JP2594489B2 - 液体の加熱殺菌装置 - Google Patents
液体の加熱殺菌装置Info
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- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽の湯水や工業用水
等の液体を加熱殺菌する液体の加熱殺菌装置に関するも
のである。
等の液体を加熱殺菌する液体の加熱殺菌装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、浴槽の湯水を殺菌する手法とし
て、浴槽湯水を循環させる循環管路に濾過器を設け、循
環湯水がこの濾過器を通るときにオゾンで殺菌する方法
が行われており、また、大浴場では浴槽内に塩素を入れ
て殺菌する方法が行われている。また、金型等の冷却用
工業用水も、殺菌を行わないと、金型に藻が生えるとい
う問題があり、このため、紫外線を用いて殺菌が行われ
ている。
て、浴槽湯水を循環させる循環管路に濾過器を設け、循
環湯水がこの濾過器を通るときにオゾンで殺菌する方法
が行われており、また、大浴場では浴槽内に塩素を入れ
て殺菌する方法が行われている。また、金型等の冷却用
工業用水も、殺菌を行わないと、金型に藻が生えるとい
う問題があり、このため、紫外線を用いて殺菌が行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オゾン
や塩素を用いて殺菌する手法は被処理液を通す管路がこ
れら塩素やオゾンによって腐食されるという問題があ
り、また、殺菌処理後の液体に臭気が残るという問題が
ある。
や塩素を用いて殺菌する手法は被処理液を通す管路がこ
れら塩素やオゾンによって腐食されるという問題があ
り、また、殺菌処理後の液体に臭気が残るという問題が
ある。
【0004】また、紫外線を用いて殺菌する手法は、装
置が大掛かりとなり、被処理液が循環管路を通る短時間
のうちに殺菌を行うことが難しいという問題がある。
置が大掛かりとなり、被処理液が循環管路を通る短時間
のうちに殺菌を行うことが難しいという問題がある。
【0005】本発明者は上記従来の問題点を解消するた
めに、加熱殺菌の手法を提案している。一般に、細菌
は、60℃以上の温度で死滅することが知られており、被
処理液をたとえば70℃の温度に加熱することにより短時
間で被処理液の殺菌を行うことができる。この、加熱殺
菌装置として、例えば、被処理液をボイラ等の加熱手段
に導いて殺菌し、その殺菌した液体を出側管路から元の
場所に戻す方式が考えられる。しかしながら、この方式
は、加熱殺菌後の高温の液体の熱エネルギが再利用され
ずに捨てられてしまうので、エネルギの無駄が生じ、装
置のランニングコストが高くなるという問題が生じる。
めに、加熱殺菌の手法を提案している。一般に、細菌
は、60℃以上の温度で死滅することが知られており、被
処理液をたとえば70℃の温度に加熱することにより短時
間で被処理液の殺菌を行うことができる。この、加熱殺
菌装置として、例えば、被処理液をボイラ等の加熱手段
に導いて殺菌し、その殺菌した液体を出側管路から元の
場所に戻す方式が考えられる。しかしながら、この方式
は、加熱殺菌後の高温の液体の熱エネルギが再利用され
ずに捨てられてしまうので、エネルギの無駄が生じ、装
置のランニングコストが高くなるという問題が生じる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、加熱殺菌後の液体の熱を回
収して再利用し、エネルギの無駄を省き、ランニングコ
ストの安い液体の加熱殺菌装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、加熱殺菌後の液体の熱を回
収して再利用し、エネルギの無駄を省き、ランニングコ
ストの安い液体の加熱殺菌装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、入側管路から供給されて来る被処理液を加熱殺
菌して出側管路から送出する加熱手段を備え、入側管路
の途中には出側管路の液体の熱を入側管路の液体に回収
する液型熱交換器が設けられており、この液型熱交換器
と加熱手段との間には出側管路と入側管路を連通する連
通路が設けられて、加熱手段で加熱殺菌した液体の一部
を前記液型熱交換器によって熱交換回収される前に出側
管路から連通路に分岐流入させて入側管路を通って加熱
手段に戻す循環ポンプ組み込みの循環流路が設けられて
いることを特徴として構成されている。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、入側管路から供給されて来る被処理液を加熱殺
菌して出側管路から送出する加熱手段を備え、入側管路
の途中には出側管路の液体の熱を入側管路の液体に回収
する液型熱交換器が設けられており、この液型熱交換器
と加熱手段との間には出側管路と入側管路を連通する連
