JP2595520Y2 - 炎感知器の保護カバー - Google Patents

炎感知器の保護カバー

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JP2595520Y2
JP2595520Y2 JP1993073368U JP7336893U JP2595520Y2 JP 2595520 Y2 JP2595520 Y2 JP 2595520Y2 JP 1993073368 U JP1993073368 U JP 1993073368U JP 7336893 U JP7336893 U JP 7336893U JP 2595520 Y2 JP2595520 Y2 JP 2595520Y2
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JP
Japan
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protective cover
side wall
detector
flame detector
flame
Prior art date
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JP1993073368U
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English (en)
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JPH1058U (ja
Inventor
愼太郎 野村
克裕 秋元
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Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、炎感知器が屋外に設置
される場合の保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】感知器を屋外等に設置する場合には、塵
や埃又は雨や高湿度等の悪条件下であっても火災検出が
できるようにしなければならない。その悪条件下から感
知器を保護するために、側壁を有する円筒状の保護カバ
ーに、感知器を収納する形で感知器を設置している。
【0003】まず、煙感知器を保護カバーに収納する様
に設置し、加熱ヒーターを備えた側壁で、煙導入口の上
端部まで覆い、防滴、防湿効果を有するものが先に出願
されている(実願昭60年153686号)。また、煙
感知器の煙導入口の下端部まで保護カバーの側壁を延ば
し、側壁にも煙導入のために幾つかの開口部を設ける事
が考えられる。
【0004】しかし、前者にあっては、防滴、防湿効果
は確保できるが、側壁が煙導入口まで覆っていないので
煙導入口に塵や埃が詰まって感知器の感度を劣化させる
恐れがある。後者にあっては、感知器の煙導入口まで側
壁で覆っても側壁に設けた開口部から塵や埃もしくは水
滴等も侵入してくる恐れがある。また、後者において、
側壁に開口部を設けない場合、感知器直下からの煙は素
早く検知できるが、火災発生地点が感知器からずれてい
た場合には、煙が感知器の煙導入口に侵入しにくく、結
果として感知器の監視範囲が狭くなってしまう問題があ
る。
【0005】さらに、煙感知器だけでなく、サーミスタ
等の半導体を用いて周囲の温度変化により火災を検出す
る定温式感知器や、ダイヤフラムを用いて検出部の空気
膨張によって接点を閉じる差動式感知器においても、温
度変化の大きい屋外への設置には適していない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】炎感知器にあっては、
検知管の検知視野外からの外光が保護カバーの内壁に反
射して誤動作を起こしたり、検知管に塵や埃又は、水滴
等が付着した場合に、感度が劣化する恐れがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、炎からの紫外
線を検出する紫外線検知管を有する炎感知器を収納して
保護する保護カバーであって、炎感知器を収納して設置
したときに上記紫外線検知管よりも高く、かつ上記紫
外線検知管の検知視野を遮らない高さを有する筒状の側
壁と、該側壁の一端に設けられた感知器設置面への取付
部と、前記側壁の他端に設けられた透明又は半透明の視
野外照射防止板とからなる保護カバーによって上記の課
題を解決するものである。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、炎感知器を設置した状態の
保護カバーの断面図、図2は、保護カバーの斜視図、図
3は、その他の実施例の保護カバーの斜視図である。
【0009】図1において、11は炎感知器のヘッドで
あり、検知視野aを有する紫外線検知管(図示せず)を
備え、ベース12と着脱自在に接続して炎感知器本体1
0を形成している。ベース12には、感知器設置面13
にネジ止するためのネジ止孔と、ヘッド11から伸びた
