JP7076287B2 - 脱着試験治具と火災感知器試験システム及び火災感知器の固定方法 - Google Patents

脱着試験治具と火災感知器試験システム及び火災感知器の固定方法 Download PDF

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本発明は、建物の天井面などに設置される火災感知器の脱着試験治具、火災感知器の動作確認を行う火災感知器試験システム、及び火災感知器の固定方法に関する。
火災感知器は、建物の天井面などの設置面に固定される。火災感知器が正常に動作することを確認するため、設置時やその後のメンテナンス時には動作確認試験が行われる。高所に設置された火災感知器を試験する動作確認試験には、長尺な支持棒の先端部にカップ状の試験ヘッドを有する試験治具が用いられる。
火災感知器の試験を行う際には、試験治具の試験ヘッドを火災感知器の下方から覆うように近接させ、この状態で試験ヘッドが有する試験部によって、火災感知器を動作させる。煙を検出する火災感知器を試験する場合、煙を発生する試験部を有する試験治具が用いられる。また、熱を検出する火災感知器を試験する場合、熱を発生する試験部を有する試験治具が用いられる。このような試験治具としては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2017-97893号公報
高所に設けられる火災感知器を設置面に対し着脱するために、長い支持棒を有する脱着治具が用いられる。火災感知器は、設置面に設けられる感知器ベースに対して回転係合により固定されている。脱着治具は、先端部に火災感知器を覆うカップ状の保持部を有し、保持部を火災感知器に係止させ、これを回転させることで、火災感知器を着脱することができる。
火災感知器の設置時には、脱着治具に保持させた火災感知器を設置面に取付け、その後、脱着治具を試験治具に持ち替えて火災感知器に近づけ、動作試験が行われる。また、メンテナンス時に火災感知器の試験を試験治具により行い、火災感知器の異常が発見された場合には、試験治具を脱着治具に持ち替えて火災感知器が取り外される。このように、火災感知器の設置時やメンテナンス時において、脱着治具と試験治具を途中で持ち替える必要があり、手間が掛かっていた。
体育館などの施設においては、火災感知器にボール等の飛翔物が衝突する可能性があるので、火災感知器の周囲を覆って保護する感知器カバーが設けられることがある。感知器カバーは、火災感知器の機能を損なわないようにしつつ、火災感知器の側面及び下面の全体を覆うように形成される。このように火災感知器の周囲に感知器カバーが設けられていると、感知器カバーが火災感知器を覆っているため、火災感知器のメンテナンス時や交換時には、脱着治具で直接火災感知器を取り外すことができず、まず感知器カバーを取り外す必要がある。このため、足場を組んだり、あるいは高所作業車を使用するなどの必要があった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、火災感知器の脱着が可能であって、さらに治具を持ち替えることなく火災感知器の試験も行うことのできる脱着試験治具と火災感知器試験システム及び火災感知器の固定方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る脱着試験治具は、設置面に対して固定される火災感知器の脱着及び試験を行う脱着試験治具であって、
前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有し、
前記保持部は、前記火災感知器の周囲を覆うように設けられる感知器カバーに対して位置決めするガイド部を有することを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、治具を持ち替えることなく火災感知器の脱着と試験を行うことができ、保持部を容易に位置決めすることができる
また、請求項2の発明に係る脱着試験治具は、前記試験部は、前記火災感知器を下方から覆う形状を有する前記保持部に設けられ、該保持部は長尺状の支持棒によって支持されることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、火災感知器の脱着治具と同様の形状であるため、火災感知器の試験を行う場合に、火災感知器を脱着する場合と同様の手順で、火災感知器に対し容易に位置決めし試験を行うことができる。
さらに、請求項の発明に係る火災感知器試験システムは、設置面に対して固定される火災感知器と、
