JPH0615216Y2 - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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Publication number
JPH0615216Y2
JPH0615216Y2 JP1988082445U JP8244588U JPH0615216Y2 JP H0615216 Y2 JPH0615216 Y2 JP H0615216Y2 JP 1988082445 U JP1988082445 U JP 1988082445U JP 8244588 U JP8244588 U JP 8244588U JP H0615216 Y2 JPH0615216 Y2 JP H0615216Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
drain pan
mounting member
heat exchange
exchange unit
frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988082445U
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English (en)
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JPH024123U (ja
Inventor
実 柴門
晴行 帰山
直樹 黒葛野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は熱交換器、ドレンパン、クロスフローファン等
が収納された熱交換ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 熱交換器、ドレンパン、クロスフローファン等が収納さ
れた熱交換ユニットにおいて、ドレンパンの外壁を滑ら
かな曲面形状としてクロスフローファンの舌部として用
いることが実公昭62−38166号公報に示されてい
る。このようにドレンパンの一部をクロスフローファン
の舌部として用いることにより、部品の削減を図ること
が行なわれている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このようなドレンパンにはその外壁を滑らかな曲面形状
とするために断熱材等が取り付けられている。従って、
ドレンパンの厚さが大きくなり、それにともなって熱交
換ユニットも大きくなるおそれがあった。又、このドレ
ンパンを合成樹脂で成型した場合は、成型時のゆがみや
そり等の変形が生じやすく、この変形によって舌部とク
ロスフローファンとの隙間寸法の精度が保てず、風量並
びに騒音値にバラツキが生ずるおそれが考えられる。
本考案はドレンパンをできるだけ薄くして熱交換ユニッ
トの小型化を図ると共に、このユニットに収納されるク
ロスフローファンと舌部との隙間寸法の精度を良くして
風量並びに騒音値のバラツキを減少させることを目的を
したものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は熱交換器と、この
熱交換器の下方に配置されるドレンパンと、このドレン
パンに近接するクロスフローファンとをフレームに収納
し、このクロスフローファンの舌部を有しドレンパンの
外側面をおおう板金製の取付部材を、このフレームに固
定すると共に、この取付部材には熱伝導を小さくするた
めの切り欠きを設けるようにしたものである。この切り
欠きはドレンパンに沿って複数個設けられており、又、
このドレンパンと取付部材との間には空間が設けられて
いる。
(ホ)作用 フレームとクロスフローファンと、板金製の取付部材と
を直接取り付けることにより、取付部材の舌部とクロス
フローファンとの隙間寸法の精度が良くなる。又、切り
欠きによって取付部材の熱伝導が小さく抑えられる。更
にこの取付部材でドレンパンをおおうようにしたからド
レンパンの厚さを薄くすることができる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の熱交換ユニット1(以下分離型空気調
和機の室内ユニットという)の分解斜視図である。2は
板金製のフレームで天板3と、背板4と、左支持板5
と、右支持板6と、この右支持板6の右下方に延びた下
板7とから構成され、これらの板はいずれも溶接で結合
されて、一体化されている。8はクロスフローファン
で、左支持板5の穴9から右支持板6の穴10を貫通す
るよう配置される。11は軸受で、ファン8の非駆動軸
12が挿入されて、左支持板5の左側面に固定される。
13はこのファン8を駆動するモーターで、このモータ
ー13の軸14がファン8のボス15に固定される。そ
してこのモーター13の取付片16が右支持板6の右側
面17に固定される。18は電装板で、この板のフラン
ジ片19がフレーム2の天板3並びに背板4の縁に固定
される。この電装板18の内側面には電装部品21が取
り付けられている。22は左支持板5の下部前縁(図示
せず)と右支持板6の下部前縁23とにまたがって固定
される取付部材で、後部24が前部25よりも高くなる
よう略J字状に形成されている。この後部24はクロス
フローファン8の舌部として作用する。26はドレンパ
ンでこの取付部材22に載置される。27は熱交換器
で、左右の両管板28が左並びに右支持板5,6の前辺
29に取り付けられる。30は取付部材22並びにフレ
ーム2の背板4につながる吹出部材で、風向変更装置と
しての横羽根31や縦羽根(図示せず)が組み込まれて
いる。32は、フレーム2の天板3の前方に配置された
補助天板で、その前部には下方に折れ曲がったフランジ
片33が形成されている。34は前面並びに上面に吸込
口35が設けられた吸込グリル部材で、4個並べて(第
1図では2個省略した)熱交換器27の前面に配置され
る。36は盲部材で右端の吸込グリル部材34の左方に
配置される。この吸込グリル部材34並びに盲部材26
はその上部37が補助天板32の前縁38に、下部39
が吹出部材30の垂直片40に夫々固定される。41は
エアフィルターで、吸込グリル部材34の裏側に配置さ
