JP2594494Y2 - 動弁機構の油圧制御装置 - Google Patents

動弁機構の油圧制御装置

Info

Publication number
JP2594494Y2
JP2594494Y2 JP1993070760U JP7076093U JP2594494Y2 JP 2594494 Y2 JP2594494 Y2 JP 2594494Y2 JP 1993070760 U JP1993070760 U JP 1993070760U JP 7076093 U JP7076093 U JP 7076093U JP 2594494 Y2 JP2594494 Y2 JP 2594494Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hydraulic
spool valve
valve body
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993070760U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0742400U (ja
Inventor
正二 盛田
幸夫 山川
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
Priority to JP1993070760U priority Critical patent/JP2594494Y2/ja
Publication of JPH0742400U publication Critical patent/JPH0742400U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594494Y2 publication Critical patent/JP2594494Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、動弁機構の油圧制御装
置に関し、詳しくは、エンジンの運転状態に応じて吸気
弁や排気弁の作動態様を可変にする油圧切換機構を具え
た動弁機構の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、低中速運転時の高トルク特性
と高速運転時の出力向上とを両立させる目的で、運転状
態に応じて吸気弁または排気弁のバルブリフト特性を異
ならせるようにするために吸排気のタイミングあるいは
吸排気量を制御するようにした動弁機構の油圧制御装置
が知られており、例えば、実開平2−24009号公報
に開示されているものがある。
【0003】このものは、ロッカシャフトに吸排気弁の
開閉動作にかかわる複数のロッカアームを支承させると
共に、これらのロッカアームに機関の運転状態に応じて
連結・連結解除状態に切換可能な油圧式連結切換機構を
設け、この切換機構に一端がばね力により付勢されるス
プール弁体を内装し、またその内装ハウジングに、スプ
ール弁体の他端が隣接する作動油圧室に連通し、シリン
ダヘッドの上部に向けて開口するリークジェットを穿設
する構成となっている。すなわち、このような構成によ
り、閉弁作動時に、作動油圧室の油圧をリークジェット
によりシリンダヘッド側に逃すようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、スプール弁体を内装した切換弁がシリンダヘ
ッドの端面に取付けられ、スプール弁体の一方の端面に
作用する油圧によって切換弁を開弁させ、また、ばねの
ばね力によって閉弁させるように構成される一方、作動
油圧室をシリンダヘッドに連通させるリークジェットと
開弁時にオイルを逃すために設けらればね室とシリンダ
ヘッドとを連通されるドレン通路とが個別に設けられて
いるために、切換弁ハウジングの加工工数がそれだけ多
くかかり、また、オイル通路が複雑となり、装置自体の
大型化を招く。
【0005】本考案の目的は、上述したような従来の問
題に着目し、その解決を図るべく、加工工数の低減と共
に装置のコンパクト化,軽量化を図り、特に作動速度を
高めて応答性の向上に貢献できる動弁機構の油圧制御装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による動弁機構の
油圧制御装置は、内燃機関の運転状態に応じて機関弁の
作動態様を切換える手段として、ハウジング内に摺動可
能に保持されて油圧により付勢されるスプール弁体を有
する動弁機構の油圧制御装置において、前記ハウジング
に設けられて前記スプール弁体を付勢させるための油圧
が供給される受圧室と、前記ハウジングに設けられて前
記スプール弁体の非付勢時に前記油圧を逃すためのドレ
ン通路と、前記スプール弁体に設けられて前記ドレン通
路に一端側が連通する連通路と、前記スプール弁体に設
けられて前記連通路の他端側に連通すると共に前記ドレ
