JP2594882B2 - 生物分解性の非吸湿性ポリカルボン酸ポリマー少なくとも1種を含有する固体状洗浄用組成物 - Google Patents
生物分解性の非吸湿性ポリカルボン酸ポリマー少なくとも1種を含有する固体状洗浄用組成物Info
- Publication number
- JP2594882B2 JP2594882B2 JP6023570A JP2357094A JP2594882B2 JP 2594882 B2 JP2594882 B2 JP 2594882B2 JP 6023570 A JP6023570 A JP 6023570A JP 2357094 A JP2357094 A JP 2357094A JP 2594882 B2 JP2594882 B2 JP 2594882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cleaning composition
- salt
- polymer
- polycarboxylic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3719—Polyamides or polyimides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/20—Organic compounds containing oxygen
- C11D3/22—Carbohydrates or derivatives thereof
- C11D3/222—Natural or synthetic polysaccharides, e.g. cellulose, starch, gum, alginic acid or cyclodextrin
- C11D3/223—Natural or synthetic polysaccharides, e.g. cellulose, starch, gum, alginic acid or cyclodextrin oxidised
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3707—Polyethers, e.g. polyalkyleneoxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3715—Polyesters or polycarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3723—Polyamines or polyalkyleneimines
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長期間の貯蔵に適し
た非水溶性の形の生物分解性(即ち生物によって分解さ
れ得る又は略して生物分解可能な)ポリカルボン酸ポリ
マー(以下、バイオポリマーと称することもある)を少
なくとも1種含有する固体状洗浄用組成物に関する。
た非水溶性の形の生物分解性(即ち生物によって分解さ
れ得る又は略して生物分解可能な)ポリカルボン酸ポリ
マー(以下、バイオポリマーと称することもある)を少
なくとも1種含有する固体状洗浄用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の洗浄用組成物は多くの成分を含
み、それらのそれぞれがはっきりとした特定的な機能を
果たす。これら慣用の成分の中でも、特にビルダーを挙
げることができる。
み、それらのそれぞれがはっきりとした特定的な機能を
果たす。これら慣用の成分の中でも、特にビルダーを挙
げることができる。
【0003】ビルダーは、洗浄用組成物中の界面活性剤
の性能を向上させる任意の成分を意味するものと理解さ
れる。一般的に、ビルダーは次のような多くの機能を有
する: ・陰イオン系界面活性剤が沈殿してしまうのを防止する
ために、洗浄媒体中の望ましくないイオン、特にアルカ
リ土類金属(カルシウム、マグネシウム)イオンを封鎖
し、錯化し又は沈殿させることによって確実に除去す
る。 ・予備のアルカリ性及びイオン強度提供物となる。 ・抽出された汚れを懸濁状に保持する。 ・洗浄物への無機物の付着(incrustation)を防止す
る。
の性能を向上させる任意の成分を意味するものと理解さ
れる。一般的に、ビルダーは次のような多くの機能を有
する: ・陰イオン系界面活性剤が沈殿してしまうのを防止する
ために、洗浄媒体中の望ましくないイオン、特にアルカ
リ土類金属(カルシウム、マグネシウム)イオンを封鎖
し、錯化し又は沈殿させることによって確実に除去す
る。 ・予備のアルカリ性及びイオン強度提供物となる。 ・抽出された汚れを懸濁状に保持する。 ・洗浄物への無機物の付着(incrustation)を防止す
る。
【0004】かなり以前から、トリポリ燐酸塩がビルダ
ーとして洗浄用組成物及び洗剤中に特によく用いられて
きた。しかしながら、トリポリ燐酸塩は、水処理プラン
トによって充分に除去しないと、湖及び緩やかに流れる
河川等の栄養汚染の原因の1つとなる。従って、トリポ
リ燐酸を部分的に又は完全に他の物で代替するための努
力が為されている。
ーとして洗浄用組成物及び洗剤中に特によく用いられて
きた。しかしながら、トリポリ燐酸塩は、水処理プラン
トによって充分に除去しないと、湖及び緩やかに流れる
河川等の栄養汚染の原因の1つとなる。従って、トリポ
リ燐酸を部分的に又は完全に他の物で代替するための努
力が為されている。
【0005】ゼオライトは単独ではトリポリ燐酸の代替
品とすることはできない。ゼオライトの作用は他の添加
剤によって強化する必要がある。アクリル酸及び無水マ
レイン酸のコポリマー(又はそれらのアルカリ金属若し
くはアンモニウム塩)が付着防止剤として提唱されてい
る(ヨーロッパ特許第25551号)。しかしながら、
これらアクリル酸及び無水マレイン酸コポリマー並びに
ゼオライトは、自然環境中で生物分解されることができ
ない。
品とすることはできない。ゼオライトの作用は他の添加
剤によって強化する必要がある。アクリル酸及び無水マ
レイン酸のコポリマー(又はそれらのアルカリ金属若し
くはアンモニウム塩)が付着防止剤として提唱されてい
る(ヨーロッパ特許第25551号)。しかしながら、
これらアクリル酸及び無水マレイン酸コポリマー並びに
ゼオライトは、自然環境中で生物分解されることができ