前記火災感知器の周囲を覆う感知器カバーと、
前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具と、を有し、
前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、該防護部に囲まれた内側の空間部は、前記脱着試験治具を挿入可能な下方開放状であることを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、脱着試験治具を感知器カバーの空間部に進入させることができるので、感知器カバーを取り外すことなく火災感知器の脱着及び試験を行うことができ、また、脱着試験治具により火災感知器の脱着及び試験を一度に行うことができる。
さらにまた、請求項の発明に係る火災感知器試験システムは、前記感知器カバーは、設置面に固定される基部と、該基部から下方に延びる複数の棒状の防護部とを有していることを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、感知器カバーによって火災感知器を保護しつつ、火災検出のための気流の確保を図ることができる。
そして、請求項の発明に係る火災感知器試験システムは、前記火災感知器の脱着及び試験を行う状態における鉛直方向視の最大径は、前記感知器カバーの内周径より小さいことを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、火災感知器を保護する感知器カバーに干渉することなく脱着試験治具を火災感知器の取付位置に進入させることができる。
また、請求項の発明に係る火災感知器の固定方法は、感知器カバーが固定された設置面に対して火災感知器を固定する火災感知器の固定方法であって、
前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具を用意し、
前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、該防護部に囲まれた内側の空間部は、前記脱着試験治具を挿入可能な下方開放状であり、
前記火災感知器を脱着試験治具の保持部に保持させた状態で、前記火災感知器を前記感知器カバーの前記空間部に進入させると共に、前記設置面に対して固定し、前記試験部により前記火災感知器の試験を任意的に行うことを特徴として構成されている。
また、請求項7の発明に係る火災感知器の固定方法は、感知器カバーが固定された設置面に対して火災感知器を固定する火災感知器の固定方法であって、
前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具を用意し、
前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、
前記火災感知器を脱着試験治具の保持部に保持させた状態で、前記保持部に設けられるガイド部により前記脱着試験治具および当該脱着試験治具に保持された前記火災感知器を前記感知器カバーに対して位置決めしつつ、前記火災感知器を前記防護部に囲まれた内側の空間部に下方から進入させると共に、前記設置面に対して固定し、前記試験部により前記火災感知器の試験を任意的に行うことを特徴として構成されている。
請求項6、7に係る発明によれば、火災感知器を脱着試験治具によって取付けることにより、火災感知器の固定後に、脱着試験治具を持ち替えることなくそのまま動作試験を行うことができる。
本発明に係る脱着試験治具によれば、火災感知器の脱着と試験の手間を軽減することができる。また、火災感知器の脱着と試験にそれぞれ別の治具を用意する必要がなく、火災感知器の設置時やメンテナンス時に使用する器具の数を少なくすることができる。
本発明に係る火災感知器試験システムによれば、高所に設置された感知器カバーを取り外すことなく、火災感知器の脱着や試験を同じ治具で実施でき、高所作業を不要とすることができると共に、火災感知器の設置やメンテナンスを容易にすることができる
本発明に係る火災感知器の固定方法によれば、火災感知器の固定後に、脱着試験治具を持ち替えることなくそのまま動作試験を行うことができ、設置時の手間を軽減することができる。また、動作試験の結果、基準を満たさない火災感知器については、そのまますぐに取り外すことができる。
本実施形態の火災感知器試験システムの全体正面図である。 感知器カバーの斜視図である。 脱着試験治具を構成する保持部の平面図である。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態の火災感知器試験システムの全体正面図を示している。本実施形態の火災感知器試験システムは、設置面である建物の天井面に設けられる火災感知器1と、火災感知器1の周囲に設けられてこれを保護する感知器カバー2と、火災感知器1の脱着及び試験を行う脱着試験治具3とによって構成される。
