JP2595116B2 - 作業車の原動部構造 - Google Patents
作業車の原動部構造Info
- Publication number
- JP2595116B2 JP2595116B2 JP2039436A JP3943690A JP2595116B2 JP 2595116 B2 JP2595116 B2 JP 2595116B2 JP 2039436 A JP2039436 A JP 2039436A JP 3943690 A JP3943690 A JP 3943690A JP 2595116 B2 JP2595116 B2 JP 2595116B2
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- Japan
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- electric fan
- radiator
- fan
- cooling air
- dust
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/12—Filtering, cooling, or silencing cooling-air
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラジエータ冷却ファンによる冷却風の取入
口に防塵用の網体を設けるとともに、前記取入口の内側
に前記網体に付着した塵埃を外方に吹き飛ばす清掃用の
電動ファンを設けてある作業車の原動部構造に関する。
口に防塵用の網体を設けるとともに、前記取入口の内側
に前記網体に付着した塵埃を外方に吹き飛ばす清掃用の
電動ファンを設けてある作業車の原動部構造に関する。
従来、上記のように電動ファンによって防塵用網体に
付着した塵埃を除去する手段においては、網体への塵埃
の付着具合に関係なく、所定周期で自動的に電動ファン
を作動させていた。
付着した塵埃を除去する手段においては、網体への塵埃
の付着具合に関係なく、所定周期で自動的に電動ファン
を作動させていた。
上記従来構造によると、網体への塵埃付着が少い時に
でも電動ファンが作動されるために電力の無駄な消費が
行われるとともに、電動ファンが不用に作動されて摺動
部品等の損耗を早めるものとなっていた。
でも電動ファンが作動されるために電力の無駄な消費が
行われるとともに、電動ファンが不用に作動されて摺動
部品等の損耗を早めるものとなっていた。
このような不具合を解消する手段としては、網体への
塵埃の付着具合を検知して除塵必要時にのみ電動ファン
を作動させるとよいのであるが、塵埃付着を検出するた
めの手段を別途準備することで構造のコストアップを招
くことが予想される。
塵埃の付着具合を検知して除塵必要時にのみ電動ファン
を作動させるとよいのであるが、塵埃付着を検出するた
めの手段を別途準備することで構造のコストアップを招
くことが予想される。
本発明の目的は、塵埃付着具合を検出するための専用
の手段を用いることなく、除塵必要時にのみ電動ファン
を効率よく作動させることができる作業車の原動部構造
を提供することにある。
の手段を用いることなく、除塵必要時にのみ電動ファン
を効率よく作動させることができる作業車の原動部構造
を提供することにある。
本発明の特徴構成は、ラジエータ冷却風による前記清
掃用電動ファンの逆転により生じる逆起電力の検出手段
を設けるとともに、前記検出手段により前記逆起電力が
設定値以下であることが検出されると、所定時間だけ前
記電動ファンを駆動側に切替える制御機構を設けてある
点にある。
掃用電動ファンの逆転により生じる逆起電力の検出手段
を設けるとともに、前記検出手段により前記逆起電力が
設定値以下であることが検出されると、所定時間だけ前
記電動ファンを駆動側に切替える制御機構を設けてある
点にある。
上記構成によると、網体への塵埃付着が少い間は、冷
却ファンによる吸引冷却風によって電動ファンが比較的
高速で遊転され、これによって発生する逆起電力が設定
値より大きいため電動ファンへの通電駆動は行われな
い。そして、前記網体に塵埃が一面に付着してラジエー
タ冷却風の風量が弱まり、冷却風による前記電動ファン
の遊転に伴う逆起電力が設定値以下になったことが前記
検出手段により検出されると、前記制御機構によりラジ
エータ冷却風と逆方向の風を正起する前記電動ファンが
駆動されるため前記網体の外側に付着した塵埃は外方に
吹き飛ばされることになる。
却ファンによる吸引冷却風によって電動ファンが比較的
高速で遊転され、これによって発生する逆起電力が設定
値より大きいため電動ファンへの通電駆動は行われな
い。そして、前記網体に塵埃が一面に付着してラジエー
タ冷却風の風量が弱まり、冷却風による前記電動ファン
の遊転に伴う逆起電力が設定値以下になったことが前記
検出手段により検出されると、前記制御機構によりラジ