ない。
【0006】近年の生体環境的要件を満たす目的で、ア
ミノ酸ポリマー又はコポリマータイプのペプチドポリマ
ーがビルダーとして提唱されている。特に、ポリアスパ
ラギン酸ナトリウム及びポリグルタミン酸ナトリウムは
良好なビルダー活性を示すと共に、それらの総合的な生
物分解性のために関心深いものである(米国特許第44
28749号)。ビルダー機能において活性な形はこれ
らの化合物の負の電荷を持つ形であることが示されてい
る。
ミノ酸ポリマー又はコポリマータイプのペプチドポリマ
ーがビルダーとして提唱されている。特に、ポリアスパ
ラギン酸ナトリウム及びポリグルタミン酸ナトリウムは
良好なビルダー活性を示すと共に、それらの総合的な生
物分解性のために関心深いものである(米国特許第44
28749号)。ビルダー機能において活性な形はこれ
らの化合物の負の電荷を持つ形であることが示されてい
る。
【0007】残念ながら、これらペプチドポリマーの水
溶性の塩は、固体状洗浄用処方物の内部で長期間貯蔵す
るのには適さないことがわかった。これらの塩は、酸化
性物質及び塩基性物質(これらは洗浄用処方物中にも存
在する)と接触した際に迅速に加水分解し、次いで分解
してしまう傾向がある。1か月の貯蔵後には、これらの
化合物はビルダーとしての役割を果たすことができなく
なっていることがわかった。
溶性の塩は、固体状洗浄用処方物の内部で長期間貯蔵す
るのには適さないことがわかった。これらの塩は、酸化
性物質及び塩基性物質(これらは洗浄用処方物中にも存
在する)と接触した際に迅速に加水分解し、次いで分解
してしまう傾向がある。1か月の貯蔵後には、これらの
化合物はビルダーとしての役割を果たすことができなく
なっていることがわかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特
に、この経時安定性の問題の解決策を提供することであ
る。より特定的には、本発明の目的は、洗浄用組成物に
おけるカルボン酸ポリマーの特別な処方物である。この
処方物によって、それらの生物分解性及びビルダー特性
が維持され、これらは化学的安定性を得る。
に、この経時安定性の問題の解決策を提供することであ
る。より特定的には、本発明の目的は、洗浄用組成物に
おけるカルボン酸ポリマーの特別な処方物である。この
処方物によって、それらの生物分解性及びビルダー特性
が維持され、これらは化学的安定性を得る。
【0009】この特別な処方物の開発において遭遇した
難題は、化合物の化学的安定性と、この化合物が後に洗
浄浴内で活性種になる能力、即ち負の電荷を帯びた形に
なる能力との間の折衷点にある。化学的安定性を得るた
めに続いての活性種の発生が犠牲とされるべきではない
し、その逆も言える。本発明は、上記の問題点を有利に
解決することを可能にする。
難題は、化合物の化学的安定性と、この化合物が後に洗
浄浴内で活性種になる能力、即ち負の電荷を帯びた形に
なる能力との間の折衷点にある。化学的安定性を得るた
めに続いての活性種の発生が犠牲とされるべきではない
し、その逆も言える。本発明は、上記の問題点を有利に
解決することを可能にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】より特定的には、本発明
は、少なくとも1種の生物分解性ポリカルボン酸ポリマ
ーを含有する固体状洗浄用組成物であって、前記ポリマ
ーが ・一部若しくは全体的にその非水溶性無機塩の1種の形 又は ・水溶性/非水溶性混合塩の形 のいずれかで存在し、その対応するポリカルボン酸ポリ
マーが洗浄用処方物内での長期間貯蔵に適合する実質的
に非吸湿性の性質を有することを特徴とする、前記洗浄
用組成物に関する。
は、少なくとも1種の生物分解性ポリカルボン酸ポリマ
ーを含有する固体状洗浄用組成物であって、前記ポリマ
ーが ・一部若しくは全体的にその非水溶性無機塩の1種の形 又は ・水溶性/非水溶性混合塩の形 のいずれかで存在し、その対応するポリカルボン酸ポリ
マーが洗浄用処方物内での長期間貯蔵に適合する実質的
に非吸湿性の性質を有することを特徴とする、前記洗浄
用組成物に関する。
【0011】より特定的には、対応するポリカルボン酸
ポリマーは、洗浄用処方物内での長期間貯蔵に適合する
実質的に非吸湿性の性質を付与するような非水溶性塩/
水溶性官能基のモル比及び(又は)非水溶性塩/水溶性
官能基の立体的配置を有する。
ポリマーは、洗浄用処方物内での長期間貯蔵に適合する
実質的に非吸湿性の性質を付与するような非水溶性塩/
水溶性官能基のモル比及び(又は)非水溶性塩/水溶性
官能基の立体的配置を有する。
【0012】水溶性官能基とは、加水分解可能な官能基
が非水溶性無機塩の形で塩形成されてはいないものを意
味するものとする。例えば、カルボン酸官能基の場合に
は、水溶性官能基とは、酸の形及び水溶性の塩として塩
形成された形を含む。非水溶性塩とは、本発明の範囲内
で、加水分解可能な官能基が非水溶性無機塩として塩形
成されたものを意味するものとする。
が非水溶性無機塩の形で塩形成されてはいないものを意
味するものとする。例えば、カルボン酸官能基の場合に
は、水溶性官能基とは、酸の形及び水溶性の塩として塩
形成された形を含む。非水溶性塩とは、本発明の範囲内
で、加水分解可能な官能基が非水溶性無機塩として塩形
成されたものを意味するものとする。
【0013】本発明において洗浄用組成物とは、洗濯機
用の洗剤、食器洗い用の洗剤又は他の任意の家庭用の洗
剤を示す。『洗浄浴』又は『洗浄媒体』は、洗浄サイク
ルの間に洗濯機中に存在する洗剤(洗浄用組成物)の水
溶液を意味するものとする。存在させる洗剤の量は製造
業者によって推薦される量であり、一般的に20g/リ
ットルより少なく、かかる溶液のpHは9より大きい。
用の洗剤、食器洗い用の洗剤又は他の任意の家庭用の洗
剤を示す。『洗浄浴』又は『洗浄媒体』は、洗浄サイク
ルの間に洗濯機中に存在する洗剤(洗浄用組成物)の水
溶液を意味するものとする。存在させる洗剤の量は製造
業者によって推薦される量であり、一般的に20g/リ
ットルより少なく、かかる溶液のpHは9より大きい。
【0014】予期しなかったことに、本発明者は、少な
くとも一部が非水溶性無機塩の1種の形にあるポリカル
ボン酸ポリマーの処方物がビルダー活性と高い化学的安
定性とを組合せて得ることを可能にするということを見
出した。本発明において用いられるポリカルボン酸ポリ