火災感知器1は、天井面に予め設けられている感知器ベースAに対して係止固定されている。感知器ベースAは、下面に火災感知器1を係止させるための金具を有しており、火災感知器1を感知器ベースAに対して所定角度位置から水平方向に回転させることにより、火災感知器1を感知器ベースAに対して脱着することができる。本実施形態における火災感知器1は、熱または煙を検出することで火災の発生を検知することができる熱煙複合式感知器である。
感知器カバー2は、建物の天井面に設けられる火災感知器1の周囲を覆って、火災感知器1を保護するためのものである。特に、体育館等に設置される火災感知器1において、ボールなどの飛翔物が火災感知器1に直接衝突することを防止するために感知器カバー2が設けられる。
図2には、感知器カバー2の斜視図を示している。この図に示すように、感知器カバー2は、天井面に固定される円環状の基部10と、基部10から下方に延びる複数の防護部11と、防護部11の下端部に設けられる円環状のリング部材12とを有している。感知器カバー2は、鉄やステンレス等の金属材によって形成される。ただし、樹脂材など他の材料で形成されていてもよい。
基部10は、天井面に固定するためのネジを挿通する固定孔10aを有している。基部10は、内周端部が内側に配置される火災感知器1と干渉しないように形成されている。
防護部11は、棒状に形成されており、基部10の周方向に沿って等間隔に8本設けられている。防護部11の間隔は、設置箇所において想定される飛翔物が通り抜けられないように設定される。
リング部材12は、全ての防護部11を周方向に連結している。リング部材12の内周端により、感知器カバー2の下面における開口部12aが形成される。防護部11の内周端は、リング部材12の内周端と略同じ位置にあり、防護部11は開口部12aよりも外周側に位置している。
図1に示すように、感知器カバー2において、複数の防護部11に囲まれた内側の領域は、下方開放状の空間部13である。空間部13は、各防護部11のうち最も内側に位置する内周端を繋ぐ仮想面と、防護部11の上端面を有する仮想面と、リング部材12の下端面を有する仮想面とに囲まれた内側の空間領域のことを言う。空間部13には脱着試験治具3を挿入することができる。このために、空間部13の入口となるリング部材12の開口部12aの径は、脱着試験治具3の最大径よりも大きくなるように形成されている。
脱着試験治具3は、支持棒20の先端部に略U字状の保持部21が設けられ、保持部21の先端部21aに固定された保持帯22によってカップ状の保持部25が保持されている。この脱着試験治具3において、火災感知器1の脱着及び試験を行う状態における鉛直方向視の最大径となるのは、保持部21の先端部21aの部分であり、リング部材12の開口部12aはそれよりも大径となっている。
図3には、脱着試験治具3を構成する保持部25の平面図を示している。この図に示すように、保持部25は、中央部に火災感知器1の外側を覆うことのできる収納部25aを有している。収納部25aには、周方向2箇所から係止部25bが突出している。係止部25bは、保持部25内に納められた弾性部材25cにより突出方向に付勢される。収納部25aで火災感知器1を覆い、係止部25bが火災感知器1に係止された状態で、脱着試験治具3を水平方向に回転させることで、火災感知器1を回転させ、感知器ベースAから火災感知器1を取り外すことができる。
また、保持部25は、煙を発生する煙試験部25eと、熱を発生する熱試験部25fを有している。保持部25が火災感知器1を覆った状態で、煙試験部25eから煙を発生させることにより、火災感知器1に火災発生を検知させ、火災感知器1が煙の検出によって正常に動作するか否かの動作試験を行うことができる。また、保持部25が火災感知器1を覆った状態で、熱試験部25fに熱を発生させることにより、火災感知器1に火災発生を検知させ、火災感知器1が熱の検出によって正常に動作するか否かの動作試験を行うことができる。
脱着試験治具3は、煙試験部25eや熱試験部25fを操作するための試験操作部26を有している。試験操作部26は、煙試験部25e及び熱試験部25fと接続されており、これらに電源を供給すると共に、試験実施などの操作を行うことができる。
