JPH0643024A - 赤外線検出器の自己診断用取付具 - Google Patents

赤外線検出器の自己診断用取付具

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JPH0643024A
JPH0643024A JP4217099A JP21709992A JPH0643024A JP H0643024 A JPH0643024 A JP H0643024A JP 4217099 A JP4217099 A JP 4217099A JP 21709992 A JP21709992 A JP 21709992A JP H0643024 A JPH0643024 A JP H0643024A
Authority
JP
Japan
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self
diagnosis
infrared
infrared ray
detector
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Withdrawn
Application number
JP4217099A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Ochiai
千貴 落合
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0643024A publication Critical patent/JPH0643024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己診断機能を持たない従来の赤外線検出器
に対して手軽に自己診断機能を与えること。 【構成】 筒状ケース2の上部に自己診断用の赤外線放
射素子としてのニクロム線3a、3bを取付け、このケ
ース2を自己診断機能のない従来の赤外線検出器5に装
着することによって、赤外線検出器5の自己診断ができ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己診断機能がない赤
外線検出器に取り付けて自己診断機能を持たせることが
できる赤外線検出器の自己診断用取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線検出器は、人や物から発せられる
赤外線を検出して人や物の存在や通過を検知するもので
あり、夜間人が通ったときにだけ自動的に照明を点灯す
る装置や、自動ドアなどに広く用いられている。
【0003】ところで、赤外線検出器は一旦取り付けら
れると長い間そのままの状態であるので、取り付け後常
に正常に動作するかどうかを確認することが必要であ
り、実際に検出器の前を人が歩いてみて赤外線検知がで
きるか否かを確認する方法がとられている。この方法で
は人が滅多に通らない場所とか通れない場所(不正侵入
者の発見など防犯に関する利用)に設置された赤外線検
出器は常に正常に動作するか否かのチェックが行えない
し、動作確認の方法としてはあまりにも原始的である。
【0004】そこで、最近になって、検出器にそのため
の回路や素子を組込んで必要なときに正常に動作するか
否かの確認ができるようにした自己診断機能を有する赤
外線検出器が提案されている。たとえば実開昭62−6
2278号のように、検出器内に自己診断用の赤外線送
出器を備え、赤外線送出器から放射された赤外線を検出
器が検出し、自己診断を行うものが知られている。
【0005】また、別の例としては、実開平2−105
132号のように、赤外線検出器内に自己診断用の熱源
を設け、この熱源からの赤外線を赤外線透過フィルタの
外側に設けた反射具によって一旦反射させ、その反射赤
外線を検出器で検出することによって自己診断を行うも
のが知られている。本例によると、赤外線検出部分のチ
ェックのみでなく、赤外線透過フィルタの汚れなどもチ
ェックできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、検出器の
内外にそれなりの素子や部材を取り付けて自己診断機能
を持たせた赤外線検出器は従来でも提案されているが、
現在すでに設置されて使用状態にある自己診断機能のな
い赤外線検出器や自己診断機能をあきらめていた赤外線
検出器にあとから比較的簡単に取り付けて自己診断機能
を与えることができれば、上述したような原始的な診断
方法に頼らずにすむし、赤外線検出器の信頼性を高める
こともできる。しかし、本発明者が知るかぎり、そのよ
うな自己診断用取付具はこれまでに提案されていない。
【0007】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、自己診断機能がない赤外線検出器に比較的簡単に
取り付けて自己診断機能を与えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、赤外線検出器に装着可能で且つ赤外線検
出器に装着したとき通電により赤外線検出器にむけて自
己診断のための赤外線を放射し得る位置に赤外線放射素
子を取り付けた。
【0009】
【作用】このような自己診断用取付具を赤外線検出器に