マーはもはや実質的に吸湿性の性質を持たない。
くとも一部が非水溶性無機塩の1種の形にあるポリカル
ボン酸ポリマーの処方物がビルダー活性と高い化学的安
定性とを組合せて得ることを可能にするということを見
出した。本発明において用いられるポリカルボン酸ポリ
マーはもはや実質的に吸湿性の性質を持たない。
【0015】本発明においてポリカルボン酸ポリマー
は、有効に長期間、即ち洗剤粉末内に40℃において少
なくとも1か月間貯蔵できる程度に実質的に非吸湿性の
性質を示す。有効な貯蔵とは、通常観察される分解がか
なり低減し、結果としてビルダー活性が維持される期間
を定義するものとする。これらの貯蔵条件、即ち40℃
において1か月とは、洗剤処方物を商品棚上に貯蔵する
ための典型的な条件であると石鹸製造業者に考えられて
いる。
は、有効に長期間、即ち洗剤粉末内に40℃において少
なくとも1か月間貯蔵できる程度に実質的に非吸湿性の
性質を示す。有効な貯蔵とは、通常観察される分解がか
なり低減し、結果としてビルダー活性が維持される期間
を定義するものとする。これらの貯蔵条件、即ち40℃
において1か月とは、洗剤処方物を商品棚上に貯蔵する
ための典型的な条件であると石鹸製造業者に考えられて
いる。
【0016】一般的に、ポリカルボン酸ポリマーとは、
本発明においては、例えば少なくとも1つの加水分解可
能な官能基が主鎖中に存在するための構造上の不安定さ
を示すポリマーを意味するものとする。
本発明においては、例えば少なくとも1つの加水分解可
能な官能基が主鎖中に存在するための構造上の不安定さ
を示すポリマーを意味するものとする。
【0017】例えば、本発明に従う実質的に非吸湿性の
ポリカルボン酸ポリマーは、ペプチドポリマー、カルボ
ン酸のポリエステル、カルボン酸のポリエーテル、カル
ボン酸のポリアミン、ポリカルバメート及び(又は)酸
化された糖若しくは多糖から誘導されるものであること
ができる。
ポリカルボン酸ポリマーは、ペプチドポリマー、カルボ
ン酸のポリエステル、カルボン酸のポリエーテル、カル
ボン酸のポリアミン、ポリカルバメート及び(又は)酸
化された糖若しくは多糖から誘導されるものであること
ができる。
【0018】本発明の好ましい具体例に従えば、ペプチ
ドポリマーが用いられる。用いることができるペプチド
ポリマーとしては、アスパラギン酸又はグルタミン酸タ
イプのアミノ酸のポリマー又はコポリマーを挙げること
ができる。より特定的には、ポリアスパラギン酸、ポリ
グルタミン酸及び任意の割合のアスパラギン酸/グルタ
ミン酸コポリマーを挙げることができる。
ドポリマーが用いられる。用いることができるペプチド
ポリマーとしては、アスパラギン酸又はグルタミン酸タ
イプのアミノ酸のポリマー又はコポリマーを挙げること
ができる。より特定的には、ポリアスパラギン酸、ポリ
グルタミン酸及び任意の割合のアスパラギン酸/グルタ
ミン酸コポリマーを挙げることができる。
【0019】前記のポリペプチドポリマーは、約200
0〜107 、一般的には約3500〜60000程度の
重量平均分子量を有することができる。
0〜107 、一般的には約3500〜60000程度の
重量平均分子量を有することができる。
【0020】アスパラギン酸ポリマー、グルタミン酸ポ
リマー及びアスパラギン酸/グルタミン酸コポリマーは
市販の製品である。これらは例えば「ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサエティー(Journal of t
he American Chemical Society)」、第75巻、第65
30頁(1953年)、「ジャーナル・オブ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー」、第80巻、第3361
頁(1958年)、「ジャーナル・オブ・メディシナル
・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistr
y)」、第16巻、第893頁(1973年)、「ポリ
マー(Polymer)」、第23巻、第1237頁(1982
年)に記載された方法に従って製造することができる。
リマー及びアスパラギン酸/グルタミン酸コポリマーは
市販の製品である。これらは例えば「ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサエティー(Journal of t
he American Chemical Society)」、第75巻、第65
30頁(1953年)、「ジャーナル・オブ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー」、第80巻、第3361
頁(1958年)、「ジャーナル・オブ・メディシナル
・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistr
y)」、第16巻、第893頁(1973年)、「ポリ
マー(Polymer)」、第23巻、第1237頁(1982
年)に記載された方法に従って製造することができる。
【0021】これらのポリカルボン酸ポリマーは、その
少なくとも一部が非水溶性無機塩の1種の形又は水溶性
塩/非水溶性塩の混合塩の形にあるものとして洗浄用組
成物中に存在させる。
少なくとも一部が非水溶性無機塩の1種の形又は水溶性
塩/非水溶性塩の混合塩の形にあるものとして洗浄用組
成物中に存在させる。
【0022】非水溶性無機塩とは、より特定的にはカル
シウム及びマグネシウム塩を意味するものとする。カル
シウム塩が好ましい。本発明において好ましく用いられ
る実質的に非吸湿性のポリカルボン酸ポリマーは、ポリ
アスパラギン酸カルシウムである。
シウム及びマグネシウム塩を意味するものとする。カル
シウム塩が好ましい。本発明において好ましく用いられ
る実質的に非吸湿性のポリカルボン酸ポリマーは、ポリ
アスパラギン酸カルシウムである。
【0023】本発明の特定的な具体例に従えば、ポリカ
ルボン酸ポリマーは、所期の非吸湿性の性質が達成され
さえすれば、一部のみがその非水溶性塩の1種の形にあ
ってもよい。これは、いくつかのカルボン酸官能基が、
適宜に、酸の形又は水溶性の塩として塩形成された形の
いずれかにあるカルボン酸ポリマーの構造で存在してい
てもよいということを意味する。塩形成された形で存在
する場合、混合塩であってもよい。水溶性の塩として
