されるように、最初の第2パ
ルス発生から2番目の第2パルス発生までの間に生ずる
第1パルスの発生回数をクランクパルスカウンタによっ
て計数し、そのカウント値CIに基づき、第1検知素子に
より検知された第1磁性突起に対応した実際のステージ
ナンバに一致した値をステージカウンタのカウント値SC
にセットすることができ、ステージカウント値SCと実際
のステージナンバとを一致せしめることが出来るのであ
る。
例えば、第3図のの位置からエンジンが始動された
場合には、最初に第2パルスP1が出力されるまでクラン
クパルスカウンタが第1パルスの発生回数を計数する
が、このカウント値CIは最初の第2パルスP1が出力され
た直後の第1パルスの発生により、上述したプログラム
のステップS7にてゼロリセットされる。次いで、次の第
2パルスP2が出力されるまでの間に発生する第1パルス
の発生回数がクランクパルスカウンタにより計数される
のである。最初の第2パルスP1発生直後の第1パルスを
ゼロとして計数(ゼロリセット)することとしているの
で、第2パルスP2の発生直後に発生する第1パルスの分
を加えて計数し、第2パルスP1及びP2間に発生した第1
パルスの発生回数(5回)にカウント値CIを一致せし
め、このカウント値CIについてステップS15〜S15の判別
をなし、この判別に基づきステップS21においてステー
ジカウント値SCに1を設定し、スネージカウンタのカウ
ント値SCを実際のステージナンバに一致せしめるのであ
る。
第3図に示したフローチャートの続きを説明する。上
述したように、ステップS19〜S22においてステージカウ
ント値SCに実際のステージナンバに対応した値が設定さ
れ、ステップS6及びS7が実行された後、ステップS8〜S
13の判別が行なわれる。ここで、ステージカウント値SC
が1であった場合には第2気筒及び第5気筒の点火をな
す点火ユニットに対して点火指令信号を発し、当該点火
ユニット内のイグニッションコイル(一次側)への電流
を遮断して当該気筒の点火をなし(ステップS23)、ス
テージカウント値SCが2であった場合には第2気筒及び
第5気筒の点火ユニットに対して通信指令信号を発し、
当該点火ユニット内のイグニッションコイル(一次側)
への電流供給を行なわしめる(ステップS24)。同様
に、ステージカウント値SCが4であった場合には第3及
び第6気筒の点火ユニットに対して点火指令信号を発し
て当該気筒の点火をなし(ステップS25)、ステージカ
ウント値SCが5であった場合には第3及び第6気筒の点
火ユニットに対して通電指令信号を発する(ステップS
26)。更に、ステージカウント値SCが7であった場合に
は第1及び第4気筒の点火ユニットに対して点火指令信
号を発して当該気筒の点火をなし(ステップS27)、ス
テージカウント値SCが8であった場合は第1及び第4気
筒の点火ユニットに対して通電指令信号を発する(ステ
ップS28)。その後、メインルーチンの実行に戻り、次
の第1パルスの発生により再度メインルーチンに割込ん
で割込サブルーチンが実行される。
このように第1パルスの発生により再度メインルーチ
ンに割込むと、次の第2パルスが発生するまでの間はス
テップS1→S2→S3と進み、ステップS3においてフラグSF
に1がセットされているか否かが判別される。上述した
様に、2発目の第2パルス発生後の割込サブルーチンの
実行の際、ステップS14においてフラグSFには1がセッ
トされているので、ステップS3における判断はYESとな
り、ステップS29へ進み、ステージカウンタのカウント
値SCをインクリメントする。次いで、ステージカウント
値SCが9を越えているか否か判別し(ステップS30)、
越えていた場合にはステージカウント値SCを1にリセッ
トし(ステップS31)、越えていない場合にはそのまま
ステップS8以降のステップが実行されるのである。
上述したフローチャートにおいては、万が一、第1検
知素子5が第1磁性突起を検知できず第1パルスを出力
しなかった為にステージカウント値SCと実際のステーシ
ナンバとが一致しなくなった場合であっても、その後に
第2パルスが2回発生すれば、その間に生ずる第1パル
スの発生回数をクランクパルスカウンタが計数している
ので、そのカウント値CIに基づきステージカウント値SC
を第1検知素子5が検知した第1磁性突起に対応した実
際のステージナンパに一致せしめることが可能である。
発明の効果 以上説明した様に、本発明による回転体の回転角度位
置検出装置においては、第1回転体に等回転角度間隔を
もって複数の被検知部を形成し、第1回転体と所定の減
速比をもって回転する第2回転体に複数の被検知部を相
隣り合う被検知部の角度間隔が全て異なるよう形成し、
第1及び第2回転体のそれぞれの被検知部を検知して第
1及び第2パルスを発する第1及び第2検知素子を設
け、1の第2パルス発生から次の第2パルス発生までに
発生した第1パルスの数とその後発生する第1パルスの
数とから第1回転体の回転角度位置を検出することとし
ているので、第2パルスが2回発生すれば第1回転体の
回転角度位置を検出し得、回転体の回転角度位置を検出
するに必要とされる回転体の回転量が少ない回転体の回
転角度位置検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による回転体の回転角度位置検出装置を
適用した6気筒4サイクルエンジンの点火装置のブロッ
ク図、第2図(A)及び(B)は第1図におけるフリッ
プフロップ及びCPUに入力される第2パルス及び第1パ
ルスの信号波形図、第3図は第1図におけるCPUの動作
を示したフローチャートである。 主要部分の符号の説明 1……クランクシャフト 2……第1回転体 3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h,3i……第1磁性突起 5……第1検知素子 6……カムシャフト 7……第2回転体 8a,8b,8c,8d……第2磁性突起 10……第2検知素子 12……CPU 15……フリップフロップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01M 15/00 G01M 15/00 Z

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転方向において等角度間隔をもって複数
    の被検知部が形成された第1回転体と、回転方向におい
    て複数の被検知部が相隣り合う被検知部の角度間隔が全
    て異なるよう形成されかつ前記第1回転体に所定減速比
    をもって連動し回転する第2回転体と、前記第1回転体
    及び第2回転体のそれぞれの被検知部の回転軌跡近傍に
    それぞれ設けられて被検知部が近傍を通過する毎に第1
    及び第2パルスを各々発生する第1検知素子及び第2検
    知素子と、1の前記第2パルスの発生後次の前記第2パ
    ルス発生時点までに発生する前記第1パルスの数を検知
    し、その後発生する前記第1パルスの数を監視して前記
    第1回転体の回転角度位置を検出する回転角度位置検出
    手段とからなることを特徴とする回転体の回転角度位置
    検出装置。
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