JP2594063B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2594063B2
JP2594063B2 JP62255784A JP25578487A JP2594063B2 JP 2594063 B2 JP2594063 B2 JP 2594063B2 JP 62255784 A JP62255784 A JP 62255784A JP 25578487 A JP25578487 A JP 25578487A JP 2594063 B2 JP2594063 B2 JP 2594063B2
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plate
fan
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cross flow
air
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昇平 野村
武 結城
淳 小林
茂 小野木
幹泰 進士
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はクロスフローファンを有する送風装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 クロスフローファンを用いた空気調和機の構造例とし
ては、実公昭58−48976号公報がある。
この内容は、クロスフローファンの吐出空気を案内す
るスクロール板に、このファンのブレードの連結板と対
向するよう補強用のリブを設けるようにしたものであ
る。
このようにリブをファンのブレードの連結板と対向す
る位置に設けて、リブによって送風特性が悪化しないよ
うにしていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 このような空気調和機においては、リブの前方(吐出
口側)での風速が他の部分(リブのない部分の前方)の
風速分布よりも極端に低下し、吹出口における風速分布
が均一化されず結果的に吹出口から吐出される風量が低
下する問題点があった。
本発明は吹出口における風速分布の均一化を図り、吐
出風量を増加させることを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明はクロスフローフ
ァンの吐出空気を案内するスクロール板にはこのファン
の羽根の連結用プレートとずれた位置に整流板を配置す
るようにしたものである。
(ホ) 作 用 整流板をクロスフローファンの羽根のプレートとずら
せたので、このファンから吐出された風の分布が、この
整流板によって吹出口のほぼ全体にわたって均一化され
る。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の実施例を示す分離型空気調和機の室
内ユニットの分解斜視図で、このユニット1の外装体
は、本体2と、この本体2の前面に取り付けられる外装
カバー3と、このカバー3に取り付けられる化粧板4と
から構成されている。
5は本体2内に収納されるクロスフローファン、6は
このファンを駆動するモータ、7はこのクロスフローフ
ァンの非駆動軸を受ける第1の軸受、8はこの軸受のゴ
ム製のカバーで、軸受7が取り付けられるようになって
いる。9,10はモータ6の両端の軸を受ける第2並びに第
3の軸受である。そして、この第1の軸受7を本内2の
孔11に挿入し、第2並びに第3の軸受9,10を本体2のU
字溝12に嵌合させ、この第2並びに第3の軸受9,10を軸
受押え具13で本体2に固定する。
14は室内熱交換器で、その両端15が本体2の左右の立
上り片16に固定される。17は電装箱で、電装部品(図示
せず)が収納された状態で、本体2の電装室18に装着さ
れる。
19はドレンパンで、室内熱交換器14の下方に配置され
るものである。このドレンパン19の下部には吹出枠20が
一体に成型されている。21はこの吹出枠20より前方に取
出した支持片で、水平羽根(第1図では省略した)が取
り付けられる。
外装カバー3の正面には縦方向に2個、横方向に6個
づつ合計12個の通風口22が形成されている。そして、外
装カバー3の正面と化粧板4の裏面とはエアフィルター
23挿着用のスペースが確保されるように化粧板4が外装
カバー3へ取り付けられる。この化粧板4には横長の吸
込口(第1図では省略)が設けられている。
この第1図において、30はクロスフローファン5のケ
ーシング31の一部を構成する吐出側スクロール板で、こ
の板30には弓形の整流板32が10個横方向に並べられてい
る。この10個の弓形の整流板32とクロスフローファン5
の羽根33同志を連結するプレート34との関係は第3図に
示すようになっている。すなわち、第3図は、ケーシン
グ31とクロスフローファン5との関係を示す説明図で、
10個の整流板32はいずれも隣り合うプレート34や端板35
同志の間の略中間に、すなわち、整流板32をプレート34
とずらせた位置に配置させている。ここでケーシング31
の巾寸法Aと、クロスフローファン5の巾寸法と、吹出
口36の巾寸法とは略一致させてある。
このように整流板32を配置させたことにより、吹出口
26における分速分布は第3図の吹出口26の下方に示した
ように均一化された。これは、整流板32によってファン
5のプレート34間の強い吐出流が左右に分配されたため
と考えられる。一方、ファン5のプレート34に整流板32
を一致させた例を第4図に、又整流板32そのものをスク
ロール板30に設けなかった例を第5図に夫々示す。これ
らの図から整流板32を設けなかった例では(第5図参
照)、その風速が吹出口26の両端部37で強く、他の部分
はその風速の強弱が一定していない。これに対し、ファ
ン5のプレート34と整流板32とを一致させた例では(第
4図参照)、その風速が整流板32の風下側の部分38で弱
く、その他の部分39が強くなり全体として風速分布は波
打ち状態となる。下表は上述した3例における風量、騒
音値、高周波音、ファンの回転数を示したものである。
この表から本発明によれば、ファンの回転数が他の2
例と比較して低くても風量は一番多く得られた。これは
本発明の装置における吹出口26の風速が他の2例と比較
して全体的に均一化されたためと考えられる。
第6図ないし第7図は夫々上述した3例の騒音の周波
数分析を示した図で、第6図は本発明の例、第7図は整
流板をプレートと一致させた例、第8図は整流板がない
例を示したもので、いずれの例においても高周波音は略
同一となった。
尚、上記実施例において、整流板32を更に大きくして
(第2図の一点鎖線)、この整流板32の縁をクロスフロ
ーファン5に近ずけるとより送風機特性が向上すると考
えられるが、この空気調和機の輸送時の振動によって整
流板32がクロスフローファン5に当たるおそれがあり、
実施例のような整流板32の形状とした。
(ト) 発明の効果 以上述べたように本発明は、クロスフローファンの吐
出側スクロール板にはファンの羽根のプレートとずれた
位置に整流板を設けたので、このファンから吐出される
風はケーシングの吐出口のほぼ全体にわたって均一化さ
れ全体として吐出風量を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す空気調和機の室内ユニッ
トの分解斜視図、第2図はこの室内ユニットの要部断面
図、第3図はこの室内ユニットのクロスフローファンと
整流板との関係を示す説明図、第4図、第5図は夫々従
来のクロスフローファンと整流板との関係を示す説明
図、第6図ないし第8図は夫々第3図ないし第5図で示
したクロスフローファンと整流板との関係を有する送風
装置の騒音の周波数分析を示す図である。 5……クロスフローファン、30……スクロール板、32…
…整流板、33……羽根、34……プレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野木 茂 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 進士 幹泰 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚の羽根をプレートで連結したクロス
    フローファンと、このファンの吐出空気を案内するスク
    ロール板とを備えた送風装置において、前記スクロール
    板には前記プレートとずらせた位置に整流板を設けたこ
    とを特徴とする送風装置。
JP62255784A 1987-10-09 1987-10-09 送風装置 Expired - Lifetime JP2594063B2 (ja)

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JPH0198838A JPH0198838A (ja) 1989-04-17
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