は、特にナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩が挙
げられる。特にCa/Naの組合せであることができ
る。水溶性の塩としては、特にナトリウム、カリウム及
びアンモニウム塩が挙げられる。
ルボン酸ポリマーは、所期の非吸湿性の性質が達成され
さえすれば、一部のみがその非水溶性塩の1種の形にあ
ってもよい。これは、いくつかのカルボン酸官能基が、
適宜に、酸の形又は水溶性の塩として塩形成された形の
いずれかにあるカルボン酸ポリマーの構造で存在してい
てもよいということを意味する。塩形成された形で存在
する場合、混合塩であってもよい。水溶性の塩として
は、特にナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩が挙
げられる。特にCa/Naの組合せであることができ
る。水溶性の塩としては、特にナトリウム、カリウム及
びアンモニウム塩が挙げられる。
【0024】もちろん、本発明に従って塩形成されるべ
き酸官能基の割合又は求められる非吸湿性の性質を得る
ために達成されるべき非水溶性無機塩/水溶性塩のモル
比を決定することは当業者の能力の範囲内である。混合
塩としては、Na/Caの組合せが好ましく用いられ
る。
き酸官能基の割合又は求められる非吸湿性の性質を得る
ために達成されるべき非水溶性無機塩/水溶性塩のモル
比を決定することは当業者の能力の範囲内である。混合
塩としては、Na/Caの組合せが好ましく用いられ
る。
【0025】この非吸湿性はまた、カルボン酸ポリマー
の特異的な立体的配置から得ることもできる。本発明は
特に、対応する、即ち実質的に非吸湿性のポリカルボン
酸ポリマーが粒子の形で提供される処方物であって、該
粒子がその外部表面が少なくとも1種の実質的に非吸湿
性のポリカルボン酸ポリマーから成り且つ中心部が同一
又は異なる化学的性質を持つ少なくとも1種の水溶性ポ
リカルボン酸ポリマーから成るものである処方物にも及
ぶ。非水溶性ポリカルボン酸ポリマーとは、対応するカ
ルボン酸が実質的に非吸湿性になり、その結果洗浄用粉
末中で安定になるような割合で、酸官能基の少なくとも
一部が非水溶性の無機塩の形で塩形成されたポリマーを
意味する。この非吸湿性ポリカルボン酸ポリマーカプセ
ルは、洗浄用粉末内部で分解せず、水溶性の形、即ち酸
又は水溶性の塩の形にあるポリカルボン酸ポリマーから
成る中心部を維持する。
の特異的な立体的配置から得ることもできる。本発明は
特に、対応する、即ち実質的に非吸湿性のポリカルボン
酸ポリマーが粒子の形で提供される処方物であって、該
粒子がその外部表面が少なくとも1種の実質的に非吸湿
性のポリカルボン酸ポリマーから成り且つ中心部が同一
又は異なる化学的性質を持つ少なくとも1種の水溶性ポ
リカルボン酸ポリマーから成るものである処方物にも及
ぶ。非水溶性ポリカルボン酸ポリマーとは、対応するカ
ルボン酸が実質的に非吸湿性になり、その結果洗浄用粉
末中で安定になるような割合で、酸官能基の少なくとも
一部が非水溶性の無機塩の形で塩形成されたポリマーを
意味する。この非吸湿性ポリカルボン酸ポリマーカプセ
ルは、洗浄用粉末内部で分解せず、水溶性の形、即ち酸
又は水溶性の塩の形にあるポリカルボン酸ポリマーから
成る中心部を維持する。
【0026】本発明の主題である洗浄用組成物中に用い
られる生物分解可能な実質的に非吸湿性のポリカルボン
酸ポリマーの量は、洗剤処方物内部における予定される
活性の関数として広く変えることができる。この量は特
に洗浄用組成物の重量の0.2〜80%であってよい。
本発明に従うポリカルボン酸ポリマーが共働ビルダー
(co-builder)として用いられる特定的な場合には、こ
の量は好ましくは洗浄用組成物の重量の2〜15%の範
囲で変化する。
られる生物分解可能な実質的に非吸湿性のポリカルボン
酸ポリマーの量は、洗剤処方物内部における予定される
活性の関数として広く変えることができる。この量は特
に洗浄用組成物の重量の0.2〜80%であってよい。
本発明に従うポリカルボン酸ポリマーが共働ビルダー
(co-builder)として用いられる特定的な場合には、こ
の量は好ましくは洗浄用組成物の重量の2〜15%の範
囲で変化する。
【0027】このバイオポリマーに加えて、少なくとも
1種の界面活性剤を洗浄用組成物中にこの組成物の重量
の2〜50%、好ましくは6〜30%の範囲の量で存在
させることができる。
1種の界面活性剤を洗浄用組成物中にこの組成物の重量
の2〜50%、好ましくは6〜30%の範囲の量で存在
させることができる。
【0028】本発明の主題である洗浄用組成物中に用い
られる界面活性剤としては、次のものを挙げることがで
きる: ・陰イオン系界面活性剤:例えばアルカリ金属石鹸(C
8 〜C24脂肪酸アルキル金属塩)、アルカリ金属スルホ
ン酸塩(C8 〜C13アルキルベンゼンスルホネート、C
12〜C16アルキルスルホネート、硫酸化したC6 〜C16
脂肪族アルコール、硫酸化したC8 〜C13アルキルフェ
ノール)、アルカリ金属スルホスクシネート(C12〜C
16アルキルスルホスクシネート)等; ・非イオン系界面活性剤:例えばポリオキシエチレン化
したC6 〜C12アルキルフェノール、オキシエチレン化
したC8 〜C22脂肪族アルコール、エチレンオキシド/
プロピレンオキシドブロックコポリマー、適宜ポリオキ
シエチレン化したカルボン酸アミド; ・両性界面活性剤:例えばアルキルジメチルベタイン; ・陽イオン系界面活性剤:例えばアルキルトリメチルア
ンモニウム及びアルキルジメチルエチルアンモニウムク
ロリド又はブロミド。
られる界面活性剤としては、次のものを挙げることがで
きる: ・陰イオン系界面活性剤:例えばアルカリ金属石鹸(C
8 〜C24脂肪酸アルキル金属塩)、アルカリ金属スルホ
ン酸塩(C8 〜C13アルキルベンゼンスルホネート、C
12〜C16アルキルスルホネート、硫酸化したC6 〜C16
脂肪族アルコール、硫酸化したC8 〜C13アルキルフェ
ノール)、アルカリ金属スルホスクシネート(C12〜C
16アルキルスルホスクシネート)等; ・非イオン系界面活性剤:例えばポリオキシエチレン化
したC6 〜C12アルキルフェノール、オキシエチレン化
したC8 〜C22脂肪族アルコール、エチレンオキシド/
プロピレンオキシドブロックコポリマー、適宜ポリオキ
