JP2595915Y2 - セメント成形物用受け型 - Google Patents

セメント成形物用受け型

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JP2595915Y2
JP2595915Y2 JP1993010101U JP1010193U JP2595915Y2 JP 2595915 Y2 JP2595915 Y2 JP 2595915Y2 JP 1993010101 U JP1993010101 U JP 1993010101U JP 1010193 U JP1010193 U JP 1010193U JP 2595915 Y2 JP2595915 Y2 JP 2595915Y2
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receiving mold
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史雅 西岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、セメント成形物、例え
ば瓦等の養生に用いられるセメント成形物用受け型に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常のセメント成形においては、セメン
ト成形物は、賦形後、成形物が硬化するまでの間、その
凹凸等の面形状を保持するために受け型の中に収納さ
れ、受け型の中で十分硬化された後、受け型から取出さ
れている。
【0003】そして、この受け型として、本出願人は先
に、図9に示すように、受け型本体60に形成された長
孔61に沿って対向して摺動自在な2対のズレ防止板6
2を設け、このズレ防止板62をセメント成形物の寸法
に合わせて任意の位置に固定できるように構成し、一つ
の受け型で寸法の異なるセメント成形物に対応できるよ
うにした受け型63に関する考案を実用新案登録出願し
ている。(実願平4−40727号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の受け型
63においては、一つの受け型で寸法の異なるセメント
成形物に対応可能であるが、面形状の異なるセメント成
形物のときには、その面形状に対応した受け型に交換し
なければならず、多種類の受け型を必要とする上に、交
換作業に多くの時間と労力を要していた。
【0005】本考案のセメント成形物用受け型は、上記
問題点に鑑みなされたもので、上記問題点を解消し、異
なる面形状の2種類のセメント成形物を一つの受け型で
受けることができるセメント成形物用受け型を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のセメント成形物
用受け型は、受け型本体の表面と裏面とにそれぞれ面形
状の異なる受け部材が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】本考案のセメント成形物用受け型においては、
受け型本体の表面と裏面とにそれぞれ面形状の異なる受
け部材が設けられているので、表面と裏面とに設けられ
た面形状の異なる受け部材を反転させることにより、面
形状の異なる2種類のセメント成形物が一つの受け型で
受けられる。
【0008】
【実施例】本考案セメント成形物用受け型の実施例を図
を参照して説明する。
【0009】図1は本考案セメント成形物用受け型の一
例を示した断面図、図2は本考案セメント成形物用受け
型の他の例を示した断面図である。図1において、1は
受け型、2は受け型1の板状の受け型本体であり、受け
型本体2にはその周囲に枠3が設けられている。4は受
け型1に収容されるセメント成形物のA瓦、5は受け型
本体2の表面6に設けられたA瓦4用の受け部材、7は
受け型本体2の裏面8に設けられたA瓦4と面形状の異
なるセメント成形物のB瓦用の受け部材である。受け部
材5、7は受け型本体2と一体に形成されていてもよ
く、別体に形成されていてもよい。9は枠3の中央部両
端から突出された軸である。10は受け型1の支持枠
で、その中央に受け型1の軸9を支持する軸受11が設
けられており、受け型1は支持枠10により反転可能と
されている。
【0010】図2は他の例を示した断面図であって、1
2は受け型、13は受け型12の板状の受け型本体であ
り、受け型本体13にはその周囲に枠14が設けられて
いるが、受け型12の両端に反転用の軸が設けられてい
ない受け型の一例である。15は受け型12に収容され
るセメント成形物のA瓦、16は受け型本体13の表面
17に設けられたA瓦15用の受け部材、18は受け型
本体13の裏面19に設けられたA瓦15と面形状の異
なるセメント成形物のB瓦15用の受け部材である。受
け部材16、18は受け型本体13と一体に形成されて
いてもよく、別体に形成されていてもよい。
【0011】図3〜図5は図1に示した本考案セメント
成形物用受け型に用いることができ反転機構の一例を示
した図であり、図3はその平面図、図4は反転前の状態
を示した正面図、図5は反転中の状態を示した正面図で
ある。図3〜図5において、受け型1、枠3、受け部材
5、軸9、支持枠10は図1に示したものと同一のもの
である。21、22、23は受け型1の搬送用チェイン
で、搬送用チェイン21、23は枠3と支持枠10とを
支持して搬送するように幅広に、搬送用チェイン22は
支持枠10のみを搬送するように幅狭に構成され、搬送
用チェイン22は搬送用チェイン21、23の間に設け
