JPH0670860U - 潤滑油塗布装置 - Google Patents
潤滑油塗布装置Info
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- JPH0670860U JPH0670860U JP009447U JP944793U JPH0670860U JP H0670860 U JPH0670860 U JP H0670860U JP 009447 U JP009447 U JP 009447U JP 944793 U JP944793 U JP 944793U JP H0670860 U JPH0670860 U JP H0670860U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて簡易な構成で塗布ムラが従来装置に比
して著しく低減される潤滑油塗布装置を提供すること。 【構成】 被加工板材1を移送する移送装置2の途中
に、潤滑油を含んだ塗布用部材3を被加工板材1表面に
接触させて潤滑油を塗布する塗布装置4を設け、この塗
布装置4を移送装置2の途中に複数箇所設け、被加工板
材1表面には潤滑油が複数回塗布装置4により塗布され
るように構成し、移送装置2の途中であって少なくとも
塗布装置4を一回通過し、潤滑油が塗布された被加工板
材1表面に更に潤滑油が複数回塗布される前位置に、被
加工板材1を所定角度回動せしめる回動装置5を設けた
潤滑油塗布装置。
して著しく低減される潤滑油塗布装置を提供すること。 【構成】 被加工板材1を移送する移送装置2の途中
に、潤滑油を含んだ塗布用部材3を被加工板材1表面に
接触させて潤滑油を塗布する塗布装置4を設け、この塗
布装置4を移送装置2の途中に複数箇所設け、被加工板
材1表面には潤滑油が複数回塗布装置4により塗布され
るように構成し、移送装置2の途中であって少なくとも
塗布装置4を一回通過し、潤滑油が塗布された被加工板
材1表面に更に潤滑油が複数回塗布される前位置に、被
加工板材1を所定角度回動せしめる回動装置5を設けた
潤滑油塗布装置。
Description
【0001】
本考案は、プレス加工や絞り加工など施す被加工素材の表面に潤滑油をムラな く自動塗布する潤滑油塗布装置に関するものである。
【0002】
プレス加工機や絞り加工機,或いはそれらの加工機へ供給するための供給部へ 被加工板材を自動移送する際に、移送途中で被加工板材の表面(表裏面)に潤滑 油をムラなく自動塗布している。
【0003】 従来のこの潤滑油塗布装置は、被加工板材を移送する移送装置の途中に単に潤 滑油を含んだ対設ローラ(塗布用部材)からなる塗布装置を設け、この塗布装置 の対設ローラ間に被加工板材を移送通過させることで塗布するに過ぎない構成で あった。
【0004】
そのため、被加工板材の表面には、ハケで一方向のみに払ったかのように、潤 滑油が一方向に塗布された状態となり、塗布ムラがどうしても生じてしまう。 本考案は、従来の潤滑油塗布装置において、このような欠点を見い出し、極め て簡易な構成で塗布ムラが従来装置に比して著しく低減される潤滑油塗布装置を 提供することを目的としている。
【0005】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0006】 被加工板材1の表面に潤滑油を塗布する潤滑油塗布装置において、被加工板材 1を移送する移送装置2の途中に、潤滑油を含んだ塗布用部材3を被加工板材1 表面に接触させて潤滑油を塗布する塗布装置4を設け、この塗布装置4を移送装 置2の途中に複数箇所設けるか若しくは被加工板材1を塗布装置2に往復通過せ しめるように移送装置2を構成して、被加工板材1表面には潤滑油が複数回塗布 装置4により塗布されるように構成し、移送装置2の途中であって少なくとも塗 布装置4を一回通過して潤滑油が塗布された被加工板材1表面に更に潤滑油が複 数回塗布される前位置に、被加工板材1を所定角度回動せしめる回動装置5を設 けたことを特徴とする潤滑油塗布装置に係るものである。
【0007】
移送装置2により被加工板材1は移送されて塗布装置4に送り込まれ、塗布装 置4の塗布用部材3に接触して被加工板材1表面に潤滑油が移送方向の一方向に ハケで払い塗ったような状態で、一様に塗布される。
【0008】 この塗布装置4を通過した後、更に同様に塗布装置4により複数塗りされる前 に、回動装置5により被加工板材1の向きが移送方向に対して所定角度回動され て塗布装置4に送り込まれる。
【0009】 すると、先の塗布方向とは異なる交差方向に一様に塗布される。そのため複数 塗りを終えて移送される被加工板材1の表面は従来の単なる一方向塗りに比して 塗布ムラが著しく低減されることとなる。
【0010】
図示した実施例での被加工板材1は、絞り加工を施して容体や蓋体に加工する 薄円板状のステンレス板やアルミ板である。
【0011】 移送装置2は、回転軸6間に細い無端ベルト7を多数並設架設したベルトコン ベア装置8三体により構成している。
【0012】 塗布装置4は、一対の回転軸7に潤滑油を含ませた塗布ローラ(塗布用部材3 )を対設したものである。
【0013】 回動装置5は、移送装置2による移送途中の被加工板材1の上面に吸着する吸 着部材9を昇降杆10の下端に設け、この昇降杆10に昇降杆10を昇降する昇降機構 、並びに昇降杆10を90度回動するスラップモータ機構を設けて構成している。 また、図中符号11は積み上げた被加工板材1を一枚づつ移送装置2に供給する 供給システムである。
【0014】 本実施例では、二体の塗布装置4を一方向に並設し、前記供給システム11から 一段目の塗布装置4に被加工板材1を移送する一段目のベルトコンベア装置8を 設け、更にこの一段目の塗布装置4から二段目の塗布装置4に被加工板材1を移 送する二段目のベルトコンベア装置8を設け、二段目の塗布装置4から被加工板 材1を移送する三段目のコンベア装置8を設けて移送装置2を構成している。
【0015】 従って、供給システム11から先ず一段目のベルトコンベア装置8に被加工板材 1が供給されると、被加工板材1は一段目の塗布装置4に送り込まれ、塗布用部 材3間を通過することで、被加工板材1の上下両表面に、ハケで一方向に払い塗 ったような一方向塗布状態で一様に潤滑油が塗布される。