このように、脱着試験治具3は、火災感知器1に対して係止可能な係止部25bと、火災感知器1を試験する煙試験部25e及び熱試験部25fを保持部25に有していることにより、火災感知器1の脱着を行う際に、併せて火災感知器1の試験も行うことができる。次に、火災感知器1の設置時に試験を行う方法について説明する。
予め、設置面である天井面には、感知器ベースAと感知器カバー2が固定されている。この状態から、感知器ベースAに対して火災感知器1が取付けられる。火災感知器1は、脱着試験治具3の保持部25に係止した状態で保持される。この状態で脱着試験治具3を垂直にして持ち上げ、火災感知器1を所定角度位置で感知器ベースAに近接させ、火災感知器1を取付位置に配置する。このとき、脱着試験治具3の鉛直方向視における最大径は、リング部材12の開口部12a及び複数の防護部11により形成される空間部13の内径より小さいので、火災感知器1を保持した脱着試験治具3が空間部13内に進入することができる。
火災感知器1を感知器ベースAに対する取付位置に配置したら、脱着試験治具3を水平方向に回転させて、火災感知器1を感知器ベースAに対して回転係止させる。これにより、火災感知器1は感知器ベースAに対して固定される。この状態のまま、試験操作部26を操作して煙試験部25eを動作させ、火災感知器1が煙によって正常に動作するか否かを試験する。また、試験操作部26を操作して熱試験部25fを動作させ、火災感知器1が熱によって正常に動作するか否かを試験する。ここで火災感知器1が正常に動作したら、脱着試験治具3を火災感知器1から離して設置及び試験を完了する。動作試験で火災感知器1が正常に動作しなかった場合には、脱着試験治具3を回転させて感知器ベースAから火災感知器1を取り外し、別の火災感知器1を取付けるなどの対策を行う。
このように、火災感知器1を脱着試験治具3によって取付けることにより、火災感知器1の固定後に、脱着試験治具3を持ち替えることなくそのまま動作試験を行うことができ、設置時の手間を軽減することができる。また、脱着試験治具3は、火災感知器1を係止させた状態で、当該火災感知器1の動作試験を行うことができる。このため、動作試験において、火災感知器1と試験部との位置関係、例えば、火災感知器1の熱を検出するセンサーや煙を流入させる開口と、脱着試験治具3の煙試験部25eや熱試験部25fとの位置関係を、毎回ほぼ同じに統一できる。これにより、試験ミスや環境の差に起因する出力の違いなどを低減し、火災感知器1の異常を確実に発見することができる。
脱着試験治具3の使用時には、必ずしも火災感知器1の取付けと試験を両方行わなくてもよい。すなわち、脱着試験治具3により、火災感知器1を感知器ベースAに対して取付け、そのまま火災感知器1から脱着試験治具3を離してもよい。また、脱着試験治具3を火災感知器1の取り外しにのみ使用してもよい。さらには、脱着試験治具3を既に取付けられた火災感知器1に対する試験にのみ使用してもよい。
また、火災感知器1の取付けに際し、予め、可搬型の箱型試験器で火災感知器1の動作試験を行い、その後に、火災感知器1を脱着試験治具3に取付けて、感知器ベースAに対して取付けを行うようにしてもよい。
本実施形態の感知器カバー2は、空間部13が脱着試験治具3を挿入することのできる径を有した下方開放状となるように複数の防護部11により形成されているので、感知器カバー2を取り外さなくても、火災感知器1を脱着試験治具3により着脱することができる。したがって、火災感知器1のメンテナンスや交換の際に、足場等を組むことなく、脱着試験治具3を用いて火災感知器1を容易に取り外すことができる。
本実施形態の火災感知器試験システムは、火災感知器1の周囲に感知器カバー2が設けられ、感知器カバー2は下方開放状の空間部13を形成し、火災感知器1を脱着するための脱着試験治具3が、火災感知器1の試験を行う煙試験部25eや熱試験部25fを有しているので、脱着試験治具3を空間部13に進入させることができ、また、脱着試験治具3により火災感知器1の脱着及び試験を一度に行うことができるので、高所に設置された感知器カバー2を取り外すことなく、火災感知器1の脱着や試験を同じ治具で実施でき、高所作業を不要とすることができると共に、火災感知器1の設置やメンテナンスを容易にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は上述の実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうる。例えば、感知器カバー2が有する防護部11は、図1,2では8本であるが、その他の本数であってもよい。また、防護部11は基部10の周方向に等間隔に配置されていなくてもよい。