られている。尚、矢印Eは搬送用チェイン21、22、
23の進行方向である。
【0012】24は受け型1を反転させる反転用シリン
ダー、25、26、27はそれぞれピン28、29、3
0を支える軸受、31は受け型1を反転させる押し板
で、押し板31には軸受26が取付けられている。反転
用シリンダー24の一端は、ピン28に回動自在に取付
けられ、他端のロッド32の先端部はピン29に回動自
在に取付けられ、又、押し板31は、ピン30を支点と
して矢印X方向に回動自在となるように取付けられてい
る。
【0013】受け型1の反転は次のように行う。通常
は、受け型1のA瓦4用の受け部材5を上方にして、搬
送用チェイン21に枠3と支持枠10とを載せ受け型1
を搬送する。これにより、A瓦の養生が行なわれる。受
け型1を反転させてB瓦用受け部材7を上方にしてB瓦
の養生を行うときは、搬送用チェイン22の所定位置に
受け型1を移動させ、反転用シリンダー24を作動させ
る。これにより、押し板31はピン30を支点として矢
印X方向に回動し、受け型1のB瓦用受け部材7が設け
られている裏面側を押して受け型1を矢印X方向に回動
される。このとき支持枠10は回動せず、受け型1のみ
が軸9を中心にして回動される。この回動により、A瓦
4用受け部材5とB瓦用受け部材7とが反転されて表裏
が逆になりB瓦用受け部材7が受け型1の上方に位置す
る。この上方に位置したB瓦用受け部材7にB瓦を載
せ、搬送用チェイン22で搬送することにより面形状の
異なるB瓦の養生を行うことができる。
【0014】図6〜図8は、図2に示した本考案セメン
ト成形物用受け型に用いることができる反転機構の他の
例を示した図であり、図6は反転前の状態を示した正面
図、図7は反転中の状態を示した正面図、図8はその側
面図である。図6〜図8において、12は図2に示した
受け型と同一のものであり、受け型12の表面17には
A瓦15用の受け部材16が、裏面19にはB瓦用の受
け部材18が設けられている。
【0015】36は受け型12の搬送用チェイン、37
は反転時に受け型12を押し上げる押し板、38は押し
板37により押し上げられた受け型12を反転して受け
取る受け板、39、40は歯車軸、41、41及び4
2、42はそれぞれ一対の歯車で、押し板37は歯車軸
39に取付けられ、矢印X方向に回動可能とされ、受け
板38は歯車軸40に取付けられ、矢印Y方向に回動可
能とされている。尚、矢印Fは搬送用チェイン36の進
行方向である。
【0016】43は押し板37を回動させる減速機付モ
ータ、44は受け板38を回動させる減速機付モータ、
45、46はVベルト、47、48、49、50はVプ
ーリーである。
【0017】受け型12の反転は次のように行う。先
ず、A瓦15用受け部材16を上方にして搬送されてい
る受け型12を、搬送用チェイン36の所定位置に、移
動させる。次いで、減速機付モータ43、44を作動さ
せ、Vベルト45、46、Vプーリー47、48、4
9、50、歯車41、41、42、42を介して、押し
板37を矢印X方向の上方向に、受け板38を矢印Y方
向の上方向に回動させる。
【0018】これにより、押し板37上の受け型12と
受け板38とが押し上げられて、受け型12と受け板3
8とが中央で突き合わされ、受け型12が反転されて押
し板37から受け板38上に移される。次いで、減速機
付モータ44を逆方向に回転させて、受け型12を搬送
チェイン36上に載せる。これにより、受け型12は反
転されてB瓦用受け部材18が上方に位置されるので、
このB瓦用受け部材18上にB瓦を載せ、B瓦の養生を
行うことができる。
【0019】
【考案の効果】本考案のセメント成形物用受け型におい
ては、受け型本体の表面と裏面とにそれぞれ面形状の異
なる受け部材が設けられているので、表面と裏面とに設
けられた面形状の異なる受け部材を反転させることによ
り、面形状の異なる2種類のセメント成形物を一つの受
け型で受けることができる。これにより面形状の異なる
受け型の数量を削減することができるとともに、受け型
の交換作業の時間と労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案セメント成形物用受け型の一例を示した
断面図。
【図2】本考案セメント成形物用受け型の他の例を示し
た断面図。
【図3】本考案受け型に用いることができる反転機構の
一例を示した平面図。
【図4】図3に示した反転機構の反転前の状態を示した
正面図。
【図5】図3に示した反転機構の反転中の状態を示した
正面図。
【図6】本考案受け型に用いることができる反転機構の
他の例の反転前の状態を示した正面図。
【図7】図6に示した反転機構の反転中の状態を示した
正面図。
【図8】本考案受け型に用いることができる反転機構の
他の例の側面図。
【図9】従来のセメント成形物用受け型の平面図。
【符号の説明】
1、12 受け型 2、13 受け型本体 3、14 枠 4、15 A瓦 5、7、16、18 受け部材 6、17 表面 8、19 裏面 9 軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け型本体の表面と裏面とにそれぞれ面
    形状の異なる受け部材が設けられていることを特徴とす
    るセメント成形物用受け型。
JP1993010101U 1993-03-10 1993-03-10 セメント成形物用受け型 Expired - Fee Related JP2595915Y2 (ja)

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