【0016】 この被加工板材1は更に次段のベルトコンベア装置8により移送されるが、こ の際回動装置5の昇降杆10が下降し、被加工板材1上面に昇降杆10の下端の吸着 部材9が吸着し、昇降杆10が上昇することにより被加工板材1は浮上し、更に昇 降杆10が90度回動することにより、被加工板材1は移送方向(塗布装置4の塗 布方向)に対して90度回動する。再び昇降杆10が下降し吸着部材9が吸着を解 除し、被加工板材1はこの回動された向きで次段の塗布装置4に送り込まれる。 ここで、同様に被加工板材1の上下両表面に潤滑油が塗布されるが、被加工板 材1の向きが90度回動しているため、先の塗布装置4による塗布方向と直角な 直交方向に塗布されることとなり、殆ど塗布ムラがなく、被加工板材1表面に潤 滑油が一様に塗布されることとなる。
【0017】 本実施例では、塗布装置4を二箇所並設したが、三箇所以上設けて最終段の塗 布装置4直前のみに回動装置5を設けても良いし、塗布装置4間に夫々回動装置 5を設け、塗布装置4を通過する毎に回動装置5により被加工板材1が少しづつ 回動するように構成しても良い。
【0018】 また、塗布装置4は一箇所のみ設け、移送装置2により塗布装置4を往復通過 するように構成し、塗布装置4を通過した後移送装置2が逆転して再びこの塗布 装置4を戻り通過する直前位置に回動装置5を設けても良い。
【0019】 尚、移送装置2,塗布装置4,回動装置5などの各構成などは適宜設計し得る ものである。
【0020】
本考案は上述のように構成したから、極めて簡易な構成で塗布ムラが従来装置 に比して著しく低減され、しかも移送途中の適宜位置に回動装置を配するだけで 構成し得るため、簡易に既存の潤滑油塗布装置に適用し得るなど実用性に極めて 秀れた潤滑油塗布装置となる。
【図1】本実施例の概略説明正面図である。
【図2】本実施例の概略説明平面図である。
1 被加工板材 2 移送装置 3 塗布用部材 4 塗布装置 5 回動装置
Claims (1)
- 【請求項1】 被加工板材の表面に潤滑油を塗布する潤
滑油塗布装置において、被加工板材を移送する移送装置
の途中に、潤滑油を含んだ塗布用部材を被加工板材表面
に接触させて潤滑油を塗布する塗布装置を設け、この塗
布装置を移送装置の途中に複数箇所設けるか若しくは被
加工板材を塗布装置に往復通過せしめるように移送装置
を構成して、被加工板材表面には潤滑油が複数回塗布装
置により塗布されるように構成し、移送装置の途中であ
って少なくとも塗布装置を一回通過して潤滑油が塗布さ
れた被加工板材表面に更に潤滑油が複数回塗布される前
位置に、被加工板材を所定角度回動せしめる回動装置を
設けたことを特徴とする潤滑油塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009447U JPH0670860U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 潤滑油塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009447U JPH0670860U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 潤滑油塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670860U true JPH0670860U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=18529063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP009447U Pending JPH0670860U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 潤滑油塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670860U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101442829B1 (ko) * | 2007-10-17 | 2014-09-23 | 주식회사 포스코 | 그리드 선 교체가 용이한 마이크론 오일러 장치 |
US8875626B2 (en) | 2009-10-21 | 2014-11-04 | Hidaka Seiki Kabushiki Kaisha | Machining oil applying apparatus |
CN116713155A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-08 | 山东舜晟冲压科技股份有限公司 | 一种用于金属冲压加工的表面涂抹装置 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP009447U patent/JPH0670860U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101442829B1 (ko) * | 2007-10-17 | 2014-09-23 | 주식회사 포스코 | 그리드 선 교체가 용이한 마이크론 오일러 장치 |
US8875626B2 (en) | 2009-10-21 | 2014-11-04 | Hidaka Seiki Kabushiki Kaisha | Machining oil applying apparatus |
CN116713155A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-09-08 | 山东舜晟冲压科技股份有限公司 | 一种用于金属冲压加工的表面涂抹装置 |
CN116713155B (zh) * | 2023-08-09 | 2023-11-03 | 潍坊市经济学校 | 一种用于金属冲压加工的表面涂抹装置 |
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