また、本実施形態の火災感知器1は、熱と煙を検出することができるが、熱のみ、あるいは煙のみを検出するものでもよく、また、火炎を検出するものであってもよい。脱着試験治具3も、煙試験部25eや熱試験部25fに加えて、火炎試験部を有していてもよいし、これらのいずれか1つまたは2つの組み合わせであってもよい。
また、感知器カバーは、感知器ベースと一体化されていてもよい。これにより、感知器カバーと感知器ベースとを設置面に対し一緒に固定できるので、取付けの工数を削減できる。
また、脱着試験治具3の保持部25には、感知器カバー2に対して位置決めするガイド部を設けてもよい。例えば、保持部25の上部に、上方に向かって径が小さくなる円錐台形状のガイド部を設けることができる。これにより、保持部25が感知器カバー2に対して径方向にずれた位置にあっても、ガイド部が感知器カバー2の下面に当接することで、保持部25の径方向位置が修正され、保持部25を容易に位置決めすることができる。
A 感知器ベース
1 火災感知器
2 感知器カバー
3 脱着試験治具
10 基部
10a 固定孔
11 防護部
12 リング部材
12a 開口部
13 空間部
15 補強部材
20 支持棒
21 保持部材
21a 先端部
22 保持帯
25 保持部
25a 収納部
25b 係止部
25c 弾性部材
25e 煙試験部
25f 熱試験部
26 試験操作部

Claims (7)

  1. 設置面に対して固定される火災感知器の脱着及び試験を行う脱着試験治具であって、
    前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有し、
    前記保持部は、前記火災感知器の周囲を覆うように設けられる感知器カバーに対して位置決めするガイド部を有することを特徴とする脱着試験治具。
  2. 前記試験部は、前記火災感知器を下方から覆う形状を有する前記保持部に設けられ、該保持部は長尺状の支持棒によって支持されることを特徴とする請求項1に記載の脱着試験治具。
  3. 設置面に対して固定される火災感知器と、
    前記火災感知器の周囲を覆う感知器カバーと、
    前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具と、を有し、
    前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、該防護部に囲まれた内側の空間部は、前記脱着試験治具を挿入可能な下方開放状であることを特徴とする火災感知器試験システム。
  4. 前記感知器カバーは、設置面に固定される基部と、該基部から下方に延びる複数の棒状の防護部とを有していることを特徴とする請求項に記載の火災感知器試験システム。
  5. 前記火災感知器の脱着及び試験を行う状態における鉛直方向視の最大径は、前記感知器カバーの内周径より小さいことを特徴とする請求項またはに記載の火災感知器試験システム。
  6. 感知器カバーが固定された設置面に対して火災感知器を固定する火災感知器の固定方法であって、
    前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具を用意し、
    前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、該防護部に囲まれた内側の空間部は、前記脱着試験治具を挿入可能な下方開放状であり、
    前記火災感知器を脱着試験治具の保持部に保持させた状態で、前記火災感知器を前記感知器カバーの前記空間部に進入させると共に、前記設置面に対して固定し、前記試験部により前記火災感知器の試験を任意的に行うことを特徴とする火災感知器の固定方法。
  7. 感知器カバーが固定された設置面に対して火災感知器を固定する火災感知器の固定方法であって、
    前記火災感知器を脱着のために保持する保持部と、前記火災感知器の試験を行う試験部とを有する脱着試験治具を用意し、
    前記感知器カバーは、前記火災感知器の側方を囲む防護部を有し、
    前記火災感知器を脱着試験治具の保持部に保持させた状態で、前記保持部に設けられるガイド部により前記脱着試験治具および当該脱着試験治具に保持された前記火災感知器を前記感知器カバーに対して位置決めしつつ、前記火災感知器を前記防護部に囲まれた内側の空間部に下方から進入させると共に、前記設置面に対して固定し、前記試験部により前記火災感知器の試験を任意的に行うことを特徴とする火災感知器の固定方法。
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