シエチレン化したカルボン酸アミド; ・両性界面活性剤:例えばアルキルジメチルベタイン; ・陽イオン系界面活性剤:例えばアルキルトリメチルア
ンモニウム及びアルキルジメチルエチルアンモニウムク
ロリド又はブロミド。
【0029】さらに、粉末形態の洗剤又は洗浄剤を得る
ために、様々な成分を本発明の洗浄用組成物中に存在さ
せることもできる。
ために、様々な成分を本発明の洗浄用組成物中に存在さ
せることもできる。
【0030】従って、洗浄用組成物中に次のものを追加
的に存在させることができる。 −以下のタイプのビルダー: ・処方物の総重量の25%未満の割合の燐酸塩 ・処方物の総重量の約40%までのゼオライト ・処方物の総重量の約80%までの炭酸ナトリウム ・処方物の総重量の約10%までのニトリロ酢酸 ・処方物の総重量の約20%までのくえん酸、酒石酸
(ビルダーの総量は、洗浄用組成物の総重量の約0.2
〜80%、好ましくは20〜45%に相当する) −洗浄用組成物の総重量の約25%までの珪酸塩等の腐
蝕防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約30%までの過硼酸塩、ク
ロロイソシアネート、N,N,N’,N’−テトラアセ
チルエチレンジアミン(TAED)型の漂白剤 −洗浄用組成物の総重量の約5%までに及び得る量のカ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース型の再付
着防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約10%までに及び得る量の
アクリル酸/無水マレイン酸コポリマー型の付着防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約50%までに及び得る量の
硫酸ナトリウム型の充填剤。
的に存在させることができる。 −以下のタイプのビルダー: ・処方物の総重量の25%未満の割合の燐酸塩 ・処方物の総重量の約40%までのゼオライト ・処方物の総重量の約80%までの炭酸ナトリウム ・処方物の総重量の約10%までのニトリロ酢酸 ・処方物の総重量の約20%までのくえん酸、酒石酸
(ビルダーの総量は、洗浄用組成物の総重量の約0.2
〜80%、好ましくは20〜45%に相当する) −洗浄用組成物の総重量の約25%までの珪酸塩等の腐
蝕防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約30%までの過硼酸塩、ク
ロロイソシアネート、N,N,N’,N’−テトラアセ
チルエチレンジアミン(TAED)型の漂白剤 −洗浄用組成物の総重量の約5%までに及び得る量のカ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース型の再付
着防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約10%までに及び得る量の
アクリル酸/無水マレイン酸コポリマー型の付着防止剤 −洗浄用組成物の総重量の約50%までに及び得る量の
硫酸ナトリウム型の充填剤。
【0031】本発明の主題である洗浄用組成物は、一次
洗浄及び二次洗浄の両方において優れた効力を有する。
さらに、本発明において規定された形、即ち洗浄用媒体
中でのみ水溶性であるポリカルボン酸ポリマーを用いる
ことは、洗浄用組成物が生物分解可能なポリペプチドを
直接含有する組成物よりも明らかに大きな貯蔵安定性を
有することを確実にする。
洗浄及び二次洗浄の両方において優れた効力を有する。
さらに、本発明において規定された形、即ち洗浄用媒体
中でのみ水溶性であるポリカルボン酸ポリマーを用いる
ことは、洗浄用組成物が生物分解可能なポリペプチドを
直接含有する組成物よりも明らかに大きな貯蔵安定性を
有することを確実にする。
【0032】本発明は、前記組成物の使用にも及ぶもの
である。
である。
【0033】
【実施例】以下の実施例は指標としてのものであり、本
発明の範囲及び技術思想を限定するものではない。
発明の範囲及び技術思想を限定するものではない。
【0034】例1:ポリアスパラギン酸カルシウムから
の洗濯機用の洗浄用組成物の処方 各種添加剤の乾式混合によって以下の固体状洗浄用組成
物を得た。
の洗濯機用の洗浄用組成物の処方 各種添加剤の乾式混合によって以下の固体状洗浄用組成
物を得た。
【0035】
【表1】
【0036】対照用洗剤としては、上記の組成において
ポリアスパラギン酸カルシウムの代わりにポリアスパラ
ギン酸ナトリウムを含有するものを用いた。これらの処
方物をそれぞれ40℃において1か月間貯蔵した。
ポリアスパラギン酸カルシウムの代わりにポリアスパラ
ギン酸ナトリウムを含有するものを用いた。これらの処
方物をそれぞれ40℃において1か月間貯蔵した。
【0037】例2:例1の洗濯機用の洗剤の二次洗浄性
能 例1の洗剤及び対照用洗剤について、長期間の貯蔵の後
に、二次洗浄活性及びより特定的には洗浄の間に織物上
に形成し得る沈殿物の付着効果を測定した。この効果
は、次の織物の試験片の存在下で20回の洗浄を実施し
た後に測定した。 (1)試験用織物405木綿生地 (2)Krefeld 12A木綿 無機物付着は、織物を洗浄し、乾燥させ、950℃にお
いて3時間燃焼させた灰分量から計算した(木綿の総重
量に対する百分率)。付着防止効果を、添加剤を用いた
場合の灰分量/添加剤を用いない場合の灰分量の比
(T)によって評価する。
能 例1の洗剤及び対照用洗剤について、長期間の貯蔵の後
に、二次洗浄活性及びより特定的には洗浄の間に織物上
に形成し得る沈殿物の付着効果を測定した。この効果
は、次の織物の試験片の存在下で20回の洗浄を実施し
た後に測定した。 (1)試験用織物405木綿生地 (2)Krefeld 12A木綿 無機物付着は、織物を洗浄し、乾燥させ、950℃にお
いて3時間燃焼させた灰分量から計算した(木綿の総重
量に対する百分率)。付着防止効果を、添加剤を用いた
場合の灰分量/添加剤を用いない場合の灰分量の比
(T)によって評価する。
【0038】
【表2】
【0039】ポリアスパラギン酸カルシウムを基とする
洗剤だけが1か月の貯蔵後に付着防止活性を有すること
がわかる。
洗剤だけが1か月の貯蔵後に付着防止活性を有すること
がわかる。
【0040】例3:この例は、ポリアスパラギン酸カル
シウムの生物分解性を測定するためのものである。AF
NOR規格T90−312(国際規格ISO−782