れる。42,43は左並びに右側面パネルで、これらパ
ネルはフレーム2に吹出部材30、吸込グリル部材3
4、盲部材39等の外装体が取り付けられた状態でこの
フレーム2に取り付けられる。
第2図は室内ユニットの要部断面図で、51はフレーム
2の背板4に貼付された断熱材、52は吹出部材30に
立てられた縦羽根で、この縦羽根52と横羽根31とを
動かすことにより、吹出口53から吐出される風の流れ
を変更できる。この吹出部材30の上には前述した略J
字状の取付部材22が配置されており、この部材はフレ
ーム2の左支持板5の下部と右支持板6の下部とにまた
がって固定されている(第1図参照)。そしてこの取付
部材22は、その後部24が前部25よりも立ち上げら
れており、この後部24をクロスフローファン8の舌部
として用いている。又、この左支持板5並びに右支持板
6にはクロスフローファン8を駆動するモーター13
や、このファンの軸受11が直接取り付けられている
(第1図参照)。このように、左並びに右支持板5,6
に舌部(後部)24を有する取付部材22と、クロスフ
ローファン8の軸受11と、このファンの駆動用モータ
ー13とを直接取り付けるようにしたので、この舌部
(後部)24とクロスフローファン8との隙間寸法aの
精度を保つことができる。この取付部材22に載置され
るドレンパン26は、合成樹脂製のドレン受け54と、
このドレン受け54の外側面に貼付された断熱材55と
から構成されておりこのドレンパン26の後端56が取
付部材22の係止部57に嵌め込まれている。そしてこ
のドレンパン26と取付部材22との間に空間60を設
けている。
第3図,第4図はこの取付部材を示すものである。58
は切り欠きで、この部材22の長さ方向(ドレンパン2
6に沿う方向)に沿って複数個設けられている。このよ
うに切り欠き58を設けたのは舌部(後部)24で冷や
された熱が前部25に伝わりにくくするためのもので、
このようにして前部25に露が発生しにくくしている。
尚、この取付部材22には第4図で示すように(第1図
ないし第3図では省略した)、その内側面から前部の外
側面にかけて断熱材59が貼付されている。
(ト)考案の効果 以上述べたように、本考案は熱交換ユニットのフレーム
となる左および右側板で舌部を有する板金製の取付部材
と、クロスフローファンとを直接支持するようにしたの
で、この舌部とファンとの隙間寸法の精度を良くして風
量並びに騒音値のバラツキを減少させることができる。
又、この取付部材に設けた切り欠きで、この取付部材の
熱伝導を小さく抑え、この取付部材の囲りの温度変化を
小さく抑え、かつドレンパンとこの取付部材との間に空
間を形成したので、ドレンパンの厚さを薄くして、熱交
換ユニットの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は熱交換
(室内)ユニットの分解斜視図、第2図は同ユニットの
縦断面図、第3図は同ユニットに組み込まれる取付部材
の要部を示す斜視図、第4図は同部材の縦断面図であ
る。 1……熱交換(室内)ユニット、2……フレーム、8…
…クロスフローファン、22……取付部材、24……舌
部(後部)、26……ドレンパン、27……熱交換器、
58……切り欠き、60……空間。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器と、この熱交換器の下方に配置さ
    れるドレンパンと、このドレンパンに近接するクロスフ
    ローファンとをフレームで支えた熱交換ユニットにおい
    て、前記ファンの舌部を有し前記ドレンパンの外側面を
    おおう板金製の取付部材を前記フレームに固定すると共
    に、この取付部材には熱伝導を小さくするための切り欠
    きを設けたことを特徴とする熱交換ユニット。
  2. 【請求項2】切り欠きをドレンパンに沿って複数個設け
    た請求項1記載の熱交換ユニット。
  3. 【請求項3】ドレンパンと取付部材との間に空間を設け
    た請求項1記載の熱交換ユニット。
JP1988082445U 1988-06-22 1988-06-22 熱交換ユニット Expired - Lifetime JPH0615216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082445U JPH0615216Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 熱交換ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082445U JPH0615216Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 熱交換ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024123U JPH024123U (ja) 1990-01-11
JPH0615216Y2 true JPH0615216Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31307198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988082445U Expired - Lifetime JPH0615216Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 熱交換ユニット

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JP (1) JPH0615216Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5540726B2 (ja) * 2010-01-25 2014-07-02 パナソニック株式会社 送風装置

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JPH024123U (ja) 1990-01-11

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