ン通路に連通可能な細孔と、前記ハウジングに設けられ
て前記受圧室に供給される油圧による前記スプール弁体
の一方の摺動端を規定するプラグ部材とを具え、前記細
孔は前記プラグ部材に当接する前記スプール弁体の一端
面に開口していることを特徴とするものである。この場
合、受圧室側からドレン通路側への油の流通を許容する
逆止め弁を細孔に設けるようにしてもよい。
【0007】
【作用】本考案によると、機関の運転状態が低速から高
速になる場合、機関弁の作動態様を切換えるためにハウ
ジングの受圧室に油圧が供給され、スプール弁体をプラ
グ部材側に付勢し、スプール弁体の一端面がプラグ部材
に当接して細孔が塞がれる結果、受圧室とドレン通路と
の連通状態がしゃ断される。逆に、機関の運転状態が高
速から低速に移行する場合、ハウジングの受圧室に油圧
が供給されず、スプール弁体の一端面がプラグ部材から
引き離される結果、受圧室とドレン通路とが細孔および
連通路を介して連通状態となり、受圧室内の油がドレン
通路から排出される。また、細孔に逆止め弁を組み込ん
だ場合には、ドレン通路側から受圧室側への油の逆流が
確実に防止される。
【0008】
【実施例】以下に、図面に基づいて本考案の実施例を具
体的に説明する。
【0009】図1〜図6は本考案の一実施例を示す。
【0010】なお、本例は1つの気筒について同一の機
能を有する2つの弁(吸気弁,排気弁のいずれでも良
く、図示のものは吸気弁とする)を備えたエンジンに対
して本考案を適用した場合の実施例を示している。すな
わち、図2に示すように各気筒には2つの吸気弁2に対
応した単一のメインロッカアーム1が設けられていて、
メインロッカアーム1の基端は、各気筒に共通な中空の
メインロッカシャフト3を介して不図示のシリンダヘッ
ドに揺動自在に支持されており、メインロッカアーム1
の二股の各先端部1Aは吸気弁2のステム頂部に当接す
る。
【0011】メインロッカアーム1は平面視においてほ
ぼ二股状に形成され、メインロッカアーム1の二股に形
成されたそれぞれの腕部1E,1Eほぼ中央には、低速
のカムフォロア4が設けられている。
【0012】5はメインロッカアーム1の二股に形成さ
れた股部上方に支持軸6によって揺動自在に支持される
サブロッカアームであり、7はサブロッカアーム5の端
部上面に設けた高速カムフォロアである。なお、高速カ
ムフォロア7と2つの低速カムフォロア4とは図1〜図
3に示すようにカム軸8の方向に配列されている。9お
よび10はカム軸8と一体に形成された高速カムおよび
低速カムであり、上述の高速カムフォロア7および低速
カムフォロア4は、高速カム9および低速カム10にそ
れぞれ摺接することで、駆動される。
【0013】11はレバー部材であり、図1および図3
に示すようにメインロッカアーム1のレバー支持軸12
に揺動自在に支持される。図3に示す13はレバー部材
11の一方の端部に設けた係合端であり、後述するよう
にレバー部材11を回動させることにより、その係合端
13をサブロッカアーム5の係止部5Aに係合させるこ
とでサブロッカアーム5とメインロッカアーム1とを結
合状態に保ち、高速カムフォロア7を介して高速カム9
のカムプロフィールを吸気弁2に伝達させることができ
る。(高速カムフォロア7の能動状態)ついで、図3に
従い、本考案にかかる高低速切換え機構について説明し
ておく。
【0014】なお、図3の(A),(B)は低速作動状
態を、また、図3の(C)は高速作動状態をそれぞれ示
している。図3において、5Bはサブロッカアーム5に
穿設した第1プランジャ収納孔、1Bはメインロッカア
ーム1に穿設した第2プランジャ収納孔、また、図3の
(B)に示す1Cは同じくメインロッカアーム1に穿設
した第3プランジャ収納孔である。21は第1プランジ
ャ収納孔5Bに摺動自在に嵌合された第1プランジャ、
22は第1プランジャ21の先端部をメインロッカアー
ム1の突き当て部1Dに向けて偏倚させているばね、2
3は第1プランジャ21の行程を規制しているストッパ
リングである。
【0015】一方、第2プランジャ収納孔1Bにはロッ
カシャフト3の中心部に設けたオイル通路3Aからオイ
ルを導くためのオイル通路25が連通されていて、収納
孔1Bに摺動自在に保たれる第2プランジャ26を油圧
により図3の(C)に示すように突出動作させること
で、レバー部材11の係合端13をサブロッカアーム5
の係止部5Aに係合させることができる。図3の(B)
に示す27は第3プランジャ収納孔1Cに摺動自在に保
たれる第3プランジャ、28は第3プランジャ27をレ
バー部材11に設けた突起部11A(図1参照)に向け
て偏倚させているばねである。
【0016】つづいて、図3の(A)〜(C)を参照し
つつ、本実施例による高速時および低速時における動弁
動作について説明する。
【0017】いま、図3の(A),(B)に示すような