7)に従って対応する『最終的』生物分解性を測定す
る。次のものを用いて試験を実施する。 ・モンドール(Mont d'Or ){ローヌ(Rhone)}のサン
ジェルマン(Saint Germain )市営処理プラントの流入
水をろ過することによって得られる接種物 ・4×107 細菌/ミリリットルを含む試験培地 ・試験培地が約40mg/リットル程度の濃度の有機炭
素を含有するような量の被検製品 時間の関数としての被検製品の生物分解性の速度は、河
水中への排出のための条件下で20日後において約60
%程度である。
シウムの生物分解性を測定するためのものである。AF
NOR規格T90−312(国際規格ISO−782
7)に従って対応する『最終的』生物分解性を測定す
る。次のものを用いて試験を実施する。 ・モンドール(Mont d'Or ){ローヌ(Rhone)}のサン
ジェルマン(Saint Germain )市営処理プラントの流入
水をろ過することによって得られる接種物 ・4×107 細菌/ミリリットルを含む試験培地 ・試験培地が約40mg/リットル程度の濃度の有機炭
素を含有するような量の被検製品 時間の関数としての被検製品の生物分解性の速度は、河
水中への排出のための条件下で20日後において約60
%程度である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−35698(JP,A) 特開 昭63−305199(JP,A) 特開 平5−148495(JP,A) 欧州特許出願公開454126(EP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも1種の生物分解性ポリカルボ
ン酸ポリマーを含有する固体状洗浄用組成物であって、 前記ポリマーが ・一部若しくは全体的にその非水溶性無機塩の1種の形 又は ・水溶性/非水溶性混合塩の形 のいずれかで存在し、 その対応するポリカルボン酸ポリマーが実質的に非吸湿
性の性質を有し、洗浄用組成物内での長期間貯蔵に適合
することを特徴とする、前記洗浄用組成物。 - 【請求項2】 対応するポリカルボン酸ポリマーが、実
質的に非吸湿性の性質を付与するような非水溶性塩/水
溶性官能基のモル比及び(又は)非水溶性塩/水溶性官
能基の立体的配置を有することを特徴とする、請求項1
記載の洗浄用組成物。 - 【請求項3】 アスパラギン酸又はグルタミン酸タイプ
のアミノ酸のポリマー又はコポリマーを含むことを特徴
とする、請求項1又は2記載の洗浄用組成物。 - 【請求項4】 非水溶性無機塩がカルシウム又はマグネ
シウム塩であることを特徴とする、請求項1〜3のいず
れかに記載の洗浄用組成物。 - 【請求項5】 混合塩がNa/Ca塩であることを特徴
とする、請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄用組成
物。 - 【請求項6】 実質的に非吸湿性のポリカルボン酸ポリ
マーがポリアスパラギン酸カルシウムであることを特徴
とする、請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄用組成
物。 - 【請求項7】 ポリマーが洗浄用組成物の0.2〜80
重量%を占めることを特徴とする、請求項1〜6のいず
れかに記載の洗浄用組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR93-00776 | 1993-01-27 | ||
FR9300776A FR2700775B1 (fr) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | Composition détergente solide contenant au moins un polymère polycarboxylique biodégradable et non hygroscopique. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748596A JPH0748596A (ja) | 1995-02-21 |
JP2594882B2 true JP2594882B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=9443383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6023570A Expired - Fee Related JP2594882B2 (ja) | 1993-01-27 | 1994-01-27 | 生物分解性の非吸湿性ポリカルボン酸ポリマー少なくとも1種を含有する固体状洗浄用組成物 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5520842A (ja) |
EP (1) | EP0609121B1 (ja) |
JP (1) | JP2594882B2 (ja) |
AT (1) | ATE196499T1 (ja) |
AU (1) | AU668001B2 (ja) |
BR (1) | BR9400369A (ja) |
CA (1) | CA2114382C (ja) |
DE (1) | DE69425915T2 (ja) |
ES (1) | ES2152296T3 (ja) |
FR (1) | FR2700775B1 (ja) |
NZ (1) | NZ250756A (ja) |
PT (1) | PT609121E (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5756447A (en) * | 1992-12-24 | 1998-05-26 | The Procter & Gamble Company | Dispensing agent |
US5902782A (en) * | 1995-01-20 | 1999-05-11 | Procter & Gamble Company | Detergent compositions comprising stabilised polyamino acid compounds |
DE19526089A1 (de) * | 1995-07-18 | 1997-01-23 | Bayer Ag | Waschverfahren mit Polycarbonsäuresalzen |
