JPS62218311A - 反転移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は前工程から搬入されてきた可撓性のワークを反
転により姿勢変換して次工程に移載する反転移載装置に
係勺、特に粘土状で軟かい生素地の衛生陶磁器（例えば
腰掛便器）の製造設備自動化ラインに好適な反転移載装
置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の衛生陶磁器の製造ラインにおける反転移載
装置においては、成形用の型に可撓性を有するスラリー
状の粘土を流し込み加圧して成形し九後１次工程に搬出
するようにしているが、その後の内部への追加作業や横
歪工程があるため。

腰を掛ける部分を上側にして搬出する必要がある。

一方、次工程の乾燥作業ラインでは、外部から徐徐に乾
燥させる必要があるため腰を掛ける部分を下側にして搬
送する必要があり、このようなワークを反転させて移載
する装置が備えられている。

第５図〜第６図は従来の反転移載装置を示すもので、搬
入コンベア３の搬送によってワークｌは上下面をベニア
材で形成されるバレン）２，２’により挾まれて前工程
から反転移載装置８内に搬入される。このとき、搬入コ
ンベア３′は点線で示す位置にあるため、ワーク１はパ
レット２′を介シて搬入コンベア用モータ１３によりコ
ンベア３′上に載せられる。その後、コンベア３′上に
搬入されたワークｌは側面をシリンダ１０．１１の押圧
力によりゴムパッド５．５’、６を介して支持される。

次にコンベア３′をシリンダ１２により実線で示す位ｌ
ｔまで下降させる。この状態で反転用モータ９を駆動し
て反転フレーム４を図示矢印方向に１８０°反転させる
。このとき１反転用フレーム４に固定さｎている搬出コ
ンベア７′。

ゴムパッド５．５’、６が同時に回動するので、ワーク
ｌおよびパレット２．２′も前記と同様に回動して反転
される。このように反転した状態でワーク１をゴムパッ
ド５．５’、６から引離し九後、ｙＮ出コンベア用モー
タエ４を駆動して搬出コンベア７１上のワークｌおよび
パレット２を反転装置８から搬出コンベア７′により次
工程の搬出コンベア７上に搬送する。以上のよ、うな従
来のワーク１の反転による姿勢変換は、ワーク１の形状
に合わせたゴムパッド５，６によりワーク１を支持して
行なっていた。なお、この種の装置として関連するもの
には例えば特開昭５９−１９４９３０号、−％開昭６０
−５６７１６号などが挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記の反転移載装置においては以下に述べるよ
うな問題点を有していた。

上記反転移載装置は、ワーク１の種類（形状が異なる）
が少ない場合には有効であるが、ワークの種類が多くな
った場合にはゴムパッド５．５’。

６もそれに見合った分だけ必要となシ、また。ワークが
変わるごとにその都合ゴムパッドを交換する必要があっ
た。特に生素地のワーク１は、変形しやすいため、ゴム
パッドを共用することは不可能である。

本発明の目的は形状が異なる軟かい生素地などの多種類
のワークを容易に把持して反転し、姿勢を変換して移載
する反転移載装置を得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、搬入されてくる可倒性のワークを反転によ
り姿勢変換して移載する反転移載装置において、前記ワ
ークの上面および下面をそれぞれパレットを介して押圧
することによって該ワークを把持する把持機構と、前記
把持されたワークを反転して姿勢変換する反転機構とか
ら構成することにより達成される。

〔作用〕

本発明の反転装置は、ワークの上下面をそれぞレバレッ
トを介して荷重負荷用シリンダの押圧力により把持した
後、ワークを把持した状態で反転フレームを回動させて
ワークを反転するとともに姿勢変換して移載する。それ
によって例えば形状が異なる生素地などの多種類のワー
クの反転移載が容易になる。

〔実施例〕

以下本発明装置の一実施例ｔ−図面に基いて説明する。

第１図〜第４図において、第５図および第６図と同一符
号のものは略同一部分を示す。

本発明に係る反転移載装置１５は、前記反転フレーム４
にコンベア用モータ１３，１４を有スル搬入コンベア３
′、搬出コンベア７′と１反転時にハＬ／ツ）２．２’
を介して可禰性のワーク１に押圧力を付与するための荷
重を付与する荷重付加用シリンダ１６．１６’などから
成っておシ、前記反転フレーム４は回転軸および軸受１
８を介してベース１７に回動自在に支持されておシ１反
転用モータ９の駆動によってワーク１を反転させる。

１９．１９’は前記荷重付加用シリンダ１６．１６’の
ピストンロッド１６ａ、１６’ａ先端側に取付けられて
いる押板で、この押板１９．１９’はワークｌを反転す
る時シリンダ１６．１６’の押圧力によりバレット２．
２′を押圧する。

上記ワークｌを反転する際には、ワーク１とパレット２
，２’の自重がワークｌに荷重を付加する荷重付加用シ
リンダに加わることになりワークｌへの荷重がキャンセ
ルされる。このため本発明においては、ワーク１に一定
荷重を保持するために後述するロックアツプ機構を荷重
付加用シリンダに設けている。