低速時の状態にあるときは、ロッカシャフト3のオイル
通路3Aを介して第2プランジャ26に油圧が供給され
ることはなく、レバー部材11は図3の(B)に示すよ
うにばね28によって偏倚される第3プランジャ27に
より時計回りに回動された位置に保たれる。かくして、
サブロッカアーム5は図3の(A)に示すようにその揺
動が許容される状態にあり、この状態で高速カム9が高
速カムフォロア7に摺接しても第1プランジャ21およ
びばね22が高速カム9のカムプロフィールを吸収する
だけで弁軸2Aには高速カム9のリフトが伝達されず、
低速カム10が低速カムフォロア4に摺接することで、
低速カム10によるリフト分だけ弁2(2S,2E)の
弁軸2Aがリフト動作する。
【0018】また、高速時には不図示の制御部により、
油圧供給手段を介してオイル通路3Aに油圧が送給さ
れ、その油圧によって第2プランジャ26が図3の
(C)に示すように第2プランジャ収納室1Bから突出
し、レバー部材11の作動端11Bに作用することで、
レバー部材11を反時計周りの方向に回動させる。なお
この場合、レバー部材11は第3プランジャ27をばね
28のばね力に抗して第3プランジャ収納孔1C内に押
し戻すように動作しつつサブロッカアーム5の係止部5
Aに係合される。
【0019】続いて、本考案にかかる動弁機構の油圧制
御装置を図5および図6を参照しつつ説明する。
【0020】図5において、30は図2に示すようにシ
リンダヘッド100の側部に取付けられ、その内部に動
弁機構の油圧制御用弁室および油路が形成されるハウジ
ングであり、主体はハウジング本体30Aとカバー部材
30Bとで構成されている。31はハウジング30の更
に外部に固定された電磁弁、32は電磁弁31に不図示
の制御回路からオン・オフ信号が供給される信号線であ
る。34はハウジング30内に穿設された円筒状の弁室
内を摺動するスプール弁、35はシリンダヘッド100
側の送油路36を介して不図示の油圧供給源側から常時
油圧が供給される第1油圧室、37はスプール弁34の
端部受圧室34Aに油圧を導くための油圧通路であり、
先に図3の説明のところで述べたように、メインロッカ
アーム1とサブロッカアーム5とを結合せず高速カム9
による揺動動作が伝達されないようにするエンジンの中
低速領域では、電磁弁31の弁体31Aにより第1油圧
室35と、油圧通路37とは図5の(A)に示すように
しゃ断されている。
【0021】なお、スプール弁34は上記の受圧室34
Aが形成されている第1弁体部34Bと、切欠34Cを
有する第2弁体部34Dと、第1弁体部34Bおよび第
2弁体部34Dより細径に形成され、その周囲部が第1
油圧室に連通する結合部34Eと、スプール弁34の駆
動時にプラグ部材38に当接するストッパ部34Fとを
有している。39は弁ばね、40は弁ばね39が収容さ
れているばね室50内のオイルをシリンダヘッド100
内の不図示のオイル溜りに戻すためのドレン通路、41
は第2油圧室、42は第2油圧室41を介してオイルを
シリンダヘッド100側のロッカシャフト3内に設けた
オイル通路3Aに導くための出口ポート、また、43は
先に述べたように第1油圧室35にオイルを導くための
入口ポートである。
【0022】またここで、スプール弁34は図6に示す
ようにその軸線に沿って受圧室34Aからストッパ部3
4Fにまで穿設された中空部34Gと、中空部34Gを
ばね室50に連通させる細孔のリークジェット孔34H
とを有している。
【0023】そこで、このように構成した動弁機構の油
圧制御装置では、エンジンが低中速領域にある場合、図
3の(A)〜(C)に示したように低速用のロッカアー
ム1によって吸排気弁を駆動させるために、第2プラン
ジャ収納室1Bに油圧が供給されず、従って、図5に示
す電磁弁31により第1油圧室35と油圧通路37とは
しゃ断されたままの状態に保たれる。よって、ハウジン
グ30の出口ポート42からシリンダヘッド100のロ
ッカシャフト3内に設けたオイル通路3Aには油圧が供
給されず、吸排気弁2S,2Eはそれぞれ低リフトで開
弁される。
【0024】また、低中速運転領域から高速運転領域に
移行すると、高速用ロッカアーム5と低速用のメインロ
ッカアーム1とを結合するために、第2プランジャ室1
B(図3参照)にオイル通路3Aから油圧を供給する必
要がある。そこで、この時には、電磁弁31が駆動され
て、図5の(B)に示すように、スプール弁34が左方
に駆動されて開弁状態となり、送油路36から入力ポー
ト43を介して第1油圧室35に導かれた油圧が更に油
圧通路37を介してスプール弁34の受圧部34Aに作
用する。従って、スプール弁体34は弁ばね39に抗し
てスプール弁体34のストッパ部34Fがプラグ38に
当接する位置まで移動し、スプール弁体34に形成され
た第2弁体34Dが出力ポート42を開口する。かくし
て、送油路36から導かれてきたオイルの油圧を出口ポ