FR2774311B1 (fr) * | 1998-02-02 | 2000-03-17 | Rhodia Chimie Sa | Granules dispersables dans l'eau comprenant une matiere active hydrophobe |
KR100347752B1 (ko) * | 2000-01-25 | 2002-08-09 | 주식회사 하이닉스반도체 | 이동통신 시스템에서 객관적 음질 평가 장치 및 그 방법 |
DE10027624A1 (de) * | 2000-06-02 | 2001-12-06 | Zschimmer & Schwarz Mohsdorf G | Verfahren zur Nachreinigung von gefärbten oder bedruckten polyesterhaltigen textilen Produkten und Mischung zur Durchführung des Verfahrens |
DE202013001148U1 (de) * | 2013-02-06 | 2014-05-07 | Wetrok Ag | Reinigungsmittel |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1064417A (en) * | 1963-12-09 | 1967-04-05 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Process for the preparation of copolypeptides |
GB1432137A (en) * | 1972-06-13 | 1976-04-14 | Chem Y | Detergent compositions |
US3846380A (en) * | 1972-10-31 | 1974-11-05 | M Teranishi | Polyamino acid derivatives and compositions containing same |
AU551482B2 (en) * | 1981-01-14 | 1986-05-01 | Unilever Plc | Fabric washing process |
US4749512A (en) * | 1984-04-09 | 1988-06-07 | Colgate-Palmolive Company | Liquid laundry detergent composition |
US4622173A (en) * | 1984-12-31 | 1986-11-11 | Colgate-Palmolive Co. | Non-aqueous liquid laundry detergents containing three surfactants including a polycarboxylic acid ester of a non-ionic |
NL8502587A (nl) * | 1985-09-20 | 1987-04-16 | Chem Y | Werkwijze ter bereiding van oxyethyleengroepen en carboxymethylgroepen of zouten daarvan bevattende, capillairactieve produkten, alsmede de zo verkregen produkten en hun toepassing. |
DE3626672A1 (de) * | 1986-08-07 | 1988-02-11 | Bayer Ag | Polyasparaginamidsaeure |
IT1240684B (it) * | 1990-04-26 | 1993-12-17 | Tecnopart Srl | Poliamminoacidi quali builders per formulazioni detergenti |
US5328690A (en) * | 1991-02-21 | 1994-07-12 | University Of South Alabama | Polyamino acid dispersants |
US5284512A (en) * | 1991-03-06 | 1994-02-08 | Donlar Corporation | Polyaspartic acid and its salts for dispersing suspended solids |
US5116513A (en) * | 1991-03-19 | 1992-05-26 | Donlar Corporation | Polyaspartic acid as a calcium sulfate and a barium sulfate inhibitor |
US5152902A (en) * | 1991-03-19 | 1992-10-06 | Donlar Corporation | Polyaspartic acid as a calcium carbonate and a calcium phosphate inhibitor |
FR2675153B1 (fr) * | 1991-04-15 | 1994-07-22 | Rhone Poulenc Chimie | Composition detergente contenant un biopolymere polyimide hydrolysable en milieu lessiviel. |
EP0561452A1 (en) * | 1992-03-20 | 1993-09-22 | Unilever N.V. | Machine dishwashing composition containing polyaminoacids as builders |
US5306429A (en) * | 1992-10-29 | 1994-04-26 | Srchem, Incorporated | Copolymers of polyamino acids as scale inhibition agents |
-
1993