上記の如く構成された本発明装置は次のようにして動作
する。

ワークｌは前工程の搬入コンベア３からパレット２．２
’により挾まれた状態で反転装置１５のコンベア３′上
に搬送される。次に荷重付加用シリンダ１６．１６’を
駆動しワークｌに押板１９゜１９′およびパレツ）２．
２’を介して荷重を加える。このワークｌへの荷重付加
の制御は以下の如く行なう。

第４図は上記荷重の制御回路を示すもので、第４図の回
路は荷重をワーク１に付加した後のピストンロッド１６
ａ、１６’ａをロックした状態を示す。

まず、エア発生源２０からの供給圧を荷重設定用減圧弁
２１によりワークｌに付加できる許容荷重に相当圧力に
設定し電磁弁２２を介して荷重付加用シリンダ１６．１
６’の反ピストンロンド側に供給する。（１！磁弁２２
は■位置状態）このとき、電磁弁２２′は励磁（を磁弁
２１’は■位置状態）されているため、ピストンロッド
側の圧力は排出されると共にロックアツプ機構２３．　
２３’に圧力を供給してロックを解除する。このため、
前記ピストンロッド１６．１６ａ、１６’ａは押し出さ
れ荷重がパレット２．２”ｉ介してワークｌに付加され
る。

次にピストンロッド１６ａ、１６’ａをロックして荷重
を保持するためにロックアツプ機構２３゜２３′に供給
していたエアを排出する。このロックアツプ機構は圧力
を抜くことによりピストンロンドがロックされる。また
、荷重の解除は、電磁弁２２および電磁弁２２′を■位
置に切換えると、ロックアツプ機構２３．２３’にエア
が供給されてピストンロッド１６．１６’のロックが解
除される。一方シリンダの反ピストン側のエアが排出さ
れると共にピストンロッド側にエアが供給されるため、
ピストンロッド１６ａ、１６’ａは引き戻されてワーク
１への抑圧を停止する。

前に戻って１反転フレーム４は反転用モータ９の駆動に
より１８０°反転される。このとき、ワークｌおよびパ
レット２，２′も反転フレーム４と同様に反転して姿勢
変換される。次に荷重付加用シリンダ１６．１６’を前
記の荷重制御により徐々にワーク１から引込めた後、ワ
ークｌおよびパレット２．２’を搬出コンベア上に載置
する。

その後、搬出コンベア７′を駆動して次工程の搬出コン
ベア７上に搬送して移載する。そしてワーク１を反転さ
せた後の反転フレーム４は前記と同位置まで戻される。

上記の構成によれば、形状の異なる軟かい生素地などの
可撓性を有するワーク１は荷重負荷用シリンダ１６．１
６’によりバレット２．２′を介して確実に把持した上
１反転により姿勢変換できる。

したがって、多種類のワークを同一の把持機構により容
易に把持できるため１本発明装置により衛生陶磁器など
の製造ラインにおける低コスト。

省スペースなどが可能となる。

また、荷重付加用シリンダ１６．１６’にロックアツプ
機構２３．２３’を設けたので、ワーク１ｔ−把持する
ための付加荷重を一定に保持し、かつ確実にロックする
ことができるため１反転中に荷重変化がなくワークの落
下や変形を防止することができる。

〔発明の効果〕

本発明の反転移載装置によれば、可撓性を有するワーク
の上下面を把持機構によりバレットを介して把持した上
１反転により姿勢を変換して移載するように構成したの
で１例えば形状が異なシ。

しかも軟かい生素地など可撓性を有する多種類のワーク
の反転移載が同一の把持機構で容易になる。

したがって、衛生陶磁器などの裏道設備自動化ラインな
どに適用すると大きな効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

ｇｔ図〜！３図は本発明の反転移載装置の一実施例を示
すものであυ、第１図は平面図、第２図は側面図、第３
図は第１図のＩＩ−ＩＩＩ線矢視図、第４図は本発明装
置における荷重付加用シリンダの制御回路図、第５図お
よび第６図は従来の反転移載装置を示し、第５図は平面
図、第６図は側面図である。 １・・・ワーク、２．２’・・・パレット、３・・・搬
入コンベア、４・・・反転フＶ−ム、７・・・搬出コン
ベア。 １６．１６’・・・荷重付加用シリンダ＆　１９．１９
’・・・押板。 ／”

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、搬入されてくる可撓性のワークを反転により姿勢変
   換して移載する反転移載装置において、前記ワークの上
   面および下面をそれぞれパレットを介して押圧すること
   によつて該ワークを把持する把持機構と、前記把持され
   たワークを反転して姿勢変換する反転機構とから構成し
   たことを特徴とする反転移載装置。 ２、前記把持機構は、前記ワークを把持するための荷重
   を付加する荷重付加用シリンダと、該シリンダのピスト
   ンロッド先端に設けた押板とを備えていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の反転移載装置。 ３、前記付加用シリンダには、ワークに一定荷重を保持
   するためのロックアップ機構を設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第２項記載の反転移載装置。