通路が設けられて、加熱手段で加熱殺菌した液体の一部
を前記液型熱交換器によって熱交換回収される前に出側
管路から連通路に分岐流入させて入側管路を通って加熱
手段に戻す循環ポンプ組み込みの循環流路が設けられて
いることを特徴として構成されている。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、入側管路から供給
されてくる被処理液は加熱手段内で加熱処理により殺菌
され、殺菌後の液体は出側管路を通って液型熱交換器に
至る。ここで、出側管路の高温の液体の熱エネルギは入
側管路の低温の被処理液に奪われてエネルギの回収が行
われ、入側管路の液体は出側管路の液体とほぼ同温度に
加熱され、この液型熱交換器で加熱された被処理液は加
熱手段に供給されて殺菌される。また、加熱手段で加熱
処理された液体の一部は循環流路を通って加熱手段に流
入して繰り返し加熱殺菌されるので、殺菌の信頼性が高
められる。
されてくる被処理液は加熱手段内で加熱処理により殺菌
され、殺菌後の液体は出側管路を通って液型熱交換器に
至る。ここで、出側管路の高温の液体の熱エネルギは入
側管路の低温の被処理液に奪われてエネルギの回収が行
われ、入側管路の液体は出側管路の液体とほぼ同温度に
加熱され、この液型熱交換器で加熱された被処理液は加
熱手段に供給されて殺菌される。また、加熱手段で加熱
処理された液体の一部は循環流路を通って加熱手段に流
入して繰り返し加熱殺菌されるので、殺菌の信頼性が高
められる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明の第1の実施例の模式構成が示さ
れている。同図において、殺菌を行う加熱手段としてボ
イラ1が用いられており、このボイラ1の入口側には入
側管路2が接続されており、ボイラ1の出側には出側管
路3が接続されている。この入側管路2の入側と出側管
路3の出側は浴槽や工業用水の貯水槽等に接続される。
する。図1には本発明の第1の実施例の模式構成が示さ
れている。同図において、殺菌を行う加熱手段としてボ
イラ1が用いられており、このボイラ1の入口側には入
側管路2が接続されており、ボイラ1の出側には出側管
路3が接続されている。この入側管路2の入側と出側管
路3の出側は浴槽や工業用水の貯水槽等に接続される。
【0010】本実施例においては、入側管路2と出側管
路3の途中に液型熱交換器4が設けられている。この液
型熱交換器4は、例えば、図2に示すように、タンク5
の両端側に管路接続部6,7を設け、この管路接続部
6,7を利用してタンク5を例えば入側管路2の間に介
設し、タンク5内に出側管路3を貫通させるか、あるい
はこれとは逆にタンク5を出側管路3間に介設し、この
タンク5に入側管路2を貫通させることにより構成さ
れ、出側管路3の液体の熱は入側管路の液体に奪われて
出側管路の熱エネルギが入側管路の液体に回収されるよ
うになっている。この熱エネルギの回収をより効率よく
行うために、必要に応じ、タンク5を貫通する管にフィ
ン9が設けられる。
路3の途中に液型熱交換器4が設けられている。この液
型熱交換器4は、例えば、図2に示すように、タンク5
の両端側に管路接続部6,7を設け、この管路接続部
6,7を利用してタンク5を例えば入側管路2の間に介
設し、タンク5内に出側管路3を貫通させるか、あるい
はこれとは逆にタンク5を出側管路3間に介設し、この
タンク5に入側管路2を貫通させることにより構成さ
れ、出側管路3の液体の熱は入側管路の液体に奪われて
出側管路の熱エネルギが入側管路の液体に回収されるよ
うになっている。この熱エネルギの回収をより効率よく
行うために、必要に応じ、タンク5を貫通する管にフィ
ン9が設けられる。
【0011】この実施例によれば、入側管路2側から供
給されて来る被処理液はボイラ1で例えば70℃以上に加
熱されて殺菌される。そして、ボイラ1から出る高温の
液は液型熱交換器4を通るときに入側管路2側の被処理
液に熱を回収されて冷やされ、入側管路2側の液体は加
熱されて、入側と出側の両液はほぼ同一温度となるよう
に熱交換が行われる。このように、液型熱交換器4によ
り、入側管路2の液体が出側管路3の液体の熱エネルギ
を回収して加熱されるので、出側管路3の液体の熱は無
駄に捨てられることなく有効に活用されることとなり、
これにより、ボイラ1の燃焼エネルギをその分小さくす
ることができ、装置のランニングコストを大幅に低減す
ることが可能となる。
給されて来る被処理液はボイラ1で例えば70℃以上に加
熱されて殺菌される。そして、ボイラ1から出る高温の
液は液型熱交換器4を通るときに入側管路2側の被処理
液に熱を回収されて冷やされ、入側管路2側の液体は加
熱されて、入側と出側の両液はほぼ同一温度となるよう
に熱交換が行われる。このように、液型熱交換器4によ
り、入側管路2の液体が出側管路3の液体の熱エネルギ
を回収して加熱されるので、出側管路3の液体の熱は無
駄に捨てられることなく有効に活用されることとなり、