エータ冷却風と逆方向の風を正起する前記電動ファンが
駆動されるため前記網体の外側に付着した塵埃は外方に
吹き飛ばされることになる。
また、前記電動ファンは必要なときに所定時間だけ駆
動されるため電力消費量は少なくて済むとともに、ラジ
エータ冷却風に対する影響も最小限に抑えられる。
動されるため電力消費量は少なくて済むとともに、ラジ
エータ冷却風に対する影響も最小限に抑えられる。
従って、本発明によれば、電力消費量及びラジエータ
冷却風の減弱作用を最小限に抑えつつ前記網体の目詰ま
りを防止することができ、もって、経済的かつ効率的に
エンジンの冷却を行える作業車の原動部構造を提供する
ことができた。
冷却風の減弱作用を最小限に抑えつつ前記網体の目詰ま
りを防止することができ、もって、経済的かつ効率的に
エンジンの冷却を行える作業車の原動部構造を提供する
ことができた。
しかも、塵埃の付着具合を検知するための専用装置は
必要なく、電気回路の簡単な改造で安価に実施できるも
のである。
必要なく、電気回路の簡単な改造で安価に実施できるも
のである。
以下、本発明をコンバインに適用した実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第３図に本発明に係るコンバインの前部が示されてい
る。このコンバインは、クローラ走行装置（１）を備え
た車体フレーム（２）上に脱穀装置（３）と原動部
（４）を搭載し、その前部に刈取前処理部（５）を昇降
自在に連結して構成されている。
る。このコンバインは、クローラ走行装置（１）を備え
た車体フレーム（２）上に脱穀装置（３）と原動部
（４）を搭載し、その前部に刈取前処理部（５）を昇降
自在に連結して構成されている。
前記原動部（４）は、第２図に示すように、運転座席
（６）を上部に備えたボンネット（７）内にラジエータ
（８）、エンジン（Ｅ）等を搭載して成り、ボンネット
（７）の外側部に前記ラジエータ（８）の前面を覆う状
態で、防塵用の網体（9a）を冷却風取入口（９）に張設
した吸気ダクト（10）を連設してあり、前記網体（9a）
の内側には電動モータ（Ｍ）で駆動される除塵用の電動
ファン（11）が設けてある。また、前記ラジエータ
（８）冷却用の冷却ファン（12）はエンジン（Ｅ）の動
力により駆動されるとともに、冷却ファン（12）の駆動
軸（13）上には電磁クラッチ（14）が介装されている。
（６）を上部に備えたボンネット（７）内にラジエータ
（８）、エンジン（Ｅ）等を搭載して成り、ボンネット
（７）の外側部に前記ラジエータ（８）の前面を覆う状
態で、防塵用の網体（9a）を冷却風取入口（９）に張設
した吸気ダクト（10）を連設してあり、前記網体（9a）
の内側には電動モータ（Ｍ）で駆動される除塵用の電動
ファン（11）が設けてある。また、前記ラジエータ
（８）冷却用の冷却ファン（12）はエンジン（Ｅ）の動
力により駆動されるとともに、冷却ファン（12）の駆動
軸（13）上には電磁クラッチ（14）が介装されている。
次に、前記電動ファン（11）及び冷却ファン（12）の
駆動制御構造について説明する。
駆動制御構造について説明する。
前記電動ファン（11）は、冷却風取入口（９）からラ
ジエータ冷却風が順調に吸い込まれているときは逆転状
態にあり、その冷却風により逆回転する。この逆回転に
伴い電動モータ（Ｍ）から発生する逆起電力は、第１図
に示すように、電圧検出部（19）により測定され逆起電
力の電圧を基準電圧と比較する電圧比較器（検出手段に
相当）（15）に送られる。この逆起電力が基準電圧より
大きいときは、その電気信号は何の効果も与えないが、
前記逆起電力が基準電圧以下のときは前記電圧比較器
（15）からワンショットマルチバイブレータ（16）にパ
ルス電流が送られて制御機構（18）が作動される。この
制御機構（18）はタイマ（Ｔ）とリレー（Ry）とから成
り、タイマ（Ｔ）が所定の短時間作動し、リレー（Ry）
によりモータ駆動回路（17）が閉じられ電動ファン（1
1）が駆動されると同時に電磁クラッチ（14）が通電さ
れて伝動が断たれ、冷却ファン（12）は停止することに
なる。また、電圧検出器（19）の回路は開かれるため前
記電圧比較器（15）への電気信号は送られなくなる。こ
のように除塵用の電動ファン（11）駆動時に冷却ファン
（12）を停止させることにより少ない消費電力の電動フ
ァン（11）を短時間駆動回転することで効率よく網体
（9a）に付着した塵埃を外方に向けて吹き飛ばすことが
できる。また、冷却ファン（12）は間歇的に短時間停止
するだけであるため、ラジエータの冷却は支障なく行え
る。
ジエータ冷却風が順調に吸い込まれているときは逆転状
態にあり、その冷却風により逆回転する。この逆回転に
伴い電動モータ（Ｍ）から発生する逆起電力は、第１図
に示すように、電圧検出部（19）により測定され逆起電
力の電圧を基準電圧と比較する電圧比較器（検出手段に