装着し、自己診断時に赤外線放射素子に通電すると赤外
線を放射し、この赤外線が赤外線検出器のフィルタを通
って赤外線検出部に至り赤外線の検出が行われることで
自己診断ができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を図面に基づいて説明する。
【0011】図1に、本発明による自己診断用取付具の
一実施例と、従来から用いられている自己診断機能を持
たない赤外線検出器の斜視図を示す。
【0012】図からわかるように、自己診断用取付具1
は、樹脂やセラミック製の筒状ケース2の上面に2本の
赤外線放射素子として機能するニクロム線3a、3bが
弦に見たてて離間して平行に張られており、下面にはニ
クロム線3a、3bに通電するためのピン4a、4b、
4c、4dが植設されている。
【0013】一方、5は従来用いられている自己診断機
能がない焦電形赤外線検出器で、円筒状のケース6の上
面には検出したい赤外線のみを通過させるための赤外線
透過フィルタ7が設けられ、内部には赤外線を検出する
焦電体受光素子などから成る赤外線検出部8が設けられ
ている。
【0014】図2は図1に示した自己診断用取付具1の
ニクロム線3a、3bとピン4a〜4dとの電気的接続
を示しており、ピン4aとピン4bとの間にはニクロム
線3aが、ピン4cとピン4dとの間にはニクロム線3
bが接続されている。
【0015】このような自己診断用取付具1を赤外線検
出器5のケース6の周囲に装着し、ピン4a〜4dを外
部回路に接続する。
【0016】さて、焦電形赤外線検出器5の自己診断を
行うときは、ピン4a、4b間およびピン4c、4d間
に自己診断用擬似信号を与えてニクロム線3aおよび3
bに通電する。その結果、ニクロム線3aおよび3bが
発熱し、赤外線を放射する。ニクロム線3aおよび3b
から放射された赤外線は赤外線透過フィルタ7を通過し
て、赤外線検出部8に至り赤外線の検出が行われる。こ
のようにニクロム線3a、3bの発熱により赤外線検出
器が人の発する赤外線を受光したのと同じ状態を擬似的
に作り出すことができ、それにより自己診断を行うこと
ができる。
【0017】本実施例では、自己診断用の赤外線を送出
するためのニクロム線として3aと3bの2つを設けた
が、いずれか一方だけでもよい。また、ニクロム線に代
えてチップ抵抗器やLEDなどを用いることもでき、赤
外線放射素子であればよい。ただし、いずれにしても本
発明でケースに取り付ける赤外線放射素子は通常動作時
の外部からの赤外線の通過を邪魔しない位置に設置する
ことが必要であり、赤外線放射素子の形状や太さも赤外
線の通過を邪魔しない形状であることが必要である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自己
診断用取付具を用いれば、自己診断機能がない従来の赤
外線検出器に単に装着するだけで赤外線検出器自体には
手を加える必要なく簡単且つ安価に自己診断機能を持た
せることができる。
【0019】また、本発明は従来のどのような赤外線検
出器にも適用できる。さらに、本発明によれば、赤外線
放射素子を赤外線透過フィルタの外側に設けたので、赤
外線検出部分のチェックのみでなく、フィルタの汚れな
どもチェックもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自己診断用取付具の一実施例と、
従来用いられている自己診断機能を持たない赤外線検出
器の斜視図である。
【図2】本発明による自己診断用取付具の電気的接続図
である。
【符号の説明】
1 自己診断用取付具 2 ケース 3a、3b ニクロム線 4a、4b、4c、4d ピン 5 焦電形赤外線検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線検出器に装着可能で且つ赤外線検
    出器に装着したとき通電により赤外線検出器にむけて自
    己診断のための赤外線を放射し得る位置に赤外線放射素
    子を取り付けたことを特徴とする赤外線検出器の自己診
    断用取付具。
  2. 【請求項2】 前記赤外線放射素子がニクロム線である
    ことを特徴とする請求項1に記載の赤外線検出器の自己
    診断用取付具。
JP4217099A 1992-07-23 1992-07-23 赤外線検出器の自己診断用取付具 Withdrawn JPH0643024A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100280583B1 (ko) * 1998-05-15 2001-02-01 박병권 경사제의 해수유입용 수로 구조
CN104932028A (zh) * 2015-06-11 2015-09-23 深圳市金立通信设备有限公司 一种终端定位方法及终端

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100280583B1 (ko) * 1998-05-15 2001-02-01 박병권 경사제의 해수유입용 수로 구조
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