これにより、ボイラ1の燃焼エネルギをその分小さくす
ることができ、装置のランニングコストを大幅に低減す
ることが可能となる。
【0012】ところで、加熱手段はボイラ1以外の手段
を用いて構成でき、図3に示す加熱手段は、給湯器8と
タンク10と循環ポンプ14により形成したものである。前
記タンク10には戻り管11と循環ポンプ14と往管12とから
なる循環管路13が接続されており、往管12には給湯器8
が介設されている。この循環ポンプ14を回転駆動するこ
とにより、タンク10内に満たされた加熱源の液は戻り管
11から循環ポンプ14を経て給湯器8に至り、この給湯器
8により加熱されて例えば70℃以上の高温の湯が作り出
され、この高温の湯は往管12を経てタンク10に戻される
こととなり、タンク10内の加熱源の液の温度は常時70℃
以上の高温状態に保たれる。
を用いて構成でき、図3に示す加熱手段は、給湯器8と
タンク10と循環ポンプ14により形成したものである。前
記タンク10には戻り管11と循環ポンプ14と往管12とから
なる循環管路13が接続されており、往管12には給湯器8
が介設されている。この循環ポンプ14を回転駆動するこ
とにより、タンク10内に満たされた加熱源の液は戻り管
11から循環ポンプ14を経て給湯器8に至り、この給湯器
8により加熱されて例えば70℃以上の高温の湯が作り出
され、この高温の湯は往管12を経てタンク10に戻される
こととなり、タンク10内の加熱源の液の温度は常時70℃
以上の高温状態に保たれる。
【0013】そして、このタンク10内には入側管路2側
から出側管路3に導く加熱用管路15が配設され、入側管
路2側から供給されて来る被処理液は加熱用管路15を通
るときにタンク10内の高温の液により加熱殺菌されて出
側管路3に戻される。
から出側管路3に導く加熱用管路15が配設され、入側管
路2側から供給されて来る被処理液は加熱用管路15を通
るときにタンク10内の高温の液により加熱殺菌されて出
側管路3に戻される。
【0014】図4は被処理液を殺菌する加熱手段をヒー
トポンプ16を用いて構成した例を示したものである。こ
のヒートポンプ16は、凝縮器加熱装置18と、蒸発器熱回
収器20と、冷媒通路21と、この冷媒通路21に設けられる
コンプレッサ17および膨張弁19とを有して構成され、入
側管路2を通って供給される被処理液を凝縮器加熱装置
18を通るときに加熱殺菌するものである。このヒートポ
ンプを加熱手段として用いることにより、殺菌の加熱熱
源を小型化することが可能となるが、被処理液の加熱殺
菌を開始するときに、ヒートポンプの容量が不足すると
きには、ヒートポンプ16が定常状態に立ち上がるまで、
ヒートポンプ16の容量不足を助ける予備の加熱手段を設
けることも可能である。
トポンプ16を用いて構成した例を示したものである。こ
のヒートポンプ16は、凝縮器加熱装置18と、蒸発器熱回
収器20と、冷媒通路21と、この冷媒通路21に設けられる
コンプレッサ17および膨張弁19とを有して構成され、入
側管路2を通って供給される被処理液を凝縮器加熱装置
18を通るときに加熱殺菌するものである。このヒートポ
ンプを加熱手段として用いることにより、殺菌の加熱熱
源を小型化することが可能となるが、被処理液の加熱殺
菌を開始するときに、ヒートポンプの容量が不足すると
きには、ヒートポンプ16が定常状態に立ち上がるまで、
ヒートポンプ16の容量不足を助ける予備の加熱手段を設
けることも可能である。
【0015】本実施例では、殺菌の加熱時間を稼ぐため
に、図1に示す如く、液型熱交換器4とボイラ1との間
に、入側管路2と出側管路3を結ぶ連通路としてのバイ
パス管路22を設け、このバイパス管路22に循環ポンプ23
を介設し、このバイパス管路と液型熱交換器4との間の
入側管路2に逆止弁24を介設している。
に、図1に示す如く、液型熱交換器4とボイラ1との間
に、入側管路2と出側管路3を結ぶ連通路としてのバイ
パス管路22を設け、このバイパス管路22に循環ポンプ23
を介設し、このバイパス管路と液型熱交換器4との間の
入側管路2に逆止弁24を介設している。
【0016】このように、加熱手段から出側管路3とバ
イパス管路22と入側管路2を通って加熱手段(ボイ
ラ)に至る循環流路を形成することにより、入側管路2
から供給されて来る被処理液はボイラ1に入って加熱殺
菌され、ボイラ1の出側管路3から送出されるが、その
送出される液量の多くは、液型熱交換器4によって熱交
換回収される前に、循環ポンプ23の駆動によってバイ
パス管路22側に吸引されて再び入側管路2を通ってボ
イラ1に導かれて加熱されるようになる。この循環ポン
プ23から入側管路2を通りボイラ1を経て出側管路3
から再び循環ポンプ23に至る循環が繰り返し行われる
ことにより、被処理液の加熱時間が長くなり、被処理液
の殺菌を確実に行うことが可能となる。また、加熱時間
を長くする分だけ、殺菌の加熱温度を低くすることもで
き、これにより、ボイラ1の燃焼エネルギを小さくする