信号線が通過する配線孔が設けられている。1は保護カ
バーであって、本体10を囲むように設置される。6は
検知視野aよりも外側からの紫外線が保護カバー1の内
側に反射して紫外線検知管に入射するのを防ぐ視野外照
射防止板である。
【0010】図2において、保護カバーは一端を開口し
た円筒状の形状であって、1は保護カバー本体であり、
ベース12と感知器設置面13との間に挟まれる取付部
5と、取付部5の周縁に感知器方向へ伸びる側壁2を有
し、側壁2の下端部には着脱自在に円錐状の視野外照射
板6が設けられる。また、取付部5にはベース12のネ
ジ止孔及び配線孔と、それぞれ連通するネジ止孔4と、
配線孔3を備える。
【0011】上記のように構成した炎感知器と保護カバ
ーを設置するには、まず保護カバー1の取付部5に設け
たネジ止孔4とベース12のネジ止孔と、それぞれに設
けた配線孔を連通させ、感知器設置面13にネジ止し、
ベース12にヘッド11を回動することにより接続す
る。
【0012】また、ベース12とヘッド11の着脱の際
には、手か或いは感知器着脱器を用いて行うが、側壁2
の内周面と、ベース12の外周面との距離が短すぎる
と、着脱が困難になるので、取付部5はベース12の外
周面よりも若干広く形成し、ベース12の外周面から側
壁2の内周面までの距離を指が容易に入る程度に確保す
る。
【0013】ベース12にヘッド11を接続すると、次
に視野外照射防止板6を側壁2の下端部に接続する。視
野外照射防止板6は、円錐状に形成され、検知視野aよ
りも外側からの紫外線が、側壁2の内周面に反射して紫
外線検知管に入射するのを防止する。又、視野外照射防
止板6は不透明であると炎感知器に付けられた作動表示
灯(図示せず)が目視できなくなるので、透明又は半透
明でなければならない。
【0014】また、取付部5の周縁に形成される筒状の
側壁2の高さは、紫外線検知管の検知視野aを遮らない
程度の高さにするが、感知器設置面13から紫外線検知
管までの高さと、紫外線検知管の検知角度によって決ま
る。
【0015】又、保護カバー1は図3に示すように、取
付部5を外側に広げ、ネジ止孔4を側壁2よりも外側に
設けた形状にすることで、配線孔3を設ける必要がな
く、炎感知器本体10と、保護カバー1を別々に取り付
けることができる。その場合、視野外照射防止板6を図
2で示したように着脱自在にする必要がなく、最初から
固着されていても取付が可能になる。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上記のような構成としたた
め、検知視野を狭めることなく、又、視野外からの紫外
線の影響を防止しながら、塵や埃、水滴等が紫外線検知
管に付着することを防ぎ、屋外であっても確実に炎を検
出できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】炎感知器を設置した状態の保護カバーの断面図
である。
【図2】保護カバーの斜視図である。
【図3】他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 保護カバー 2 側壁 3 配線孔 4 ネジ止孔 5 取付部 6 視野外照射防止板 10 炎感知器本体 11 ヘッド 12 ベース 13 感知器設置面 a 紫外線検知管の検知視野

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炎からの紫外線を検出する紫外線検知管
    を有する炎感知器を収納して保護する保護カバーであっ
    て、炎感知器を収納して設置したときに上記紫外線検
    知管よりも高く、かつ上記紫外線検知管の検知視野を遮
    らない高さを有する筒状の側壁と、該側壁の一端に設け
    られた感知器設置面への取付部と、前記側壁の他端に設
    けられた透明又は半透明の視野外照射防止板とからなる
    ことを特徴とする炎感知器の保護カバー。
JP1993073368U 1993-12-24 1993-12-24 炎感知器の保護カバー Expired - Lifetime JP2595520Y2 (ja)

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JPH1058U JPH1058U (ja) 1998-03-06
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JP5158653B2 (ja) * 2009-07-30 2013-03-06 独立行政法人日本原子力研究開発機構 火災報知器取付具及びそれによって取付けられた火災報知器ならびに火災報知システム
JP6846320B2 (ja) * 2017-09-19 2021-03-24 ホーチキ株式会社 感知器カバー
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JPH1058U (ja) 1998-03-06

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