ート42からロッカシャフト3のオイル通路3Aに導
き、ここから各気筒ごとのメインロッカアーム1に設け
た第2プランジャ収納室1B(図3参照)に油圧が供給
される。
【0025】ところで、このような油圧送給の段階で、
ばね室50に滞留していたオイルはドレン通路40を介
してシリンダヘッド側のオイル溜りに逃すことができる
ので、スプール弁34により迅速に切換動作を行わせる
ことができる。また、逆に、高速運転領域から中低速領
域に移行する場合は電磁弁31の弁体31Aが第1油圧
室35と油圧通路37との間を図5の(A)に示すよう
にしゃ断する。これによって、スプール弁34の受圧室
34Aへの油圧の送給が停止されると同時に弁ばね39
のばね力によりスプール弁34が図5の(B)の状態か
ら右方に移動する。
【0026】そして、この際、受圧部34Aおよび油圧
通路37側を満たしていたオイルは中空部34Gおよび
リークジェット34Hを介してばね室50側に逃され、
ばね室50から更にドレン通路40を介してシリンダヘ
ッド100側に排出されることになるので、高速から中
低速への移行に際してもスプール弁34に迅速な動作を
行わせることができる。なお、この場合、スプール弁3
4が中空に形成されていることで、その軽量化により上
記の迅速な動作を一層効果的に行わせることができる。
【0027】本例の場合、リークジェット34Hは図に
示すように細孔に形成されているため、低中速から高速
に移行する場合、受圧室34Aに作用する油圧をばね室
50側に殆んど逃がすことなく、迅速に切換動作を行わ
せることができるが、細孔のリークジェットに代えて、
受圧室34Aからばね室50の方向にのみ油の流通が許
容される所望の開弁圧に設定される逆止弁を設けるよう
にしてもよいことは勿論である。この場合、電磁弁31
が閉弁し、スプール弁34が弁ばね39のばね力により
図面右方向つまり高速から低中速に移行する場合の切換
動作を迅速に行わせることができる。
【0028】
【考案の効果】本考案の動弁機構の油圧制御装置による
と、スプール弁体を付勢させるための油圧が供給される
受圧室と、スプール弁体の非付勢時に油圧を逃すための
ドレン通路とをハウジングに設け、スプール弁体に設け
られてドレン通路に一端側が連通する連通路と、この連
通路の他端側に連通すると共にドレン通路に連通可能な
細孔とをスプール弁体に設け、さらに受圧室に供給され
る油圧によるスプール弁体の一方の摺動端を規定するプ
ラグ部材をハウジングに設け、細孔をプラグ部材に当接
するスプール弁体の一端面に開口させたので、ハウジン
グに形成される油路の簡略化を図って加工工数を低減さ
せることができる。しかも、スプール弁体の軽量化に伴
ってその作動速度を高めることができ、吸気弁や排気弁
の作動態様を迅速に切換えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる動弁機構の一例を示す構成図で
ある。
【図2】本考案にかかる動弁機構およびその油圧制御装
置の構成の一例を示す上面図である。
【図3】本考案にかかる弁作動装置の動作を低速時の状
態(A)および(B)と高速時の状態(C)とによって
示す説明図である。
【図4】図2のA−A線による矢視図である。
【図5】本考案による油圧制御装置の構成の一例を油圧
非供給状態(A)および油圧供給状態(B)で示す断面
図である。
【図6】図5に示す油圧制御装置の構成の詳細を油圧非
供給状態で示す断面図である。
【符号の説明】
1 メインロッカアーム(第1ロッカアーム) 1A (アーム)先端部 1B 第2プランジャ収納孔 1C 第3プランジャ収納孔 1D 突き当て部 2 (吸気)弁 3 ロッカシャフト 3A オイル通路 4 低速カムフォロア 5 サブロッカアーム(第2ロッカアーム) 5A 係止部 6 支持軸 7 高速カムフォロア 8 カム軸 9 高速カム 10 低速カム 11 レバー部材 11A 突起部 11B 作動端 12 レバー支持軸 13 係合端 21 第1プランジャ 22,28 ばね 25 オイル通路 30 ハウジング 34 スプール弁 34A 受圧室 34B 第1弁体部 34C 切欠 34D 第2弁体部 34F ストッパ部 34G 中空部 34H リークジェット 35 第1油圧室 36 送油路 37 油圧通路 40 弁ばね 50 ばね室 100 シリンダヘッド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の運転状態に応じて機関弁の作
    動態様を切換える手段として、ハウジング内に摺動可能
    に保持されて油圧により付勢されるスプール弁体を有す
    る動弁機構の油圧制御装置において、前記ハウジングに設けられて 前記スプール弁体を付勢さ
    せるための油圧が供給される受圧室と 前記ハウジングに設けられて 前記スプール弁体の非付勢