ことができ、ランニングコストをより安くすることが可
能となる。また、殺菌の加熱温度を低くしない場合には
ボイラ1から出る液体は循環流路を通って繰り返し加熱
殺菌処理されるので、液型熱交換器4に入る出側管路3
の液体温度が充分に高められ、その分、大きな熱量を入
側管路2の液体に与えることができることとなり、これ
により、ボイラ1の燃焼エネルギを小さくできる。
イパス管路22と入側管路2を通って加熱手段(ボイ
ラ)に至る循環流路を形成することにより、入側管路2
から供給されて来る被処理液はボイラ1に入って加熱殺
菌され、ボイラ1の出側管路3から送出されるが、その
送出される液量の多くは、液型熱交換器4によって熱交
換回収される前に、循環ポンプ23の駆動によってバイ
パス管路22側に吸引されて再び入側管路2を通ってボ
イラ1に導かれて加熱されるようになる。この循環ポン
プ23から入側管路2を通りボイラ1を経て出側管路3
から再び循環ポンプ23に至る循環が繰り返し行われる
ことにより、被処理液の加熱時間が長くなり、被処理液
の殺菌を確実に行うことが可能となる。また、加熱時間
を長くする分だけ、殺菌の加熱温度を低くすることもで
き、これにより、ボイラ1の燃焼エネルギを小さくする
ことができ、ランニングコストをより安くすることが可
能となる。また、殺菌の加熱温度を低くしない場合には
ボイラ1から出る液体は循環流路を通って繰り返し加熱
殺菌処理されるので、液型熱交換器4に入る出側管路3
の液体温度が充分に高められ、その分、大きな熱量を入
側管路2の液体に与えることができることとなり、これ
により、ボイラ1の燃焼エネルギを小さくできる。
【0017】図5には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例も、被処理液の加熱時間を長く
するように構成したものである。この実施例では、タン
ク10に給湯器8を組み込んだ循環管路13を接続してい
る。そしてこのタンク10に入側管路2と出側管路3を接
続している。つまり、この実施例では、タンク10は入側
管路2と出側管路3を連通する連通路として機能し、循
環管路13は給湯器8で加熱殺菌された液体の一部をタン
ク10を介して再び給湯器8に導く循環流路として機能す
る。
いる。この第2の実施例も、被処理液の加熱時間を長く
するように構成したものである。この実施例では、タン
ク10に給湯器8を組み込んだ循環管路13を接続してい
る。そしてこのタンク10に入側管路2と出側管路3を接
続している。つまり、この実施例では、タンク10は入側
管路2と出側管路3を連通する連通路として機能し、循
環管路13は給湯器8で加熱殺菌された液体の一部をタン
ク10を介して再び給湯器8に導く循環流路として機能す
る。
【0018】かかる構成により、入側管路2から供給さ
れる被処理液はタンク10内に満たされ、このタンク10内
の被処理液は循環ポンプ14を駆動することにより、給湯
器8を通して繰り返し循環され、給湯器8を通る度に繰
り返し殺菌される。そして、殺菌された液体の一部は出
側管路3を通してタンク10から送り出され、液型熱交換
器4で入側管路2側の被処理液と熱交換を行った後、浴
槽や工業用水の貯水槽に戻される。
れる被処理液はタンク10内に満たされ、このタンク10内
の被処理液は循環ポンプ14を駆動することにより、給湯
器8を通して繰り返し循環され、給湯器8を通る度に繰
り返し殺菌される。そして、殺菌された液体の一部は出
側管路3を通してタンク10から送り出され、液型熱交換
器4で入側管路2側の被処理液と熱交換を行った後、浴
槽や工業用水の貯水槽に戻される。
【0019】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施例では、加熱殺菌の加熱手段として、ボイラと給
湯器とヒートポンプを用いた例について説明したが、こ
の加熱手段は電気温水器等の他の加熱手段を用いて構成
することができる。
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施例では、加熱殺菌の加熱手段として、ボイラと給
湯器とヒートポンプを用いた例について説明したが、こ
の加熱手段は電気温水器等の他の加熱手段を用いて構成
することができる。
【0020】また、上記各実施例では被処理液として風
呂の湯水や工業用水を例にして説明したが、それ以外
に、例えば、牛乳や醤油等の食用液体の加熱殺菌や、プ
ール等の水の殺菌等、様々な分野の液体の加熱殺菌装置
に適用されるものである。また、加熱殺菌された液体は
必ずしも元の場所に戻す必要はなく、所望の場所に導く
ことができる。
呂の湯水や工業用水を例にして説明したが、それ以外
に、例えば、牛乳や醤油等の食用液体の加熱殺菌や、プ
ール等の水の殺菌等、様々な分野の液体の加熱殺菌装置
に適用されるものである。また、加熱殺菌された液体は
必ずしも元の場所に戻す必要はなく、所望の場所に導く
ことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、加熱殺菌を行う被処理液が供
給されて来る入側管路の液体と、加熱処理された高温の
液体が通る出側管路の液体とを液型熱交換器により熱交
換させるように構成したものであるから、入側管路を通
って来る被処理液は液型熱交換器を通るときに出側管路
の液体の熱を回収し、加熱されて加熱手段に入り込むの
で、その分、加熱殺菌を行う加熱手段の駆動エネルギを
小さくすることができ、加熱殺菌装置のランニングコス
トを安くすることができる。
給されて来る入側管路の液体と、加熱処理された高温の
液体が通る出側管路の液体とを液型熱交換器により熱交
換させるように構成したものであるから、入側管路を通
って来る被処理液は液型熱交換器を通るときに出側管路
の液体の熱を回収し、加熱されて加熱手段に入り込むの
で、その分、加熱殺菌を行う加熱手段の駆動エネルギを
小さくすることができ、加熱殺菌装置のランニングコス
トを安くすることができる。
【0022】また、加熱殺菌された高温の液体のエネル
ギは液型熱交換器を通る時に回収されて再利用されるの
で、装置運転の熱効率が高められ、エネルギの無駄を省
いて有効に活用することができる。さらに、液型熱交換
器と加熱手段との間に出側管路と入側管路を連通する連
通路を設けて加熱手段で加熱殺菌した液体の一部を前記
液型熱交換器によって熱交換回収される前に出側管路か
ら連通路に分岐流入させて入側管路を通って加熱手段に
戻す循環ポンプ組み込みの循環流路を設けたものである
から、加熱手段で加熱殺菌された液体の一部は循環流路
を循環して繰り返し加熱手段に入り込むので、その分、
液体の加熱時間が長くなり、殺菌を確実に行うことがで
きる。また、加熱時間が長くなる分だけ液体の殺菌加熱
温度を低くすることもでき、そうすることにより、加熱
手段の駆動エネルギをさらに小さくでき、装置のランニ
ングコストをより一層安くできる。また、殺菌の加熱温
度を低くしない場合においては、前記の如く、循環流路
を通して液体の加熱処理が繰り返し行われることで、液
型熱交換器に入る出側管路の液体温度が高められ、その
分、大きな熱量が入側管路の液体に回収されることとな
り、同様に、加熱手段の駆動エネルギを、その分、小さ
くできるという効果が得られる。さらに、前記の如く、
液型熱交換器と加熱手段との間に連通路を設けたので、
入側管路の入側からの被処理液の供給および出側管路の
出側からの殺菌処理済液の送出を中断することなく、被
処理液の一部を循環させて繰り返し加熱手段で加熱する
ことができ、加熱殺菌を確実に行うことができるととも
に、被処理液の供給と送出の中断がないので、非常に作
業効率良く液体の加熱殺菌を行うことができるという優
れた効果を奏するものである。
ギは液型熱交換器を通る時に回収されて再利用されるの
で、装置運転の熱効率が高められ、エネルギの無駄を省
いて有効に活用することができる。さらに、液型熱交換
器と加熱手段との間に出側管路と入側管路を連通する連
通路を設けて加熱手段で加熱殺菌した液体の一部を前記
液型熱交換器によって熱交換回収される前に出側管路か
ら連通路に分岐流入させて入側管路を通って加熱手段に
戻す循環ポンプ組み込みの循環流路を設けたものである
から、加熱手段で加熱殺菌された液体の一部は循環流路
を循環して繰り返し加熱手段に入り込むので、その分、
液体の加熱時間が長くなり、殺菌を確実に行うことがで
きる。また、加熱時間が長くなる分だけ液体の殺菌加熱
温度を低くすることもでき、そうすることにより、加熱
手段の駆動エネルギをさらに小さくでき、装置のランニ
ングコストをより一層安くできる。また、殺菌の加熱温
度を低くしない場合においては、前記の如く、循環流路
を通して液体の加熱処理が繰り返し行われることで、液
型熱交換器に入る出側管路の液体温度が高められ、その
分、大きな熱量が入側管路の液体に回収されることとな
り、同様に、加熱手段の駆動エネルギを、その分、小さ
くできるという効果が得られる。さらに、前記の如く、
液型熱交換器と加熱手段との間に連通路を設けたので、
入側管路の入側からの被処理液の供給および出側管路の
出側からの殺菌処理済液の送出を中断することなく、被
処理液の一部を循環させて繰り返し加熱手段で加熱する
ことができ、加熱殺菌を確実に行うことができるととも
に、被処理液の供給と送出の中断がないので、非常に作
業効率良く液体の加熱殺菌を行うことができるという優
れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る液体の加熱殺菌装置の第1の実施
例を示す模式構成図である。
例を示す模式構成図である。
【図2】本発明の各実施例に使用される液型熱交換器の
模式構成図である。
模式構成図である。
【図3】加熱殺菌装置に用いられる加熱手段の他の例を
示す模式説明図である。
示す模式説明図である。
【図4】加熱手段のさらに他の例を示す模式説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施例を示す模式構成図であ