相当）（15）に送られる。この逆起電力が基準電圧より
大きいときは、その電気信号は何の効果も与えないが、
前記逆起電力が基準電圧以下のときは前記電圧比較器
（15）からワンショットマルチバイブレータ（16）にパ
ルス電流が送られて制御機構（18）が作動される。この
制御機構（18）はタイマ（Ｔ）とリレー（Ry）とから成
り、タイマ（Ｔ）が所定の短時間作動し、リレー（Ry）
によりモータ駆動回路（17）が閉じられ電動ファン（1
1）が駆動されると同時に電磁クラッチ（14）が通電さ
れて伝動が断たれ、冷却ファン（12）は停止することに
なる。また、電圧検出器（19）の回路は開かれるため前
記電圧比較器（15）への電気信号は送られなくなる。こ
のように除塵用の電動ファン（11）駆動時に冷却ファン
（12）を停止させることにより少ない消費電力の電動フ
ァン（11）を短時間駆動回転することで効率よく網体
（9a）に付着した塵埃を外方に向けて吹き飛ばすことが
できる。また、冷却ファン（12）は間歇的に短時間停止
するだけであるため、ラジエータの冷却は支障なく行え
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車の原動部構造の実施例を示
し、第１図は電動ファンを駆動するための電気回路図、
第２図は原動部の一部切欠き縦断正面図、第３図はコン
バインの前部の側面図である。 （８）……ラジエータ、（９）……取入口、（9a）……
網体、（11）……電動ファン、（12）……冷却ファン、
（15）……検出手段、（18）……制御機構。
し、第１図は電動ファンを駆動するための電気回路図、
第２図は原動部の一部切欠き縦断正面図、第３図はコン
バインの前部の側面図である。 （８）……ラジエータ、（９）……取入口、（9a）……
網体、（11）……電動ファン、（12）……冷却ファン、
（15）……検出手段、（18）……制御機構。
Claims (1)
- 【請求項１】ラジエータ（８）冷却ファン（12）による
冷却風の取入口（９）に防塵用の網体（9a）を設けると
ともに、前記取入口（９）の内側に前記網体（9a）に付
着した塵埃を外方に吹き飛ばす清掃用の電動ファン（1
1）を設けてある作業車の原動部構造であって、ラジエ
ータ冷却風による前記清掃用電動ファン（11）の遊転に
より生じる逆起電力の検出手段（15）を設けるととも
に、前記検出手段（15）により前記逆起電力が設定値以
下であることが検出されると、所定時間だけ前記電動フ
ァン（11）を駆動側に切替える制御機構（18）を設けて
ある作業車の原動部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039436A JP2595116B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 作業車の原動部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039436A JP2595116B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 作業車の原動部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243419A JPH03243419A (ja) | 1991-10-30 |
| JP2595116B2 true JP2595116B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12552954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2039436A Expired - Lifetime JP2595116B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 作業車の原動部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595116B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113771612A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-12-10 | 三一汽车制造有限公司 | 冷却系统、冷却方法及车辆 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2039436A patent/JP2595116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03243419A (ja) | 1991-10-30 |
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