    時に前記油圧を逃すためのドレン通路と 前記スプール弁体に設けられて前記ドレン通路に一端側
    が連通する 連通路と、 前記スプール弁体に設けられて前
    記連通路の他端側に連通すると共に前記ドレン通路に連
    通可能な細孔と、 前記ハウジングに設けられて前記受圧室に供給される油
    圧による前記スプール弁体の一方の摺動端を規定するプ
    ラグ部材と を具え、前記細孔は前記プラグ部材に当接す
    る前記スプール弁体の一端面に開口している ことを特徴
    とする動弁機構の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記細孔に設けられて前記受圧室側から
    前記ドレン通路側への油の流通を許容する逆止め弁をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項1に記載の動弁機構
    の油圧制御装置。
JP1993070760U 1993-12-28 1993-12-28 動弁機構の油圧制御装置 Expired - Lifetime JP2594494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993070760U JP2594494Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 動弁機構の油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993070760U JP2594494Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 動弁機構の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0742400U JPH0742400U (ja) 1995-08-04
JP2594494Y2 true JP2594494Y2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=13440792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993070760U Expired - Lifetime JP2594494Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 動弁機構の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2594494Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0742400U (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH036801Y2 (ja)
US5960756A (en) Valve control device for an internal combustion engine
JPS63167012A (ja) 内燃機関用動弁機構の油圧回路
US5361734A (en) Valve control device for an engine
JP2594494Y2 (ja) 動弁機構の油圧制御装置
JP3195496B2 (ja) エンジンの弁作動装置
JP3577932B2 (ja) 可変動弁装置
JPS63167009A (ja) 内燃機関の動弁装置
KR100521510B1 (ko) 실린더 디액티베이션 구동을 위한 분리형 캠 샤프트 구조
JP3319846B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0233849B2 (ja)
JP3319857B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH01138309A (ja) エンジンの動弁装置
JPH0218245Y2 (ja)
JP2580207B2 (ja) エンジンの動弁装置
JPH055408A (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0212247Y2 (ja)
JPS63167010A (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0141810B2 (ja)
JPS63167008A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3274874B2 (ja) エンジンの可変バルブタイミング制御装置
JPS61175206A (ja) エンジンの弁作動装置
JPH0372812B2 (ja)
JPH0227124Y2 (ja)
JPH0351886B2 (ja)