JP2583542Y2 - 炎感知器 - Google Patents

炎感知器

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JP2583542Y2
JP2583542Y2 JP1993034064U JP3406493U JP2583542Y2 JP 2583542 Y2 JP2583542 Y2 JP 2583542Y2 JP 1993034064 U JP1993034064 U JP 1993034064U JP 3406493 U JP3406493 U JP 3406493U JP 2583542 Y2 JP2583542 Y2 JP 2583542Y2
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JP
Japan
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flame
detection
detector
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ultraviolet
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愼太郎 野村
晴敏 岡野
早美 湯浅
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Nittan Co Ltd
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Nittan Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、炎から放出される紫
外線あるいは赤外線等の不可視光線を検出することによ
り、火災の発生を感知する炎感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、火災発生の感知をその炎の検
出によって行う炎感知器がある。その炎を検出する検出
部にはつぎのようなものがある。 a.炎の4.3μmの赤外線放出を検出するもの。 b.炎の180〜260nmの紫外線放出を検出するも
の。 c.これらaとbを組み合わせたもの。 このように、検出部は炎の検出に人間が直接目視するこ
とのできない要素を利用している。
【0003】また、これら検出部は一般にその前面にほ
ぼ円錐形あるいは楕円錐形に広がる検出領域を有してお
り、その領域外では十分な検出感度が得られない。
【0004】そこで、このような検出部を有する炎感知
器を設置した後の工事完了試験あるいは消防署立ち会い
試験等においては、感知器の作動試験を行うと同時に、
その検出領域が設計通りに警戒監視領域をカバーしてい
るか否かを確認することが必要となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、検出部は赤外線あるいは紫外線等からなる人間が直
接目視することのできない要素を利用していると共に、
その検出領域が限定されている。さらに、その検出領域
が上記したような楕円錐形となると、検出部を起点とす
る中心線に対して非対象となっており、検出領域が警戒
監視領域をカバーしているか否かを確認する作業は極め
て煩雑なものとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案による炎
感知器は、炎から放出される紫外線あるいは赤外線等の
不可視光線を検出する検出部と、該検出部の作動状態等
を表示する表示灯とを備えた炎感知器において、上記表
示灯そのものの視認領域を上記検出部の炎検出領域に限
定すべく上記表示灯を外界に露出するように設けたこと
により、上記課題を解決したものである。
【0007】
【作用】上記の構成とすることにより、警戒監視領域す
なわち表示灯の視認領域の外から表示灯を見ても、表示
灯を目視することができない。
【0008】
【実施例】図1および図2は、この考案による炎感知器
の一実施例における中央縦断面図および正面図であっ
て、この実施例においては検出部に紫外線を検出する紫
外線検出管1を用いている。炎感知器の本体は、天井面
等の設置面に取り付けられた取付用ソケット3上に、信
号端子を兼ねた取付金具4を介して着脱自在に取り付け
られる基体5と、この基体に取り付けられた回路基板6
上の回路素子7,紫外線検出管1あるいは表示灯2を覆
うカバー8とからなっている。そして、カバー8の紫外
線検出管1および表示灯2に対応する位置は開口部1
0,20となって、それらを外界に露出している。
【0009】ここで、この考案が特徴とするところは、
この表示灯2の視認領域にある。すなわち、紫外線検出
管1には、本来検出管自身が有している指向性ならびに
カバー8に穿たれた開口部10の形状等により決定され
る図3に示すような視野角を有する検出領域9がある。
そこで、この考案においては、表示灯2の視認領域を、
検出部となる紫外線検出管1の検出領域内に限定してい
る。この限定により、表示灯2を視認することができる
場所は、その場所が紫外線検出管1の検出領域内に位置
していることとなる。
【0010】表示灯2の視認領域を限定するには、種々
の手段を講じることができるが、その幾つかを例示する
と、 a.カバー8に穿たれた開口部20の開口形状を適宜の
ものとする。 b.開口部20と表示灯2との相対的な位置関係を調整
する。 などがある。何れの手段を用いるかは、感知器全体の形
状,デザイン等から決定される。
【0011】なお、表示灯2は、一般に感知器が作動し
たときに連続点灯し、平常時においては消灯している
か、あるいは極く短時間の点灯を繰り返して、感知器が
正常に機能していることを示すだけである。したがっ
て、検出部の検出領域が警戒監視領域をカバーしている
か否かを確認するような場合には、余裕を持って作業を
行なうために、感知器を疑似的に作動させて表示灯2を
一旦連続点灯させるか、あるいは、表示灯2のみを感知
器の作動と関係なく独立して制御し、そのときだけ点灯
させる等の処置をするとよい。
【0012】
【考案の効果】以上のように、本考案による炎感知器
は、炎から放出される紫外線あるいは赤外線等の不可視
光線を検出する検出部と、該検出部の作動状態等を表示
する表示灯とを備えた炎感知器において、上記表示灯
のものの視認領域を上記検出部の炎検出領域に限定すべ
く上記表示灯を外界に露出するように設けたので、この
表示灯が見えるか否かにより、目視により検出部の検出
領域が警戒監視領域をカバーしているか否かを確認する
ことができる。これはまた、他の器具あるいは装置を用
いることなく、平常時には検出部の作動状態を表示して
いる表示灯を、検出部の検出領域確認に用いることがで
きるということであり、感知器の構造を簡素化できる。
さらにカバーに穿たれた開口部の開口形状を適宜のもの
とすれば、検出部の検出領域が楕円錐形というように非
対称となる場合にも容易に適用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による炎感知器の一実施例における中
央縦断面図である。
【図2】この考案による炎感知器の一実施例における正
面図である。
【図3】炎感知器の検出領域を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検出部としての紫外線検出管 2 表示灯 3 取付用ソケット 4 取付金具 5 基体 6 回路基板 7 回路素子 8 カバー 9 検出領域 10 紫外線検出管の開口部 20 表示灯の開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 13/00 - 17/12

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炎から放出される紫外線あるいは赤外線
    等の不可視光線を検出する検出部と、該検出部の作動状
    態等を表示する表示灯とを備えた炎感知器において、上
    記表示灯そのものの視認領域を上記検出部の炎検出領域
    に限定すべく上記表示灯を外界に露出するように設けた
    ことを特徴とする炎感知器。
JP1993034064U 1993-06-01 1993-06-01 炎感知器 Expired - Fee Related JP2583542Y2 (ja)

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