る。
る。
1 ボイラ 2 入側管路 3 出側管路 4 液型熱交換器
Claims (1)
- 【請求項1】 入側管路から供給されて来る被処理液を
加熱殺菌して出側管路から送出する加熱手段を備え、入
側管路の途中には出側管路の液体の熱を入側管路の液体
に回収する液型熱交換器が設けられており、この液型熱
交換器と加熱手段との間には出側管路と入側管路を連通
する連通路が設けられて、加熱手段で加熱殺菌した液体
の一部を前記液型熱交換器によって熱交換回収される前
に出側管路から連通路に分岐流入させて入側管路を通っ
て加熱手段に戻す循環ポンプ組み込みの循環流路が設け
られている液体の加熱殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4141008A JP2594489B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 液体の加熱殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4141008A JP2594489B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 液体の加熱殺菌装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11036594A Division JP3184396B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 液体の加熱殺菌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305124A JPH05305124A (ja) | 1993-11-19 |
| JP2594489B2 true JP2594489B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=15282047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4141008A Expired - Fee Related JP2594489B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 液体の加熱殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594489B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2779349B1 (fr) * | 1998-06-08 | 2002-09-20 | Bruno Jean Marie Aubert | Procede de sterilisation de fluides en continu dans une canalisation et dispositif associe |
| JP2009153555A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Fujifilm Corp | 内視鏡リプロセス処理装置及び方法 |
| JP5756900B2 (ja) * | 2012-02-01 | 2015-07-29 | 国立大学法人 東京大学 | 蒸留装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61192273A (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-26 | Iwai Kikai Kogyo Kk | 殺菌条件が異なる液状製品の連続殺菌装置 |
| JPS61257139A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-14 | Oogawara Kakoki Kk | 液体の急速加熱殺菌方法とそれに使用する遠心式加熱殺菌装置 |
| SE500294C2 (sv) * | 1989-11-16 | 1994-05-30 | Gambro Ab | Sätt respektive system för beredning av en steril dialysvätska |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4141008A patent/JP2594489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05305124A (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
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