- 1993-01-27 FR FR9300776A patent/FR2700775B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-24 EP EP94400134A patent/EP0609121B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-24 AT AT94400134T patent/ATE196499T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-01-24 PT PT94400134T patent/PT609121E/pt unknown
- 1994-01-24 ES ES94400134T patent/ES2152296T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-24 DE DE69425915T patent/DE69425915T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-25 AU AU53992/94A patent/AU668001B2/en not_active Ceased
- 1994-01-26 NZ NZ250756A patent/NZ250756A/en unknown
- 1994-01-27 JP JP6023570A patent/JP2594882B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-27 US US08/187,063 patent/US5520842A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-27 BR BR9400369A patent/BR9400369A/pt not_active Application Discontinuation
- 1994-01-27 CA CA002114382A patent/CA2114382C/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69425915T2 (de) | 2001-04-19 |
AU668001B2 (en) | 1996-04-18 |
PT609121E (pt) | 2001-03-30 |
ATE196499T1 (de) | 2000-10-15 |
DE69425915D1 (de) | 2000-10-26 |
ES2152296T3 (es) | 2001-02-01 |
CA2114382A1 (fr) | 1994-07-28 |
CA2114382C (fr) | 2001-07-03 |
JPH0748596A (ja) | 1995-02-21 |
EP0609121A1 (fr) | 1994-08-03 |
US5520842A (en) | 1996-05-28 |
BR9400369A (pt) | 1994-08-16 |
AU5399294A (en) | 1994-08-04 |
FR2700775B1 (fr) | 1995-03-10 |
NZ250756A (en) | 1996-03-26 |
FR2700775A1 (fr) | 1994-07-29 |
EP0609121B1 (fr) | 2000-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0454126B1 (en) | Polyaminoacids as builders for detergent formulations | |
EP0126551B1 (en) | Detergent compositions | |
CN101018849B (zh) | 用于洗碟机的含有疏水改性聚羧酸盐的洗涤剂配料 | |
US3850852A (en) | Detergent compositions containing an alkali metal carbonate | |
EA026023B1 (ru) | Композиция моющего средства, содержащая глутамин-n,n-диацетат, воду и отбеливатель | |
JPH08176593A (ja) | 繊維製品上に付着する無機系付着物を減少させる方法およびこの方法で使用する洗剤 | |
TWI438272B (zh) | 用於自動洗碗系統之降低積垢的添加劑 | |
JP2594882B2 (ja) | 生物分解性の非吸湿性ポリカルボン酸ポリマー少なくとも1種を含有する固体状洗浄用組成物 | |
JPH01146997A (ja) | 無リン洗浄漂白剤組成物 | |
JPH06299192A (ja) | 繊維材料洗浄組成物 | |
JPH0770592A (ja) | ポリイミド及びシリケートをベースにした洗浄剤組成物用予備配合物 | |
GB2109398A (en) | Detergent composition for washing fabrics | |
JPH01146996A (ja) | 無リン洗浄漂白剤組成物 | |
GB2138439A (en) | Detergent composition | |
JP3631301B2 (ja) | 洗剤ビルダー | |
JP5051827B2 (ja) | 洗剤組成物 | |
JP2908587B2 (ja) | 酸性硬表面用洗浄剤組成物 | |
JP6184024B2 (ja) | 粒状洗剤 | |
JPH05132696A (ja) | 織物付着防止のための組成物及び方法 | |
CA1197157A (en) | Detergent composition and method for its use | |
JP2586974B2 (ja) | 洗剤組成物 | |
JP2003301376A (ja) | 汚れ放出剤 | |
JPS62156200A (ja) | 油状汚物除去性能の良好な洗剤組成物 | |
JP2004059886A (ja) | 溶解性及びすすぎ性の優れた洗剤組成物 | |
JP3442019B2 (ja) | 汚れ放出剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961008 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |